風に煽られて髪をかき上げ
傾斜約20度の坂道を登ろう

優しく広がる見慣れた景色
又独りここへ戻ってきたね

傷つくことに慣れてしまい
こころは冷めてゆくばかり



会いたい時 ...
私は、
精神的に弱い人間です。
その自覚を持っています。

立ち向かうことの
辛さから逃げたいと思うことは〜
しょっちゅうあります。

そんなときに、
人を励まし勇気づけるために ...
ひとつ

ひとり

ひみつのじかん



ふたつ

ふたり

ふんわり じかん



みっつ

みんなで

みかづきのよる


よっつ

よっぱらって ...
おっちょこちょいのあたしは―

   道を歩けばつまずいて、

   待ち合わせは早すぎて、

   座れば荷物を置き忘れ、

いっしょにいる彼に、謝ってばかりだった。

何度 ...
 相田さんの情熱には是非とも応えたいと思っていたのだが、ダーザインは入退院を繰り返すなど体調悪く、ちゃんとした文章を書くのは無理でした。今も3日間何も食べられず一日点滴を打ってきたところです。ダーザイ ...  
 
下り列車に乗る
途中
上り列車とのすれ違いのため
しばらく停車する
上り列車とすれ違うと
いつのまにか
上り列車に乗っている
同じ駅で列車を降りる
反対側のホームには
さ ...
手拭いでメダカを掬う
たちまち抜け落ちる
水のいのち
幻をおおきく育てていくには
名をとどめ
コトバをかけて
再び流れに放てばいい

明滅する蛍を追って
とうとう露草とともに
黄緑 ...
無条件に抱かれることが愛だなんて
知らなかったよ

なにかを果たせないと
たとえ子供でも
愛されないと思ってた

顔色を伺ってるって
こういうことを言うんだって
知らずに生きてたから ...
日々の職場という 
あまりに狭い宇宙の檻の 
{ルビ戯=たわ}けな猿と化している 
自分の姿を 
動物園のすべてを見渡す 
一本の高い樹に登って眺めれば 
思わず、笑ってしまうのだ。 
...

「無風を狙って、あの鳥は飛び出した
 籠から、あの人の隙を狙って、青空
 へ飛んだ。傷付いた羽根で、ぼくは
 風を感じる事が出来る。とうめいな
 翼で、とうめいな空を、感じること
 が ...
王朝の残党が夜陰に紛れて街を逃れ、立て籠もったという
断崖の頂の、この石窟の僧院
亡命政権はその後三千日にわたりここで抵抗を続けたという
過酷な環境の中、こわばった数多の命が消えたことだろう
...
 
 
上り列車の中を
下り列車が通過していく
線路脇の草むらでは
無縁仏となった墓石が
角を丸くし
魂と呼ばれるものの多くは
眠たい真昼の
些細な手違い
ひと夏を
鳴くことで生 ...
日常の道を歩むほど 
いろいろな幻影達の呼声が 
背後から 
細長い腕を伸ばして
追いかけて来る 

僕は振り返らずに、往くだろう。 
無心に腕を、振り切って。 
マッチ一本の夢を、胸 ...
思いの外に、駆け足で 
逝ってしまった友の遺影が 
ひとりの聖母に視えた時 

地上に取り残された者のように 
棺の前に立ち尽くす、喪服の僕は 
掌をそっと、胸にあてる 

絶え間無く ...
 前回の「つめたくひかる、1―江國香織『すみれの花の砂糖づけ』」(http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=201263)では、江國香織の詩における「つめたい」という ...  ・ネット詩は存在するのか
       【■批評祭参加作品■ネット詩fについて/清野無果さん】http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=100523
      ...
 批評を書く、ということは他人と自分が違うことを認めることです。僕は批評を書こうとすると絶望の淵に立たされた気持ちになります。僕はひとりなんだと途方に暮れます。誰が僕なんかの批評を求めるのだろう。
...
自分自身を型にはめようとしているのかな
知らず知らずのうちに
「ねばらない」
そんな思いに捉われてしまう

誰かにそそのかされている訳でも
強いられている訳でもないんだけどね

つまる ...
交通事故で頭がぶっとんでも
涙を流しすぎて涙腺がぶっこわれても

あの日の
君の目を
忘れることは
ないって
夜霧よ
立ち上がりなさい
朝露をくばれるのは
お前しかいない
滑り台に登り
寝転ぶスペースがないので
座って 空を眺める


オリオン座を探してみた
瞬く四角は輪郭が歪んで
中にある三連のはずの星も
つながってしまっている


耐えきれず  ...
外は{ルビ霙=みぞれ}老犬の餌に湯を混ぜる 実に面倒臭い生き物です
ミルクともヨォグルトともつかぬ雲が
蒼白い画用紙にもっさりと乗っかっているだけの空
針の匂いの突き刺さる景色はただ想像するだけで
心は常に深淵に投げ込まれてしまう ...
 ―離して

耳のツンと立った黒い子犬は
首に腕が回されるたび吠えた

 ―僕がいると
  余計に泣かしてしまうから

犬小屋が空っぽになるのを恐れ
子犬の声まで鎖をかけられていた
...
触れられたくはないという傷口を
あなたは紅く晒している
こまかく震えるそれは
風がふいても激しく痛む
泣きながら
叫びながら
それでも隠そうとはしないのだ
まるで
勲章のように胸をはり ...
  ジェームスブラウンが「俺の音楽使って面白い事しろよな」と言ったもんだから、サンプリング文化が生まれてヒップホップが大流行した、みたいな話を何処かで聞いた。生憎、ヒップホップ文化には詳しく無いので深 ... こども と ころも

どっちがかるい?

タイヤ と ダイヤ

どっちがかたい?

おとこ と おとな は まったくちがい

おんな と あんな と むこうをみてる

おんな  ...
『あやとり』
 (夜のメモ書きにそれだけが残されていた 次の日
  しばらく考えていると 絢香、トリ という言葉が浮かぶ
  去年の紅白は絢香の歌がとてもよかった 彼女を ...
凍結は純物と不純物とをろ過し
流れのうちに凝り固まった粒塵は
根を下ろした水草に溜まりをつくり
小さな凍土を作る

足のつま先をそっと浸せば
無数の細かな波紋が
ぷつぷつぷつと
干渉し ...
東京が
くちびるから
たそがれてゆく

秋口に
太陽の首を
刈りとったのは

鋭いほど
耳に残るものも
ないのだから

夜の
冷たさは
みちた春の
しずけさ

声にみ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
Dark弥鈴自由詩2*10/1/12 22:34
言葉の力籠球太郎自由詩110/1/12 22:23
へんなかぞえうた非在の虹自由詩310/1/12 22:22
創書日和「迎」 どういたしまして。逢坂桜自由詩5*10/1/12 22:05
『批評際参加作品』私が読みたい詩-実存と世界性ダーザイン散文(批評...410/1/12 21:58
すれ違い小川 葉自由詩210/1/12 21:51
引き籠り合歓木自由詩110/1/12 21:35
無条件降伏朧月自由詩4*10/1/12 21:27
猿の手紙 服部 剛自由詩110/1/12 21:14
『近づく鉄塔と廻る鳥たち』岡崎師自由詩210/1/12 21:14
僧院都志雄自由詩1*10/1/12 21:09
ひと夏たもつ自由詩1110/1/12 20:41
無心の道 服部 剛自由詩310/1/12 20:37
遺影の聖母自由詩010/1/12 19:49
【批評祭参加作品】つめたくひかる、2—江國香織『すいかの匂い ...ことこ散文(批評...1*10/1/12 19:43
【批評祭参加作品】ネット詩批評(2)相田 九龍散文(批評...2+*10/1/12 19:35
【批評祭参加作品】ネット詩批評散文(批評...3+*10/1/12 19:34
縛るひと恋月 ぴの自由詩24*10/1/12 18:54
まっしろな手首からチラリとみえる嘘而自由詩010/1/12 18:20
夜霧よかとう ゆか自由詩3*10/1/12 15:48
一月のある日伊織自由詩3*10/1/12 13:39
みぞれつむじまがり俳句2*10/1/12 12:42
実に面倒臭い生き物です仁惰国堕絵師自由詩3*10/1/12 12:33
首輪の外れるときりょう自由詩20*10/1/12 11:32
魂をさがして朧月自由詩210/1/12 11:09
【批評祭参加作品】詩だとかブログだとか日記だとか【虹村 凌】虹村 凌散文(批評...4*10/1/12 9:56
おんな と おとこ非在の虹自由詩210/1/12 6:25
正月日和 (づっとつづくといいナ)ヨルノテガム自由詩010/1/12 6:10
氷雪within自由詩8*10/1/12 4:52
_石黒自由詩210/1/12 2:47

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