白息に はしゃぐ笑顔は 何度でも 空に透かして 林檎のほっぺ


木枯らしが 染み入る午後は コーヒーを 暖房の前は 子猫専用


甘酸っぱい 君との距離を 思う日々 一緒に作ろう キンカ ...
過去を投影した珈琲
まだ熱く舌を痛める
傷となって疼けば
記憶し続け
消えない

飲み干したら溜息
共有した時間を遡る
悲しくはない
寂しくもない
傍にアナタがいない
ただそれだ ...
突然話しかけられたら 心臓が泣いてしまうでしょ
その前に止めておかなくちゃね 大丈夫一人でやれるわ

あなたはきっと私が また迷ってしまうからって言うけど
もうきっとあなたとじゃなくても  ...
送電線が影を落とし 僕の日記は閉ざされた
高熱の女子中生が 幾度目かの眠りについた

幽霊船が海に沈み やがて初めての朝が来た
老人とロリータが 手を繋ぎ東の空に堕ちる

...
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{引用=           
これは、リンゴの木の前に立っている私 ...
その石はまるで子宮のように
あの日 交わったときから
じっと守り続けた
ゆだるような潮風からも
氷点下の吹雪からも
じっと路傍で待ち続けた
ただじっと砕かれる日を
穿たれる時を
自らが ...
星を喰う獅子が落ち
彼方燃える夕刻に
寄る辺ない足取りは
今にも崩れそうな橋を想定した
白線を辿る

鼻歌が頭蓋に響いては
鞄を持って耳から逃げてゆく
使い物にならない両手で耳を塞ぐと ...
止められなくて
抑え切れなくて
この胸が常に張り裂けそうで
キミは僕の何なの、

考えるだけで
心が乱されるのは
どうして、

人格の壁を崩す力
破壊衝動破滅熾烈亀裂
試験的な感 ...
砂に埋もれていく
記憶の再構築
あなたの悲しげな瞳が
頭の片隅に

何度も巻き戻していたかった
擦りきれたテープのように
ぼやけても色褪せても
あなたの肌の感触は
鮮明に

時間 ...
部室に転がっていた雑誌の表紙は手塚治虫だった
手にとって眺めていたら
女優の田中裕子のエッセイに目がとまった
もう20年以上まえ、平成元年のことだ

エッセイの内容は
ライトアップされた東 ...
  あの日
  僕は近所の土手に立って
  透きとおる川の流れを
  じっとながめていた
  あの日
  それは午後二時ぐらいだった
  昼過ぎの太陽の
  どうしようもない明る ...
息白くずっと頭を下げている
あなたのハゲは私がつくった


海水で血液製造するために
従業員を急ぎで募集


タコの血は青いんだって静かだな
たかが生理にいつもドッキリ


牛 ...
届きやしないのに

どこまでも

上へ上へ上へ

しなやかでか細い枝先も

上へ上へ上へ

わたしの視点も

上へ上へ上へ

どこまでも


いきたい
もしもうひとつのパラレルワールドがあるのならば

その世界の僕はどういう人生を歩んでいるのだろうか

もし幸せな人生を送っているのかな

僕の人生と取っ替えっこしないかい

君が死ぬと ...
30年前に飲んだ水薬の幻


人間は人間を定義し続ける


3LDKを王の間として読書する


格言集 言霊チャージでGO


10時にジャムトースト今日の炊飯玄米3合
透き通った青の天井見つめて、
寒空の下
薄いボロボロの服を着て、
その子は寝ている。
大きく目を見開いてその子は眠っている。

チェマダンの往来の真ん中で、
一人のコッチョビが眠 ...
風が吹いて

君とのキスが水面に広がる



君とのキスは甘い

甘さの芯を追いかけると

ぼくは一本の線になってしまう



このまま消えてしまいたい


...
回転を少し止めた朝は
おだやかな
エメラルドの生地で

ひとつの心臓もない
白い砂床に
波のつぶやきを聴く

貝の肉のような
とりとめのない柔らかさに憧れ
ギリギリと角質の擦れ合う ...
 
いざという時は
やるタイプとか言って
その時やらない人は結局
いざという時になっても
やらないんだってさ
 
世の中そんなに
甘くないよ
とか言いながら
どこかで
まあ大丈夫 ...
ガモラーゼがやってきた
予言された通りやってきた
上弦の月夜霧が晴れたらやってきた
ガモラーゼがやってきた

足音が聞こえ私は飛び起きた
窓から顔を出すとガモラーゼはすぐそこだった
ニキ ...
誰もいない
誰もいないということの
その 誰かの誰かである 誰もいなくなった誰かへの
誰である 誰なんだ

街は荒れ果てていて
通りは大通りと呼ぶには
溶岩のように荒廃していた 天使 ...
無題遮光の夜

見回しても、夜は遮光の空間
日明かりの推進力は彼の地のオーロラ
犬歯に唾液映える虹の渦巻きにトドマる
蠅の羽音は次元を越えた悲鳴か私の瞬き
妄想は知れぬ運河に堆積するが、
...
冬が背中のうしろまで来ている
今夜の雨は仄かにぬるく
地上のものの体温をすべて奪う雨ではない
むしろ
ささくれ立った地表を磨き
朝が来る前に
つるりとした球体に変えようとしている
古びた ...
私が
景色を切り取って綺麗にうたおうとしている朝に
母と祖母が冷たい戦争をしていた
庭では 冬支度がすすんでいた
家の中の空気と 外の空気が
同じぐらいの温度の朝だった

無言とは
ひ ...
あなたから十秒を譲り受け
その使い道を一日をかけて思案する

可能性は枝葉となって
折り重なるように裾野まで広がり
結局いつも、空は見えないままで

時計の針は短いほど遅くなり
重なり ...
ここは最果ての地
なぜ僕らは
笑える程
傷つけあわなくてはいけないのか

ポスト・ポストモダンの夕暮れに
冷たい雨の濡れそぼる
光も影もない虚無に
まぼろしだけが透けて見える
フレデリカ、日々は
青い円筒のかたちをしている
耳栓をきつくしめて
きみのための水泳をつづける





硬質なつめたい水面にはじかれるのはよわいこころだ、よわいこころだときみが ...
表情無き声をエメラルドグリーンの
細胞と気管支震わせ響かせてる

「逆さまな答は正常の否定」と
待望の結末 見えたら飛び降りる

走り出せば今日も地は泥濘み始め

偶然のリアリティ 逆 ...
真面目。おとなしい。やさしい。賢い。成績いい。サンクチュアリ(?)。

信じられない人もいるかもしれないがこれらは学校、クラスメイトらから見た俺を形容するものである。俺自身も「違います」と言いたい ...
僕達は

光を求め

歩く

まるで虫のように…

でも僕らはバカだから

ネオンの光に騙される

まるで麻薬の様に

甘い甘い誘惑へ

誘われていく



で ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
晩秋ミツバチ短歌5*09/11/27 18:11
幕を下ろしてAKiHiC...自由詩109/11/27 17:26
空前スケッチ黒乃 桜自由詩509/11/27 16:03
阿修羅の構想セルフレーム自由詩009/11/27 15:51
りんご写真月乃助自由詩6*09/11/27 15:39
石に芽吹く花within自由詩10*09/11/27 15:16
獅子と兎、声瑠王自由詩6*09/11/27 14:47
恋心AKiHiC...自由詩109/11/27 14:44
初恋ミツバチ自由詩5*09/11/27 13:37
気持ちいっぱいあるでしょ吉岡ペペロ自由詩809/11/27 13:26
あの日草野春心自由詩109/11/27 13:20
下旬昼寝ヒルズ短歌309/11/27 12:50
笑む爺携帯写真+...109/11/27 12:41
パラレルワールドこめ自由詩1209/11/27 10:57
日常アハウ俳句309/11/27 10:38
花つばめShaka自由詩609/11/27 4:27
キッスのむこうに八男(はちお...自由詩109/11/27 1:48
貝夢想佐野権太自由詩16*09/11/27 1:02
夜に逃げて次元☆★自由詩1*09/11/27 0:47
ある夜に智哉自由詩109/11/27 0:13
アパートの隅で番田 自由詩009/11/27 0:02
無題遮光の夜瓜田タカヤ自由詩109/11/26 23:59
手を離せば銀猫自由詩10*09/11/26 23:16
食卓朧月自由詩909/11/26 22:57
カウントダウン霜天自由詩009/11/26 22:30
ポスト・ポストモダン渡辺亘自由詩109/11/26 20:47
だいすきなフレデリカねことら自由詩909/11/26 20:42
逆撫 (さかなで)邦秋自由詩1*09/11/26 20:34
鶏野郎榊 慧散文(批評...409/11/26 19:18
那散(沙龍)自由詩1*09/11/26 18:36

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加筆訂正:
「こびとの国からの招待状」/月乃助[09/11/27 5:08]
拡大図、つけました
煎じ詰めれば/八男(はちおとこ)[09/11/27 1:20]
ごめんなさい。
5.37sec.