うつわごと

歩かせて

あらあらかしこまる




(2010・12・04mixi)
3秒前のきみのいきは氷のなか

顕微鏡でのぞけば完璧な結晶

生きかえったんだね




(2010・12・03mixi)
息も乱れ、瓦礫の町を彷徨えば
徒(あど)なく見あげる空は燃えさかり、
逃奔する馬、羊、火を吹くF‐35ライトニング?
目視の肩撃ち式スティンガーに撃墜された、
――あれは有翼の機械獣。
 や ...
頭のなかは
君との
卑猥なこと
だらけで
回想
妄想
幻想
繰り返し

あのとき
あそこをこうして
弄んだり
上に乗って
腰をくねらせたり
しまりがよければ
快感突き抜け ...
浄化する現実路線

聖なる賄賂

信じて舞う

瞳を閉じて ひらひら 揺れて 恋


きらめく滴 雪は溶け 水

誰にも知られない部屋に

内側から閂を掛ける

時計の針 ...
終わりたくない昼と
始まりたくない夜が
西の空で見つめ合っているような
そんな色だった

手放したくない光と
受け入れたくない闇が
西の空でせめぎ合っているような
そんな色だった

思いがけない桃色 ...
どこかぎこちない言葉しか
出てこない気がして
まぶしい朝の光に
あわせる顔がない

ささやかであたたかい
そんな風がいいけど
おおげさすぎるしぐさみたいな
感情もてあます

青い空 ...
誰も
事が明瞭になることを望まない
夜更けに
蝋燭の灯を囲んで
妥当な食事にありつく
静かな眠りにつく毎夜ごとに
吐き出される
それが獣の吐息であっても
夢の中では人の姿をしている ...
もう何年も
目的を見出すこともなく
時間を無駄に撒き散らしてきた
あなた
ここいらで
自分自身を見つめ直してみてはいかが
非常に簡単なことです
自分の暗闇に沈んで澱を積み重ねる
...
たくさんの
たくさんの
たくさんの自分がいる

たくさんの
たくさんの絶望と希望と私
詩人でない私人の私

たくさんの
たくさんの
絶望から生まれた
たくさんの
たくさんの
...
データを
消去する
日曜の朝を
消去する
今日の日付を
消去する
空の雲の形が気に入らないので
消去する
昨日撮ったビデオから
余計な車の通過音を
消去する
ノイズを恐れて自らを ...
「天国へ行ったんだよ」
空気が凍てついた
父は泣き
母は泣き
私も泣いた

小さな体で16年がんばった
私は子猫の時チャチャと名付けた
みんなでチャチャと呼ぶと
家が明るくなると思っ ...
蛍光灯をふたつ
そっと消し
薄明かりの部屋 ひとりホットティー


天井の照明器具に
小さな電球のある{ルビ所以=ゆえん}を知る


化粧鏡に反射するオレンジ色した豆電球
その鏡が ...
曇を燃し
曇を鳴らす
無塵の街
暮れてゆく


滴の原にはじけるもの
風を風にする光
ゆうるりと倒れ 起き上がる影
うた 手のひら うた


 雨の左
  ...
早いもので
もう
師走ですなあ
スキンヘッドに眉剃った
袈裟着た師が
猛ダッシュで
次々と
どぶに落ちますわなあ

ところで、わたくし
二十歳で童貞を失ってというもの
女川を流れ ...
自分を感じた
夜のどこかに 人間を見た
人間に失望させられた
朝の来ない 夜のどこかで


携帯電話を ひとり いじっていた
ツイッターに並んだ文字
有名人はまだ中で会話させられて ...
なごやかな席で
「あのときは大変だったねえ」 と
しみじみと 目を細めて振り返る くるしみは
あなたがあなたゆえに 与えられたものであって
それは言い換えれば権利に等しいものだ
故 ...
ユトリロの白に憧れ
歩く夢
いつかの教会
枯葉ともる街


モネの庭
睡蓮よりも
ハスと呼び
シャッター切って
みたい桃色


東郷の
か弱き乙女
モノトーンの
世界で ...
ラタトゥイユ 振動を吸収する構造体
それはタイトルを持たないストーリー

いつもこの店の同じ席で夕日が沈むのを眺めている君は
少し首を傾けて眠そうな目で今日も誰かの約束を待っている
クリス ...
殴られたこともある ボロボロにされてもマオ
付き添ってくれる気持ちがあればいいのさ
俺にしてみりゃ たかが酒の上でのこと
エビーゾー so sweet

北はその後何の動きもないし
閣僚の ...
手を添えて
形を感じて
しんとした音が
まだ
残ってる

この腕はまだある
その足はまだある
ただ
あの日はもう無い
厳密に言えば全ては
移ろい
無くなってしまった
ただ
...
もうもどれないって
感じた、一度覚えて
しまった味に愛撫さ
れなければ
私という存在は消えて
しまう。

夢、幼いときから
秘かに思っていた
海中に沈んで
息をひそめてたの
大切 ...
野原にて
青々と繁る木々は
強い陽の光を遮ってくれる

川原にて
川のせせらぎは
べたつくような暑さを忘れさせてくれる

木々は青く
川は青く…


手を繋いで花を摘む
川辺 ...
青空の下

陽射しとそよ風は私を抱き

いつもの道に紅葉を敷き詰め ふと

背中を押した

失意も微笑みも同居したわたしを

おいで と呼ぶものたち

退院日、昼下がり

...
どうしたらいいかわかんなくて
脳みそがいっぱいにふくらんで
脳みそからあふれた水が
目からでたのだ
だからあれは涙じゃないのだ
きっと傷ついていられるのはまだ甘えていられるせいだ
ぼくは日記のような詩を書いた
それは語彙のない句読点のない作文でもなく詩でもないメモだった
研ぎ澄まされてはいないから宇宙には届くわけもなくて ...
 
 
木に実っていた最後の世界が
その重さに耐え切れず
落ちる
あっ、という誰かの叫びは
空気を震わせることなく
そのまま大気中へと浸透していく
店頭に並んでいた時計の化石を
少年 ...
静岡のらいぬがゆく




(2010・12・02mixi)
ビターチョコ
にきびができても
食べたいよ
そうでもしなきゃ
淋しいじゃない


コカ・コーラ
っていうよりも
イメージは
ジンジャーエール
と言われてます


マックの無 ...
日蝕がなまぬるい砂糖水に侵されていく惑星のゆめを視た
色彩のはれつした音がこなごなにな/っ/て
白昼夢をかけめぐる(ざいあくかん)におおわれる


―その音はとてもキレいだった


誰 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
詩の日阿ト理恵携帯写真+...2*10/12/4 16:28
きれいな呼吸携帯写真+...1*10/12/4 16:26
蒼い唇 ☆atsuch...自由詩12*10/12/4 15:17
。。。こころゆくま...自由詩810/12/4 14:40
◆ 黒裃 ◆北大路京介自由詩15*10/12/4 13:22
桃色時間nonya携帯写真+...18*10/12/4 11:58
雲のしっぽ朧月自由詩510/12/4 10:37
導線はいつか高梁サトル自由詩8*10/12/4 9:37
仕様書寒雪自由詩110/12/4 9:25
木枯らしwithin自由詩3*10/12/4 9:09
消去フクスケ自由詩010/12/4 8:42
悲しみが訪れた小川麻由美自由詩4*10/12/4 6:12
照明佐和自由詩610/12/4 4:12
降り来る言葉  XLIX木立 悟自由詩310/12/4 3:21
女川真山義一郎自由詩1810/12/4 3:13
今もある風景番田 自由詩110/12/4 3:08
くるしみyumeky...自由詩7*10/12/4 1:11
画に佐和短歌110/12/4 1:00
(タイトル)カワグチタケ...自由詩310/12/4 0:14
痛々しいのエビー花形新次自由詩5*10/12/4 0:13
比喩だよOz自由詩110/12/4 0:09
my daysmokomo...自由詩2*10/12/3 23:32
一 二自由詩110/12/3 23:31
おいで三田九郎自由詩210/12/3 23:23
泣いちゃったニュートン、...自由詩310/12/3 22:57
傷ついてるゲーム吉岡ペペロ自由詩310/12/3 22:57
採光たもつ自由詩710/12/3 22:53
へらへら阿ト理恵携帯写真+...2*10/12/3 21:15
食は態佐和短歌210/12/3 19:42
丁寧な死にかたusoni自由詩610/12/3 19:04

Home 戻る 最新へ 次へ
3663 3664 3665 3666 3667 3668 3669 3670 3671 3672 3673 3674 3675 3676 3677 3678 3679 3680 3681 3682 3683 3684 3685 3686 3687 3688 3689 3690 3691 3692 3693 3694 3695 3696 3697 3698 3699 3700 3701 3702 3703 
4.56sec.