君が眠っている頃に、僕は泣いてる。声を殺して。
ここはあたたかだから、心配はいらないよ。
ひとりだからわかるよ。ありがとう。だから夜は好きだ。
明日になったら平気だよ。もう大丈夫。きっと笑え ...
群青にどっぷり、ひたひたになるまで
冷やされて、ゼリー状になるまで
僕ら懲りずに傷つける
あきらめる 和解 そしてまた、
みえなくなって、また、ちか、っと、みえそうで、まばたき、みえない、ぱち、ちか、ぱち、ぱち、しずか、うるさい、しずか、しずか、だまる、とめる、しずか、しーん、せいじゃく、ちんもく、あれだれもいない、 ...
あの人は
人の母だが女神様、、、
人 ...
私は春の空を見上げた。
私は春の匂いが鼻に当たるのを感じた。
私は舞い散る花びらへ飛び込んだ。
私は夏の空を見上げた。
私は夏の日差しが瞳に当たるのを感じた。
私は木陰を歩き水を求め歩い ...
陶器の、背の高いコップに入った冷たい水道水と、銀色の大きなフォーク。
きりりと冷えた冬の水道水。すましたフォークはあやういバランスでコップにたたずむ。触れただけで指が切れてしまいそう。
丁寧に ...
知らないということしか知らない
習っていないわけではない
私のうわべを過ぎただけ
知らないということは罪なのかな
知っていればよかったのかな
知ったことで背負う
苦しみはいやだよ
...
寒い寒い凍った 夜
月も凍っている
こたつにもぐり
ここちよく酔った
あたしは
貴方の肩に
頭をもたれる
互いのキモチを確かめるように
手と手を絡め合い
貴方の手を
胸に押 ...
彼女から発せられる
ことば、旋律は
街中を彷徨う
歌声は力強く魂を揺さぶる
六〇年代ニューヨーク
カフェで行われた
ビート世代の詩の朗読会
擦り減った石畳の路地裏にあるガスライトカフ ...
窓の向こうに見える海
風に揺れる長い髪
陽だまりでまどろむ猫
白い壁は時を忘れさせ
青い空の果ては誰も知らない
閉じ込められたい あなたと二人
綺麗事はいい
この場合のいいは もういいのいいでなくて
よいの いいなのだ そういっているそばから
よくないことが起きる
私の恨みは凍らせる
君の隣があいているね 座っていいかな
...
激しくむせながらやってくる
家が悲鳴をあげる
冬空が落ちてくる
私は日本茶を二杯飲む
ヒガンバナがヒマワリを連れてくる
ムツゴロウが風を呼んで ...
きみがぼくのそばを離れてから
もうずいぶんの時間が
現れては立ち去っていったのに
未だにぼくの心は喪失感が
スコップで掘った穴を
埋められないままで
みんないつまでも悲しむ ...
萩原朔太郎、西脇順三郎の次に来るのは、わたしにとって、
鮎川信夫になります。
実はこの間に、詩史的には、プロレタリア/モダニズムの
時代が存在しているのだが、隆盛を極めたこの時代の詩人た
...
かすり傷 胸にしみる
凍える月
あいの奉仕、、巣愚、帰る(ケエル)旅なし
伊太利亜は、未来野(ミラノ)スカラ座の夜空にきらきらと、闇を照らす))
))びぃるとおぞ
ふるさとの声 ...
おれはいま
だれかを
そっと
殺したい
ともだち
ぜんぶ
川にながして
きみとおれ
今と昔で
違う町
抱えた秘密の
手品を教えて
夕暮れは
盗人だから ...
腐れた若き日取り戻したい
シーズン来りて
気だるし!
電球ぶら下げ
インスタント・ハレの日完成
近所のおばさん自慢のルージュ
お立ち台登りて
流し目披露
そんなものだよ
傷つ ...
雪が降ったので何となく家から出てみた
辺り一面にうっすらと雪が積もり
細い塀の上まで忘れられずに雪が積もっている
いくつかの足跡が切り抜かれた道を歩いていけば
太い縞模様になった道路と出くわす ...
海峡の上から荒れ狂う山を見つめていたのは私だ
また 料金所を出入りしている車たちが そこに いくつもある
この街を象徴するかのような 彩り 赤や青に塗られた
ああ 黒い鯨が 波に乗り この街へと ...
轟音の中を君と駆け抜ける刹那に見る未来のような輝き、いつだって俺は考えていた、いつだってそうだ、行きつく先は未来でありたいと―留まって同じことを繰り返しながらいかにも進化しているみたいに見 ...
道を白くさせるていどの雪が
ちいさくすうっと落ちてゆく
あれから16年
あの竹の切り口にも落ちてゆく
それはろうそくの火で瞬くまに乾いた
混乱はやんだ
喪失だけはい ...
つきたくもない嘘をついたら
ひどく消耗して眠り込んでしまいました
起きても何もする気になれず
また眠りの中に逃げ込んで
眠っても眠っても眠っても眠っても
どこにもたどり着けないのでし ...
俺がどんな言葉で話をするか君に判ってもらえるだろうか
俺の大脳皮質からウミガメの卵のようにぽろぽろとこぼれてくるものの形状が
君の感覚野にまで届くことがあるだろうか
凍えるカーテンの向こ ...
手紙の言葉を
口の中で反復しながら
月の墜ちた水を掬い上げ
砕ける欠片を喉に流し込んだ
言葉を飲み込み
生成し、消化して
闇に融ける声で囁く
掌に残る水滴
掴めない、残らな ...
心臓の音を子守唄にして
生を数えて眠るだけの毎日はもう飽きた。
今日
この町に
初めての雪が降る
昨日
君が初めて見た
その雪と同じだったらいいのに
そんなことを思いながら
一人
夜の空を見上げる
小さな雪が風に踊るよ
君
...
ブックオフの前の客引きのしましまのスーツとか
角海老ソープの前の客引きのジャージとか
よくわかんねぇけどそこらへんの人にきけば
どうやったらチンピラになれるのか答えてくれるかな
泣いて泣いて泣 ...
べつにいいよ。
あいたい
あいたい
わらっていいよ。
あいたい
あいたい
てのひら、
つまさき、
きみのそば。
クリスマスの傾斜
ある盲目の糖尿病患者は公園に捨てられた。
恐怖と我が儘と、生々しい生をぶちまけた末に、ごみのように捨てられた。
医療現場という受け皿で、あってはならない事、ではあ ...
雪の降らないこの街に
しんしんと積もっている
たくさんの出会いの中に
大きな別れが雪と共にやってくる
生き別れに死に別れ
また 雪が積もった
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
たまにある日/或る夜
ゆうと
自由詩
1
11/1/17 18:55
リキッド・アクアリウム
〃
自由詩
1
11/1/17 18:54
ちかぢか電球きれるだろう
〃
自由詩
1*
11/1/17 18:52
これは嘘だけど、職業に貴賎が無いように愛にも貴賎は無い。
TAT
短歌
2*
11/1/17 15:39
ワタシ
ジェシカ
自由詩
3
11/1/17 14:44
冷たいフォークで昼食を
shena0...
自由詩
1
11/1/17 14:18
知る
朧月
自由詩
4
11/1/17 13:09
弦月の下
森の猫
自由詩
6*
11/1/17 13:08
ガスライト
……とある蛙
自由詩
8*
11/1/17 12:41
rest.
れもん
自由詩
4
11/1/17 11:01
いいひと
朧月
自由詩
4
11/1/17 9:54
朝
草野大悟
自由詩
1*
11/1/17 9:41
ポジネガ
寒雪
自由詩
1
11/1/17 9:33
わたしが好きな詩人 ミーハー主義的雑文 3−1
るか
散文(批評...
1
11/1/17 9:29
どぶ板に挟まった、蛙(る)と
アラガイs
自由詩
4*
11/1/17 3:29
氷降る部屋
コーリャ
短歌
5
11/1/17 3:13
わっしょい神輿の行方は絶望の青春
skc
自由詩
0
11/1/17 2:24
If winter comes, …
木屋 亞万
自由詩
3*
11/1/17 2:11
キセツ
番田
自由詩
2
11/1/17 2:08
思考のシンク、そこを流れ落ちる渦巻き
ホロウ・シカ...
自由詩
1*
11/1/17 1:12
粉雪
吉岡ペペロ
自由詩
13
11/1/17 1:09
うそつきなみだ
水中原動機
自由詩
2
11/1/17 0:36
貝が夢見る明日
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
11/1/17 0:28
連詩「掴めない源」4/10
愛心
自由詩
4
11/1/17 0:01
睡眠前の発覚
梨玖
自由詩
1
11/1/16 23:29
初雪
さき
自由詩
4
11/1/16 23:29
鉄パイプ
虹村 凌
自由詩
4
11/1/16 23:13
あいたいあいたい
小鳥
自由詩
1
11/1/16 22:56
クリスマスの傾斜
田園
自由詩
2
11/1/16 22:38
冬のおもさ 〜改訂〜
ポー
自由詩
4*
11/1/16 22:30
3662
3663
3664
3665
3666
3667
3668
3669
3670
3671
3672
3673
3674
3675
3676
3677
3678
3679
3680
3681
3682
3683
3684
3685
3686
3687
3688
3689
3690
3691
3692
3693
3694
3695
3696
3697
3698
3699
3700
3701
3702
加筆訂正:
昆虫と私
/
三条麗菜
[11/1/16 23:40]
お恥ずかしいことに単語を一つ間違えてました
6.05sec.