Urge Overkillの『Girl, You'll Be a Woman Soon』
...
たかしが犬に眉書いた
りかちゃんどきっとしていたよ
たかしの実家は肉屋!
ジャングルジムから落ちた日は
吐き気でなにも言えなかった
たかしは牛乳飲んだ口でしゃべる
...
左手の薬指が赤く腫れたのは
とても気がかりだった。
ひろい花畑でパズル
800ピースと空の絵柄
ドアは部屋に続く穴であり
隠れ家であり逃げ道であり
泣き場だった気もしま ...
むちむちと張った
蜜柑に爪をたてる
とたんに
一月がしぼんでいく
抱けない身体のように蜜柑がしおれ
果汁が精液のようにべたべたとまとわりつく
たんねんに こさえた ゆきうさぎ
あなたが ふりむいてくださらないから
きょうも 赤い目の ゆきうさぎ
クリアランスな心
プチ・プライスな自我
スペシャルセール中な自分
本当に楽しいことってなんだっけ
香り高い紅茶求めて
インテリアランプ灯して
モダンなソファーで
一息ついた ...
い 色恋は風の道
ろ ロケットは落とすもの
は 恥知らず有頂天
に 妊婦忍耐 産んでも忍耐
ほ 星の数よりヘボ詩人
へ へカテ元アフロディテ
と トイレはシステムの始まり
ち 痴漢の ...
わたしは静かに絶望と出会う
ユニクロのヒートテックインナーを2枚重ねて着ても寒い 部屋で
絶望はピンク色をしていて
目が合うとすぐに 申し訳なさそうに頭を下げた
ごめんなさいね、と囁く声は ...
コンテンポラリー・アート、コミュニケーション・アートみたいなことが言われて久しいですけども、そのなかで、コミュニケーションこそがアートだ、みたいな動きが、当然大きくなってくるわけです。接しあうなか ...
届かなかったと
落ちた空 みつめて
眠りこむ 雪を
春が 起こして連れて行く
ここにも そこにも
次の夜が朝から待っている
影で隠している
風の遊び道具
石に座っていた凍り ...
「忘れるのは忘れたいからである」Freudが云うから
そう なのだろう
ヒステリー保存の法則をせんぬきしたら
愉快犯のお出ましさ
(2011・1・3mixi)
○冬日在居
メダカ動き、妻しきり歓び
めずらしや、めずらしや
と言う
正月、真冬なり、寒し、されど
外は、陽の光うるわしく
時は正午を過ぐ
しきり妻と共
何処へか出向かぬかなど談ず ...
草食系だと
もてはやされたり
馬鹿にされたり
その度に
膨らんで青空を目指したり
萎んで地面に貼りついたり
そんな僕は
サヨナラも言わずに
強制終了された恋を
いつまでも ...
じゃあ、と言って立ちあがった。帰りがけに後ろで、短く息を吸う音がした。そういう癖があることを、わたしは知っている。ずっと前から。もうひとこと言おうとして、何も言えないのだ。
それに気付いて、振り ...
一番星、と空を指差したきみ
その方向を見て
ほんとうだ、と言ったぼく
でもね、あれは嘘だったんだ
見つけられなかったんだよ
だって眼鏡の度が進んでいて
きみの指先を探すだけ ...
生産力が正義だった時代が明けた今は、360°エコと低燃費のパノラマ
笑うがいいさ、燃費の悪いポンコツを
少ないエネルギーで多くの仕事
そんな合言葉に唾を吐いてやるのさ
...
近頃どうよって悪友に尋ねられ
思わず恥骨の膨らみなんか押さえてしまう
去年は処女同然だったしね
あれって使わないと塞がっちゃうのかな
そんなことないのだろうけど
こころの窓ってやつは ...
よいやみの森の奥
ざわめきから発する声に
はだしで駆け出す
届かない
祈り
後悔を知ることのなかった
指が
刻んでしまった
ある言葉の意味
腕の傷は生々しく迫り
行方を知るはずのな ...
110103
プレート損失40ワットでは
寿命1850時間
うーむと唸りながら
真空管アンプに
電源を入れる
微かなノイズのあ ...
泣きやんだ空のゆううつ
雲のまにまに
トタン葺きの屋根屋根からとびたった
まっしろい小鳥たちのまっくろい足、足、
鎮守の丘をみあげては
向こうがわを夢見る
臥せりがちの少年の
履きつ ...
(異様な音)
触れることで繋がり、(すなわち離れ、)
空白になる背後、
ほと息を吐く。離れる。つづき。
軒先から身を離す水から
空までの道のりと。
振動の上に振動が置かれ、
...
七回目のベロベロで
昇天してしまったチミ
名前を連呼しても
意識失ったまま
唇と舌と指の連続攻撃
でも本当はホニャララを入れるのが
一番幸せ(俺はね、俺は)
自分がいかないことがあったっ ...
年が改め 日常の
また、人との関わりで
いやでも心を開いてゆく
で
改めて心を開き
また心に思うところを語り、
心に暖かな気持ちを抱き
また今年も生きて行く
で
何度でも心を ...
雑草もいなくなって
剥き出しの岩肌を
木枯らしにさらけ出して
底冷えする意地悪さに耐える
荒れ果てた大地の上に
白く化粧を施した
柔らかな新雪が
みんなで手を携えて
降り積もってい ...
autos
の、暗い
神から
分離された、半分の
もの、くだけたものが
結集して、
きみが口に
する、これは
きみの身体である、雪に
覆われた、潜み
キミは書き 続ける
日記のように
独白するように
日々のキモチを
日々の痛みを
悦びを
切なさを
あたしも
書き 続ける
この命
果てるまで
続ける
続ける ...
早朝の庭は銀世界
橙色の朝日が差し
指先にじわりと染み込みます
冷えたみかんも焼きたての餅も
いつも通りに格別です
炬燵から出るのは大変です
ここで迎えた新しい年を
分かち合いた ...
乳房に榴弾砲を仕込んだ娘が
巨悪と血みどろの闘争を繰り広げる
アクションバイオレンス超大作
俺はその原案を2週間で練り上げ
漫画家志望の友人に共作を申し出たのだが
なんかもうその手の作品はあ ...
俺はお前らが憎い
俺はこんなに不幸なのに
お前らってそこそこ幸せで
そこそこ良い暮らししてんのに
何かちょっとした失敗やトラブルで
二言目には不幸だのなんだのって
周りにそうやって言い聞か ...
きのうパパに捨てられた焼鳥弁当の
とむらいはどうしたらいいかしら
丸いっぽん残っていたつくねのぶんの
とむらいはどうしたらいいかしら
わたしはつくねのとむらいに
いったいどれだけのつくね ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
音楽はヘッドライト音楽はテールランプ
TAT
自由詩
0
11/1/4 2:00
小学生全員に屠殺場見せろ
skc
自由詩
2
11/1/4 1:55
回帰する光のブレーキ
ayano
自由詩
4*
11/1/4 1:28
蜜柑
はるな
自由詩
1
11/1/4 1:18
ゆきうさぎ
殿上 童
自由詩
21*
11/1/4 0:33
女子
skc
自由詩
3
11/1/4 0:25
大人の事情がるた
salco
自由詩
24+*
11/1/3 23:19
引越しの準備
とんぼ
自由詩
0
11/1/3 22:53
ディスコミュニケーションに関する考察
はるな
散文(批評...
1
11/1/3 22:45
捧げる
砂木
自由詩
15*
11/1/3 22:30
せんぬき
阿ト理恵
携帯写真+...
1*
11/1/3 21:54
ー冬日双詩ー
生田 稔
自由詩
10*
11/1/3 21:40
ピーターはラビットにはなれない
nonya
自由詩
19*
11/1/3 20:41
笑ってよ
小林 柳
自由詩
3
11/1/3 20:27
指先
たもつ
自由詩
4
11/1/3 19:39
高燃費悲哀動力自動車「ポンコツマン」
啓発者
自由詩
1*
11/1/3 19:35
初春のひと
恋月 ぴの
自由詩
21+*
11/1/3 18:57
トリル
石黒あきこ
自由詩
3
11/1/3 14:58
ヒートテックに花束を
あおば
自由詩
8*
11/1/3 14:29
冬の日の即興2
あまね
自由詩
12
11/1/3 13:48
秋の日
tomoak...
自由詩
2*
11/1/3 12:48
乙女チック
花形新次
自由詩
0*
11/1/3 11:19
雪だるまの心
……とある蛙
自由詩
7*
11/1/3 10:56
大地
寒雪
自由詩
3
11/1/3 9:29
きみが口にする
こもん
自由詩
6
11/1/3 9:22
続ける・・・
森の猫
自由詩
8*
11/1/3 6:24
よろこびの
nick
自由詩
1*
11/1/3 5:29
食べるラー油を浣腸するのはやめよう
セガール、ご...
自由詩
1
11/1/3 4:03
前園
〃
自由詩
6
11/1/3 3:52
つくねのとむらい
因子
自由詩
4*
11/1/3 3:42
3611
3612
3613
3614
3615
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3618
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3626
3627
3628
3629
3630
3631
3632
3633
3634
3635
3636
3637
3638
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
3649
3650
3651
加筆訂正:
バースキャナル
/
望月 ゆき
[11/1/3 20:57]
表示がおかしくなってたので修正しました。
4.54sec.