空が黄色いよ
と彼女が言う
見上げると
私たちが信じている
「いつもの青い空」が広がっている
けれど
わかる気がするのだ
今 確かに彼女の空には
黄色いカーテンが覆いかぶさっていて ...
{引用=
満月の夜には
外にでてはいけないと老婆はいう
ふらふらと外にでて
川を遡上
青い山に囲まれた
いちばん星空に近いその湖に行ってはいけないと
ゆらめ ...
ひび にげない
ひび おこたらず
ひび のり
こゑ
おしまずいとわしいことがいとしさへいとうるわしく
(2011・1・6mixi)
白い顔
淡い青
深い緑
その目は君を見てる
君は見られている
それをドコかでわかっている
それを気にしつつ
気にしない
時と場合の次第で
それにあるいは
頼る
もしくは、
...
無線紙の上
這い伸びる
黒インクの静脈は
冬ざれの様相で
ひたひたと
忍び寄る
絡み付く
{ルビ荊棘=けいきょく}の枝を
程良く剪定し
暖炉に放るのだが
パチパチと
節は爆ぜ ...
自由ってなに?
あんたそんなこと言ってるからいけないの
言わなかったらすとんと降ってくる?
くればいいなの星みたいにさ
愛ってなに?
あんたはだからだめなの
知っていた ...
うすい羽のはえた夜行バスにのって
月あかりにかがやくいくつもの雲をこえて
あいした理由も
あいされた理由も
すべてあなただったから
いつもの街角、いつものバス停
やわらかな猫の手に夜の ...
夜にさまようノマド
夢に似た旅路
くらやみの中へ
伸びていく根毛
黒髪の思い出は
満月の丸み
汲み上げられて
つきあげるよろこび
歌うことばすべてに
ひとしく炎、やどれ
こ ...
90分の時間をつくるために奔走し、
モノレールから駆け出したぼくは、
落語会へ行く前にカップラーメンをスープまで飲み込んだ上で、
会いたかった女の子と再会した。
本指名3万円で。
志 ...
財布を見つめていた
ハマの銀行(横浜銀行)にいた
わかっていたのにリラ
ドタバタしていて
そのまま持って帰ってしまった
イスタンブール帰りのリラ
リラ
スパイ ...
客電(#60、70、80代)、カットアウト
あなた 言ったわね
もう二度とお礼は言わんって
だから信じていたの
こっちから一方的に言いまくってやるって
舞台(#0)、フェードイン
...
「実数」最大公約数でも最小公倍数でも共通
項は言葉ひとつ。そして、僕らは無
限大の幻想に迷い込み、実態の無い
虚の世界で戯れる。愛を確かめ合お
うと指折り数えた ...
おまえは誰よりも強い毒になりたいんだろう
口に含まずとも触れるだけで命を焼いてしまうような
誰よりも強烈な毒薬になってみたいんだろう?
おまえの言ってることは誰でも一度は夢 ...
誰もいない部屋で
見ているのは 一体 誰なのか
私は わからない だけど 一人
風を いつも 感じている
私は自分を知る
暗闇の中で確かなものを手にする
打ち寄せる肌寒い風に
い ...
110106
・・・・・・・
・・・・・゜゜
・・
・・ぬぬ
・・・・・・・・・!
?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ...
-あれから幾年- (大袈裟)
取り合えず 大分より無事に帰還!(ヤマトか!)
丁度 1週間前に帰省した時は 声も出てね
飛行機の気圧に耳をやられて
降りてから暫く 酷い難聴か 中 ...
もしも今
自らの手で
この世からサヨナラをしたいのであれば
その前にどうか
あなたのいらないモノを
必要としている人々に捧げて下さい
全ての臓器を取り出して
...
トントントン。
どこかを叩く音がする。
トントントン。
誰かが必死に叩いてる。
トントントン。
今日もまた叩いてる。
トントントン。
昨日も叩いてた。
...
骨とそこに遺すもの
あなたの生きた証
長い長い踏破の記憶
白く焼けてなお美しい曲線と
関節の摩擦の痕
泥の河を渡り
砂埃の轍を踏み
飯盒番の友を出来上がりの声と共に失い
骨とそこに ...
*
Oh sore mi〜yo
koe ga suru
哀しみ の ジルヴァ
願いは すべて いま
この海のなかに
愛しあっ ...
髪の毛切ってもらったよ
あのね
美容師さんにね
鮮やかにね
鋏がね
戦闘機みたいにね
ブウゥン
僕の髪型格好良いぞー
キイィン
皆が僕を見てる
繁華街で
アクロバット ...
.
触れられればさらさらと崩折れる
砂岩の膚{ルビ=はだ}に打ち込まれた鉄塔の高み
風が渡ってゆく 空は日を隠し 固まった沼地
に木々の揺らぐ姿が曖昧に凍結している
.
一切の動き ...
・
夫があまり鋭く見つめるから
わたしはしだいに削れてゆく
夫と婚姻関係を結んでからのわたしは
もう余程うすっぺらくなったらしい
強く手を握られると
きしゃり と指ごと潰れるから
か ...
私は一人
考える 見えない 何かを
たたずむ私は一体誰だろう
そして 解らないけれど遠くにはいなかった
私は眠る
流れていく そして やがて私は
私の中で信じた
幻の世界を ...
『現在地発売中』の看板をみて
へえ、『現在地』売っているのか、やるな
って思ったんだけど
それはほんとは
『現在発売中』だったので
なあんだ、
いや、待てよ、 ...
愛はいろいろなものに
形を変える
ある時はチョコレート
ある時はクッキー
ある時は掌のぬくもり
ある時は手紙だったり
ある時 いつかの水曜日
あの日がぜんぶ―――
愛
だった
...
明けまして雪は降らずに暖かな陽が道に降る祝福のよに
冬の日の暖かい陽が柳の葉きいろに染めて水に浮かばす
鈴の音(ね)に猫は跳ね起き鳩は飛ぶ出社の前に神社へよれば
絵馬のな ...
目の前に、ひとつの器がある。
(天から「私」への、願いの息吹が吹いている)
世界にたった独りの、役者として
私は私の器を、充たす。
語り部は講堂内の明かりを全て、消した。
百人の聴衆は、暗闇の一点に揺れる机上
の灯を、観つめていた。(どんなに深い闇
にさえ、この蝋燭の灯は負けないのです。)
ぽっかり二つ空いていた席 ...
先頭の、早稲田のランナーが
歯を喰いしばって近づいたので
歩道で妻と旗ふる僕は
「わせだぁ〜・・・!」と、叫ぶ。
二番手の、東洋大のランナーが
汗を滲ませ走っていたので
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
遠ざかる
健
自由詩
4*
11/1/7 1:00
青い湖畔のシカ
石川敬大
自由詩
24*
11/1/7 0:04
日夜朝暮
阿ト理恵
携帯写真+...
2*
11/1/7 0:02
空を
Oz
自由詩
1
11/1/6 23:57
シロフォン・クーゲルバーン
鵜飼千代子
自由詩
18*
11/1/6 23:01
愛のカケラ
朧月
自由詩
1
11/1/6 22:33
朝の日記 2010夏
たま
自由詩
20*
11/1/6 21:36
冬の夜の即興
あまね
自由詩
13
11/1/6 21:08
姫はじめの女
はだいろ
自由詩
3
11/1/6 20:49
イスタンブール帰りのリラ
花形新次
自由詩
1*
11/1/6 20:45
さよなら、後藤さん。
緋月 衣瑠香
自由詩
7*
11/1/6 19:28
数学のみが自然の営みなのか
乱太郎
自由詩
12*
11/1/6 18:33
おまえは誰よりも強い毒になりたいんだろう
ホロウ・シカ...
自由詩
5*
11/1/6 17:29
日曜日
番田
自由詩
2+
11/1/6 13:46
烏賊の味噌焼き
あおば
自由詩
4*
11/1/6 13:14
ウイルス・トリップ
藤鈴呼
自由詩
3*
11/1/6 11:51
イノチ
ジェシカ
自由詩
4
11/1/6 11:04
トビラ
〃
短歌
0
11/1/6 10:44
骨 斎場
相差 遠波
自由詩
4*
11/1/6 10:32
sunahama(Mr yazawaに 捧ぐ 序)
アラガイs
自由詩
1*
11/1/6 9:33
アクロバット
光井 新
自由詩
0
11/1/6 9:32
結氷
Giton
自由詩
2*
11/1/6 3:53
dissimilation.
吉田ぐんじょ...
自由詩
49
11/1/6 3:25
印象
番田
自由詩
1
11/1/6 2:30
現在地発売中
お菓子
自由詩
2*
11/1/6 1:15
愛の正体
佐倉 潮
自由詩
4
11/1/6 0:39
新年短歌
うみとゆう
短歌
0
11/1/6 0:16
器
服部 剛
自由詩
3
11/1/6 0:05
夫婦の灯
〃
自由詩
1
11/1/6 0:03
箱根駅伝
〃
自由詩
4
11/1/6 0:00
3608
3609
3610
3611
3612
3613
3614
3615
3616
3617
3618
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3620
3621
3622
3623
3624
3625
3626
3627
3628
3629
3630
3631
3632
3633
3634
3635
3636
3637
3638
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
3648
4.75sec.