半月が霜で白くくもった今夜
あんまり寒いので布団が凍ってしまった
冬は反省するべきです
わたし今夜は性欲があるのに
眠らせてくれないなんて
だって夜は長いし
(これも冬のせい)
マス ...
うずくまって眠って、起き出してきたら窓越しにもう夕日が見える
窓を開けて見てみたらきっと綺麗だろう、そう思うだろう
煙草があと半分しか残っていない 吸いかけを吸う
鼻先で燃えてい ...
私は眠る
一人で 今日も 歩いた
その 夜を 出て行こう
いつまでも 私は 眠るのだ
明日のことなど 忘れたのだ
誰もいない 暗い 墓場で
凍える 体を ひとり 横たえた
言葉を ...
子供時代、うちでは元旦の料理を父がした。七草がゆは飛ばしたが、
鏡割りの日にはひび入った鏡餅を砕いて砂糖醤油味で焼いた「かちん」
や、塩をまぶした揚げ餅を作ってくれた。と言うのも、母が真っ当な料 ...
君じゃなくてもよかったなんて言いたくないけど
君しかいないわけじゃない
「君だけが好き」なんて言っちゃだめだよ
君が、好きなんだってただそれだけ言ってほしい
短い人生だね
...
Oppai
Occupy
In my mind
I mine main-chan
Maicching teacher
teachers break future
Seito hat ...
しぜんを
かんさつしたいけど
このしろいたてもののなかで
はたらいてばかりいるから
しぜんをかんさつすることは
できないとおもっていた
なのに
このしろいたてものの
な ...
阪急電車に轢かれて死にたい
京阪電車に轢かれて死にたい
南海電車に轢かれて死にた ...
スーパーで
おかずを買って
ふと足が
止まってしまう
雑誌コーナー
...
夜はどうやって夜になるのだろう
ひかりはなぜひかりなんだろう
ひとはなぜひとを好きになるのだろう
どうしてそれを愛などと呼ぶのだろう
こんなこともわからなくなっている
...
岩に囲まれた
岩が叫ぶ
陽は圧され
少し 撓む
塔よりわずかに高いところに
見えないものの軌跡が残り
何処よりも早く暮れてゆく
音けす音を撒きながら
...
居場所づくりの雪をかく
道路わきに寄せられた雪 黒くなってる
汚れてる
優しい小鳥は踏んでゆく
もう融けておしまいと
空に持ち帰るのは
だれの願いでもありません
タイヤの跡は
...
バストの谷間には
私を挟むスペースはない
というか谷間が見当たらない
そんなことを言ったなら
あなたが傷つく
ナニの楽しみ方が
マンネリ化してしまうその前に
中年夫婦は真剣に考えない ...
あなたにはさみをいれて
いかれて
飛びでて
じゃじゃじゃじゃーん
「恋は目から入るもの」
さしも見事にゆきちがい
なじりぶって遁走かたじけなく
音楽室に飾ってある巻毛男にぽあん
石にキスするようにお ...
はずれたの
きせつに
しゅわしゅわ
イノセントにさいたラベンダー
きみのよるに
しみこませる
(2011・1・7mixi)
こんな日は
当てはまらない
五七五
はみ出た気持ち
素直な数だけ
文字数に
心変わりを当てはめる
ごめんなさい
としか言えないよ
あなたとは
もう逢えないよ
ごめ ...
この三角地点の定義を持ち合わせていないから、光がクロスする辺りから眩暈が飛んで来る。この位置に私がいることを誰も望んではいないのだ。灯台への坂道は紛れもなく点だ。高さを手渡されても、私は硬直するこ ...
くだらないこと思い出しながら
透明な月を見つめていた
サランラップにつつんで息の根をとめた
かなしみのはりついた君の顔
ぼくは何になれるんだろう
...
死というものはまるで胎児だ
そこには男も女も大人も子供も関係なく
誰もがみな孕む胎児
時期はそれぞれ違うけれど
私たちは一様に死を見つける
死への意識は無理やり私たちを犯し
死という胎 ...
(ベイビー、ベイビー、こっちへおいで)。
柔らかい茶色をなでれば、いつだって安心して息ができた。
ベイビーはあかるい毛色の頭のいい大型犬で、メイロさんがどこかからもらってきた。もう子い ...
雪の上にみんな立てば
ひとりの重さの跡になる
とがったお口でなにを言うかは
厚着しているカラダの都合
さむいね
さむいね
オウム返しに君が言う
言葉がふいに温度をあげる
私の手 ...
檻の中に見た
いなかった 誰も そこには
強く吹いた 風は
思いを 私から 奪った
夜の中を 私は歩いた
遠い喫茶を 目指して 歩いた
そこには 誰かが いるはずだと
私は ...
荒野の砂塵に目を細め…
その場に立ちすくみ…
地平線を見ている君は〜
その先に何があるのか知りたくて…
そこに行くことを禁じていた掟を破り〜
君は荒野に足を踏み出した。 ...
冷蔵庫の中から
ぼそ、ぼそ、と
人の呟きが聞こえてきた
扉を開ける
男の人が一人で
魚卵の粒を数えていた
時々、合わない、と言って
また一から数え始める
冷気と暗闇の中で
...
どうせ とか
思うのやめよう
何の解決にもならない
誤魔化しも改めて行こう
宙は人工衛生のゴミだらけ
いつも誰かが後片付け
噛んだガムも吸殻もシーツも
イチバンや二番を ...
るやは火のなか 呼吸世界はふけだらけ
紐や動物たちの声がする 鳴いて転がる髪の夕食へ
いっしょうなんてなんてないさ
この背があるもの
つづみの底よ もし山の緑に色があるなら
精と代え ...
道端に人が横たわっている
居眠り運転の自動車がやってきて
定刻通りに轢き逃げしようとしている
その間にも私には守るべき家族がある
見なければ見ないことに出来たその人にも
同じくら ...
ゆたかな歓声のあと 出てくるのは出汁
悪魔でも華の色でもない 千切られた湯
手にした誰かがそれを青といい
自分にみせたから
変えられると思った
透明というまま
すばらしいちからで
...
しにたい 頭のなかで赤ん坊がさわぐ
それは子供の私でその頃は大人だ
いつか だったか
ながれてくる川が
日を浴びて赤くとけていた
御前の中の鼓動はそんなものか
つきぬけている
...
冬の夜は足が速い
電車に揺られ、書店で悩み、駅で煙草に火をつけている間に間に、
追いつかれてしまった
液晶画面はひたすらに暗い
投げかけた言葉の道しるべは、ここしかなかろうに、
ちぎれて ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
静かにしていて
とんぼ
自由詩
3
11/1/8 2:13
マドガラス
猫のひたい撫...
自由詩
1
11/1/8 2:00
寒い日の夜
番田
自由詩
3
11/1/8 1:45
おせち
salco
散文(批評...
6*
11/1/8 1:26
愛って恣意的
skc
自由詩
1
11/1/8 1:16
男子
〃
自由詩
1
11/1/8 1:09
あったそこにあった
小川 葉
自由詩
5
11/1/8 0:04
JR環状線に
TAT
自由詩
1*
11/1/7 23:07
文藝春秋 第126回芥川賞受賞作発表
〃
短歌
1*
11/1/7 22:43
夜は
吉岡ペペロ
自由詩
5
11/1/7 22:26
道の終わり
木立 悟
自由詩
3
11/1/7 22:24
風花の夜
朧月
自由詩
2
11/1/7 21:56
バストトップ
花形新次
自由詩
0*
11/1/7 20:57
きれいな眠り
阿ト理恵
自由詩
5*
11/1/7 20:00
ゆめ
〃
携帯写真+...
3*
11/1/7 20:00
嵐の前に
結川菜青
短歌
1
11/1/7 19:27
灯台
花キリン
自由詩
2*
11/1/7 19:02
サランラップ
草野春心
自由詩
2*
11/1/7 17:34
死という胎児
kawaus...
自由詩
1
11/1/7 17:23
0
はるな
散文(批評...
1
11/1/7 17:20
雪道
朧月
自由詩
3
11/1/7 12:50
あなた
番田
自由詩
2
11/1/7 9:11
彼方へ…
バスケ青春の...
自由詩
1
11/1/7 8:53
呟きの夏
たもつ
自由詩
3
11/1/7 6:55
日の出まえ
結川菜青
自由詩
3
11/1/7 5:51
しょっとかい
十二支蝶
自由詩
2
11/1/7 4:31
友達
小川 葉
自由詩
4
11/1/7 4:12
蛙
十二支蝶
自由詩
3
11/1/7 3:56
漆を浴び
〃
自由詩
3
11/1/7 3:01
足速な夜
きーろ
自由詩
2*
11/1/7 1:57
3607
3608
3609
3610
3611
3612
3613
3614
3615
3616
3617
3618
3619
3620
3621
3622
3623
3624
3625
3626
3627
3628
3629
3630
3631
3632
3633
3634
3635
3636
3637
3638
3639
3640
3641
3642
3643
3644
3645
3646
3647
加筆訂正:
さよなら、後藤さん。
/
緋月 衣瑠香
[11/1/7 21:10]
作中で使った舞台用語の解説を作者からのコメントで書きました。解説を読んで再び楽しんでいただければ嬉しいです。
5.3sec.