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三日続いた吹雪が上がり谷筋に三角の青い空
けものたちの暖かな匂いを捜しに行った
うずたかく吹き溜{ルビ=だ}まった雪はまだ乾い
て柔らかい今朝空から降りてきた天使の膚{ルビ=はだ}
...
シロカニペランラン金の盞
コンカニペランラン銀の台
いつからこの国に咲いていたのか君たち

室町の頃に記録があったというのは聞いたけど
数百年前からか

では数千年前には
数万年前には ...
飛び込みたくなるような星空
私は綺麗なものを手に入れる事はない
ぼんやり窓のこちら側で輪郭を失うだけだ
珈琲に角砂糖を溶かすようにひらがなにしてあまえていたい

うつくしいせかい あい そら すなのしろが わたしの中で代謝してゆく

しにたいとあいしあいたいのさかいめにおいてきているわたしの ...
僕は正装してそこへ向かい
ドアの前に立ったのだけど
鍵穴から嘘が見えたので
そのまま部屋を通り過ぎ
隣の部屋で服を脱いで
行きずりの女と一晩過ごし
手紙も一切残さずに
あなたのもとを去っ ...
人に頭を下げて
人が頭を下げる
自分が喜び
人が喜んでくれる。

愛なんてちっぽけな
もので無い
想いが地球を変えてゆく
誰もが幸せを願っている。

持てない俺は
助けてくれる
...
記憶と思考の距離はとても近く

まるで月と太陽のように惹かれあい

影響を与えている

重力のように

忘れたい記憶は忘れられるのかな?

一つを忘れるたびに 忘れようとするたびに ...
その日幾度めかの冬がやって来て
バスに乗り遅れたわたしは烈しく吹きつける雪のなか
ケモノのたちのあたたかな匂いを消し去り
純白の告白を求めてひとりさまよい歩くのでありました 。


...
あなというあな
ささやきあいつながらない
他という他
なかというなか
すくいあえないたよりなく
よくというよくがうようようやく
なかよくなく。
月のしたに金星がきてる

ぼくらは夏を思い出す

満月と金星の饗宴に

招かれていたのは

なぜにぼくらだけだった

風邪ひくなよ、冬の窓にはカーテンしろよな!

オレだけにこ ...
静かに静かに
忍び寄るわたしの足音は
獲物を仕留めるライオンの響きよ
アイムウォッチングユー
アイムウォッチングユー
いつまでも
どこまでも
パンティの中の手の動きを凝視する
公園の出 ...
... 伝統の中で
裏切りから始まった20年は
三日天下のようなもの

暫く触らずほっておけば
後世に検体の価値を成す

パクリーマンは
自爆連発のネズミ花火のようで
中国の祭典かと思わされ ...
自分に負けない

ボウリング師匠からの教え

自分に負けたら何にも勝てない

忘れていた言葉を思い出させてくれた

私が私に戻るのは

私自身にかかっている

...
静かに降る雨
無音の世界

私の心は無限に拡散し
静かな無へと吸われゆく

私の胸の熱情は
昏い黒の空に呑まれ
冷たい残酷が身体を犯す

忌わしきは
鉄の教条が支配するこの世界
...
嫌いなことだけはっきり言える
なのにすきがわからない
私のすきはどこですか

朝日が当たっているところ
ほのかな温もり 愛ですか
ききたい君がいないので
私は空をあおぎます

夕日が ...
嘘を
重ねてゆくとホントウになります
嘘を
ついてゆくと少し苦しい
嘘を
つかねばならないと嘘をつきます
嘘を
つくと楽になります

ホントは嫌いだから
嘘をつくのです
ホントに ...
そこがどこであろうとも

夜風太郎は泣いている

真っ暗やみの墨汁のなか

肩寄せあう町の明かりに

夜風の吹くたびその刹那

夜風太郎は泣いている

そこがどこであろうとも
こんなに悲しい帰り道が
蛇行しながら現実までのびている

黒く長いそれを
私は切なくなりながら
ひたすら歩く
歩く

白銀の丘陵に連れていってくれた
未完成な公園に踏み固められ出来た ...
誰の言葉もなかったとき
思う私の心は 何だろうと
思いの中で 交錯する
考えている 私は
漆黒の 暗闇の中だった


はき出す思いは 無だ
虹を見たのは いつのことだったか
鎧を ...
{引用=
個人的な話だが。
あまりにも呆然としてしまったのと、書くことが弔いになるかと思って。



Iさんが亡くなってしまった。
昨日、数人で一緒にバーで飲んでいて、気分が悪くなった ...
波が打ち寄せる
冬の海岸では、夏の抜け殻が永遠のようだ
水平線の彼方に摩天楼が広がる
闇夜を切り裂くネオンの宝石箱だ

名も知らぬ一輪の花に
そよ風が吹いている
揺れるその余韻に ...
灰は「降り出す」と私を脅した
薄く淡くガーゼのように
「口を窒息させる」と私を脅した
溶け出せば
雪解け水のようになり
末端までも「窒息させる」と脅した
そんな
脅しも注意深く見れば
...
こんなにも多量の糞が出るのなら
 俺は当分死にそうにない

食当たり何を食っても粘土味
 油あげ一枚で死ぬかと思った

自転車のオカンがスロープ落ちてきて
 駐輪場で死ぬかと思った

...
一つ

 私からの 最初で最後のプレゼント

 覚えておいてよ   お願いだから



 あなたは とても  不自由だった

 あなたは 全てを   嘆いていた

 あなた ...
空は空と関係されている
分かつことのできない関係を
散り散りにして何がしたいのだか
青と紫と赤にわけたりなぞして

アフリカの太陽が
インドの太陽が
モンゴル平原の太陽が
太陽は太陽と ...
  部屋で
  死ぬ
  小さな
  しろい雨のあと



  音、
  壁を打ち
  忘れ
  透明に腐ってゆく



  君が
  待っていた
  空椅子に ...
私の 両手の平だけの
大きさでいいのです
少しわけてください
星のあたたかさを

池にうつりこんだ私の
姿なんてみたくない
後ろ影でいいから
そっと押してください

昨日が終わって ...
ほたる

記憶の町にはもう 僕の痕跡はなくなっていた
見慣れた風景を あたかも初めて見るフリをして歩いた
何を思えば良いんだろう 埋もれた記憶の中で
迷子になって歩いていた 歌でも歌いながら ...
今、話題の「声を出して読む」
大幅に脳力がUPするそうです
ひとり、ひとり、人、人
ひとりーと street
straightに日常茶飯事
街中で擦れ違う人々にもっと
もっと、呼び掛けて行けばいい
...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
雪のち晴れGiton自由詩3*11/1/12 23:35
水仙月の一月小池房枝自由詩4*11/1/12 23:34
窓の向こうにたりぽん(大...携帯写真+...411/1/12 22:53
角砂糖カワシロ短歌111/1/12 22:21
鍵穴の向こう側瑠王自由詩411/1/12 22:17
Say I'm happyペポパンプ自由詩5*11/1/12 22:11
不覚醒原理tatsuy...自由詩111/1/12 22:09
純白アラガイs携帯写真+...3*11/1/12 21:33
たよりなし阿ト理恵携帯写真+...2*11/1/12 21:15
月のしたに星吉岡ペペロ自由詩211/1/12 21:06
出歯亀の公園花形新次自由詩011/1/12 20:45
こんな時ゴクウならどうするか、、、TAT短歌011/1/12 20:30
あぁ五月蝿い鵜飼千代子自由詩4*11/1/12 19:50
あぁ 素晴らしきかなポー自由詩1*11/1/12 18:44
閉ざされた夜に一 二自由詩211/1/12 18:30
夜ぎらい朧月自由詩311/1/12 15:20
うそ自由詩111/1/12 12:47
夜風太郎は泣いている吉岡ペペロ携帯写真+...511/1/12 12:24
帰路モリー自由詩5*11/1/12 6:04
わが国番田 自由詩011/1/12 2:26
寝言は役に立たなかった。真島正人散文(批評...5*11/1/12 1:35
海岸線、野道、ベッド、夢、都会の早朝うめぜき自由詩1*11/1/12 1:22
ゴースト(無...自由詩1*11/1/12 1:05
デっど ・オあ・あらいヴ大村 浩一短歌8*11/1/12 0:54
あああああ222自由詩011/1/12 0:18
関・係 まきび自由詩011/1/12 0:14
静謐草野春心自由詩311/1/12 0:12
ひとり朧月自由詩311/1/11 23:45
ほたるitukam...自由詩111/1/11 23:12
流離いの旅人TASKE携帯写真+...111/1/11 22:33

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