死は優しい
遠い夢も
夢は夢だから
遠いところから一瞬で届いた
一通のメール
ありがとう
心の中でしか泣かないから
今、こうしてあなたが
ディスプレイの前で真っ赤な海に ...
カセットコンロが 家族の顔を照らす
真っ暗闇 手さぐりで 求め合ったぬくもり
ただ いっしょに
居られるってことだけで
こんなにも 幸せ 感じられるんだね
私たちの すべてを ためし ...
何もかもが大嫌いな時と好きなものがいっそう愛おしくなる時の繰り返しを生きている
この苦しみの世界を生きてゆける心は強いのではないよだって苦痛と快楽は隣人だから
(でもね、この世界を ...
できることをする
誰がどうだとか
誰がどうしたとか
どうでもよいこと
それどころではなく
今
できることをする
機械どもの産声を聞いた
静電気の金切り声を聞いた
真空内部のわななき
コイルの唸り声
セロトニンのうねり
超伝導
磁性の旋律
粒子の加速音
思考は人間の内部的産物
そもそも ...
象牙色の季節
その風景画の中を 汽笛を燻らして
蒸気機関車が きみの笑顔を揺らして
ほら 行くよ
音もなく上昇してくる太陽に
映画のエンド・テロップのような終わりを感じた朝
...
雪が降る
音のない洞窟に
音楽を幻視する作業員たち
雪が降る
味の素みたいだ
時がゆっくりと崩れている
時が蝕まれることだけを数えている
これ以上なにかき ...
線路には
行くか、戻るか、停まるしかなかった
生きたい
生きて欲しいし生きてて欲しいのだ
死んだら
停まるしかなくなってしまう気がする
見せつけてやろうぜ
...
出会った日と
同じように
日差しが
春の近さを知らせる
静かな午前
会社を休み
買い物に出かける二人
人並みでごった返した
駅前の東急ストア
呆れた僕がふいに
目を離した
そ ...
*
まるで
僕たちのことのような
そんな歌を聴くと
嬉しくなったり
戸惑ったり
そして君に
ただ逢いたくなるんだ
無計画のまま
何を話すかなんて
何を食べるかなんて ...
うらぎりの雲がうかぶ
青空のした
ぼくは
ぼくを問いただしていた
オマエハ ナニヲ シテイルノカ
と。
おおきな地異が
おおきな波が
きみから
大 ...
夜の帳も落ちた頃
明日の朝も早いと言うのに
目が冴えてしまって仕方がないのは
来るはずの無い貴方を待ちわびて居るからだろう
私の居る場所も知らない貴方が
私の名前すら知らない貴方が
い ...
灰色掛かったガラスの中では
巨大な恐ろしい奴らを相手に
灰かぶりの勇者が盾となって
この砦を守り切ろうと闘っている
見えない・掴めない奴らを
早く捕らえてしまえ!と
私達は勝手に気を高 ...
当の昔に枯れきった涙を
何時ぶりに流したのだろう
僕はただ人混みに巻き込まれるのが嫌いで
独りよがりだったのかもしれない
相手にされないのがやっぱりどこか寂しくて
アンダーグラウンドの世 ...
メトロノームがあっちこっちと反復するのは
規則的なリズムの繰り返しを目的としています
それをうまくたとえることは大変困難ですが
今日あなたと交わした会話を反復して思い出し
いつもきまっ ...
【批評祭参加作品】平川綾真智「胎児」について
黒崎立体
http://po-m.com/forum/showdoc.php?did=228731
それは雪の、あまりにも美しく、痛ましい照り返 ...
私はどこへ行けば良かったのだろう
芸術とは 一体 何なのだろう
今日もひとりで街をさまよっていた
何も 私は わからなかった だけど
いつもまがいものを掴まされていた
私は 食べるべきも ...
架線がきれて、
多くの花びらが散った、
林のなかを、象が、
ゆるやかに、
そのような足取りで、
椅子のない語彙が、
夏至のよるに、
たゆたう、
予測を許さない
千年に一度なる天災は縮尺を正常化し
次なる大災害が百年後とは誰も言えない
事態は悪化する
現状維持の喫水線を越えたら人為は
人智が利用する原理を制御できない
物資を ...
ほぼ日刊イトイ新聞-ダーリンコラム <視点を変えてみました。>
http://www.1101.com/darling_column/2011-03-16.html
テレビや何 ...
放課後は
夕焼け空が
キツくって
ぜんぶ壊した
いつも悔やんだ
この陽だまりに
花は咲く
私は微笑(えま)う
日が差せば
誰もが等しく
享受出来る
何時でも
何処でも
この陽だまりに
悲しみはない
じしんも
つなみもないせかい
そこでも
きみはしんだのか
じしんと
つなみのだいしょうに
あいだけがある
そのせかいで
+
そっちにいくなと
...
透明な絵本を
じっと見ている子供がいて
クレヨンを持って
かがやいた笑顔をみせる
(これは何色なの?
としきりに尋ねてくるので
答えに困って
好きな色で塗ってごらんと
うなず ...
ここが有名な現代詩フォーラム/そんなとこでオナニーしてどうなる
どれを読んでもつまんねえのばかりで/そんなのにポイント入れる馬鹿みてぇ
どうせ理解なんてされないラップ詩/他は気持ちの悪い文章ばっか ...
海図を捨てて
自分の力で宝を探そう
無謀なんて言わせればいい
誰も乗りたがらない舟で
麗しきエデンに行こう
無謀なんて言わせればいい
航海はしない奴ほど後悔する
涙で濁って 視界 ...
夜の次には
朝が来ますように
春風が貴方のもとに
届きますように
空が晴れていますように
温もりが涙が笑顔が
貴方と共にありますように
そして何より
どくん ...
書き捨てられた詩の墓に
二人、
言葉にされてしまった実存の愛を
弔いに行く
手を繋ぐ
午前中
フードの影から人を舐めるように見る癖のある僕が
わずかにすれ違う人は
背負っていない ...
起きている時に
見る夢はきぼうなんて、
呼ばれていた、気が
しません、か?
暗がりに落ちて、
蜃気楼の町が
ホワイトビィラ102号室に上がり込んできて。
わたしを睨んだ。
...
止まない雨がないように
明けない夜もないんだと
あなたは私に毛布をかぶせ
抱きしめてくれましたね。
詰まらない意地が、別れを濁し
涙すら流せなかった私の代わりに
あなたの娘は涙して
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
死
佐藤伊織
自由詩
0
11/3/17 21:02
『光よ届け』
座一
自由詩
10*
11/3/17 21:01
さんぎょうし
222
自由詩
0
11/3/17 20:55
粛々と
未完
自由詩
2*
11/3/17 17:45
経過 / ****'99
小野 一縷
自由詩
4*
11/3/17 17:15
ポエティックコラージュ 〜スロウモーション / ****'9 ...
〃
自由詩
4*
11/3/17 16:44
雪が降る
吉岡ペペロ
自由詩
6
11/3/17 15:18
行くか、戻るか
〃
自由詩
3
11/3/17 14:51
買いしめたい
花形新次
自由詩
3+*
11/3/17 13:16
無題
ミサイル・ク...
自由詩
1
11/3/17 12:12
きみに寄り添う
石川敬大
自由詩
11*
11/3/17 10:06
思慕
水瀬游
自由詩
0
11/3/17 5:50
灰色掛かったガラスの中で
subaru...
自由詩
1*
11/3/17 4:34
アンダーグラウンド
相羽 柚希
自由詩
1*
11/3/17 2:59
「メトロノーム」
ベンジャミン
自由詩
1*
11/3/17 2:32
雪の照り返すこと———黒崎立体 “平川綾真智「胎児」について ...
葉月二兎
散文(批評...
2*
11/3/17 2:12
メトロ
番田
自由詩
0
11/3/17 1:53
5日目
mugi
自由詩
3*
11/3/17 0:21
マザー・ネイチャー/マンメイド・ベイビーズ
salco
自由詩
7*
11/3/17 0:14
【リンク】東京から避難した方がいいのか迷ってる方へ
相田 九龍
おすすめリ...
1+
11/3/17 0:01
ホノルル
TAT
短歌
2
11/3/16 23:13
陽だまり
蒲生万寿
自由詩
1*
11/3/16 21:43
愛
小川 葉
自由詩
1
11/3/16 21:33
透明な絵本
かんな
自由詩
33*
11/3/16 20:06
Dis is
SEKAI ...
自由詩
3*
11/3/16 19:44
無謀なんて言わせればいい
subaru...
自由詩
1*
11/3/16 18:43
願いゴト
三奈
自由詩
12
11/3/16 17:51
アフター
茶殻
自由詩
0
11/3/16 16:40
わたしの恐怖
ズー
自由詩
1*
11/3/16 12:34
夜と雨と
プランタン
自由詩
0
11/3/16 11:35
3544
3545
3546
3547
3548
3549
3550
3551
3552
3553
3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
3583
3584
4.99sec.