緊張する暇すらないはずなのに
一週間ずっと緊張していた
だからだろうか
風邪をひいても
いつもは熱などでないのに
朝計ったら7度8分もあった
タバコをふかしてはしつ ...
詩が歩いている
ビルとビルの隙間に
入っていく
詩が食べている
今日の定食という定食を店員の詩がテーブルに置いて
詩が転んでいる
ハイヒールを手繰り寄せて顔を見せないように
...
嘆こう
いつか早朝のラジオで聴いたんだ
「前半しっかりと絶望すること。
それが復活や飛躍への、ステップになるのです」
私たちの脳は生きるために
絶望と絶頂を繰り返す
友だちが教えてく ...
再び歩き始めるんだ
膝を抱えてうずくまった場所から
行き先なんて確かめなくていい
立ち止まった自分を責めなくていい
pauseを解除するんだ
内なる声が途切れた位置で
イン ...
できないことはやらない
けど
できることは胸を張って
ひとつひとつ確実に
募金箱に五円玉一枚しか
入れられなくても
やらないよりは
はるかにすばらしいはず
...
闇夜の日本から
急いで脱出するんだ
とにかく
一刻も早く
自分の国へと
横目で見ている
おいらはあくびの顔で
アホの愚かさと
デマの恐さを感じる
んー、どうぞさよなら
んー、とっと ...
日記帳、
欄外の余白を縮絨し
つくられた子羊に
錆びた針を飲ませる
わすれられた浜に
とり残された
もろい足跡のように
母の筆跡は、
幾度目かの春で途切れていた
...
私は何も思うことなど無くした
今日も 誰もいない風の中で
一体 誰に向かって 祈るのだろう
きっと私は この手を合わせて祈るのかもしれない
白い風だけが ぼんやりと 流れている
...
似たり寄ったりな景色が並ぶ町で
わたしは、言葉を持たない
認識のそれぞれが
役目として語られるには
少し
役目を過ぎている、という気配
適当なリズムで鳴るヒールに
...
ママからのキャラメル
約束事のご褒美
離れても ほのかな香りが彼を包む
遥か彼方の堅い約束
指切りした思い出
今だに溶けずに残っている
*
細い瞳に淡い空が映る
この円(つぶら ...
{引用=
ゆるい傾斜を登ってゆく
幸せそうにショッピングバッグを抱えた女にとって
街が壊れたよるを窓から眺め
水晶の破片が星のようにきれいね、と
うたうことだって可能なのだろうか
その美し ...
俺のジーンズとあんたのスカートがベッドの下で絡まる事は無い
それはロフトに敷いた布団であっても同じだ
ロフトの下の冷たい床の上で僕らの服は絡まったりしない
でも最後に絡まった俺のセブンスターズと ...
風の始まりは
そんな熱の高まりからだと知っている
草笛を吹きながら
その始まりに立っている
(草原は静かに燃える)
気流に運ばれてゆく草の音は
枯れ色の野を赤く染めながら
や ...
大きくなったら
なんでも食べるヒトになります
ヒトを守れるヒトになります
揺れる怪獣にも
流れる水にも
勝てる大きなヒトになります
ごめんね
間に合わなくって
だけどこれからも ...
塩素の匂い。水面に、空が映り込んでいる。プールの底も、同時に、透けて見える。プールの底も、空も、同時に、空であって、プールの底であって、同時に、なくて、Clと書くのだよ、塩素は、と教わった。空、と、プ ...
部屋では男が赤子と遊んでいた。赤子が床を這うのに合わせて男の体も動いた。男と赤子は親子ではなかった。しかし顔はよく似ていたが手足はまったく似ていなかった。男は動かしている手が誰のものだかわからずに遊ん ...
『博士の愛した数式』
あれは良い邦画だった
黒ブチの淀川先生も天国で ...
サンロードの安い中華飯屋で「かけラーメン」と言う素ラーメンを見た
(奥田民生の「ラーメン食べたい」を思い出した)
斬新だけど別に食べたいと思わない
そんな事より寿司を食べたい
回ってて ...
遠い鉄道の摩擦音
ラジオのノイズ
盛りのついた猫の声
緊急車輌の走るサイレン
夜に含まれる
小さな発声
真夜中の覚醒に
耳をすます
かすかな音が
言葉を紡ぐ
消え入るような ...
地球はまるで
純粋な子供のようだ
大人が叩いても
子供は叩き返さない
大人が騙しても
子供は騙し返さない
大人が虐待しても
子供は黙ってる
いつか、生まれ変わってくれる ...
上を見れば
どこにも同じ青空がある。
下を見れば
どこにも黒い地面がある。
僕は一人で無いんだ
世の中は一つに繋がる
飢えと凍えと
放射能
天国なんて無い
地獄なんて無い
...
困っている時はお互い様
悪い事をしたら
居場所がなくなる。
皆良い人ばかり
地上の楽園
命が軽いけど
心は重い
温かい気持ち
「愛。」なんて心地の
良い言葉
泣いたらいかん ...
ぼくをなんて呼ぶ
ぼくをなんて呼ぶ
かなしいと呼ぶ
うれしいと呼ぶ
ぼくを嫌いになってくれていいよ、なんて
ぜったいに言わない
思ってもないこと言うなんてダサい
大事なところでう ...
日本人の
物と人とを
大切に
自衛官
お国の為に
行ってくる
原発は
禁じ手なりて
死の物質
知人から
活力が出ると
勧められ
ニガヨモギの葉を
試しはじめた
遠い昔
食アタリをしてから
ずっと固辞してたが
安全なレシピが
出来たとの事
なるほどなるほど
簡単に容 ...
きみの
女性器のまえに屈んで
カリリと酸の肉を噛んだ。
淫れ髪から香るは春、
その物語をそっと吸うと
ぼくらの時間はふいに、
反復横跳をはじ ...
泥沼
暗い泥の中 うずくまる
わたくしの想いは 気泡になって
ゆっくりと のろのろと 浮き上がる
底のない 沼から ゆっくりと 浮上する
ドロドロの水圧に 耐えられるように 螺旋に
...
女は立っているだけ
明けてしまった
そして、待っていただけ
雲は切れて流れる
{引用=言葉に疲れた頃
ようやく、ひとは
「簡単」に気付くのだそうだ}
悩みを使 ...
ふたりでどこかに行かないか
夏のプールで見た底の方の傷に僕ら
惚れ込んだら
もうすぐ息継ぎのいらない世界へ
ふたりで見つけにいこう
夏のプールに浮かんだ小さな虫
助けたら
神様がきっ ...
跡形もなく過ぎ去った過去は
過去の栄光ではなく日常のホームドラマで
思いやりのある家族とお節介な隣人
歴史好きの親父とミーハーな娘
東京に行きたくて
髪の毛を染めたキャサリン
着ている ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
3月18日
吉岡ペペロ
自由詩
2
11/3/19 10:35
詩が呼んでいる
ズー
自由詩
3*
11/3/19 10:30
嘆く背に桜前線の風が吹くように
たちばなまこ...
自由詩
19*
11/3/19 9:32
再出発進行
nonya
自由詩
8*
11/3/19 8:58
負けない
寒雪
自由詩
0
11/3/19 8:39
闇夜の日本から
花形新次
自由詩
1*
11/3/19 6:32
Ou est ma agneau
雛鳥むく
自由詩
13
11/3/19 3:03
公園
番田
自由詩
1
11/3/19 1:37
川底
山中 烏流
自由詩
3*
11/3/19 1:25
純
subaru...
自由詩
4*
11/3/19 0:48
何も特別なことなど起こらなかったように
高梁サトル
自由詩
9
11/3/19 0:34
洗ってない詩人の臭いがするんだよ
虹村 凌
自由詩
3*
11/3/19 0:32
「風の始まり」
ベンジャミン
自由詩
3
11/3/19 0:07
負けないように
朧月
自由詩
2*
11/3/18 22:55
pool
益子
自由詩
2
11/3/18 22:54
赤子
〃
自由詩
1
11/3/18 22:48
冬の終わりの幻
TAT
自由詩
8*
11/3/18 22:26
僕らの日常(=非日常)
虹村 凌
自由詩
2*
11/3/18 22:25
声
シホ.N
自由詩
0
11/3/18 21:07
奇跡の星
JUZAN
自由詩
0
11/3/18 21:02
一人でない
ペポパンプ
自由詩
2*
11/3/18 20:53
互いに愛しましょう
〃
自由詩
2*
11/3/18 20:38
星のなまえ
ゆうと
自由詩
1
11/3/18 20:14
死への収束
ペポパンプ
自由詩
4*
11/3/18 19:02
ニガヨモギ
和田カマリ
自由詩
2*
11/3/18 18:10
嘔吐
草野春心
自由詩
2*
11/3/18 17:59
言二葉 / ****'04
小野 一縷
自由詩
5*
11/3/18 17:28
リプレイ
山中 烏流
自由詩
1*
11/3/18 17:26
夏のプールで
マフラーマン
自由詩
3*
11/3/18 16:57
DESOLATION ROW(廃墟の街角)
……とある蛙
自由詩
8*
11/3/18 16:54
3542
3543
3544
3545
3546
3547
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3549
3550
3551
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3554
3555
3556
3557
3558
3559
3560
3561
3562
3563
3564
3565
3566
3567
3568
3569
3570
3571
3572
3573
3574
3575
3576
3577
3578
3579
3580
3581
3582
5.28sec.