ぼくの前に
ほんの少しだけ
あいたドアがあって

あまりにも少しだったから
ドアのむこうがわは
みえなかったが
ドアはたしかにあいていた

そのうち
あいたドアから目をそらせて
...
夏が来て
僕の肩を叩く
それは天使の羽のようだ
天使はまだ見たことないが
きっと昆虫より美しいのだろう
僕は25歳 何にもせずに無為に怠惰に生きてきた
そのツケが回ってきたのだろう
今、 ...
白紙のままの手紙、ずっと見つめてる
君に何から話せばいいのでしょう
何から書けばいいのでしょう
考えれば考えるほど解らなくなってしまうのです
君に話したいことは 聞いてほしいことは山ほどあるの ...
ぶくぶくぶくぶく溺れていくよ
ぶくぶくぶくぶく眠っているよ

夜の水面の水中を泳ぐ魚の群れの中
黒猫と戯れ遊ばれてクーラーの風に当たってる

午前三時を目の前に
蛾と蚊と一緒に寝転んで光 ...
{引用=
(マンホールの蓋、ペットボトルの蓋
(潰れ果てた牛乳パック


あろーん
あろーん


と目覚ましがなる
(おにいさん、おにいさん、どうせ起きたってあろーん
夜の陰謀 ...
私にはわからなかったのかもしれない
人間であることが、
その時の中の誰だったのだろう
私ではないままそこで倒れていたのかもしれない
体はなかった
リリィさん、今日もぼくたちの波止場で一羽の記号が息をひきとったね。
幾何学の身振りで生きながらえてきたきみのからだに 年老いた砂がまとわりつき
道行き、それは疾うにぼくたちの岸辺では役目を果た ...
離脱して/ありつく
手のひらにおさまるくらいの
ベランダの時間
近隣の明滅
面倒くさい杞憂
目を合わせ無条件に挨拶
すれば良いのに
足下ばかりを
気にして怯えたように
盗み見る
だ ...
消えるばかりの閃きを
認め
音読する

透明な水が
トボトボと、こぼれ続け、
とぼとぼと、こぼれ続け、

見える
オトが
見える
音が
見える
見えるすべて ...
ヒトには
ふたつの種が存在する事を知った
無茶が出来るヒト
無茶が出来ないヒト

俺は
自分が無茶が出来ないヒトたることを
毎朝のように嘆き
この歳になって
後悔する ...
はしりだす
君の姿を目で追う
ぼくのみみを
覆っている伸びすぎた髪が
ひかりよりもはやく
トラックを巡る
しなやかでかろやかな
筋肉の結び合う
きみのかたちになる

きみのかたちに ...
伸びかけのあなたの髪に指を通して
これ以上の幸せはないと思った。
絶対にないと思った。
しらべ しらべ
まわり めぐりて
メビウスの知恵の輪ぐるぐるり

二丁目の角を曲がって十字路を右に行った先の小綺麗な喫茶店の階段を登っていったら
あの子が笑いながらぼくにウィンクをしていつ ...
しあわせか?
しあわせですか?
あなたいま
しあわせならば

...
あの人と、付き合いだしてから、
運が、上がったか、
下がったかといえば、
元々がひどかったため、
けっして下がったわけではないのだけれど、
やっぱり、上がったわけでもない。

今日も ...
 
 
車が停まっていた
昨日停まっていた車とは
色も形も違っていた
昨日は駅前に停まっていたのに
今日は公園の近くに停まっていた
乗っている人の容姿も性別も
まったく異なっていた
...
... さかしま に
決壊した真昼の 
いっさいの裂け目に 
わたしたちの、崩落した
白い希み
が、滴り 
直立した灰、の
凪いで 碧さ
のきみは 等しく 
舗道に轢かれて
いる

* ...
開催期間 2011年3月4日(金)〜8日(火)

参加方法
 ・開催期間中に自作の批評を投稿する。
 ・期間中に開かれるリアルタイム会議室のイベントに参加する。

(ルール)
 ・題名の ...

高く
立ち昇る

この間は
楽しかったよ
おみやげ
喜んでくれて
本当に嬉しかった


半ば
薄れゆく

母さんから
あのネックレス
少し前に貰ったんだ
つけて ...
何もない夏休みが始まる
何も起こらないし
学校ももう辞めちまった
僕はニート この世の敗残者
家で一人で音楽造っている
外からは蝉の鳴き声が聞こえる
何もない夏休みが始まる
僕はニート  ...
雨に降られてあきらめた頃 ぼんやり鳴き出すあまがえる 太ももを豪快に吸う蚊はいずこ せめて生んでね玉のよな子を  汗をして坂道登り妻と共伝道奉仕の文月に入りぬ

 電気店扇風機をあれこれと昔に比べずいぶん安い

 紫陽花の水無月去りて妻の庭夏の草花春に敵わぬ
青いカラスがスパンコールをふりまく正午
哲学的な墓標がひとつかき消される
なにものも振り向かない
なにものも帰らない
卵殻めいた夜の翼を遥か彼方に望み
ガラスの帆船は破壊される
量子論的な ...
  馬鹿と呼ばれて
  夫は酒瓶を叩きつけ
  妻はヒステリックに叫んだ



  馬鹿と呼ばれて
  有名人は会見を開き
  一般人は参考書を買いに走った



   ...
すぐに俺の性質によって打ち消されるそれを、ただひたすら肯定されてみたい。肯定されたい。ずっと肯定していてほしい。「肯定してほしい。」口に出した事はない。しかしずっとそう思っている。
肯定され ...
遠い昔の縄文の
汚物の塚を保存する
歴史保存の尊さか
ヒマラヤ杉に隠された
世界規模の気候変動
遮光土器は本当に
差し込む闇が横一線



土塊(つちくれ)の中から捻り(ひねり)出 ...
咲いてた 道のすみっこで

少しだけ みれた

ひまわり 笑っていた





わたしを わらっていた





夏がきてるよ 何してんのって

ひまわ ...
空白にかえっていた
天使のことばが
一文字が
けむりがしみる、瞼を
とじると、裏側に
引っついていた
教会にいく日曜日に
父さんからくすねて
おいた煙草に火をつけた
「ぼくはあな ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
door美砂自由詩0*11/7/7 10:47
今、太陽がyamada...自由詩311/7/7 9:41
白紙の散乱涙(ルイ)自由詩111/7/7 7:00
ぶくぶく只野亜峰自由詩211/7/7 2:55
貝殻遊び渡邉建志自由詩7*11/7/7 2:15
誰かの旅路番田 自由詩111/7/7 1:54
_DNA自由詩311/7/7 1:23
にっし7/6 ベランダフミタケ自由詩311/7/7 1:17
ベートーヴェン小脳自由詩211/7/7 0:31
無茶が出来ないヒトが叫ぶ御笠川マコト自由詩111/7/6 23:33
瀬崎 虎彦自由詩111/7/6 23:05
7日こきたきせ自由詩311/7/6 22:41
螺旋たそがれ龍生自由詩311/7/6 21:51
オリンピアTAT短歌011/7/6 21:17
さげまんはだいろ自由詩511/7/6 21:15
模範回答たもつ自由詩111/7/6 21:08
スペシャル・ナイトTAT自由詩211/7/6 21:04
海へとDNA自由詩211/7/6 20:53
第5回批評祭!!!!!過去ログ倉庫11/7/6 20:07
りり自由詩1*11/7/6 19:58
敗残者 yamada...自由詩211/7/6 19:26
夕雨kawaus...短歌311/7/6 18:58
かゆい 短歌311/7/6 18:55
夏は来ぬ生田 稔短歌111/7/6 18:53
自動記述ぎよ自由詩111/7/6 18:19
馬鹿と呼ばれて草野春心自由詩1*11/7/6 18:18
ある燃料榊 慧散文(批評...411/7/6 15:38
土塊(つちくれ)ー縄文3ー……とある蛙自由詩911/7/6 14:01
ひまわりポー自由詩3*11/7/6 13:39
反転ズー自由詩3*11/7/6 13:20

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