彼岸でもなく

此岸でもなく

破顔なのかと思わせてくれる

コレクターズの名曲



・・・


です。
この大切な
悲しみ
無言に
ほどける
ほほ笑みの結晶




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
単純なアシンメトリも揶揄されて
センタ一分けで、三つ目が通る
物はかたちに応じてもちうべし人も同様なり

魂魄は困難を内包している
詩人は血を吐かない程度の筆圧で

如才のない道化師は盛り上がりの
緩急などばかり考えているが

誰にも優しくなれな ....
腕を伸ばして八月にふれて

燃えるようないかり
凍えるようなひかり
喜劇みたいな夕焼けへ溶け出す劇


どこにもない空を見上げる
腕はそこら中
肌に居た
まだ晴れることのない青空
 ....
が、

さらに増えて

がががががががががががが

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

どっどどどどどどどどどどどどどどど

ぴんしゃん、ぴんしゃん、℃、ぴんしゃん、

キンコン♪ ....
 .... 長い眠りのあとで
あれは祈りだった

あれは、
ふるく、弱く、新しく、ふるえて、断固として、長く、みじかく、とおく、ごく近く、ギターのようで、空のようで、波打ち際で、空洞で、退屈で、さわが ....
思い出が風化した頃に
また会おう
まあたらしい帽子をかぶり
まったく別のいきものとして
北へ向かおうか
南へ向かおうか
それとも
垂直を愛そうか
わらないまま飛んでいるうち
やあ、あ ....
ハスキー犬はスキーは好きなはずきっと


だんだんと温暖化しておったんか


思慕色の 脱字走った  呪い星
しぼいろのだつじはしつたのろいぼし


ご ご  にじゅうご
ご ろ ....
 母といたことも夢なり赤万両


 厳寒に背中丸めた赤万両


 眼鏡かけ毛帽子かぶった雪だるま
命を結ぶって
素敵なこと だけど
つないだ手と手はいつか離れる
永遠に

キミはもう
このさみしさのトンネルを抜けて
違う世界の違う野原で自由にやすらかに駆け回っていることだろう
これ ....
雪くもり一枚厚着のクリスマス
唐揚げ買って恵比寿で家路
存在しない街で存在しない人が存在しないこと言う



本物の関西人が本物の完全無欠な愛を探した



幻聴と耳鳴りの境界線で飛んでいる蚊を追いかけている



「それは草」ばか ....
たとえば犬をワンちゃんと呼ばなあかんような雰囲気がある場
というのがあって
決まっておどおどしてしまう
相変わらず、特に何もない休日で
太陽に照らされながら汚い自室で
酒に呑まれ布団に倒れた。

何処かでは
寒いコンクリートの中、子供が
「おかあさん」
冷たい女の身体に悴んだ手で触れながら ....
わが弟は師走の生まれ、
誕生日には雪が降る。
故郷が初雪みるのは大抵、
わが弟の誕生日。

わたしと違って律儀なやつで、
盆と正月に帰省する。
うわばみの父と呑んで笑って、
真っ赤 ....
銀河の岸で
小鬼の私
星の亡骸に
歌を歌う
「さようなら ありがとう」と




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
もっと散歩にいきたかった
もっと抱いてあげればよかった
もっと話しかければよかった
もっと贅沢させればよかった
もっと遊んであげればよかった
もっともっと一緒に

朝に夕に
百万回名前 ....
神田の喫茶店エリカが休店したとき
台湾の映画監督ホウ・シャオシェン
は既に未来の光を見つめていたんだ
最初から知っていたような舞台設定
ひとりひとりの俳優のその後の活躍

東京物語のオマー ....
 はなび

いき残って欲しかった
近所のわたしの野良犬たち

いつも 連れさられていった
空 そら、闇をてらす
町のあかりをするするすべり落ちてきた
きらきら ほら、海の向こう
火の ....
笑えないのがいけないのか
笑われることがだめなのか
春の夕陽が斜めに校舎を切り取って
ぽかん、とそこだけ取り残されたような
学童保育の真ん中で
君は三角形に座ってぼくのお迎えを待っていた
 ....
掛け替えのない欠け方に影がある


死に体の心自体を生かしたい


ひらいた傷口が傷を飲み込んだ


暗闇であなたがぼんやり光っている
煙草の煙越しに古い写真を見る

空は宵闇を纏い人の声も消えて

瓦礫に埋もれ消えたはずの声が

机に置いた珈琲に淡い波紋を作る


置時計の古びた音が心を刻む

古書の匂いと共に ....
横たえた体
ゆったりとした泳ぎ

見開いた眼
はちきれんばかりのお腹

無数の目
見知らぬ場所

小さな世界
暗い世界

ただただデータとして
ただただ数値として
リュックが擦れて
足音に混ざり
君の気配だと分かる

会えて良かったと
思いながら
どこへ行こうかと
悩んだりもする

賑やかな街を
背にすれば
ふたりの足音しか
聞こえなくて ....
わたしの
いない
夏に
ひぐらしの
鳴く




{引用=※五行歌とは、「五行で書く」ことだけがルールの、新しい詩歌です。}
たぶん知らなかったのですで謝る庶民と
知りすぎていたのですで謝る上層部が
いるのだろうと邪推する午前五時半
滑稽な顔で女の気が引けないなら
陰鬱な顔ではなお無理だろうと
この詩はどこで笑った ....
かまぼこのカーブはいつまで美しいだろうか

遠くに霞んでいるトンネルの入り口
小雨が降りはじめ暗い匂いがする 
黒く濡れた何かが静かに入ってくる

そんな車からさっと降りた
姉さんは真っ ....
初めて君が口を閉じ、眠る顔を見た
マッハ24で飛ぶ弾丸の言霊が煩いのに
今は静かで、まるで忘れられた戦艦のように沈み
偉大なる戦士の像のように佇んでいる。

初めて君の瞳の美しい化粧を見た
 ....
mizunomadokaさんのおすすめリスト(2011)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
世界を止めて- うし自由詩121-12-28
※五行歌- こしごえ自由詩2*21-12-28
カミングアウト- 足立らど ...短歌421-12-28
宇宙飛行士のうた- 梅昆布茶自由詩14*21-12-28
晴れない- 水宮うみ自由詩3*21-12-28
勝手なことばたち- atsuchan69自由詩5*21-12-28
錦鯉が優勝した- TAT自由詩121-12-28
眠り- はるな自由詩421-12-27
風化- やまうち ...自由詩221-12-27
ワクワクは宇宙人- 水宮うみ川柳1*21-12-26
_- 黒木節子自由詩5*21-12-26
日常- そらの珊 ...自由詩4*21-12-26
雪曇り- 足立らど ...短歌6*21-12-25
- 水宮うみ短歌2*21-12-25
ワンちゃん- 奥畑 梨 ...自由詩2*21-12-25
静謐な祈りと世界に祝福を- 月夜乃海 ...自由詩221-12-25
わが弟は雪男- 福岡朔自由詩3*21-12-24
※五行歌- こしごえ自由詩3*21-12-24
さみしさのトンネル- そらの珊 ...自由詩12*21-12-24
東京物語- 足立らど ...自由詩321-12-24
はなび- soft_machine自由詩1*21-12-23
笑える日、笑えない日。- ちぇりこ ...自由詩6*21-12-23
月日- 水宮うみ川柳2*21-12-23
煙に巻かれて- 自由詩2*21-12-19
データとして- Hose Enomoto自由詩121-12-19
足音- ミナト ...自由詩221-12-19
※五行歌- こしごえ自由詩3*21-12-19
小さな声- りゅうさ ...自由詩521-12-19
運動_それから- ふるる自由詩1021-12-18
君の弾丸が死んだら- 月夜乃海 ...自由詩121-12-18

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