テーブルの上に並べられたディナーを
ナイフとフォークで切り分けていく
音は立てない クロスは汚さない
躾けられた習慣は簡単には抜けないね

足しげく通った放課後の図書室で
難しい言葉をいく ....
十五歳の世界で見つからなかったものが
今になって見つかるわけでもなく
背景はわたしの視線をズレてどんどん透明になっていく

古着屋で買ったスカートはこの問題を解決できない
そしてまたわた ....
疲れたら彼方から来る波に乗れ

ぜんぶ零れ落ちた後に残る零

熱冷めて夢から醒める朝の雨
  
 その話は終わりだ

 あれが

 雷だったのか

 烏賊寿司だったのか

 三日月だったのか

 など





「 モー 」 と、

 午
 
横たわるあなたの寝息に触れようとして脆いガラスを抱いたように怯えている
そうだ でも わたしは
たしかにむかしガラス瓶だった
最低な 最後の恋さ 内定さ
さいていな さいごのこいさ ないていさ




遠く日々ループする氏が記す、プール響く音
とおくひびるーぷするしがしるす ぷーるひびくおと




 ....
隙間を見つけたので
懐かしくキーボードを手繰り寄せる
またいっそう愚かになってしまっているけれど
私の指は、
私の指のままだった
金脈の砂上に砕氷する名前を乗せ、
軽くさざら、跡形もなく影を追う

遠い昔に爛れた星が簡単に吹き消されてしまう。
今、風の強さよ、焼け落ちた白樺の腕を這い
身を冷やかす、心地よく行く回転木馬 ....
落ちこぼれの僕たちは、硝子瓶の外へこぼれ落ちてしまおうぜ。
美しいだけの硝子瓶の外へ、泥臭いトレッキングブーツを履いて。
綿よりも軽いシナリオと
彩りのない映像で
海に向かって歩く度
割れていく海を記録する

無数にそびえるアンテナに
届くことなく墜ちていく

砂の日々、風に流され遠ざかっていく
台風の ....
幾重もの黄昏が
共鳴する中を歩いている
自分の黄昏
知っている誰かの黄昏
あるいは知らない誰かの黄昏
数知れぬ意識の黄昏

黄昏てゆくのは今日という日
あるいはなんらかの時世
あるい ....
わたしたちの花の
洗い
流された色と
匂いの
その
記憶に
何の
価値もなかったと
しても

流れた血と
流された血が
繋がり

その
先に
咲いた誰かの花の
色と  ....
夜明けの太ももは
物事を知りすぎて
動く気配もない
左よ、流れろ

真夜中のフラッシュバックに
首筋が次々と
反応したからなのか

カーテンの隙間に殺菌される
右脚が
あきらめ半 ....
その蜜をかけて
わたしのすきなバニラの
エッセルスーパーカップに
全部にかけたいけれど
大きいので
内の蓋を少し開けて
半分ね


地面を舐めている
落とした自分のを
命にな ....
死んだらサラ .... コロナとか



知った事かよ





この柵を






柵をどけろよ
















藤 ....
銀河の岸で静かな深い鬼は
星の亡骸へ
ほのかに歌をうたっている
忘れられたことも今につながっているのよ
そうして静かな深い愛の鳥は
星の亡骸を
ついばみ
果てを超えて
静かな深い愛は耳 ....
アンダーカバーオブザナイトで






もう沢山だってのに




2020年にもなってまだ
 ....
わたしはわたしが死ぬ直前に何をおもうだろうか

今はこうしているわたし

さまざまな今は
今とつながっている
ひとつ ひとつ ひとり ひとりの今も
回り回って
今となる
さまざまなな ....
あなた と思う
と同時に
わたし と思う
その時
大切なことを見つめようとしない自分に
さようなら


世界
を見つめれば
さまざまな 人や物事に
さまざまに 支えられているわ ....
青い空の
広がりにわたしは悲しくなり胸がいっぱいになります。
あの日に去ってしまった あの雲。
そよ風に乗せて、
さようなら、とささやきました

あの雲の亡霊は
わたしと共に自転している ....
水晶の心臓をもつ
あのこの
心音は星雲できらきらと鳴っている。

せせらぎを さかのぼる果実は咲いて芽になり
(一瞬)
しんとひとみは黒く澄む。

雨の鏡
(一瞬の
今)
雨のひ ....
風になる
風は
見えないけれど在る
風は
わたしのほほをなぜる
無言の声だ
その声は
いつか
だれかのほほをなぜる

それは
雲を運び
山を越える
それは
木の葉をゆらし ....
とんぼは人間におしえてもらわなくても
空のある上をしっているし
水面のある下をしっている
自然に
雲もしっている
上と下について
人間は なぜか
あれやこれやと言う
わたしは
空の下 ....
逝川 私を流れる







{引用=※「 逝川(せいせん)」とは、
①流れ去る川の水。一度過ぎ去ったら再び戻らないもののたとえ。
②過ぎ去った時間のたとえ。

( ※の以上 ....
ソーダー村の



ソーダー村長は



ソーダーを飲んで


 ....

 散歩をする
 腕時計の竜頭をねじってぜんまいを巻いておく
 六時零分のころ
 あいさつをすると
 忘れていたことがぐうぜん戻ってきて
 あいさつをする

 そよそよ風は
 光 ....
Nip
sambo
grease ball
surrender monkey
kraut
Fotze
brown sugar
Hispanic
latina
b ....
‬‎







アスラムはいつも

おはようございますと

言ってくれる






ガラクタばかりのこの会社で




アスラムは一番使える奴だ
 ....
こないだテレビでやってたけど


お前



90年代の伝説の歌姫8位らしいぞ










なんか深夜にやってるやつ ....
mizunomadokaさんのおすすめリスト(1867)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
オリーブ- 1486 106自由詩9*20-6-6
スカートはこの問題を解決できない- カマキリ自由詩220-6-3
朝の彼方から- 水宮うみ川柳2*20-6-3
胃_-l'estomac-- 墨晶自由詩2*20-6-2
運河- はるな自由詩320-6-2
回る日々- 水宮うみ自由詩2*20-6-1
_- もっぷ自由詩320-5-31
ぬかるみ- あらい自由詩120-5-29
落ちこぼれ- クーヘン自由詩13*20-5-29
自由な火の鳥- 邦秋自由詩4*20-5-29
共鳴する黄昏- 塔野夏子自由詩11*20-5-27
震えるように記憶し、歌うように忘れようとした- noman自由詩320-5-25
代謝- 木葉 揺自由詩820-5-25
グッバイ、バニラ- 唐草フウ自由詩9*20-5-25
ジャイアンズ・ファシズム- TAT自由詩220-5-24
コロナとか知った事か- TAT短歌120-5-23
鳥葬- こしごえ自由詩6*20-5-7
ゴーストタウン- TAT自由詩2*20-4-30
- こしごえ自由詩1*20-4-28
見つめる- こしごえ自由詩2*20-4-28
ある愛- こしごえ自由詩2*20-4-27
一瞬- こしごえ自由詩4*20-4-27
風になる- こしごえ自由詩3*20-4-26
つながり- こしごえ自由詩3*20-4-25
思い出- こしごえ自由詩2*20-4-24
ソーダ村のソーダ村長- TAT自由詩2*20-4-23
六つのこと- こしごえ自由詩2*20-4-23
colors- TAT自由詩220-4-16
_‎‫ٱلسَّلَامُ_عَلَيْكُمْ- TAT自由詩120-4-12
DIVA- TAT自由詩2*20-4-10

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