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人よりも人間のこと好きな犬


面白きこともなき世の黙示録


変化する{ルビ生=なま}の言葉は訛ってる
良い火星の石、瞬いた。魂の異世界よ。
よいかせいのいしまたたいたたましいのいせかいよ


血だ。とんがり触れたレプリカント達。
ちだとんがりふれたれぷりかんとたち


痛い痛い。敵居る ....
戸惑いを纏う微睡み走馬灯


匙をなげ貝も眞珠も旨いだけ


発見し発現したと発言し


思いつき重い月へと落ちていく


追っぱらう腹いっぱいの酔っぱらい


誰一人い ....
飛び飛び浮かび、飛び交う人々。
とびとびうかびとびかうひとびと


エコー、戸惑いと窓を越え。
えこおとまどいとまどをこえ


太々しい夜、迷いし蝶々。
ふてぶてしいよまよいしてふて ....
変わってく河の何かが可愛くて


非常扉 悲しい罪を排気する


柔らかに矛を茅にし揉み消した


濯がれて耀き躍る日曜日
折り鶴は祈り 確かな誓い折る


哲学に誓って言った逝く折に


真実を空に鎮めて充填し


化けものが人をヒヒヒと旨そうに


本という頁の束を頼る夜


花老いて泥の ....
白い羽 前に習った当たり前


口々に未だに今を吟味する


茜空 酒が西日に晒された


剪定し手前に揃う前ならえ
公の窓は総じて掃除され


表でも想ってない詩 御持て成し


忙しない世間話に世話はない


振動がしんどい じっとしとしとと
月に貴様、爪先に傷。
つきにきさまつまさきにきづ


声のキツそうな嘘吐きのエゴ。
こえのきつそうなうそつきのえご


善い島。同感が疎ましいよ。
よいしまどうかんがうとましいよ
 ....
寄る雲が海の藻屑も水雲も呑み、鵜が潜る夜。
よるくもがうみのもくずも もずくものみうがもぐるよ


「どう? これ」「それこそ、これぞレコード」
どーこれ それこそ これぞれこーど


 ....
呼ぶ名前すら知らず絵学ぶよ。
よぶなまえすらしらずえまなぶよ


私の潜る余白と読破、夜、雲の下は。
わたしのもぐるよはくとどくはよるくものしたわ


太古、鱗ごと心動いた。
たいこ ....
穏やかに隠れた月と緩やかな暖かい日に眠り歩いた


月明かりと勘違いしてあったかい当たりつき自販機にあつまる
溶ける絵、気が付いた。またいつか消えるけど。
とけるえ きがついた またいつかきえるけど


臭いコスモスもすごい咲く。
くさいこすもすもすごいさく


田舎綴る日、真昼続かない。 ....
層のなか小僧を憎む贈りもの


無造作な夢想の魚 群れのなか


贈りもの一層増して小僧へと


待ち惚け まぼろしの町を冒険
青いそら どれもが素晴らしいらしい


懐かしい夏が死因で続かない


ぼんくらな僕ら法螺吹くぼんやりと


存在が素朴な素材は素敵だね


肉が肉食う にくしみが沁みる内
 ....
もういない人をまねしてまねいた日


湧き上がる痛みと踊る大通り


ただ示唆をして正しさを足しただけ


模倣した哀慕 砂漠に募る墓


整然と生前のまま性善説


ご ....
秋映る 和む香りが響く程


ドキドキと途切れ途切れの起動音


涙という液体のなか夜の人
踊ってテーマ名乗る。春の名前で鉄道。
おどっててえまなのる はるのなまえでてつどお


捨てられ天使はシンデレラです。
すてられてんしは しんでれらです


水が澄んだら一人きり。扉、 ....
楼閣の桜の数を教えてる


春雨をお外で食らいまくってた


脇役の筋力 協力は脅威


蜃気楼 桜が数を教えてる
日が差した日傘した
木に貸した機逃した
目を閉じた夫婦した
絵が推した笑顔した
一瞬の光をずっと見ていた日


スカスカの姿形たち立ち上がる


古くに叶えて口から土を吐く


間違いが待ちに待った街に舞った


崇高にすっごい少し吸い込んだ


月 ....
物理的にふつうに分厚い文庫本


幻の魔を滅ぼして仕舞うロボ


十二年後の十二年前のカニ


天国の夫と大王の宝玉


蓋に触れ縁から淵へ降っていく


存在もしていな ....
丘のツナマヨ 真夏の顔
おかのつなまよまなつのかお


大臣と布団敷いた
だいじんとふとんしいた


あたし負けましたぁ!
あたしまけましたあ


茎を齧る ヨルシカを聴く
 ....
謹んで僅かな菫 勤務地へ


証明を正月という日に言った


悽惨な凄い妻が萋萋と棲む


木の奥の記憶 昨日の斧を置く


横書きの下書きを上書きしてる


春先に白い ....
雲泥の差
雲梯に、どれだけ早く登れるかの差

運転の差
「うん」って言った、あの夏の日の差
昔日の月が散って惜しいと思う


神さまはいつも夕暮れ時の夢


晴れた日を青いレターに貼っていた


膕で摑んだボール(或いは月)


空っぽの私ひとりじゃ笑えない


 ....
四足歩行から二足歩行へ、いつの間にか背が伸びて、視界は地面から離れていった
地面を手放して、人工的な空を話す
泥や砂にまみれた手で作った空想は、どこかで今も呼吸しているだろうか

具体的な空想 ....
名探偵めいた店名 目指す天


先週の一日千秋選手権


擬態して熊を疑う能力者


メビウスの帯をタスキにタヌキ抜き


実体のない草原に揺れる点


クラインの壺へと ....
再生ボタンを押したら甦る思い出
更生したコンセント



白鍵を昼 黒鍵を夜として
あなたは日々をピアノに乗せる



酒に酔い酷く醜く酩酊し
汀 十九の名を告げる鬼


 ....
古の占い 石が右に在る


二次元の架空の空に架ける虹


伏線は不鮮明な付箋めいた


月の重みで腫れていく海と空


鉄の音 空中と手をつないでる


お葬式みたいに ....
mizunomadokaさんの水宮うみさんおすすめリスト(126)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
生意気な生き物- 水宮うみ川柳225-6-23
偉大な遺体(回文)- 水宮うみ自由詩4*25-4-17
灯る窓- 水宮うみ川柳1*25-3-30
想像草書(回文)- 水宮うみ自由詩3*25-3-30
過去に加工された河口- 水宮うみ川柳1*25-3-20
虚実入り混じる口実と嘘と人- 水宮うみ川柳3*25-3-4
機械体操- 水宮うみ川柳3*25-2-26
梅雨と煮汁- 水宮うみ川柳1*25-2-23
知らず知らず詩すら死すらしい(回文)- 水宮うみ自由詩3*25-2-9
夜寄る依る世(回文)- 水宮うみ自由詩2*25-2-6
胎児と踊る(回文)- 水宮うみ自由詩3*25-1-29
月日あるく明るく- 水宮うみ短歌2*24-12-11
草取りと咲く(回文)- 水宮うみ自由詩4*24-10-17
小さな心を贈る- 水宮うみ川柳3*24-9-23
負四季- 水宮うみ川柳2*24-9-7
人通りの踊り- 水宮うみ川柳2*24-6-20
時の目にいる- 水宮うみ川柳3*24-5-22
ダンス、春弾んだ(回文)- 水宮うみ自由詩2*24-3-23
髑髏、縷縷を數える- 水宮うみ川柳2*24-3-22
下が上舌が飢え従うへ詩違う餌- 水宮うみ自由詩7*23-4-29
待ち合わせ- 水宮うみ川柳2*23-4-16
固い姿- 水宮うみ川柳4*23-3-27
ヨルシカ知る夜- 水宮うみ自由詩3*23-3-23
昨日の春- 水宮うみ川柳3*23-3-14
日差し- 水宮うみ自由詩1*23-3-4
空の体- 水宮うみ川柳5*23-2-23
泥の空想- 水宮うみ自由詩5*23-1-26
転々と点々と- 水宮うみ川柳2*22-12-30
再生- 水宮うみ短歌3*22-12-13
そらした- 水宮うみ川柳2*22-11-26

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