人は詩人にはなれない
まわりくどく
うんざりするほど
くどい説明しか書けない

月や花は何も語らないけど
存在そのもが
永遠に詩を詠ませる

季節だけが唯一詩人であり
人はその ....
朝焼けを見ながら食べた卵焼き

この風に去年も触れた気がしてる

青色がのんびり過ごす晴れた空

夕焼けに町はほんのり大人びる

真夜中が夢のむこうで待っている
風のすっかり止んだ朝
あなたと僕とは 
公園のベンチの見える辺りで
昨日の雨の激しさを思い出した

いつのまにか あなたがポケットに忍ばせた
淡色の宝石が 太陽を透かす
哀しい石鹸の香  ....
知らないうちに僕も大人になっていた。
絵柄を見ずにコアラのマーチを食べていた。
魅力ある町にしようと話し合い新しいもの取り入れる勇気

ラジオから鳴り響く歌懐かしい懐かしさだけ集めた番組

ラジオ聴き最近の曲知っていく歌詞重視の曲を聴きたい

昔見た映画のシーン思い出 ....
白いからかさが回っている。
そでにはネズミが周っている。

  今生に産まれた甲斐がない。
  光ある処を求めなければ。

    雪の世に女が溶けてゆく。
    「それがなけ ....
あんなに近く
目の前に見えるのに
アメリカより遠いんだと知った夜

私は一番深いところに突き刺さる涙を
すすりながらのんだ

逝った日
最後の言葉は
月から見ているって

は ....
藪にピアノが捨ててある
埋もれているがそれは確かで
おぼろげに形がわかる
鳴ったりはしない
棺のようで気味が悪い







腹の裂けた猫が
中身をこぼしながら歩いていく ....
恋が痛いのは私が地球を代表しているからで、私が地球を代表することで困る人は誰もいない。青い細長いボトルみたいなんだよ、かみさまの見つめてた大草原に落ちていた空気の瓶は。空気はそこから生まれ続けて、草原 .... {引用=魂の粒子が入り込む真昼の庭園。不在の住処の質量は閑散とした佇まいの
重さに呼吸して、光彩の瞬きを受けて渡す、あるいは、乱反射して滑って
いく。薄緑色に生い茂るやわらかな罪に、赦しは幾度 ....
めんどくさいテレビ   

モノクロテレビは 力道山を
独り占めしたことを語り
カラーテレビは 鉄腕アトムで
空を越えたと言う
地上波テレビは
そんなアナログテレビたちの話に拍手を送り
 ....
悪い夢を見ているようで
大切な友を亡くしたようで

ただ時の流れにいるんだなと
思っています

心にぽっかり穴が開いて
その穴を覗いています
思い出が消えてしまったようで
やっぱり ....
絵のような明るい窓に君がいる

くすくすとくず湯を飲みながら笑う

雪なんて降らなくてもいい冬がある
秋だから
心まで透き通る青い高い空の下

心までその色に
染めてほしいの。


そっと、
逆らわないで
生きている

悩みを
すこしでも
少なくしたいから

だれのことも ....
嗚咽を抑えつけるために
息を止める
どんよりとのしかかってくる薄墨色の雲を見上げて
立ち止まる
涙の雫が零れ落ちてしまわないように
拳を強く握りしめてしまわないように
まだまだもう少し
 ....
みっしりと隙間なく詰め込んだ荷物
重さは肩に食い込む程
でも構わない
この旅は長くなるだろう
だってわたしと出会うための旅だから
この星を何周すれば出会えるのか
誰も知らない旅だから

 ....
鎌倉市や藤沢市の辺りを走る
とても人気のある江ノ電

旅番組やドラマなどで
よく使われている
それを見て乗ってみたくなった

広島駅から宮島口駅を繋ぐ
広電から見る景色が
江ノ電から ....
時が少女に恋をした


そのあまりの美しさに

流れをとめて数世紀



まるでブラックホールの

なかのように

とまってしまった時の流れ


カーン・ダンヴェール家 ....
陽が次第に落ちてゆるゆると薄暗くなった町を歩いている。信号機の赤で立ち止まる。まだ青が潜むうすぐらく滲んだ空に爪のような三日月が覗いていた。じっ、と真上を見上げればそんな空しかないのだ。雲はどこか、星 .... ギブアップを
何度合図しても
伝わらない
むこうから来る
暗示も
途絶えがちで

僕はもはや
見捨てられた

たどり着いた所が
遠すぎた

はるかどこかに
存在する ....
みつばちの





おしりのはりの






するどさに












 ....
詩にはルビが振ってあって





読む順番が決まってる






訳だが






 ....
気まぐれにオカリナを吹く

郊外にある運転免許証センターの駐車場で
これが最後だという妻の免許更新の日だった
ペーパードライバーの妻は
当然、無事故無違反だから
更新は二時間ほどで終わる
 ....
セックスを




やってる時は





あってるか








いつも不安で






 ....
牙よ 凍土よ









ファングよ
悲しみよ






俺たちは罪を犯してもないのに



なんで裁かれるんだろう?







 ....
この国はもう百年も前からイカれていて




クリスマスパーティに



笑いながら



ダイナマイトで





突っ込むような

 ....
誰も皆 全能の神には成れないのだから





自分がせめてジャッジする側には回れると思う事も止 ....
ある日
詩を書こうとして
携帯を開き
現フォにログインしてみたが
どうにも書けない
日々の事
時代の事
思い出の事
セックスの話や
政治的な扇動
なんでも書きゃいいと思うが
ハタ ....
新しい時代が来たぞ

舵を切れ

奈落の底だ

次は宇宙だ

 ....
 眞珠の空に似た

 伐折羅犬

 眞珠の蜜は冷たい

 あ


 蓋し ロースの密賣だ

 ハンターを畏れ 冷やす

 それぞれの凪は火星病に罹る

「 太陽はミニ噴水 ....
mizunomadokaさんのおすすめリスト(1918)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
- 丘白月自由詩319-11-6
一つの一日- 水宮うみ川柳4*19-11-5
恋愛詩- Giovanni自由詩10*19-11-5
コアラ- クーヘン自由詩10*19-11-5
映画- 夏川ゆう短歌4+19-11-5
性怪- ナンモナ ...自由詩5*19-11-4
月はアメリカより- 丘白月自由詩219-11-4
通り魔たち_4- 春日線香自由詩419-11-4
だきしめるようにして- 万願寺自由詩419-11-4
帰郷- 為平 澪自由詩419-11-4
めんどくさいテレビ- 為平 澪自由詩419-11-3
思い出- 朝焼彩茜 ...自由詩6*19-11-3
冬に笑う- 水宮うみ川柳2*19-11-3
救い- 立見春香自由詩319-11-3
フェイク- 坂本瞳子自由詩4*19-11-3
ひとり旅- 卯月とわ ...自由詩419-11-2
江ノ電- 夏川ゆう自由詩519-11-2
可愛いイレーヌ- st自由詩219-11-2
ハロウィンの夜、木星は見えているか- 帆場蔵人散文(批評 ...519-11-2
ルーツ- シホ.N自由詩219-11-2
おそろしい悪魔- TAT短歌119-8-14
東華菜館- TAT自由詩219-8-14
オカリナを吹く- たま散文(批評 ...4*19-7-11
セックスをや- TAT短歌219-6-25
牙よ_凍土よ- TAT自由詩319-6-25
まっさかさま- TAT自由詩119-5-30
ブノワ・ポールヴールド- TAT自由詩219-5-7
得体の知れない化け物- TAT自由詩219-5-4
新しい時代- TAT短歌219-5-1
屋根- 墨晶自由詩1*19-3-22

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