今日
彼の誕生日を聞き出すことに
やっと成功した

彼は
かせい人だった


ありがとうと送ったら
返事が来なくなった
そっちは?
なんて
聞き返されるかな
って期待してた
 ....
薄暗い放課後の理科実験室で
やさしさの裏側を顕微鏡で覗いている
数名の男子が抱く女子への幻想があるかもしれなくて
もしくはどこか悲観的に
いくばくもない生命のおわりが映るような気もして
 ....
友達の 第三の目を 覚ますため むなぐらつかみ 頭突きの連打 親父が部屋の電気をつける
わあー世の中が明るくなった!と母
どんだけポジティブなんだ、喉仏の蛍


こちらの骨が喉仏です
お釈迦さまが座禅を組んでいるような形だからです
母を食い散らかし ....
遠い空
白い雲
ふるさとの紅い花

空を飛ぶ
鳥たちよ
愛する人に伝えてくれ
ユンマイマイユンマイマイモイ

明日また
日が登り
日が沈み
夜が来る

ユンマイマイユンマイ ....
切れ切れに
散りゆく言葉の
空白に
耳を澄ませば
雨の音
眠れずに メェメェ羊 待っている 合図を送るよ 午前零時



三日月の 先に座って 街を見る ひつじと遊ぶ 午前二時半



気が付けば 朝日の光に 目が覚める さよなら言えず 午前 ....
気どり屋さんの夢話
おのぼりさんの踏み外し
元も子もない引き下がり
過ぎて過ぎて巻きもどし

ほっついとこう津々浦々
願ってもないフリー
締め出されてすぐフラフラ
年頃はなぜか罪
 
 
 
【SEASON'S COLOR】



 散りゆく花びらの後に色づく樹木の緑の鮮やかさ
 そしてまた新しく生まれ変わる季節
 世界が蘇り君を導く

 暑く照りつける太 ....
がらくたに音を立てた雨は 
まばらに窓を濡らしただけで 止んでいた
真っ直ぐな風が一通り
花弁を泥の上に 押し退けた後だった


冬よ去らないで


夜よ 
暗がりのまま
 ....
*愛煙家*


必ずしも手に入れたいわけがなかった
セブンスターを燻らせながら
ただ欲しいと喚いてみたい時もあるだけ



*双眼鏡*


薄いベールをくぐった ....
金属を叩く音が
全部で三つ

離れすぎず
また、求めすぎない間
充分で理想的な関係

重要なのは音色
振動する空気も
重すぎないのがいい

単純な規則性と
各々は直に影響し合う ....
 ラジオで知らない歌が流れる

 ステイ、ウイズ、ミー

 なんておそろしい言葉
 ほとんど、呪いのようだ

 愛が、きっと怒りに震える

 明日が、きっと世界を見放す

  ....
この地球が
ビー玉だとすると

この世界が
てきとうに描いた
誰かの下手な落書きだとすると

上手く辻褄合わせが
出来ると私は思うのですが

皆さんはどう思いますか?


 ....
たとえちっちゃな金魚だけれど
私の心を支えてくれる
死んでしまいたいと思うときも
何年も私と一緒に過ごしてくれた金魚が
勢いよく泳いでくれるのを見ていると
この子たちをちゃんと私はお世話でき ....
雨がずっと降ってるから
詩なんて浮かばないんだよ
こんな夜は言葉だって
しめって重くなるばかり

春ってだけでしんきくさくなるというのに
この寒さで花も散ってしまった
遅咲きの桜もこの雨 ....
「夏が逝ってしまう…」

ジム・モリスンは歌い

そして彼も逝ってしまった

私は逝けないと同時に

何処にも行けない

思いは飛び立つが

私は此処にとどまる
 ....
{引用=



ただただ白い部屋で
打ち寄せる雨を聞いている

恋人は壁に向かって立ち、
このキューブに広がる柔らかな影だけがわたしの在りかで。
降り続く水分を
冷えきったグラスに ....
冬のよる

二人で歩いているとき

あの有名な星座の

みっつ並んだ 星をみつけた


ぼくが君に

ほら、といって指さすと君は

わぁ、と言って見あげたね


星を見 ....
長身の SALLYの手つかみ 背後から ジェットスキーを 操るように 春なのに 指先凍え 泣いていた ため息の花 部屋に溢れる



柔らかな あなたの文字に 愛溢れ 「元気ですか?」に 返事を書けず
遠い天体から

ひかりが届いている

それはぼくから見れば

永遠と

言ってしまいたくなる距離だった

そんなに離れていても

引力など働いているのだろうか




 ....
たんぽぽの綿毛とんでゆく
私がふーっと吹いたから
可愛い茎を
一番上の引き出しに入れて
鍵をかけるんだ

それでも
引越しのときに
机は置いてきた
砂だらけの空き家に

春はきら ....
長い髪がどんなふうに垂れるのか その白い背を 思い描ける

椿にも桜も菊も石南花も 指先のあとがこゆく残る
君は落ちながら音もなく
決して誰も音楽などではないのだと
落ちてゆく場所が君の望んだ場所なのか
光はひかりであってそれ以外の何ものでもない
誰かの願いをその身に受けながら否定も肯定もしない
 ....
{引用=
優しく笑って
優しく微笑んで
優しく黒ずんで
まるでレーズンバターみたいに



詩を口にすると
表面がはがれていく



薄いコーティングを
誰のためにした ....
はっきりとした目的もないと

矢印が他人事のように見えてくることがある

この矢印はじぶんにとっての矢印なのか

ぼくはどこへゆこうとしているのか

矢印はなにも知らないだろう

そんなことぼくが決め ....
{引用=
カーテン越しの
やわらかな陽光が
目蓋に染み込んで
僕はしあわせに泣く

夜は明けたというのに
どうしてこんなにも
かなしいのだろう

ラベンダー色した夢の輝きを
1秒 ....
眠れないとあなたが泣くから
夜の外を探しにゆく
たらりと垂れた夜の糸口が
あるはずだからそれを探しにゆく

ほんとうはあなたのそばにいたくないから
せっぱつまった顔で でてきただけ
せめ ....
子供の頃に信じた夢が

叶えられるより前に壊れて

メーカーに問い合わせたら

なんと保証の対象外だと言う

それでやむなく夢を諦め

さっきハードオフに売り行ったら

ド ....
mizunomadokaさんのおすすめリスト(1965)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
四月廿三日- cass自由詩210-4-23
やさしさの裏側- かんな自由詩21*10-4-23
third_eye- ハイドパ ...短歌6*10-4-23
メジナ- ぽこぽこ ...自由詩4*10-4-23
ふるさと- 青山雅明自由詩210-4-23
別れ- 未完自由詩5*10-4-23
メェメェ羊_2- ミツバチ短歌8*10-4-23
フヘン- nick自由詩2*10-4-23
SEASON'S_COLOR- 綾瀬たか ...自由詩110-4-23
未明_/_****'99- 小野 一 ...自由詩9*10-4-23
メビウスの輪- ロリータ ...自由詩410-4-23
三つの音- 瑠王自由詩10*10-4-23
stay_with_me- Ohatu自由詩310-4-22
なら何が正しいのか?- ユダ自由詩210-4-22
生命- 桜 歩美自由詩4*10-4-22
涙雨- 朧月自由詩510-4-22
Who_am_I_?- 蒲生万寿自由詩2*10-4-22
ハレーション- あぐり自由詩4*10-4-22
みっつ並んだ星- くろきた自由詩610-4-22
Long_Tall_Sally- ハイドパ ...短歌4*10-4-22
春なのに- ミツバチ短歌4*10-4-22
遠い天体- 吉岡ペペ ...自由詩1410-4-22
たんぽぽの季節- 木葉 揺自由詩710-4-22
未練- はるな短歌210-4-22
as_you_fall- 瑠王自由詩3*10-4-22
まるでレーズンバターみたいに- 真島正人自由詩6*10-4-22
矢印- 吉岡ペペ ...携帯写真+ ...810-4-22
in_the_early_morning- 高梁サト ...自由詩9*10-4-22
夜の糸口- 朧月自由詩610-4-21
アンソニー- セガール ...自由詩310-4-21

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