麦を収穫したからこれでお酒を造ろう





小麦で造る





大麦で造る








 ....
古の占い 石が右に在る


二次元の架空の空に架ける虹


伏線は不鮮明な付箋めいた


月の重みで腫れていく海と空


鉄の音 空中と手をつないでる


お葬式みたいに ....
明日
走って行く
風のつめたい方へ
呼ぶ手もないのに
走って行く
擦り減らして
擦り減らして
走って行く
うまいこと 体を置き去れれば
もっと軽くなって
走って行く
そのうち ....
―野原でまぼろしが燃えていましたね。

―ええ燃えていましたね。

―あのあおじろい火から
   燃える蛍のランプはいくつ作れるのでしょうね。

―ええいったいいくつ作れるのでしょう ....
J・D・サリンジャーの事を考えると泣きそうになる
ホールデン・コールフィールドの事を考えると哭きそうになる

スティーブン・チョボスキーの事を
チャーリーの ....
そして、見知ったような街で生活している。
すべての箱を開けて、埃を拭い、それなりの場所に配置して、箱を潰しきるのには5日あれば十分だった。そのあとは右のものを左に動かしたり、左のものを上へ持ちあ ....
人生にはたまに眠れない夜も来る








そんな日は寝るのを止めにして











いっそ外に出てしま ....
風がいよいよつめたくなってきた
頁をめくるときがきた、と君が言う
ぼくは12頁めの一行めを読む
愛してくれるなら誰でも良かった
乱丁だろうか
次の行は暗く潰れて
愛して良いならだれ ....
底無しの暗闇に
呑まれても気にすんな

秒で深淵に
叩き込まれても(うちこまれても)気にすんな






人生にゃ昔から別に

救い ....
沈黙の朝に静かに蟹沈む


句読点たちを河原で集めてる


得体の知れない液体への期待


世迷い言 予言名言謎めいて


寂しさを大事にしまう雨の指
窓の外のそらはどんよりしていた。
インドのモンスーン由来の雲が流れ着いたらしい。
「光のない練習曲」を聴いている。
暗転した舞台で演技してる夜


これは草 それくらいしか言えなくて


思い出が今日の日付を探してる


心臓の動悸が動機だったとき


三日月の空は脆くて危ないよ
連続する正のピタゴラス数として唯一無二の三と四と五


腐の数を使ってるから交換法則が成り立たない掛け算


数学は頭痛と楽しさをくれるけど、泣かせてはくれないんだなぁ


微分され ....
悲しみがある



喜びがある日もある



寂しさがある


ちょっとファミ横のコメダまで出よう





だから苦しみは


 ....
最も苦しいのは
頭の中に今あるイメージを
君に伝えきれずに今夜が終わる事だ

最も悲しいのは
次から次にインスピレーションが涌いてくるのに
それを書きとめる時間や余白がここに無い事 ....
スローロリスなに喰ってんるんかな

ちっこいクモ喰ううんかいな

喰われたらどこにいくんかいな

喰い残しの脚が残っとるがな

おれまだ残っとる

この世に
太陽が陰に隠れた隙の月


名前から抽象的に広がった


未知満ちる道を my go 舞う迷子


実体のない実験の実体験


頑なに語らなかった固い肩


太陽は勿体な ....
いくつかの枝葉をのこして、花を切っていく。もっと沢山の花を咲かせるために必要な処理だ。
そして、わたしたちはまた違う街へきた。

これまででいちばん短い期間での引越しだった。短い春と長い ....
夜風に紙垂がゆれる

 一文字だけの汗

斜影のない自転車を追いかける

       金星はいつも金星で

見上げれば笑う檸檬の月

御前三杯酢をと乾く舌から 季節は巡り
 ....
この街を
左廻りに
踏破して
今も尚まだ
世界は続く
貴方に参ったと言わせたいが
荒れ地に種も蒔きたい
二重の線で消したいが
全部薬だと知った

名前を与えてしまったら
その瞬間から傷口が広がる
紙の埃を吸い込んで
苦しいから文字は踊る
 ....
緑はいい匂いがして
黄色はカレーだと思ったけど
微かに残る勇気の匂い
街が公園を目指す
今日はゆっくり寝転びたいから
まとまり難いものは滑り台で遊ばせて
やっぱり愛がいいとみんな家に戻った ....
無に熟す熱 黙然と照らす熊


ぼんやりと体育館で読んだ絵本


空っぽの体を白く染める空


面白い面影 モノクロの想い


草原と身体の底に昏れていく


つもりつづ ....
世界を変えよう
そう言う私と彼女のお尻には
ふかふかの尻尾が付いてて
鋏みたいな虫がいて
木の実みたいな蛇もいて
みんな捕まらせよう
世界を変えよう
私たちは誓い合った
草の色した服を ....
何故惹かれるのかわからないので、私は引き金に指を掛けています
何故私のものにしたいのかわからないので、さっきから扉を開けています
わかってしまうことからずっと逃げているのです
私は泥棒です
貴 ....
三日も止まない雨
時々全部夢だと思う
戻りたい頃があることに驚く
どうせ血の塊
形があって何か考えてられる方がおかしい

生きとしいけるもの皆
間違えた道の一例に過ぎなくて
何故心臓は ....
豚一殿の今晩の





夕餉は何の花が咲く





















桜は生姜と甘口醤油

 ....
い、インドにはインドの流儀。
ろ、ろれつが回らずおかしいな。
は、ハブ酒のんでいいきぶん。
に、にくばかり先に食べないで。
ほ、ほっかいどうだよおっかさん。
へ、へんな日本語つかわないでよ。 ....
干し草を積み上げて小刻みに揺れながら
走る軽トラみたい、知り得ない生き方
不意に近付きすれ違う
同じ約束を抱えて巡り会えた
私にはまだ解けない数式
軽々と正解、撒き散らして去る
砂埃と ....
ワンパクにタンパク質が爆誕す


フワフワでふかふかな深緑色


欠片だけ 影は空っぽだったから


目を閉じる度に世界を忘れてる


足裏が蚊に刺されててめちゃ痒い


 ....
mizunomadokaさんのおすすめリスト(1867)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
寒山&拾得- TAT自由詩4*22-12-2
そらした- 水宮うみ川柳2*22-11-26
明日- はるな自由詩422-11-22
まぼろし- 青色銀河 ...自由詩1122-11-21
黄葉か紅葉か- TAT自由詩3*22-11-20
取るに足らない嘘のこと- はるな散文(批評 ...422-11-17
騎士団長殺し- TAT自由詩2*22-11-13
読書- はるな自由詩422-11-9
角の星乃珈琲の- TAT自由詩2*22-11-7
丸い雨- 水宮うみ川柳5*22-11-1
曇天の一日- ナンモナ ...自由詩4*22-10-27
夜暮れ- 水宮うみ川柳1*22-10-27
算数- 水宮うみ短歌3*22-10-26
一人称が劇的に変わる革新的な現代詩- TAT自由詩2*22-10-24
出力の追い付いていないコンピューター- TAT自由詩222-10-17
いきものの世界で- ナンモナ ...自由詩4*22-10-17
隙間- 水宮うみ川柳3*22-10-16
メモ- はるな散文(批評 ...422-10-16
晩秋- アラガイ ...自由詩15*22-10-16
禁忌- TAT短歌222-10-8
件名瘡- 妻咲邦香自由詩422-10-3
コーダ- 妻咲邦香自由詩322-10-2
づつうつつづつ- 水宮うみ川柳6*22-10-1
変えよう- 妻咲邦香自由詩122-9-30
不可思議- 妻咲邦香自由詩222-9-26
ディレイ- 妻咲邦香自由詩122-9-26
Bush_meat_Under_ground- TAT自由詩122-9-26
カルタシマス- 妻咲邦香自由詩222-9-24
リュート- 妻咲邦香自由詩222-9-24
かななかな_からかなか- 水宮うみ川柳3*22-9-20

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57 58 59 60 61 62 63