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見えているものは
ただ単に
見えているだけであって
見るものを
見ていないのかもしれない

見えているものから
見えるものを見えたとき
初めて見えるのだと思う
目を開けなくても
見 ....
 まだ熱の残る砂浜を歩けば
 私の中の?海?が呼応し始める。

  感情の波に流されないためには?
  自分の願いを叶えようとして
  自分の過去を認められないほど
  私達は幼かった
 ....
風は吹くだけではなく
時には歌い
時には光る
風は夢を見させてくれる

水も流れるだけではなく
時には跳ね
時には踊る
水も夢を描かせてくれる

雲も浮いているだけではなく
時に ....
もみじ もみじ
てのひら もみじ
衣笠の秋の空 染み渡る

東山も 嵐山も 頬を紅く染める 
ひとはあはれ 賀茂のながれ ずっと見てた

もみじ もみじ
てのひら もみじ
衣笠の秋の ....
夏は結局いつも
気づけば私を置き去りにしてしまうから
今年はちゃんと捕まえて
かごの中に閉じ込めてやろう

だらだら溶けるアイスキャンディーは
外れの文字をさらけ出すだけだけど  ....
ずっと昔
何人もの人が一緒になって
ようやく一日かかって
つくれたものを
今は半日以下で
いやもっと短い時間で
しかもたった一人で
つくれてしまう
けれども
ずっと昔から
忙しさは ....
ほとんど静かになった学食で
友人三人で
明日はピクニックに出かけよう
そんな話になった
大学から駅まで行く途中
夕焼けが綺麗だった

次の日は
朝から大粒の雨が降っていた
「どうする ....
おばあちゃんが
はにかんだら
とても可愛い

面映ゆいは
顔映ゆいで
可愛いって
そこからきてるんだって

恥ずかしそうにする姿は
いつになっても
乙女の輝き

(キラリン、 ....
地下の機械室で
とつぜん白熊が働くことになった
あの北極の白熊である
会社では白熊も雇わなければならない
そのような法改正があったらしい
私の部下として配属された

初対面のとき
イッ ....
アサガオを育てていたはずなのに
大きなヒマワリが、ひょこっと生えてきましたよ
「あれ、どうしてこんなところにヒマワリが」
って
あなたのおどろく顔がおもしろかったから
ヒマワリと一緒に
わ ....
橋は現在と未来に
まっすぐに架けられていた
虹を見下ろしながら
自分を越えてゆける
時の橋がある
ただし
その橋を渡るには
一人一つの道を歩いてゆかなければ
その橋に着くことができない ....
夏の土は掘り返された
今まで誰もにも見られなかった
その暗黒が
ついに地上の光に照らされ
盛られた土たちは
ふうっと息をついた
初めて受けるその眩しさに
知らない世界を知る
こんなにも ....
白詰草の花冠
年上のお姉さんに教わった
作り方
今でも覚えている

手に草の露を付けながら
夢中で編む
その姿は
小さな花嫁のようで

強く生きるその花は
だけど、優しく微笑みか ....
窓辺には 
ガラスケースにしまわれた 
誰かの心臓が置かれている 

真夜中の無人の部屋に現れる 
今は亡きピアニストの面影 

奏でられる旋律に 
永い眠りから覚めた心臓は 
脈を ....
手にしたペンが
ここを握れと言っている
真っ白い紙が
これを書けと騒いでいる
すべての物が語りだす
物と心は離れない
物にも目や口や耳がある
その魂を描くとき
それは物語となる
物は ....
ことばなんて おぼえちゃいけないのかな
保育園の先生に さよなら を言いわすれた
ユキ姉ちゃんが
いつまでも半ベソをかいている
そのすぐ傍で たあくんが
「あびば ぷぅー」と叫びながら
そ ....
五月晴れの匂う
青い空の下
潤いの粒がキラキラ光る
生き生きとした緑の葉っぱたちが
風に揺られて
カサカサと何かお喋りをしていた
何だろうと聞き耳を立てても
わたしは人間なので
うまく ....
コルトレーンのサックスが
僕のペンを踊らせて

水色のノートに
リズムを覚えた言葉達
派手に転んでは
また立ち上がる

詩がダンスなら
人生だってダンス
空白のページに
素敵な言 ....
犬小屋で眠っていると、
きつねのこんに声を掛けられた。

「どうして、
 そんなところで眠っているんだい?。」

ぼくは、
わるいこだから。
そう答える ....
たったひとつの言葉

大切な
なくしてはならない
いきている喜び

あなたのもとに届けたい

母の日のカーネーションのように
感謝も込めて

日中の眩い陽射しの下で
踊る蝶々も ....
裸足になって詩を読もう
どこか不思議と
目に入ってくる言葉が
そのまま受け入れられる

気持ちがこもった
言葉なのだから
肩を張らずに
裸足のままで
そのまま読めばいい

純粋な ....
窓際に並べた氷がとけていくのを眺めていた
わたし以外に誰もいない
広い部屋の中で
ひざをかかえるように小さくなって
息を潜めて

日が落ちて暗くなっていく
とけた雫か
わたしを伝って流 ....
蜘蛛の巣──繊細に張りめぐらせたレースの装飾
怖いもの知らずの蝶が飛び込んで
ゆれる ゆれる

蝶の羽も絡まる糸も光っている
ゆるやかな午後の陽に なお光を保ち
幼い頃
誰かに見つめられて
動けなくなったことがある
逃げるので精一杯だった
不思議な目だった
そんな記憶を思い出しながら
公園のベンチでうたた寝をする

家でちゃんと寝ようと思って
 ....
境界のあやふやな 一日は
爪の間から 鱗が生えてしまう

空をつかむ その指には
退行の刻印のニキビ跡

  夕暮を透かして 茜色
  山の稜線が
  青く 遠のく
  空に雲は置か ....
風は夢を見ている
ゆらゆらと揺れながら
青い空の夢を
気持ちよく描いている

風は夢を見ている
ふらふらと漂いながら
緑の森の夢を
心地よく遊んでいる

風は夢の中で
自分が風に ....
誰かを好きになって
結婚して
こどもを産んで

ごく自然ななりゆき
なんだけど
それを人間らしさと言えるのだろうか

赤ちゃんを抱いた
お母さん
しあわせそうに見えるけど

割 ....
   一  アンタレス disk1


君と夜の海辺を散歩していた、
はずなのにいつのまにか
空を歩いていた

頭上に、海
でも今日はよく晴れていたから
涙の一滴も落ちなくて ....
私は暗い地面の中にいた

じめじめとして音もなく何も感じない

自分という人間の存在すら分からない

生きているのか死んでいるのか

そんな簡単な事すら実感できずにいる


闇の ....
   黒縁の眼鏡をかけた教授の講義が一段落すると
   スクリーン上に映し出されたままの
   夏の星座がゆっくりと回転し始める


   古びた校舎の窓側を覆う暗幕は
   その歳月 ....
未有花さんの自由詩おすすめリスト(5454)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
見えているものは- ぽえむ君自由詩11*07-5-26
海という名の、- 灯和自由詩7*07-5-26
風の声が聞こえる- ぽえむ君自由詩10*07-5-26
もみじ_〜京都衣笠もみじ- 北大路京 ...自由詩11*07-5-26
夏の誘拐- なかがわ ...自由詩2*07-5-26
そんな気がする- ぽえむ君自由詩10*07-5-25
雨の日ピクニック- ぽえむ君自由詩12*07-5-25
面映ゆい- 小原あき自由詩16*07-5-25
白熊- yo-yo自由詩11*07-5-25
いたずら- 壺内モモ ...自由詩14*07-5-25
時の橋- ぽえむ君自由詩9*07-5-24
夏の土- ぽえむ君自由詩9*07-5-24
花冠- 小原あき自由詩19*07-5-24
窓辺の心臓_- 服部 剛自由詩12*07-5-24
物は語る- ぽえむ君自由詩10*07-5-23
きときと。- 角田寿星自由詩16*07-5-23
五月晴れの日に- 小原あき自由詩19*07-5-23
ダンス- Porter自由詩19*07-5-23
「_こんくんこん。_」- PULL.自由詩11*07-5-23
たったひとつの言葉- 乱太郎自由詩12*07-5-23
裸足になって詩を読もう- ぽえむ君自由詩10*07-5-22
- 暗闇れも ...自由詩1307-5-22
光まとい- 石瀬琳々自由詩17*07-5-22
不思議な目- ぽえむ君自由詩13*07-5-22
片鱗- アハウ自由詩807-5-22
風の夢- ぽえむ君自由詩9*07-5-21
- 恋月 ぴ ...自由詩25*07-5-21
アンタレス_- Rin K自由詩33*07-5-21
アンダーグラウンド- ajisai自由詩6*07-5-21
プラネタリウム・アワー- 嘉野千尋自由詩26*07-5-21

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