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窓際に並べた氷がとけていくのを眺めていた
わたし以外に誰もいない
広い部屋の中で
ひざをかかえるように小さくなって
息を潜めて
日が落ちて暗くなっていく
とけた雫か
わたしを伝って流 ....
ある日、ドアを開けるとそこには
私の知らない、子供が2人居ました
わがままで
まだ大人かどうかも分からない曖昧な存在の私に
自分の弱さを訴えてくる子供達
面倒な子ねと切り捨てることは ....
ね、癒しをちょうだい
平日の美術館のしんとした空気がすきなの
色とりどりの小窓からみなが挨拶をくれる
しんとした空気
足音を立てずに挨拶を
スカートの端をつまんで優雅に足はクロス
....