きらり
うんざり
明星の
空に輝く
この朝に

きらり
うんざり
純情の
現実の夜は
蒸し暑かった

一歩
一歩
また歩いてく

たとえ明星が
俺の行方を
見守って ....
夜を嘗めたい気分
代わりに
ビールを飲み干して
なんだか
塩味が足りない

人間らしく
泳いだり炎天下
汗水をたらしたり
日射病になったりできないので
空想を
お披露目する

 ....
あなたの匂いが
ここまで聴こえてきそうです
本当にに蝋燭のような
灯火でもなくって
ぼんやりした
琥珀色の
あなたの
からだから
漂う
熱のような
気持ちのような
気分のような
 ....
いま、届いた
大陸の先端
盆地のきわに
傾く長屋とともに
伸びていく水蒸気
別院の瓦から青と交わる大気
へと
裂けていく
雷鳴
避雷針を回転軸に
胎動する空
煙る
緑の
その ....
手と手を繋ぐ帰り道
あなたが嫌いなこの田舎
あなたの涙を見るたびに
私の心が裂かれます



「ねえ、星がすごく綺麗だね」
あなたが初めて褒めた田舎は
夜空の星たちでした
そんな言 ....
右手と左手は私を庇った 転ばぬ先の杖



そうは言うけれど



杖があろうがなかろうが
転ぶときは
派手に
転ぶもんだ

逆に
杖を頼りにしている分
杖が折れて
転んだときは
相当痛く
 ....
天使は見えぬ

何処かにいる

そうだとしたら
どうか御機嫌よう

天使が羽を休めてる
天使が眠りについている

天使を見たら伝えておくれ
僕は元気だと

天使を見たら伝えて ....
月がどこに出ているのかも
今日は満月なのかも
どうでもいいような暮らしも
それでよいのならいいのかもしれない

同感
同調
こころが向く
話に耳を傾ける
その人の世界を訪問する

 ....
今日の空はキレイでした



私は

雲海の中に忘れ物をしました

それは一匹の犬からもらった

大きな  大きな




幼い私に

沢山の喜びをくれた

沢 ....
すき

昨日のあんたより
今日のほうが
今日よりも
明日のあんたのほうが


すき

多分……
N・Kに





魚がいる
魚についばまれている
ちいさな
魚たちに

僕は部屋 ....
ひとり立ってた。
ひとり待ってた。

誰も居なかった。
誰も来なかった。

ひとり

待ってた。

空は晴れてた。
雨が降ってた。



ひとり



頬にぽつり ....
時として僕の空気には
亀裂が入る
自然の摂理に従って
その裂け目はそのままだ

だけど吹き込む風の中から
君が少し顔を出す

それならそれで
どんどん裂ければいい
そのスピードで裂 ....
あれ? おかしいな
さっきまで一緒に笑っていたよね?
急にどうしてそんな事を言うの?
どうして態度をいきなり変えるの?
僕が何か悪い事でもしたかな?
ねぇ? どこへ行くの?

そんな冷た ....
大きな涙をみつけた

この夏

あなたは泣きながら

笑ってた

「ありがとう」

って

「応援してくれてうれしかったよ」

って

「最後の夏・・・

いい思い ....
苔が吐きだす一千年の時
崩れてゆく胞子嚢が
クラッシックなビールの泡を
吹いて
ぼくの肺を満たしていく
遠い
ひかり
さえぎる
巨人た


あなたが得た
この深刻な自由
じ ....
私がもし此の世から居なくなったら
君はどうするんだろう
どれくらい泣いて
どれくらい取り乱して
どれくらい…
どれくらい死にたくなるんだろう

怖い

私のせいで君がそんな辛い想いを ....
君へと向かう言葉はすべて
白紙から繰り出した愛の言葉

笑ったり泣いたり私は忙しいね
愛したり抱き締めたり
いつもありがとうね

愛された分だけ愛そうと思ったら
一生かかっても足りない ....
雨の後、猛スピードで広がるのは

画用紙をまっすぐに切り裂いたような青空だ
わがままいっぱいの夏が来る
思い上がりもいいとこだ

他人を憎むのはイヤだな
卑屈になるのも
嫉妬するのもな ....
☆ おへそにピアス


おへそにピアスしています
ローライズのずっと上
チューブトップのちょっと下
夏の視線がやたら眩しくて
わたしのまんなか
おへそにピアス
わたしがまだ
あのひ ....
アイスキャンディーで
当たりが出て欲しいけれど
恥ずかしくって
お店で交換なんてできないな
携帯電話で写真を撮って
思い出にしてしまおう
ああ
夢のない
大人になってし ....
悲しみが滲む蒼穹の果てが
ゆっくりゆっくり{ルビ紅=べに}に染まってゆく
そんな{ルビ表情=かお}をしないでと宥めるように
隅から紅が侵食されて悲しみが消えて

心に翳が射すのを必死で誤魔化 ....
たしか
二年ぐらい
キスなんかしていないので
そろそろしてもいいかな
と思い
相手を募集したい
けれど
声に出して言うこともできず
しらふでは無理で
こっちも相手も
択ぶ権利はある ....
あてども無く

彷徨う魂

虚脱感 

 抑鬱

  不安

   混沌

    悲しみ

     嫉妬

      憎しみ

     僻み

     ....
AもBもC
BもCもA
AもCもB
全部アルファベット

SもTもU
TもSもU
UもSもT
同じアルファベット

AはABはBCはC
SはSTはTUはU

みんなアルファベ ....
パキシル30mg

の、見せる現実のプラスレート
空想の透明度

限界線を見せない
夏雲の上に抜ける青に似た


昨晩打ち明けられた
銀粘度の約束は
いつか憧れた遠い未来にリンク ....
僕の部屋から見える窓の景色は

一回も同じ景色になったことはない

いつも変わり続ける

そう僕の心のように

ある時は朝日がさんさんと照りつける

爽やかな景色が拡がる

ま ....
砂漠がたったひとつの井戸を隠していたころから

私の瞳は たったひとりの姫を隠していた

床は真四角の部屋 天井が一点で結ばれている部屋で

彼女は いつも たったひとりで 永遠を歌った
 ....
{引用=

一、漕ぎゆく者へ


  明るいうたは明るくうたおう
  明るくないうたも明るくうたおう
  そうすれば
  必ず
  いつかどこかが壊れてゆくよ
  治すというのはそ ....
プル式さんのおすすめリスト(2394)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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小詩集【水没ハーモニー】- 千波 一 ...自由詩32*06-7-11

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