空耳のどしゃぶり
ガード下にこだまする

立ち止まる黒猫の
瞳はブラックホール

目が合えば僕は
吸い込まれていく


夜を開く赤のカーテン
その向こうへ黒猫は走り出す

加 ....
今朝のおまえの目が
あんまり緑だから
どうしたって聞くと
やっぱり風邪だ

普段体調がいい時は
緑に茶色が散っている
水の底に見たブナ林のような
おまえの目

それが濃い緑に張 ....

目が覚め
なるはずの目覚ましが
ならなくて
どこに行ってしまったの
だろうと
探しつづけた

もう学校に
行く時間

どうしよう・・・

どうしたらいい?

頭の中が ....
キミの夢を見た


次の日


なんか心が・・・空が


雲一つない


真っ青な空だった
私が心から愛している人が
同じように私を愛してくれるなんて
本当に素敵だな

すごくすごく好きだから
偶にまだ慣れないんだよ

君が居て欲しい時
当たり前に傍に居てくれるこ ....
太陽が傾いであんな所へ落つこちようとしてゐる。
鞄の中にカメラを六機忍ばせて。

愛しき貴方の掌には浮き上がるポラロイド写真。

写真を振つてはゐけないよ。
現実が掻き混ぜるスウプ ....
わたしは感じてしまう
小綺麗に片付けられた部屋の
飾り棚の上で
あなたは仲間達と腕を組み
屈託の無い笑顔をこちらへ向けて
壁際に吊るしたドライスーツからは
泡立つ潮騒の音色がする
そんな ....
君のその美しさは
止まることを知らなくて
果ては雨夜の月の影

僕が君に逆らえないの
知ってるくせに
そんな難題投げ付けて
君は小悪魔みたいに微笑う

一体何が楽しいんだか

そ ....
 あの人は決してそんなことはないと
 そう言うに決まっている
 悲しませないためや
 悲しまないためや
 あの心に鬱蒼と生い茂る
 憎たらしい善のせい

 わたしは思わず声を
 荒げる ....
心にカギをつけました

私の気持ちなんて

あなたの笑顔には

かなわなかったから

言葉にかぎをつけました

私の言葉なんて

あなたの夢のでかさには

かなわなかったか ....
いつも気ままに飛び出してしまって
思い出した頃は
誰かが困った顔で探している
それを勘違いではないと
知ってしまっても

気ままさに抗うことなく
衝動にはいつでも素直に生きようと決めてい ....
いつまでもそばに置けない
縫いぐるみは
いつか別れなければ
ならないから
わたしの見ていない場所で
燃してください

お願い
捨てないで
燃してください

お別れは
跡形もなく
癒えぬ傷跡、
それとも病月の劣情なのだろうか

白く飛んだポラロイド写真のような
明け方に私はきみの体温を求める。
ただ只管に。

低くて甘い声
あたたかい指先
触れれば輪郭はやわら ....
狂いそうなくらい朝から心臓がドキドキ云ってる。
読みかけの本、栞を挟みなおして読もうとしても頭に何も入ってこない。

あと何時間…目覚めてから何十回めのカウントダウン。

落ち着かない。兎に ....
あなたの

うた



好きです

少しだけ

悲しくて

でも

どこか

強くて

消えてしまった

あなたの

こえ

機械からしか

聞こ ....
いつも寄り道せずまっすぐ帰るあなたが
今日、突然に、隣駅で降りたのはなぜ?
缶コーヒー1杯分の小銭も節約するほどのあなたが
急に、ここでブレンドを頼んでいるのはなぜ?

いつも我慢強くあの人 ....
つらい、と叫ぶ人だけがつらいのではない
うれしい、と微笑む人が本当に満たされているわけではない
すき、と言う人がいつまでもそばにいてくれる保証はない
きらい、と背を向ける人が常に素直なわけではな ....
小さいもの

大きいもの

全部

生きている

そう知っている人は

どのくらいの人たちなのだろう
近頃、歯向かわない言葉を使うことに慣れすぎて
本当は痛いことさえ道連れに
たとえ真綿の奥にこめられた刃に気づいたとしても
平然と
笑顔で
明日もキミの隣に座ることができる

近頃、トモダ ....
雨の日がきらいだった
だから
てるてるぼうずを作った
なぜかいつも
さびしそうな表情の
てるてるぼうずを・・・

雨はやむはずもない
だって
今のぼくの気持ち
そのものだから
こ ....
懐かしい顔がそこにあった

見慣れた君の横顔
かわいいタレ目
すっとした鼻
小さな口
全てが愛しくて
ボクはまた君を忘れられなくなる

「久しぶり」の言葉をきっかけに
昔話は始まっ ....
悲しみは
心にあらずや
街角に
光溢れて
なお深き闇
不幸せな人を見ることでしか
自分の幸せを感じられない私は
本当は幸せモノではないのかもしれないなぁ
繋いだ手と手が
軽く緩やかで
程よい加減であればあるほどに
自然で優しく歩めるように
あなたたちとわたしも
そうなれたらいい

結び目はかわいいチョウチョ結びで

あなたたちが巣立つ ....
線路の向こうを街がながれる。
中刷りを睨んでる男の前で、
女子高生はケラケラ、
大事な話にまだムチュウ。
ドアにもたれて外を眺めるあのムスメが正しい。
ボクもイヤフォンで耳を塞ぎたい。

 ....
木は風に揺られて危機と告げている台風前夜の窓辺のふたり


完璧な雨に降られて澱みゆく河を見ている仔猫とあなた


水田の水面に雲は流れゆき徐々に満ちゆく夏の青空


帰り道 ....
デカシャモ周るよ
クルクルと
茶色い図体持ち上げて
小屋の周りを はい一周
今日は元気に もう一周?

デカシャモ食べるよ
ツンツンと
キャベツが千切れず あら苦戦
だから千切って  ....
天変地異の空の下
流れる雲は何ぞやと
窓の中を覗き込み
笑う赤子を噛み砕く

昇る朝日は
何時もの様に
鴛眺めて苦笑い

可愛いあの子は
何時も一人で
人が恋しと
人を喰う
 ....
いつもと違う道を通った朝
雨にぬれるゴミ置き場
あこがれの大きなゲーム達が
まるで泣いているかのようで
立ち止まって
ドキドキした

帰りに傘はいらなくて
涙は乾いてたけど
笑っては ....
さいきんやたらと
少女漫画を読んでいる
そのうち女の子と少女漫画ネタで盛り上がれるかもしれない 
ウププ
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ついでに安野モヨコ
少女漫画おそるべし
あなどれない ....
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