よみがえる言葉を
踏みしめながら
いつの季節もささやかに鳴り


 のびゆくはずが
 逃げてゆけないものへと
 落ち着いてしまった

 あたらしく
 おとを試して、
 更 ....
今の僕は都会の中の反乱者
一等地のファーストフードの中にいながらも
頭の中は花鳥風月
小さな机にトレイを端に寄せて
わずかな手元で大きな世界
食べ終わったハンバーガーの包み紙を見ながら
青 ....
緑色の手足に
金属の目玉
アナタを愛すると薄っぺらに誓うのは
この長い
長い

熱い
むしむし
むし熱い
アナタの寝顔を舐めて
溶かす



私を呼ぶ声がする
常に ....
今朝春らしいものが突然に

額に寝汗として現れぼくはそのために頭が重い

ぐっしょりと水を含んだようだ

重たい頭はぼくをふらふらと外へと向かわせ

安普請のとびらを体の重みで押しあけ ....
今オバァちゃんが食べ残した
お頭付きの鯛が天に昇っていきます
片身が無いので泳ぐ事も侭ならず
さりとて
昇っていくには
残った片身が重過ぎて
潤んだ瞳を
ますます潤ませ
静かに ....
ぼくは今
2つの分かれ道の前に立っている

1つは外へ
1つは内へ

外へ出れば不安と冒険が待っている
花と鳥は強く心に刻まれる
夢は常に広くなる

内に留まれば安定と無難が維持さ ....
久しぶりのその声は やはり心なしか疲れていて
ごめんね と 零れ落ちた言葉に
君は苦笑する

久しぶりのその声は 相変わらず可笑しなコトしか口にしなくて
その優しさに思わず 言葉をなくして
 ....
今日起きて窓を開けたら
3月の風が入ってきました。
まるで包み込むようにふわりと。
3月特有の温かさをもってわたしをそっと包んだ。

もうすぐ この部屋から出て行きます。
4畳半の小さ ....
ざくっ ざくっ 
と泥田に鍬を入れながら
陽平さんは鼻歌を口ずさみます
佐知子さんもその横で
一緒に歌います
収穫期二人は
毎日ここへやってきて
泥と格闘します

水を抜き
灰色に ....
 ぼやけた日常の階段を昇る
 朝日が眩しい
 夕陽に涙が滲む
 留まることを知らない月日に
 忘れ物は山となる

 積み重なる年月の重み
 そうあってほしいと願う心は
 時に裏切ら ....
東京で暮らすために
新宿に降り立った日のことを思い出す
長旅、といってもたった半日だ
タンクトップをねじるくらいで
音楽をつめこんだ鞄を
肩に食い込ませ
その日を酒を探して歩いた

福 ....
機械仕掛けの都会の街並み
高層ビルの間を風が抜けて行く
人々は目的もなく彷徨う
そんな運命(定め)なのでしょうか?

緩やかに時間は下降線を描き
破滅の時を刻みつつ在る

 ....
道はいくつも分かれている
正解もあれば不正解もある

長い人生の旅の中では
正解ばかりは選べない。

もし進む道を間違えてしまっても
引き返す事は不可能じゃない

間違え ....
おいてきぼりの堀を歩いて
寂しいよって
泣いたら
誰か来てくれるかな
弱いものには
やさしい気持ちになれるよ
攻撃しては
こないから
強さって
剣を振り回すことじゃないって
わたし ....
バス降りて
坂道越えた病院の
その先にある
夢見た学校

全国から
つどいし仲間は
一人暮らし
少し羨まし
少し尊敬

ビキニ着て
セクハラまがいの
あ ....
空気になったんだよ

彼方はそう言った

悲しむべき事ではない

そうも言った

傍らで泣く小鳥達は

夕陽が沈むのと同時に飛んだ

果てしなく高く

空気になったという君 ....
諦めた?
かたどった?    ?
                           ?
君が姿見を見た?
                   ?
青みがかった?
白く透き通った?
 ....
青かったノートには

思い出したくもない稚拙な輪

くるくると回る

なんとも不細工な輪


取り繕ったリボンの先

恥をかいてうつむく眼鏡の子

あの給食の匂い

なん ....
自分だけ
なぜか強烈な違和感
最後まで慣れなかった一年六組

かりそめの友といる
休み時間
授業の方がマシだと思った

ちょっとだけ
おしゃれになった気がした
初めてつけ ....
作る楽しみ
喜ぶ楽しみ
笑う楽しみ
話す楽しみ

作る事を愛している
美味しいの一言に生きる
美味しい物を食べる時の快感
愛する者の為に

貴方を愛しているの
皆様を愛しているの ....
 孤島の廃墟の街
 灰色(新聞紙の色)の街
 破裂して今も水が出ている下水管
 ビル群はほとんど全て崩れ落ちている
 コンクリートの塊がいたるところに転がっている
 烏が集団になって地上を歩 ....
昨日とは 
違う答えを持って職員室
ぷぷっと笑われ
少し救われ

靴下の長さ限界ひっぱりあげ
ちっちゃな抵抗
ストレス発散

理解してくれぬと
反発していた 先生に ....
☆を使って文章を作ってみました  空に浮かぶ減点主義の風に吹かれて
 今日はどこの国に行こうか
 空想の楽園
 この手に入れる

 こんな俺にも両親はいるし兄弟もいる
 友達もいるし恋人もいる
 先輩もいるし後輩も ....
大切だから
追いかけない

また
逢えればいいねって
メールした2回とも
返事がなかった
だから

その話はもうしない

どうか
私の存在が
あなたの負担に
なりませんよう ....
            2007/02/28

キャシュメモリの上に
香具師の油をひいて
滑りやすくしたい

こけつまろびつするうちに
下向きの感性が
上昇するかと項垂れて
ご禁 ....
今咲く桜
ま白な桜を
あなたは一人眺めているのでしょう
私の寄りかかりし幹に手を当て
お慕い下さっているのかしら
ならば私は幸せな罪人

そんな私に
もうひとつだけ我儘を
許してくだ ....
色の名前を忘れていく
最初に忘れたのは
花の色を真昼の
それにする太陽
そして、ものまねの月

雨の色を忘れていく
濡れるものとそうでないもの
雲の内側では透明の
感傷にも似た
匂 ....
春の初めのこの風と
自転車に乗って一緒に走る
どこまでも行けそうだ
上り坂は大変だけど
風が背中を押してくれる
温かく見守ってくれる
下り坂は楽だから
ぼくの背中に風を背負ってあげる
 ....
ゆるやかな浅い曲線
萌黄、山吹、薄紅、象牙、
さまざまな裳裾から覗くつまさき
光の紗の微笑
例えば
差し出された野性の腕
Rin Kさんのおすすめリスト(2756)
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