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それはいつまで経っても明日にならない
俺は始まりからずっと遠くてもっとぶ厚くて
お前の衰弱しきった太陽が忘れられない
明ける夜に挿された首のひやっとした
どの空も拒んで傾いた
それは動く ....
最果で
今年最後のさくらが咲いている
あの日、工場の辺りにはやっぱり同じような工場がたくさんあってね、その中ひとつの敷地に桜の大木が並んである。
バスも届かないくらい、おおきな桜だ。 ....
青いひかりテーブルでぽつり
グラスのふちに残された
口紅をぬぐうと砂糖の甘さ
部屋のすみずみで
とけ切らずゆれていた
おまえの唇に映る模様
グラスの底の乾き
俺はいつも眠たくて
....
東京で暮らすために
新宿に降り立った日のことを思い出す
長旅、といってもたった半日だ
タンクトップをねじるくらいで
音楽をつめこんだ鞄を
肩に食い込ませ
その日を酒を探して歩いた
福 ....
ついにお前は前世紀の真夏となって
果実の薫であつめた
くらく重たい天盤をひらく
太陽のとどかぬ深い森は
禽の歌の皮肉なかがやきと歓喜と
植物のむせ返るような熱を
....
Rin Kさんのsoft_machineさんおすすめリスト
(5)
タイトル
投稿者
カテゴリ
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日付
いきづく花
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soft_machine
自由詩
19*
07-6-5
最果の春
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soft_machine
自由詩
23*
07-4-18
マシュマロの首飾
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soft_machine
自由詩
8*
07-3-8
新宿はさようならと言った
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soft_machine
自由詩
23*
07-3-4
ベーゼンの海
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soft_machine
自由詩
7*
07-2-5
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