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あっと気づいたときには
避けようがなくて
エンドルフィン働いてくれたのか
やっと死ねるのかなだなんて
奇妙な喜びに背筋ぞくぞくしたのだけど
むりやり右折してきたクルマに衝突した瞬間
 ....
告げる直前の想い
はなびらよりも桜色に

ああ、あした咲く

あした咲くよ!
薄暗い辺りにひとり

寂しさに浸りながら

窓際に体を預けて



想いの途切れた一瞬に

光がまつげを掠めたから

思わず顔をあげたんだ



そこに映る光景は僕を

余すことなく飲み込んで

透明 ....
すっくと立った
一本の大木

何十年も
独りきりで

淋しくても
動くことさえ
できないんだ

あとどれくらい
独りでいなきゃ
ならないんだろ
カピパラさんとか モノクロブーとか

最近チヤホヤされてるけど

ぜったいワシのほうが カワイイと思うんだわね

「 飛ばねえ豚はただの豚だ 」という名言があるけど

ワシ、飛べないけど 蚊取り線香入 ....
窓の外を見ると
宇宙だった

宇宙船に乗った船員が
私の姿をして
窓ガラスに映っていた



どうしようもなく
地球が恋しくなった



この景色を君に見せたくて
写真付きメールを
ここから送るよ
フラッシュバックのまま
季節を渡れるなら

あなたとの待ち合わせに
ふるえた

あの駅前広場に
あおいそらと
しろいくもと
とうめいなひかりが
わたしのあたまの
はるかうえで
たのしそうに
おどっていた


すん、と
せすじをのばしていない
そらとくもとひかりは
ほんとうに
たのしそうで
 ....
夢で逢いたいと願った/だけだった

薄暗い小路に狼はいない
木漏れ日の森に
明日は雷が降るから
煙草に灯を点けて歩いた

擦れ違う蝶の
乱れた花びらを焦がして
二度と繋がらない電 ....
父とケンカしてから
もう 2ヶ月近く 口をきいていない

2ヶ月前は母に
「今年の"父の日"と"父の誕生日"は なんもせーへんからな!」
と言っていたのに


あるケーキ店のホームページで
たまたま見 ....
肉のぬくもりは

肉のぬくもりでしか

うめられないの

耳のおくに感じる海鳴り

心たちが胸をおす


ふたりのさいごの

ため息にふたりは

なにをか忍ばせる


肉のぬくもりは

肉のぬくもりで ....
きみの胸に掌をあてる

肌をあわせて

聞こえてくるもの

体温はいつも懐かしくて

ふたりはさいごの息を吐く


たましいが

どこかの宇宙の片隅で

ふれあう。


きみの胸に掌をあてる

肌 ....
抱き上げたら
掌に
血脈の呼吸が当たる
心臓に触れてしまった、
ような気がして

温かい体が怖くなった


白衣の腕に抱かれた眼を
僕は見つめている
境界線から一歩引いた ....
海に還る
手続きはいらない

横たわり
網膜を青で満たしたら
循環する感情を
濾過する

やがて
余分な手足は
抜け落ちて
流線型になる

心配するな
そのころには
陸な ....
漸く手にした教科書は
弟よりも重たかった


最初の挫折は三歳になる前で
最初の絶望は五歳の頃で
最初の贖罪は十二歳の秋だった

繰り返し踏みつけた水溜まりは
次第に黒くうねる海へと成長していたし
繰 ....
これは、あなたがくれたもの

あなたは栞と言ったけど、

これはわたしのおまもりです

すきと言ってくれた時、くれたもの

生きてきて、あなたに会えた

わたし、知ってるんです

わたしがこの世に生 ....
空と海の交わるところに
永遠があると信じていた
だから
大海原へと消えていく舟に
嫉妬した

―――私も連れていってよ
☆を使って文章を作ってみました {引用=
いいえ、あれは太陽ではなく
古びたシャンデリアの明かり


起立、
今日という善き日から逃げ出して
梟の首を廻す
大海原ではマストが立ち始め
皆が合図を待っている
黒い波 ....
うぐいす色の鳥のたねを
あたためる
その小さな手は
もう、知っている

ふくらむことの
喜び
ひとしく
うまれることの
尊さ


{引用=

むかしむかし
あるところに ....
耳の奥が痛いくらいの無音
僕の中の心臓 ドクドク
ふと見上げた夢の中の朝空
僕の目の前に はらはら
ひんやりとした雪の妖精達

張り巡らされる五線譜
舞い降りる沢山の音符

空の音楽はい ....
いまだ冬の
凍える朝にも
こぼれる陽光の一筋に
穏やかなる日和を思い
目を細める

匂い召しませ
息つく春を
こんなにも明るい空
なのに、とどかない

貼り付けの咎人なら
執行される二本の槍

私の枷を知っている
私の枷は知っている
2007年は、

初日の出からはじまった

空のある部分が赤らんできて

山の端が光ったと思ったら

ぐんぐんと日が昇ってきた

地球は自転してるから、

日の出と日の入りは同じ現象のはず

でも ....
蠍の あかい 目玉が

海のむこうへ と 落ちて

時折 のぞく

スピカ に

こんばんは と挨拶 。

オリオンの べるとが

空を 照らす なか

シリウス の待 ....
終わりを告げる声は無く
始まりを告げる声も無い

泣くのは
人だけではないだろうに

それでも再び
巡りくると疑わず
虹が遠いね

暗がりのなかからは

遠すぎるね
闇へ 広がる

いくつもの 感情

澄んだ 空気に
煌めく光 瞬く 星達

境界が あいまい なんだ

割り切れないんだ

君 との なんともない 約束

触れる ことが
怖い

声 さえ 震えて ....
ロウ石の描いてゆく円のあどけなさで
季節を跳ねわたる赤い女の子は
その胸に、またひとつ
ちいさな宝石をあつめて

伸ばしかけた指先
静かにたたむ陽だまり

いつか
桃いろの少女へ
走れるさ
雪の重みに挫いても
蕗の塔の芽を食べて

君の影は
今宵も
心の奥深くに染みを創る

けれど

足元に絡む挫折や
喉元で唸る鳴咽も
蹴散らして、いける

あぁ
 ....
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