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濃いウィスキーを一滴たらした夜にひろがる
昼は　望んでも得られない静寂。
買い換えた、二代目の目覚まし時計が
裏蓋をなくしたまま枕頭を守ってくれている。
「日々の営み」以上のことが要求される人　.... 睡れない蓮のように
首を立てている。


（揺れないよ、風には。）


泥の中に横たわる、
水没に備えた部位にさえなれない。


　左頁に辛うじて
　ノート取りの片鱗が沈むから　....
大村　浩一さんの吉岡孝次さんおすすめリスト（2）
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
＃37- 吉岡孝次自由詩108-11-29
二時間前の二時間後- 吉岡孝次自由詩2*05-4-3
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