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指一本動かないほど疲れきって眠りに落ちる時に
おっぱいのことを考えているのは誰だ

泥のように眠りながら夢の中でも
おっぱいのことを考えているのは誰だ

朝起きてなによりもまず最初に
お ....
強い風が叩きつけるように吹く中で
極彩色の旗が暴れている
数え切れない数の旗は
数え切れないほどたくさんの色で溢れていて
極彩色の荒れ狂う海になって
目の前の景色を飲み込んでゆく

きみ ....
どうでもいいような昔のことを
おおげさに懐かしがったり
にぎやかに笑いあったりしながら
おれたちは川べりの細い道を
ただぶらぶらと歩いていた
真冬の太陽は
弱々しいけれどやさしく
そして ....
セブンスター


今夜はもう
誰の書いた詩も読みたくはないんだ


ピース


おれ自身が書いた詩さえも
読む気がしない
これって
どうかしてるかもしれないな


セブ ....
#71

 ありきたりな憂鬱に
 絶望なんていうおおげさな名前をつけて
 誰も見たことがないペットみたいに
 かわいがって育ててんだろ
 そんなのどこでも売ってるぜ



#72
 ....
闇に落っこちたので

わたしは強く目を閉じました

瞼が痛くなるほど強く

そうしたら目の奥の方に

赤黒い光が浮かんできたので

わたしは手探りで

そちらに向かって歩きまし ....
あなたの その 透き通った瞳の奥の
けっして揺らぐことのない 美しい信念の
まっさらで 汚れのない 鏡のような水面に
しずかに落ちる 一滴のしずくから 広がってゆく
ていねいに 塗り重ねられた ....
トミノ、
トミノ、
かわいいトミノ。
おまえの眼玉の裏側の
冷たい炎の燃えさかる
ちいさな地獄の真ん中で、
真っ朱な花がただ一輪
いまゆっくりと綻んだ。
トミノ、
トミノ、
かわい ....
どこか遠くの
名もない寒村の廃屋で
最後の詩人が
おしまいの言葉を
震える手で書き記そうとしている

彼の思考の荒野を
舐めるように滑っては消えてゆく
文字列

この世界の
あら ....
 久しぶりに実家に帰って
 久しぶりに会った父は
 ずいぶん小さく見えた

 もともと口数の少ない人だったが
 いっそう無口になっていて
 母が買い物に出かけてしまうと
 これといって話 ....
おれは今日
すれ違った女子高生の
毛先15センチの緩やかなウェーブが放つ
甘いフローラルの香りに潜む閃光に
一撃で命を奪われてしまいたい
そんな気分なんだ

ベギラマ一発で瀕死に陥ってし ....
眠っても眠っても
眠り足りないような気がして
おれたちはまた
神々しい朝日に照らされた
やさしい窓辺に憧れるけれど

結局は為すすべもなく
裏切られた負け犬の
濁った目玉の底みたいな
 ....
ちぎれ飛んでゆく

ちぎれ飛んでゆく
それぞれの痛みを

誰もがみな
語りうる限りの言葉を使って
それぞれがぶっ放しあう

あらゆる方法を試みたところで
結局は
痛みを分かち合う ....
夕方。

昼過ぎから降り続いた雨は思い出したように止み
濡れたアスファルトに朝日のような夕日が射すと、
ちょっとくたびれた世界は
透きとおった群青色と鮮やかなオレンジ色の輝きで覆われる。
 ....
傷つきやすい
ということは
他人を傷つけやすい
というのと同じこと

地雷原のど真ん中で
諸刃の剣を振り回す
全裸の子ども

彼(あるいは彼女)が地雷を踏む可能性
踏んだ地雷が爆発 ....
光、

光、

光、

粒子と粒子が弾きあって
映し鏡の無限のように
光は永久に増幅し続ける

その中を
巡礼者のように
おれは俯きながら歩く
右手には
コンビニの乳白色の ....
足もとの
一枚下は地獄

だから
そんなに楽しそうにジャンプするのはやめてくれよ

教会のてっぺんにくっついている十字架が
真昼のアスファルトにくっきりと影を落とす
路上に灼きつけられ ....
わたしたちはみんな

従軍慰安婦という
福利厚生とかみたいな匂いがする
こぎれいな肩書きをつけて
さらってきたおんなこどもを犯すような

そんな生き物と同じDNA構造の生き物です
だか ....
足元が
池か
川みたいになって
水が
溢れてる気がする
まるで
そう

肩の辺りまで

波打ち際
打ち寄せる
駆けてくる
恋人
白い犬
照りつける
太陽
入道雲
 ....
雨の音が聴こえるので
ベランダに出てみたら
一面の星空で
雨なんか
一滴も降っていない

稲妻のように
乾いた荒野のイメージが
瞼の裏側に投影されて
見たことのない色で光る太陽が
 ....
ペットボトルの中の液体が
あなたの喉に落ちてゆく様子を眺めながら
みんないつか死ぬのだ
ということをあらためて確認する

悲しみよりも大切なのは
明日の朝食べるパンで

切なさよりも大 ....
眼を瞑ると
瞼の裏に映る虹
私だけの小さな虹
 おれを
 崇めよ
 讃えよ

 おれを!
 おれを!
 このどうしようもないおれを!
 この可愛らしいおれを!
 このほろ苦く甘いおれを!


  黒い円盤状の ....
#61

 驚異的な安定感と正確さをもって
 一本の真っ直ぐな線を
 真っ白な紙に引く
 その限りなく単純な美しさ
 全く無駄のない澄み切った一瞬

 そんな生き方が欲しいのだ

 ....
明けてゆく
夜の濁りが沈んで
上澄みみたいな
透明な青に
鳥のかたちの
見慣れぬ生き物が
一羽
滑空して
かき消すように
蒸発する
黒い河のほとりで
まつ毛の先
震わせながら
 ....
おれは
生中10杯飲んでも
吐かない

おれは
流行の短パンなんか
穿かない

おれは
床にこぼれた砂を
掃かない

おれは
ビーチサンダルを
履かない

おれは
か ....
#51

 こんなにもたやすく
 上がったり下がったり
 きもちというやつは
 まったく忙しいよ



#52

 夏の終わりの頃に
 誰もがぼんやりと抱く郷愁は
 どこかし ....
肩のあたりを噛んでほしいのです
思いっきり歯形がつくまで
血が滲むぐらいに



今日は抜糸です

彼女がメールを送ってきました
八針も縫った傷痕は
一生消えずに残るのでしょう ....
#41

 青い瞳からは
 青い涙が
 こぼれるものだと
 思っていました

 

#42

 オリジナルという名のコピー
 コピーとしてのオリジナル
 オリジナルなコピー
 ....
さびしさなんていう気持ちに押し潰されて
圧死するような死に方はまっぴらなので、
心の中で何かを爆発させ続けて
思考のスピードを倍ぐらいに上げてみる。
孤独という言葉のほんとう意味を
膝を抱え ....
水在らあらあさんの大覚アキラさんおすすめリスト(36)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
おっぱい- 大覚アキ ...自由詩507-3-28
極彩- 大覚アキ ...自由詩307-3-8
「リバーズ・エッジ」- 大覚アキ ...自由詩6*07-1-31
☆☆☆☆☆☆☆- 大覚アキ ...自由詩1007-1-31
フラグメンツ(リプライズ)_#71〜80- 大覚アキ ...自由詩15*07-1-23
- 大覚アキ ...自由詩4*07-1-17
あたらしい年に- 大覚アキ ...自由詩6*07-1-5
トミノ- 大覚アキ ...自由詩606-11-29
beyond_the_words- 大覚アキ ...自由詩806-11-8
ブゥー- 大覚アキ ...自由詩206-11-7
パルプンテ- 大覚アキ ...自由詩306-11-1
ひかり- 大覚アキ ...自由詩406-10-24
ちぎれ飛んでゆく- 大覚アキ ...未詩・独白506-10-18
表面張力- 大覚アキ ...自由詩706-10-12
マインスイーパー- 大覚アキ ...自由詩406-9-26
morning_light- 大覚アキ ...自由詩106-9-22
ジャンプ- 大覚アキ ...自由詩206-9-22
ねがい- 大覚アキ ...自由詩506-9-9
サマー・タイム- 大覚アキ ...自由詩206-9-7
パロ・デ・ジュビア- 大覚アキ ...自由詩6*06-9-5
Mさん- 大覚アキ ...自由詩506-8-16
- 大覚アキ ...自由詩206-8-5
オレオ- 大覚アキ ...自由詩506-8-1
フラグメンツ(リプライズ)_#61〜70- 大覚アキ ...自由詩906-7-31
夜明けの青- 大覚アキ ...未詩・独白406-7-25
はかない夏- 大覚アキ ...未詩・独白306-7-25
フラグメンツ(リプライズ)_#51〜60- 大覚アキ ...自由詩3*06-7-21
クスグルにて- 大覚アキ ...自由詩906-7-14
フラグメンツ(リプライズ)_#41〜50- 大覚アキ ...自由詩1006-7-13
水を飲ませてください- 大覚アキ ...自由詩406-7-3

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