すべてのおすすめ
あの青い空の下に もう季節はかえらない
愛は贈るものではなくて
奪うものだという
君の十五才の陶器のくちびる
かわした言葉たちが ....
鍵盤の上をいつもおくれてくる指のように
わたしはすでに取り残されてひとりで立っている
ビー玉を空に撒いたような
ボールパークの歓声に耳をふさいで
美しい惰眠をむさぼる緑色の猫の舌が
....
あこがれたいから 遠ざけた
見つけたいから 目を閉じた
伝えたいから 口をつぐんだ
信じたいから うたがった
抱いて欲しくて 裸になった
開いて欲しくて 扉を閉めた
....