光と風は紡がれて
空の中で弾けて散る
今、滔々(とうとう)と波は揺れ
君はうたた寝を始める
昨日見た夢の続きを
君は夢の中で演じて見せる
それは悪夢の続き・・・君は ...
麗しい時代は終わって君も魔女になるのだろうか
いまでも充分怖いが
僕は亀仙人にでもなってやり過ごすとするか
ボブディランが時代は変わると歌った
僕は生命は変化だ ...
言葉が
いつも
消えた その時
私は
眠い
いつも 夢を
見ていた
暮れていく夕暮れを
なぜだろう
この道は
果てしなく 長い
オタマジャクシが音符になって
俺にレクイエムやソナタを聞かせてくれる
腹のでっぷりと出たオッサンにはなり ...
ねがいごとはありますか?
あたらしいゲームがほしいとか
せかいのへいわとかということでなく
じぶんひとりのなかでおもいうかべる
そんな ねがいごとはありますか?
おおきいとかちい ...
電気を点けたまま眠る私は悪い私
そんなに暗闇が怖いのか
目を閉じると赤みを帯びた光が
明滅を繰り返しやがて意識が
闇へと落ちていく
突如の覚醒
闖入者が横切る
やかん頭で
かた ...
自転車の
免許を取ったあの日から
いつもシン ...
遊びにうつつを抜かす季節も、
仕事のストレスの裏返しだったのだけれど、
その後厄も、
もうすこしで終わる。
来年には、ぼくは、彼女と区役所へ行って、
婚姻届を出すだろう。
赤ちゃんの名前に ...
カール・スピッツベルグ
あの風景をいろいろなところで見た。ふと、見ればいつも、同じだから。
しばらく行けば、大きな崖の上にでる...
暗い時も、明るい時もあるけれど、底無しの深淵のときも、遥 ...
水族館に行って
手をつなごうとおもっていたら
行きたくないといわれて
それは
手を
つなぎたくないから
つなぎ
ハンバーグ
パン粉
つまり
あいたくないし
かのじょとかに ...
ちっとも赤くはない赤土。
予想以上に黒すぎた黒土。
乾燥に歓喜するような粉末たち。
「飾り」に成り果てようのないマナコは
どうしたって
その潤いから脱し得なかった。
気楽な風た ...
新宿御苑の新宿門にほどちかい雑居ビルの地下にそのバーはある。フォーマルなバーではなく、ロックバー。
扉を開けると、ツェッペリンやZZトップの大音量で、一瞬、身体が外に押し返されるような気がする。 ...
ああ
恋しいあの人の海で溺れたい
そして
きつく抱き締められながら終わりたい
秋の夜は
ロマンチックに
エロチックに
春はGじゃん。卒業生の賞状筒携へてときめく去りぎは、風も温みて、
毛織物など{ルビ藍=いんぢご}の内にこそ重ぬれば綿の膝丈{ルビ袴=すかーと}ひらめきたる。
夏はのーすり。日頃の腕立てすれ ...
山本さんが一人でぽつんと
落ちていた
落ちちゃったの?と聞くと
落ちちゃったよ、と山本さんは笑った
重力には勝てないよ、と笑った
いつか勝てるといいね、と僕も笑った
秋の空は晴 ...
まるで血まみれの鴇のような声で
孤独だ と、誰かが叫び飛ばしていた
夕陽の爆発を朱の線形で切っ裂いて
斜めに山岳をけずりとり
ふるえ滑り急落下して球形に飛散し
電波慰霊塔の涙時計をかち割 ...
死者のことだけを語りたい
死んでしまったあの人のことを語りたい
あの人の残したものだけを語りたい
あの人の心残りを語りたい
生き延びた俺や俺の家族の
健やかな生活のことなど語りたくもない ...
milk色の雲 わたしのブレーカーが落ちる音
ひろって そばかす
氷の溶ける間に ひろって
さわって
曲線を描き 瞬きを交差させる 光景
ゆうぐれの歩き方を
わすれてしまいま ...
瞼が取り払われたように目が覚めた。部屋の中にただひとつだけ置かれた文机の上に痩せた女が座っている。そのすぐ横に、三木の下卑た眼差しがあった。
外では工事の音がやかましく、砂埃の舞うのが窓からも見 ...
「夢のような世界でした」と
老人は語る
戦争が二つ起こり
三つの大きな恋をして
今、一つの命脈が尽きようとする
「夢のような世界でした」と
老人は語る
「今、 ...
満潮
魚がよろこぶ
真っ青になる地球のどこか
沈んでいく
月が二つあります、
社会のように
わたしをとりまいて引きちぎる
右に 左に
西に 東に
分裂しなさい、と
輝く
無性 ...
『 さらばわが愛 』
それで行こうか! 春風の中、
滝から目覚めた 難解イカーは
旅から目覚めた 難解剥奪・旅からイカーは
これはこれはようこそ! きみのめんたるなつよさ きみっのぅめんたるる ...
ある晴れた夏の日、
太陽の日差しに照らされ、体を焦がす。
そうだ、君と約束していたんだ。
慌てる様に君の待つ場所へ僕は急ぐ。
学校はもう終わっていて、
僕等は夢に帰らなくちゃ。
君が自 ...
木枯らしが吹き
去って行った男たちを
つらつらと思う
あったかい口づけ
厚い大きな手
柔らかな髪
広い背中
甘い匂い
熱くなる
ほめ言葉
リフレインする 声
声 ...
降り積もる季節になりました
おもいが
私は忘れていた何かを思い出し
振り向いたり振り向かなかったりします
移ろう
というのは少し悲しいことかもしれません
それとも私は悲しいということば ...
芝生に日かげが射して
まぶしいキャンバスに
夕がおとずれた
筆をはこぶひとの
手をなでるようにして
風が立ち
描きかけのキャンバスは
ばったりとたおれた
筆をはこぶひとは
草 ...
深夜なのか〜
早朝なのか〜いつも
すごい時間に【詞】を
アップするな…と
心配しております
私が君に出会った頃
毎晩眠れなくて
睡眠薬を飲んでいたが…
今もそんな感じな ...
茶色い段ボール箱
何を入れてあげようか
寒くなってきたから
やわらかい膝掛と
寒くなってきたから
暖かい手編みのマフラーと
あの子が寒くないように
茶色い段ボール箱
...
1)
庇には樋がなかった
コールタールの屋根をはげしく打って
雨は黒い路地に、まっすぐ流れおちた
ひくい窓を大きくあけて
わたしは雨の音を聴いたはずなのに
路地に敷きつめられたコー ...
雷雲の底
海に接する光
雷鳴 水紋
耳の底の湖
階段で
手のひらをあわせ
窓の外の音を見る
青を描く金を見る
水のなかの糸
ふかみどりに混じり
たぐ ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
「大人の顔」と「赤ん坊の微笑」
yamada...
自由詩
1
11/11/17 10:55
魔女の季節
梅昆布茶
自由詩
4
11/11/17 5:34
オレンジ
番田
自由詩
2
11/11/17 1:47
ファントム・ペイン
TAT
自由詩
4*
11/11/17 1:03
「流星群の夜に」
ベンジャミン
自由詩
2+
11/11/17 0:57
めくるハム
灰泥軽茶
自由詩
0+*
11/11/17 0:46
六段変速
TAT
短歌
0
11/11/17 0:27
名器の女
はだいろ
自由詩
3
11/11/16 23:19
カール・スピッツベルグ
m.qyi
自由詩
0
11/11/16 22:51
実家に帰る
6
自由詩
2
11/11/16 22:51
更新日時はマヤカシの木の下で
yuugao
自由詩
2*
11/11/16 22:47
文学の夜
MOJO
散文(批評...
0+*
11/11/16 22:47
秋の夜は
舞狐
自由詩
4*
11/11/16 22:46
春はGじゃん
salco
自由詩
13*
11/11/16 21:47
秋の重力
たもつ
自由詩
8
11/11/16 21:27
ねじれてゆく鴇のアンテナ
北街かな
自由詩
1
11/11/16 20:20
エロいことだけ考えているほうがまだマシだ
花形新次
自由詩
5*
11/11/16 20:13
夕暮れ
マーブル
自由詩
1
11/11/16 19:44
_
鯉
散文(批評...
2
11/11/16 19:21
夢の世界
yamada...
自由詩
2
11/11/16 19:06
夜の斥力
伊月りさ
自由詩
8
11/11/16 17:45
「母に捧げる 亡き母の遺体
狩心
自由詩
0
11/11/16 12:30
自転車、僕が手のひら一杯に握れる程度の永遠と、白夜。
雅寛
自由詩
0
11/11/16 11:44
去って行った男たち
森の猫
自由詩
10*
11/11/16 10:48
冬眠しないことば
かんな
自由詩
12*
11/11/16 10:27
風景画
佐々木青
自由詩
3
11/11/16 10:20
オモチャ弁当
ちゃんこ
携帯写真+...
2
11/11/16 9:54
愛
舞狐
自由詩
9*
11/11/16 9:29
河口の地図 2011
たま
自由詩
28*
11/11/16 9:29
夜めぐる水 Ⅱ
木立 悟
自由詩
2
11/11/16 9:06
3235
3236
3237
3238
3239
3240
3241
3242
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3258
3259
3260
3261
3262
3263
3264
3265
3266
3267
3268
3269
3270
3271
3272
3273
3274
3275
加筆訂正:
エロいことだけ考えているほうがまだマシだ
/
花形新次
[11/11/16 20:39]
ちょい修正
4.19sec.