不安だから
あたし自身が不安な存在になってみる
不穏だから
あたし自身が不穏な存在になってみる
振り返るたび
あたしの骸が夥しかった
まえを向く
烈しいベース ...
19歳の頃好きな人がいて、当時はまったくありえなかった逆チョコをあげようと思ったのであるが、やはり黒山の女子しかいないデパートのチョコレート売り場は恥ずかしく、そうしてついにとった行動が、 ...
きょう、
もう わたしは
倒れてしまった
独り歩きつかれて
のどもカラカラ渇いて
バタンと前のめりに
倒れてしまった
すると
背後から
男に捕まってしまった
...
心臓の近くで
きみがぼくの口と
お話をしている
肝臓からは
少し遠い
雪原を歩いて川の縁に立つ
流れに足をつけ
靴底で感触を確かめる
目の前を無数の氷雪が流れていく
昨日のことを考えて
ヌルヌルと滑る生物の営みに
足を取られそうになる
...
赤ん坊は何故生まれてきてすぐ泣くのだろうか
それは優しい世界から厳しい世界へと来たことを
すでに知ってしまっているからなのだろうか
生の悲しみをすでに知ってしまっているからなのだろう ...
ベランダに座り込んで
柵の合間から足を出してブラブラ
コドモみたいだな なんて思いながら
いい匂いのする煙草に火を点けた
近くの中学校から聞こえるコーラス
悪くないな なんて思いながら
ふ ...
また首を痛めた
この怪我とは
もう8年程の
付き合いになる
突如として襲われる
この激痛に
何度悶絶しただろうか
体を動かす度に
首から全身に伝わる
言葉に出来ぬ激痛
...
ゆ ゆ ゆれ ゆれる
ふ ふ ふる ふるえる
年老いたふるえ
新鮮なまばたき
新芽がふるえて
春をくすぐる
大きくゆれたのは
気のせいじゃない
なにもかもが崩れ落ちた
...
自分の好きなものを求めてみようという行為は
決してあなたの全てと繋がらない
おそらくそれは不一致というもので
私はただ茫然としてしまうかもしれない
恐れを知らな ...
時を告げる鐘に思いを託し、
湖上を眺める人よ。
あなたは独りではない。
見上げればどこまでも広がる空がある。
足元には名も知れぬ草があちらこちらに生えている。
今あなたは一人だが、決して ...
たとえば試みに、「Another HTML-lint gateway」で某サイトを採点しました。
(http://bungoku.jp/)
結果は以下の通り。↓
「たいへんよくできました」
限 ...
朝の風瞳に映る海岸線二十年後の約束をする
五月から残る傷跡まだ消えずひとつふたつと季節巡っても
明後日の予定は今も決まらない喧嘩したけど絆は深い
裏庭に咲く花の名を覚えたい孤独 ...
京都人かそうでないかを
見分けたければ
この前の戦争はいつでしたかと
訊いてみればすぐ分かる
太平洋戦争と答えず
応仁の乱と答えたひとは
間違いなく京都人
...
かあさん
お空が ないてるよ
だれかが
なぐさめてあげたらいいのに
かなしくなくても
なみだはでるよ
なみだで
せかいを
あらいながしたあとは
とつぜん
正気にもどって ...
わたしの空には定規があてられている
電柱の先がじゃまでまっすぐ線が引けない
わたしの空には定規があてられている
わたしはそれを美しいと思っている
わたしの空にはすべての青が詰まっている
...
まっさらな砂地に
すり鉢状の穴
底では強靭なアゴが待つ
群れから離れた
迷い蟻たちは
落ちたら最後
もう戻ることはない
地獄に落ちた蟻の悲しみ
あなたは今まさに吸われている!
愛はウ ...
くる
くる
った
った
くる
った
った
くるーるー
くる
くる
った
った
くる
った
った
ぼくの人生はだれが采配してるのかな
彼女に言われたの
あたしは結婚も恋愛もあきらめていたからいいのってね
時々恋をしながらでも恋に遅れていたのだね
ぼくの中には数億から数兆 ...
片目を閉じ
肌のうえを滑る水滴に
全神経を集中させると
夜の広がりがわたしのうちに
入り込んでくる
そしてもう内も外もなくなり
空洞のようでいて
そうではない夜の黒い底が
わたしと一枚 ...
いつも見ていた
流れていた 音楽が
街の向こうに
消えていく
肉もつものの哀しさ。
調べ。
時間の「蒼さ」。
速足で歩く、妖精は
少し透けて見えて
その翅が、
四枚ひと組の世界を示す。
エーテルのなかを泳ぐ、炎の{ルビ魚 ...
みんな
しんでいる
たのしそうに
しんでいる
いきものを
ころしてたべて
それでもなお
しんでいる
{画像=120223235940.jpg}
欠けた塊の怒り
輝くような怒りはあるか?
物質のように堅い岩石のような怒り
傷ついて欠けてしまうような怒り
純粋で結晶していて ...
くまのてっちゃんプップクプー
らっぱ片手にプップクプー
やまの坂道おさんぽだい
まちの市場でびびちゃんが
えらんだ変柄てぬぐいを
なぞのマントにプップクプー
きいろのグラサン目がまわる
...
好きだった事が
端から順に嫌いになっていく。
大嫌いなキャベツもレタスも
食べられるようになったのに。
トマトだけはどうしても食べられない。
...
缶入りの抹茶だ
ぼくはぬるくなってから飲む
ぬるい抹茶の味を口のなかで反芻する
お茶のお稽古で飲む抹茶はいつもぬるかった
幼稚園ではお茶のお稽古があった
お茶のあと男の子ともめたことがある ...
君が正しいと思ってした事
地球を何十周もグルグルと回るぐらい考えて言った事
そして寛大な気持ちを持ちたいと願った事
通じるはずだから
伝わるはずだから
きっと感じてもらえるはずだか ...
小さなアヒルに
似ているね
数字の2
かわいいね
*
事故にあった君が
包帯ぐるぐるのベッドの上で
私を見つけたとたん
Vサインをしてみせた
ふたつの指 ...
わたしは男のくせに、何も出来ないのである。これでも妻と息子を食わせているつもりであるのだが、殊、家のことになると別問題である。
先日用事があって、妻が息子を連れて仙台の実家に帰った。 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ギアチェンジ
吉岡ペペロ
自由詩
2
12/2/24 21:05
バレンタインデーの思い出
小川 葉
散文(批評...
4
12/2/24 21:02
おしまいの区切り
結川菜青
自由詩
2*
12/2/24 20:27
age2
たもつ
自由詩
5
12/2/24 20:00
前日
mizuno...
自由詩
0+
12/2/24 18:24
出産ともうひとつの意味を。
HAL
自由詩
4+
*
12/2/24 17:53
流煙
明楽
自由詩
2+
12/2/24 17:19
ありきたりな言葉
清風三日月
自由詩
2+
12/2/24 15:16
冬の終点
within
自由詩
5*
12/2/24 14:20
てまりうた
中山 マキ
自由詩
1*
12/2/24 14:18
時を告げる鐘に思いを託し
ヒヤシンス
自由詩
1*
12/2/24 13:57
ワタシヲシバルモノ
atsuch...
散文(批評...
8+*
12/2/24 10:54
朝の風
夏川ゆう
短歌
2
12/2/24 10:43
見分け方
HAL
自由詩
2+*
12/2/24 9:29
お空の なみだ
そらの珊瑚
自由詩
9
12/2/24 8:58
定規
ブロッコリー...
自由詩
5*
12/2/24 8:56
愛はウスバカゲロウ
花形新次
自由詩
2+
12/2/24 8:19
くるーるー
古月
自由詩
3+*
12/2/24 6:50
待ってる娘
梅昆布茶
自由詩
12
12/2/24 6:20
鋒鋩
瀬崎 虎彦
自由詩
1
12/2/24 5:54
_
番田
自由詩
2
12/2/24 3:35
赤の断章
高原漣
自由詩
0
12/2/24 2:34
人間
小川 葉
自由詩
4+
12/2/24 0:36
欠けた塊の怒り
beebee
自由詩
27+*
12/2/24 0:01
くまのお仕ごと
salco
自由詩
4*
12/2/23 23:41
すきなこと
晝
自由詩
1
12/2/23 23:41
ぬるい抹茶
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3*
12/2/23 22:45
君へ
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/2/23 22:36
2
RT
自由詩
5+
12/2/23 22:13
プライド
小川 葉
散文(批評...
9*
12/2/23 22:03
3118
3119
3120
3121
3122
3123
3124
3125
3126
3127
3128
3129
3130
3131
3132
3133
3134
3135
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
4.97sec.