カラフルなランドセル背負い歩く子等未来に連なる笑顔の連鎖
真実に辿り着くにはまだ遠い玄関脇に置かれた日傘
新しい服が私にくれたもの新しい日々新しい出逢い
新緑の葉っぱに陽射し映 ...
君の補助輪を外した朝は
まるで
小鳥の誕生日のように
空が青かった
小さな手のひらで
ぎゅっと握った
ハンドルが
ぐらぐらゆれる
どこへ向かっているのか
自分でもきっとわからない ...
大便を
丸ごと一本
箱につめ
スカトロジストの
きみに贈る
大量に
ヒジキを食べた
翌朝の
ウンコはやけに
まとまりがない
美しい女医に
直腸検査され ...
きみのする
電動歯ブラシ
オナニーは
ミントの香りが
とても清しい
肛門の
周囲に生える
毛を抜いて
あなたを想い
けつ毛占い
肛門に
忘れ去られ ...
少し遠くにいるあなたへ言葉を投げかける
言葉はメロディのように滑らかに
空中を軽やかにステップするでなく
少し自信なさげに
ひらがなは途中でぽろりぽろりと落ちていき
漢字 ...
目を閉じればいつも友達がいた
遠い街で待っている
僕は誰だろう
死んだのは自分なのかもしれない
予期しないできごとは
いつも 曲がり角の向こうに
人と歩調を合わせるのは もう たくさん ...
北へ進めー
僕ら陽気な音楽隊
足並み揃えてシンバル鳴らせ
止まった時にはラッパを吹いて
花壇に水をあげましょう
北へ、北へ
北は寒いこの半球
帰っていくのはちと厳しい ...
さびしくて目をつぶってたら
昼下がりの街道にはだれもいなかった
ぼくいがいだれもいなかった
雨のおとがびしゃびしゃ言ってる
天気は西から来るのだから
雨のおとは西から来たのに決まってる
...
夢中に咲く花
夢のなか
私の好きな
あの花よ
くたびれた顔で笑っているのは
私であなた
あなたと私
蓬莱山から風が吹く
ピューピューと吹きさらす
決めゼリフを言う時には気をつけてね
...
しなやかに夜を駆ける月と
百面相のにらめっこ
笑ったら負けよ
弓張月はこぐま座を宙返りして
むすっと怒りんぼ
蜂の巣をつついた百面相は
さされて泣き顔に
困った顔でわたしは
金 ...
軟弱な下心が充満する
とれかけたパーマの匂いを
舐めながら目をつむる
背ける
(皮膚は1つにつながっているからね
触れられるのは恐ろしいこと
+
夕方の友達と、ヒマワリと、煙草を ...
お玉杓子のような百舌達が
雨上がりの空に
ばらまかれては、舞い下りて
すすき野原にすーっととまる
静寂のひと時
ばらばらだった者達は
ひとつになり
きらきら光るすす ...
雨のふり方だけが
世界を知るすべ
ガード下に目を置き忘れた
哀れな物語をしよう
二日酔いが
ついに胸元であふれて
僕は灰色の吐瀉物を
コンクリの壁にぶちまけた
艶のない葉っぱを ...
よみきかせた
むかしばなしに
めをかがやかせている
いつかのこどもを
そだてている
いつかのちちおや
いつかのははおやは
あいかわらず
いいにおいをさせて
お ...
お年寄りの入浴介助前に
同僚のU君が着替えた後はいつも
僕の下の引き出しが閉まらないまま
脱いだ衣類が、もりあがっている
引き出しを開けるたび
骨が折れるが
日頃の僕にも気 ...
今日という日を
宇宙にひとりの自らでみたす迄
私の体は幽霊です
机の上に置かれたコップは
水を入れるために、ある。
窓から射す日に
水面のひかる
あの瞬間を、待ちわび ...
サラブレッドはサラブレッドとして
生まれてきた訣ではない
イギリス人がアラブ馬と狩猟用のハンター馬などを
競馬で勝利することだけを目的として創られた
最高の芸術品として呼ばれることも知って ...
言葉は 世界を変え得るだろうか
病を癒せるだろうか
絶望に塗りつぶされた 魂の闇夜に
明けの明星を 手繰り寄せ得るだろうか
今日も 書斎の周りには
白いキーボードが貪婪に貪った
文字の ...
チンカスに
似てるときみが
言ったから
わさび漬けが
食べられなくなる
ワキ汗の染みた
Tシャツ失敬し
生で味わい
煮ても味わう
親指の
爪の黒垢
掃除し ...
想像が体感を越えていく 原子力で混じり気もなく無邪気に
大気を越えて宇宙の隅を突き抜けて
破滅をも乗り越えていく
想像が通ったあとには金の灰が降り、世界は少し様子を変える
見え ...
きょう太陽のまわりに
虹が円を描いていたよ
ぼくはそれを伝えたくて
太陽を建物で隠して
写真を撮ってみたよ
会社の人に言ってみたら
外も見ずにこう言った
めずらしいですねって
山を二つ越えた 谷あいに
老婦が ひとり住んでいる
杉森の影をうすくうつす そこに
ばあさまの名前のついた泉がある
涌きでる清水は 億年の/恵み
甘く やさしい
...
散りのこされた花びらと
散りのこされた紅い萼で
桜の早緑がよごれていた
勝手なものだ
桜の花はもう
色彩の主役ではないのだ
きみの好きな早緑が多分
外灯に輝い ...
...
丘の上で
誰かがずっと待っている
青ざめたハイエナの孤独と
袋に詰められた真実が
擦り切れた陽射しに照らされて
まどろみながらたたずんでいる
夏のように暑く
声のように響く
...
出掛けようぜパレードへ
脇に自分の頭を抱えて
天使のふりをした怪物達の列に全速力で飛び込むんだ
今すぐ
過剰な熱がアスファルトを溶かす
その光景を見て陽気な風船のあの娘は
ハーモニウム ...
そこに
握り締めていたものが
怒りだったのか
憎しみだったのか
恐れだったのか
あるいは優しさだったのか
まるで思い出せない
たとえ
プライドの端を踏んづけられても
握らない ...
あのね
今年の誕生日は
くまのぬいぐるみがほしい
そんなこと言ったら
君は笑うかな
だって
ほんとだもん
ぬいぐるみがほしい
ただのぬいぐるみじゃダメだよ!
くま ...
君がわからないよ
すきなのに
僕にできることなら
なんだってするから
教えてほしいよ
いま
何を見てるの
どんなことを感じてるの
覗いてみたいよ
君の頭の中を
いま ...
いらない物
詰め込んで
土に埋めて
邪魔な感情
押し込んで
海に沈めて
箱の中だけ
時を止めて
いつか箱が
土に還って
海に溶けて
箱の中身が
土に染みて
海 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ランドセル
夏川ゆう
短歌
3
12/4/20 10:04
自転車でいこう! Ⅲ
そらの珊瑚
自由詩
13*
12/4/20 8:39
変態短歌3
花形新次
短歌
1
12/4/20 7:34
変態短歌2
〃
短歌
2
12/4/20 6:59
かたちのあることば
灰泥軽茶
自由詩
12*
12/4/20 3:46
誰の名前もなくなった
番田
自由詩
0
12/4/20 2:11
北行
杉原詠二(黒...
自由詩
0
12/4/20 2:07
昼下がりの街道
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/4/20 1:54
夢中の花
杉原詠二(黒...
自由詩
1*
12/4/20 1:53
笑ったら負けよ
古代 透
自由詩
1
12/4/20 0:31
9月の恋
c
自由詩
7
12/4/20 0:14
山の笑い
服部 剛
自由詩
3
12/4/19 23:59
うばわれにいくんだ
竜門勇気
自由詩
2
12/4/19 23:54
昔話
小川 葉
自由詩
2
12/4/19 23:51
まなざし
服部 剛
自由詩
5
12/4/19 23:48
ひとの器
〃
自由詩
4
12/4/19 23:38
サラブレッド(競馬篇Part.1)
HAL
自由詩
4*
12/4/19 23:25
言葉は生きている
まーつん
自由詩
6*
12/4/19 23:14
変態短歌1
花形新次
短歌
2
12/4/19 22:58
想像が体感に巡り合うとき
terada...
自由詩
4
12/4/19 22:46
誰も知らない
吉岡ペペロ
携帯写真+...
6
12/4/19 22:42
静という泉
月乃助
自由詩
16*
12/4/19 22:37
きみの好きな早緑
吉岡ペペロ
自由詩
0
12/4/19 22:32
パンチ・オブ・ザ・ヘヴィー・ランク・チャンピオン
TAT
短歌
0
12/4/19 21:23
ライラック・イーターと数え切れない数の鳥たち
в+в
自由詩
6
12/4/19 20:52
パレード
〃
自由詩
2
12/4/19 20:44
げんこつ
nonya
自由詩
31*
12/4/19 20:11
誕生日はくまのぬいぐるみがほしい
ジュリエット
自由詩
6*
12/4/19 19:48
君の意地悪
〃
自由詩
0
12/4/19 19:35
箱
りり
自由詩
5*
12/4/19 19:15
3119
3120
3121
3122
3123
3124
3125
3126
3127
3128
3129
3130
3131
3132
3133
3134
3135
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
3150
3151
3152
3153
3154
3155
3156
3157
3158
3159
4.7sec.