白菜68円だったからさー
怒髪の女房に蹴り出されちゃって
憔悴とコンビニ弁当かこつ弟にも鍋いいじゃないと
思ったわけよ
一族のレプラみたいな私でも一応お姉ちゃんじゃん?
て呼ばれたこと一度も ...
いつだって ゆうやけこやけが聞こえるまで
遊んで僕ら 走って帰る
足りないものだらけで
ほしいものだらけだったけれど
野球選手にだって
スパイにだって
ヒーローにだってなれた
...
(遠景)
空に航跡
青い骸骨、と桜色の眼窩。
が、見ている土気色の梅。
ルドラークシャ・アーガシュクの季節がまた巡ってくる
(転回)
砂に足跡
れ、れろれ、ら、ら ...
古い洗濯機が回る
脱水の力はもうない
母親が捨てるのはもったいないから
おばあちゃんちに持って行って
花壇かエコカプセルにしましょうと
言ったから
春になれば
それらしく緑になる ...
眠る月
きみは銀河に浮かぶ
きみは灰
月の興味を失う
ふしぎなことだが
毎日雨が降り続いている
雨は濁流をつくって
市街地を走っている
市街地では人々が
右往左往している
夏からそのままになっている
南部鉄の風鈴が
軒下でずっと
雨を呼 ...
はまぐりの
砂抜き済みを買ってきて
...
あなたが先に教室を出ていく
雨が降る前に帰りたい
ぼやけた緑の黒板
廊下はもう湿っぽい
誰もいない教室がならんで
停泊してる船
『血と骨』で北野武が北村一輝の顔を焼くシーンが好き
...
NHKニュースで雪を知る
関東平野に雪が降り積む
あなたは天才だから
そんなこと
どうにでもなるのだろうけど
明日は早く家を出るんだよ
歩いて駅まで行くんだ
...
落ちていた
ヘッドフォンをした瞬間
違う場所にいた
そこは
永遠に明るくならない
静かな楽器の中
誰かのヘッドフォン
家の前にバス停をつくった
路線バスが一台通過した
乗客はすべてペンギン、もしくは
ペンギンの姿形をした他の何かだった
虹の下をくぐって行った
2年間の契約をした
新聞店からお礼にと
本物のビールが届いた
久しぶりだなと
夕飯を創りながら
コップに移した
冷えたビールを呑んだ
コップ半分で
浴びるほど呑んできた俺が
...
肋骨のついた肉片食べる街あいさつないけど生きてる四肢。
死にたい生きていたくない言うなれば「おまえに説明してなんになる」
熱が出た横隔膜をつきさして引きぬいたら混ざってしまった
痙攣を ...
忘れ去っていく言葉よりも
あなたのいのちの清さにふれて瞼が閉じる
いつまでも文字にならない
あなたの悲しげで透明な息づかい
反復するあなたの鼓動が
休もうとしている風を揺るがす
あ ...
はるは
すぐそこまで
きています
ほらそこの
まがりかどを
まがったら
はなたばをてに
りょうてをひろげて
まっている
かがやくような
えがおをたたえて
...
ウララウララ占い師(自称)
ウララウララ占い師
ウララウララ占い師(とその家族)
いつかはあなたにパラサイト
見ててごらん
気落ちした
人にすっと擦り寄って
尤もらしいこと言って
...
木にとまっているカラスたち
愛されたいの?
ときくと 鳴いた
ばか ばか ばか
あつまっている
黒の群れ
あなたたちが少し
うらやましい気がする
冬の中のわたし
かなしい夢をみて
目覚めた朝は
ああ、夢でよかったと思う
けれど
かなしいことが
なくなった訳ではなくて
心の引き出しを開けたら
別のかなしいことが
そこにある
引き出しをちゃん ...
灰色の老人が
灰色の部屋に
冬晴れの空より蒼い
バケツを忘れていった
その、つるりとした底面に
透明な昆虫がうじゃうじゃ蠢き
透明な手首を噛 ...
静かな 待合室に響く
早口で話す声
隣りにいる付き添いの人は
慣れているのか
相づちさえ打たない
脈絡もなく
しゃべり続ける婦人
耳を塞ぐ
イライラを通り越して
不安 ...
きのうのよるから
ぼくのねんりょうは
からっぽ
みずがなくなった
さばくのたびびとのよう
きみをもとめて
さまようばかり
ぼくのあたまも
もうからっぽ
ねじが ...
涙一粒 こぼれおちた
また一粒 こぼれおちた
寂しさが こぼれおちた
悲しさも こぼれおちた
そうやって人は生きていくんですね
それでも命は続いていくんですね
こぼれおちた涙の数 ...
雨が降っているのかしら、と
君がつぶやく
君のつぶやきは
答えを求めている時と
そうでない時があるので
それを聞き分けるのが
とても微妙であるけれど
肝心なのは
語尾のニュアンスで ...
真実と
事実の
距離は
余りにも
遠い
降り続く白い冬
いまはただ
うつむいた雪が
降り積もってゆく
脊髄が 錆びついてくるのを感じる
骨が膠着し 何も言わなくなると
ますます冬は
冷たくよそよそしくなる
寒さが喉で固ま ...
からからからと
風は吹いて
真っ青な空に
よどんだ雲
冬のにおいに
春の予感もまじっている
さむいなあ
さむいな
からっぽだな
からっぽだ
からから
からと
風は吹いて ...
日本的な精神からはほど遠い芸術作品が街で散見されるようになって、久しい。昔はよかったという苦言をよく巷では耳にするが、あながちそれは悪口ではないということがよく理解できる。それは、何故だろう。例え ...
僕の目指す
ドラミングは
どっしりとしたリズム
それでいて
軽やかに転がっている
隙間に ぴたっ とはまった
かと思えば
メロディーの上で踊っている
ビートを刻 ...
永遠に貴女愛すと嘯いて空に航跡描く夢見る
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
ゴルゴンゾーラのバカヤロー 1
salco
自由詩
8*
12/2/28 23:00
透明ランナー
森未
自由詩
8*
12/2/28 22:56
無記名の朝
高原漣
自由詩
1*
12/2/28 22:53
春になれば
mizuno...
自由詩
2
12/2/28 22:38
十字架のクレイドル
〃
自由詩
1
12/2/28 22:01
雨
瀬崎 虎彦
自由詩
4
12/2/28 21:57
ゆうげ
TAT
短歌
0
12/2/28 21:45
雨
mizuno...
自由詩
1
12/2/28 21:34
サヨナラサヨナラサヨナラ
TAT
自由詩
1
12/2/28 20:41
明日雪
吉岡ペペロ
自由詩
1
12/2/28 20:38
ヘッドフォン
チアーヌ
自由詩
3+
12/2/28 20:34
age6
たもつ
自由詩
3
12/2/28 20:13
クラブ活動
HAL
自由詩
4*
12/2/28 18:15
本音をあかせ
榊 慧
短歌
3
12/2/28 18:12
まぼろし
乱太郎
自由詩
19+*
12/2/28 16:28
ブラインドコーナー
RT
自由詩
2
12/2/28 16:24
狙われたらどうしようもない
花形新次
自由詩
2
12/2/28 15:49
カラスの群れ
朧月
自由詩
1
12/2/28 15:26
引き出し
そらの珊瑚
自由詩
10
12/2/28 14:41
蒼いバケツ
草野春心
自由詩
4*
12/2/28 12:31
待合室
森の猫
自由詩
10*
12/2/28 12:29
燃料
ジュリエット
自由詩
1
12/2/28 10:09
「Go」
文字綴り屋 ...
自由詩
0
12/2/28 9:47
弔い雨
そらの珊瑚
自由詩
9*
12/2/28 9:20
距離
HAL
自由詩
1
12/2/28 8:52
あしあと
山人
自由詩
21*
12/2/28 8:12
風
シホ.N
自由詩
4
12/2/28 1:25
君は、村上作品が嫌いか
番田
散文(批評...
1
12/2/28 1:08
Singer Drums Player
次元☆★
自由詩
7*
12/2/28 1:08
simoun
高原漣
短歌
4*
12/2/28 0:45
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4.79sec.