死ぬ間際の鳥は
自分の翼をハサミで
切りはじめた
もう飛べないように

だれとも会わない
だれとも話さない
だれとも交わらない
だれとも遊ばない

毎日機を織る
着物を作る
飲 ...
俺だって
悲しいけれど
悲しみを
ウンコにのせて
流してるんだ



目の前で
冬のブーツを
拾い上げ
「ほら嗅いでるよ、きみを嗅いでる」




つり革に
つかまる ...
見慣れる
聞きなれる
無感動

読み慣れる
人に飽きる
無感動

世界を倦んでみる

これからは
いつまでも
そういう風に
生きていく

竹の皮に
包まれた
人生に
...
奥へ奥へ
枝の洞に
鳥のかたちの灯が燈り
迷いの声で話しはじめる


強すぎる光が
目に残すしるし
指が指を
抱き寄せるしぐさ


夕陽を知らない川を
流 ...
かすみゆく


昭和という名の喫茶店
中には常連のサラリーマンと
マスターらしき初老の男
私はなぜか吸い寄せられるようにその喫茶店に入ってきたわけだが
本棚に詰まってる室生犀星 ...
何がしたいんだろう
自分でもわからない

塞がりかけた傷口を
また掻きむしって
涙を流す

誰の同情を欲しがってるの
嫌なことならさっさと忘れてしまえばいいよ

どこかでわ ...
砂漠の砂が風にまかれて
境界線を越えていく
海に捨てられたゴミが
国境を越えていく
静かに一歩も動くまいとしても
境界線を越えていく
誰にも気付かれまいと身を隠しても
境界線を越えていく ...
夢でもし会えたら
とても素敵なことで、
そのために眠りに落ちるのも悪くない

昼間に会ったところで
思いのままにはならないし
一緒の気持ちになるにはとても時がかかる


春にあなたに ...
客観的なまなざしで見つめてくる
霧に日があたり 乾燥を加えた
チューブから煙を立ち上げ

 瞳の笑わない中に 安心感を示し
   まなざしを 浴びせてくる 客観的に


 同性の皮膚が ...
空を見上げる君は
とても無防備だ
尖った顎先から
なだらかなカーヴを描いて
道が現れる
これから
戦いに出向くにしては
哀しいくらいに
無防備だ
それは
最後まで手放なせずにいた
...
マレーシアのトイレ
蛇口とホースのみ
紙使わずに
ケツが拭けるか!




トイレットペーパー
なくても大丈夫
手と水だけで
おケツ綺麗に




栄養価なんて
全く ...
なんでそんなのえらんでるの
だってこれしかなかったから
それおとこがのるやつじゃん
だってこれしかなかったから
あしたにあたらしいのくるよ
しってるけどはやくでたいの
あとでこうかいすると ...
目の前を紋白蝶がとぶ
春の風に負けそうで
それでも戦いながら


桜はもう、ハザクラにかわりました

あなたは言った

知っている

だから、もうすぐ雨がくるんだ


...
好きな人がいる
ワイヤーロープの綱渡りは、お前のイメージで
厳しさがあるからこそやわらかなヒーリング
お前がどんな道を選ぼうと、俺には口を出せない
遠くへ行かないでくれ
何を望むの
好きな ...
プラスチック製の彼女の柔毛
を食べたかった
頭蓋骨のじんじんをあなたへ伝えるはず
の二秒を求めた
プラスチック製の彼女のじんじんは
酸素のかわりに酸を歓待するスイッチを押してほしがった
乳 ...
書いた詩を全て捨てた
インクと紙の無駄だったと気づかされた
春の日の真昼だった
そして 僕はどこに行くのだろう
書いた詩は全て無駄だったのだという
自由だけが 約束されている
ひとが
きもちわるい
この世が最初から
きもちわるさの総体だったみたい

曇り空
僕が僕であることに理由はない
ただ
誰かが暇つぶしに書いた
歴史があるだけだ
詩とはなんだったか ...
ある日からぼくは命が呟くのを
耳ではなく心で直接聴ける様になった

命は言う ぼくが挫けるときに
誰だっても転けも挫けもするが
まだまだ俺もお前も大丈夫だからなと

命は言う ぼくが愚か ...
過ちをおかしてはまたその繰り返し


悔い改めるよ、そのときは


なぜ何度となく続くのだろう


暇人かってぐらい


気づくとつい涙して


お気に入りの居場所探して ...
うとうとしながらうったメールは
夢の中のわたしに届く

夢の中のわたしは自信に満ち溢れ
非の打ち所がない

夢の中のわたしはとてももどかしそうに
寝ているわたしにメールを返す

目覚 ...
ウォータークラウンに無数の鳥が止ると雫の中の樹木から複頭の馬が飛び出してくる。その蹄はまるでジェラルミンの様だ。

幽霊の合唱に終わりが来ると花粉の匂いが鼻を突き、香水壜の化粧棚から倒 ...
会いにいけば会える人に
会わないまま人生は終わる

会いたいのに

どうしてそんなことに
なるんだろう


家に帰ると
種をとる用に買っておいた
300円のトマトを
流しの前で ...
きょうは忙しかったので
あっというまにおわりました

あしたも忙しいだろうから
あっというまにおわるでしょう

たくさんの笑顔
すこしの怒った顔
たくさんの無表情
すこしの悲しい顔
...
重なりあっているから
いいことも
わるいことも
あるよね 
の あなたも
わたしに重なっている

それが縁だと
風がいうけど
しんじない

重なりあわない
部分がさむい

...
月に腰かけ 太陽を{ルビ的=まと}にして
流星のダーツを投げる
唯の退屈しのぎだが すこしばかり はた迷惑な気晴らしかも
俺のエゴはでっかくなりすぎて 地球の中には納まりきらなくなってしまった
...
欲しかったのは
そんなことじゃなかったのに
必要だったのは
そんな言葉じゃなかったのに
どうしていつも
間違ってしまうのだろう


わかってほしかったのは
そんなことじゃなかったのに ...
我とはバーチャルなもの

肉体は自然からもらったリアルなもので 心も与えられたリアルなものだ
それらを所有していると思っているあなた それは捏造されたもの

誰が捏造した ...
大好きな
あの娘は
汚したくなくて
その友達のC子で
オナニー




今年こそ
アカデミー賞
間違いなし
下着泥棒ロードムービー





エロ動画
よく使う
...
我を張っている
我を忘れて

  集める炎の中心に 焦りに煮た冷や汗
  額から離れぬ 汗の辿り 焦げ匂いがする

我を張っている
我を呆けて

  ピンポン玉が姿に似合わず 人々の ...
んだよな…
















...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
機織りペポパンプ自由詩5*12/4/25 18:43
変態短歌17花形新次短歌012/4/25 18:30
竹の花和田カマリ自由詩1*12/4/25 17:30
冬と行方木立 悟自由詩412/4/25 17:13
かすみゆく田園自由詩7*12/4/25 17:08
かさぶたジュリエット自由詩012/4/25 16:31
越境の果てにterada...自由詩112/4/25 16:01
「夢で逢えたら」を歌いながら……とある蛙自由詩4*12/4/25 14:59
性のまなざし朝焼彩茜色自由詩5*12/4/25 11:01
希望そらの珊瑚自由詩1012/4/25 9:06
変態短歌16花形新次短歌012/4/25 8:51
わたしがうまれるすこしまえSeia自由詩512/4/25 7:53
紋白自由詩412/4/25 7:50
自己満足杉原詠二(黒...自由詩0*12/4/25 5:46
No more less than(酸を歓待するための二秒)鈴木妙自由詩312/4/25 3:19
庭を見つめながら番田 自由詩212/4/25 2:40
逆流めー自由詩412/4/25 1:43
命の呟きHAL自由詩12*12/4/25 1:23
繰り返し自由詩012/4/25 0:42
アドバイスここ自由詩312/4/25 0:38
無題の為のコラージュ・2高濱短歌112/4/25 0:35
40人くらいにmizuno...自由詩512/4/25 0:32
いちにちここ自由詩112/4/24 23:41
夜のころも朧月自由詩512/4/24 23:14
太陽を的にしてまーつん自由詩10*12/4/24 22:06
理由春仙自由詩4*12/4/24 22:00
自我についてたにい自由詩6*12/4/24 21:39
変態短歌15花形新次短歌012/4/24 21:32
冷やし汗朝焼彩茜色自由詩5*12/4/24 21:29
所詮感慨は無いTAT自由詩112/4/24 21:19

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