海のひし形 マンタ
波を揺らすマンタの先の 梵字の語尾の様な揺らめき
ダイアモンド散りばめ
灼熱のティーダを柔らかく 撫でる
南の島の底をくぐり 界上は描かれた弧の丸み和 ...
きょうが出張日だと昼すぎて気づいた
夕方までに外回りを済ませ
その足で新神戸に向かった
この駅の佇まいはお寺や神社のようだ
緑のなかに挟まったような
清々しくて心がほぐれる駅
ぼくは午後7 ...
橙色の絵の具しか
見つからなかったので
君を描いてみた
夕焼けなんかじゃ
痛すぎると思ったから
青色の絵の具しか
見つからなかったので
僕を描いてみた
海なんかじゃ
...
お月さんに置き忘れた悲しさを
誰もが今夜の夜に見ている
そんなに見つめちゃ月も恥ずかしがってる
月夜に踊れ
はやしたてろ
憂鬱な気持ちを打ち破って
自分の夢を叶えるために
くよくよと昔を ...
ここに今日しかない風景
いつまでも同じじゃないあなたと私
田んぼに張られた水面の見方を少し変えてみれば
流れる雲の切れ間からわずかばかりの青い空
徐々に徐々に赤らんでやがてやがて黒ずんで
一 ...
ボーダーに伸ばした雲が満月に 遠近法に触る
その見たままの感触を 頓智の利かない
水平思考というのだろう
オレは見逃さない
その距離感 右脳の芸術が計り知れぬ
月光で計る ひしゃ ...
黄色は、斜面から突き出て
首を左右に、ゆったりと揺らしている
赤色は、2階から見える屋根のそばで
うなずくような仕草で、小刻みに震えている
緑色は、尖った頭で整列し
独唱するテナ ...
ある朝駅の自動改札に止められた
駆け寄ったエレベーターの扉は閉まった
君の部屋へはもう二度と入れない
全てを遠ざけて自由になったつもりだった
遠く遠く一人はじかれたのは僕自身だ ...
お前のタコ踊り面白いぜ
俺は笑っちまった
それだけでは生きていけないものだから
このことは一時の余興
段落を変えれば
真面目な話がしたいんだ
とてもリアルな話さ
紫の山々でも眺めながら
...
先ほど猫が来た。取って食おうと言う訳だ。
「残念だな。貴君の思う様にはいかないよ」
おのれ!ちいさき身分で逃れられはしないぞ!
鼠の最大の利点は、特化していない事だ。
故に繁栄している。良く ...
今日は風が強いのでティラノザウルスは巣に閉じこもったきっり外に出ようとはしない。風が身にしみるのだ。ただひたすら蹲っている毎日。彼はハンターだが最近とんと獲物に遭遇したことがない。もちろん空腹で仕方が ...
雨が降る
誰もいない海洋の上を
雨が降る
殺人者の泥濘んだ足元を
雨が降る
高地の笛吹きの笛の上を
雨が降る
思索する哲学者の頭蓋の上を
雨が降る
愛人と並んで店に入る男の毛皮の上を ...
田んぼのあぜにカラスが一羽
黒い背中を風がなでる
苗もゆれてる田の海を
一緒にみつめる
黒いカラスとこの私
なに色だろうか
この私
運命とはかくも恐ろしい偶然に過ぎない
あの日の笑顔は誰の為だったのか
流転する世界に一人取り残され
メビウスの輪にさえ入れずにいる
本当は赤いキャンディーが欲しかっただけ
(振り返る
)ここには何もない
ただ山がある海がある
血はながれている
(繰り返す
)ここには何もない
夜が閉じ空が明けたら
静かに眠るだけ
...
よみちをひとり
あるいてると
よぞらがぼくを
おいかけてくる
はしっても
おいかけてくる
どこまでも
あきらめないで
けどぼくだけじゃ
ないんだな
...
人から賞賛を得る
きっと それは あまりにも寂しい話しだ
それは君を喜ばせるが
とても 悲しませもする
例えば 僕が この会社を辞めたなら
誰一人誉めてはくれなくなるように
あるスピードをもって
街の夜明けをめぐっていると
かどを曲がるたび
まあるい月が現れては消え
消えては現れるのだ
四角い建物の影に
あるいは影から。
黒い樹々のあいだに
あるい ...
大切なひとに
みじめな思いをさせたくなかった
幼稚園のときからそう思っていた
ぼくの誕生会
使いふるしの鉛筆を持ってきた君
それがいちばん嬉しいふりをした
君は ...
この街のどこかで
何かを守っていた
光は夜と外灯だけ
オレンジの作業着
いつもありがとう
宇宙にありがとう
言葉で飾らなくても
言葉で飾れなくても
...
童話にとじ込めたかっこと
それは嘘偽りの教訓などではなかった
あの人の夜をとじ込めたかった
童話は宝石箱だった
そうすればあの人の夜が宝石になる
エジソンが夜を明るく ...
朝にそれは
にぶく光り
夜になると
横たわり眠る
昼まに
のぞいてみたときには
四年まえのわたしを
しずかに抱いて
泣いていた
あなたが息を吐くだけで
心は水びたしになった
そのまま寝そべると
目頭からあふれだし
それをみたあなたが
波のように笑った
眉の逆立つ日は
蛇口を開けてはならない
四つ角に三つ影が差す
林の始めの塩の山
天渕駒の焼ける音
爪が裏返る殖の日は
軒に子供を産んではいけない
禍つの彦某ごろごろと ...
例えば もし
厚く垂れこめた 雲の谷間から
神が手を伸ばして 僕を拾い上げてくれたとしたら
砂埃の舞う 峠道に転がる
何の変哲もない 小石の一つを拾うように
例えば もし
厚く塗り ...
辛気臭いうえに
面白くも何ともねえ
このチンカス野郎!
下水道の水を
コップに掬って
がぶ飲みするほうが
まだ刺激的で楽しいぜ!
このチンカス野郎!
集団セラピーを
病院の待 ...
ぼくが逆立ちをする
父が支える
あれから数十年が経ち
今度は父が逆立ちをして
ぼくが支える番になった
それなのに
父はベッドに寝たまま
起きてこない
あなたはそれが
遠いところにあるとおもっているのでしょうか
海にわきあがる雲をみているように
自分にはかくれてるように感じたのでしょうか
風が蒔いていった種はどこかで芽吹いて
きっとそこ ...
フラフラに
なっても立つぞ
男なら
えらいこっちゃ!
君をHUGするつもりが
皮を剥いでしまった
何でこうなるのかな?
しかたない
人皮を使って
ワンピースでも縫おうか
これがほんとの
ジンピース
なんてね
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
琉神
朝焼彩茜色
自由詩
9*
12/5/10 18:48
新神戸駅
吉岡ペペロ
携帯写真+...
0
12/5/10 18:37
絵の具
nonya
自由詩
22*
12/5/10 18:35
ムーンライト・ダンス
杉原詠二(黒...
自由詩
3*
12/5/10 18:28
[今日に馳せる]
東雲 李葉
自由詩
3*
12/5/10 18:08
右手のサクセスムーン
朝焼彩茜色
自由詩
2*
12/5/10 15:15
木々
風呂奴
自由詩
2
12/5/10 14:58
駆け寄ったエレベーター
永乃ゆち
自由詩
3*
12/5/10 14:05
夢の話
杉原詠二(黒...
自由詩
2*
12/5/10 11:16
吾輩は鼠である
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/5/10 11:09
当方滅亡
……とある蛙
自由詩
8*
12/5/10 10:45
雨が降る
yamada...
自由詩
1
12/5/10 10:19
緑のカラス
朧月
自由詩
7
12/5/10 9:03
運命とはかくも。
永乃ゆち
自由詩
5*
12/5/10 5:23
虚血
アラガイs
自由詩
10*
12/5/10 5:07
夜道
小川 葉
自由詩
4
12/5/10 2:18
仮面
番田
自由詩
1
12/5/10 2:11
月
シホ.N
自由詩
4
12/5/10 1:31
言葉を持たない道化師たち
吉岡ペペロ
自由詩
5
12/5/10 1:09
宇宙にありがとう
〃
自由詩
2
12/5/10 0:54
夜の童話
〃
自由詩
3
12/5/10 0:45
それ
はるな
自由詩
5
12/5/10 0:40
うみべ
〃
自由詩
6
12/5/10 0:32
ロクスイ
竜門勇気
自由詩
1
12/5/10 0:20
嵐を呼ぶ女
まーつん
自由詩
11*
12/5/9 23:35
心温まるエピソード
花形新次
自由詩
2
12/5/9 23:05
逆立ち
たもつ
自由詩
10
12/5/9 23:03
たいせつなもの
梅昆布茶
自由詩
22
12/5/9 22:12
あきらめない
ペポパンプ
川柳
6*
12/5/9 21:45
君をHUG
和田カマリ
自由詩
4*
12/5/9 21:42
3109
3110
3111
3112
3113
3114
3115
3116
3117
3118
3119
3120
3121
3122
3123
3124
3125
3126
3127
3128
3129
3130
3131
3132
3133
3134
3135
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
3149
加筆訂正:
黄砂
/
和田カマリ
[12/5/10 13:06]
4.5sec.