僕は何も知ることもなく
生きた
それは なぜだろう
白い街が見えた
わからないけれど それは 遠くに見えた
いつも 見えない
見えないから 見えないものであるから
遠くには いつも ...
一段上の若者
若者振りかえる
かえるの目玉
玉子とじ
とじたまぶたに
うつるはあのこ
あのこどこのこ
そこのけあのこ
お馬に乗って
あのこが通る
遠いところへ声通る
拾っ ...
あなたよぼくの
燃える
イノチを見よ
ぼくはもう
何も言わない
何も見ない
何も感じない
何もしない
何も書かない
何も考えない
ぼくを過ぎ去るものはなく
ぼくに ...
突風が春の入城を告げ知らせ
冬の残党は最果ての地へと追われて行く
変わることなく季節の車輪は廻る
時のレールを 一方向に
樹木もまだ裸のころ
花よりも先に咲く少女たちは明るい色の服を纏い ...
仲間だ
絆だ
そんな言葉に憧れて二桁
いい歳をして誇れるものもなく
得体の知れない何かに怯え
気がつけばいつも一人
好んで一人がいいわけじゃない
好んで群れていたいわけでもない
...
枯れ川の午後の足跡に
さまざまな音がたどり着く
水と柱が
つけるしるし
小さな胸の路地に立ち
昼と午後を見つづけて
波は空穂に
窓と器を失くしてゆく
風も震 ...
川のほとりを僕は
歩いていく
世界は透明な薄く切り裂かれた布だった
それでも僕は独り
川のほとりをとぼとぼと歩いた
鳥達は自らの生活を楽しむように
彼らなりの水浴びを
人 ...
しんでゆく、せかい
あたらしい、いのち
くずれゆく、みらい
稲妻を手なずけた、
きまぐれな、ひとが
アサルトライフル、
大陸間弾道弾の響き
それは、オーケスト ...
そのことばかり考えていた
雨に煙るよ
曇り日の
午前のひかり
ありふれた春の嵐
土曜日の東京
買い物に出掛ける
帰宅してから
ひとりで
生きてゆく ...
朝子が結婚した
すごく嬉しい
お腹には小さな命が
宿っている
男の子かな♪
女の子かな♪
自分の事の様に楽しみで
同級生が
授かれば嬉しいね
って彼と話してる
...
オカリナの吹く頃
丘に 咲いて欲しいな チューリップ
四種類の 色が 見れる 筈なんだ
富山県産の球根 四粒
球根を 包んでいた紙に
書いてある
いずれも 一重咲
「いち ...
犬の耳を触る
どこか遠くで
冷たい信号機と
同じ匂いがしていて
生きていくことが
懐かしく思えた
今日、初めて
歌を作った
雲の下に捨てれた
鍵盤のないピアノに
腰掛け ...
朝、目を覚ますと
部屋の天井に
吊革がずらりと並んでいて
風もないのに
微かに揺れていた
隣家からはテレビの
ごみごみした音声が響いてくる
...
打たれた杭も
ただの力不足だった
棘のないバラのような乙女は
ファンデーションの色を変え
肌に普通に合わせてゆく ふつうの色に
少しばかり上げた口角は
杭を打っ ...
ししゃが
ながれていく
ゆきしろの
かわをくろく
にごらせて
ゆきという
しろいかたちを
うしなって
ぶりの
めだまをたべた
ぶりだいこんに
はいっていた
アラだから
とつまがわらった
ぶりは
だいこんをみていた
窓を開ければ
東急田園都市線が見える
桜新町の駅が見える
(見えねえだろっ、地下鉄なんだから)
ノリスケ、ノリスケ
ノリスケおじさんが
私に色目を使ってる
ざわめく心よ
嫌悪感よ
変 ...
ぼくは訪れた
ヒロシマも
ナガサキも
アウシュビッツも
もう詩にはしない
それはそこで消えた
魂を穢すこと
そのものであるから
まるで言葉の
ハイエナにも
似てる気がするか ...
腐敗するモノの向こう側に
生命を見出したくて
窓際にずっと
リンゴを置いていた彼は
リンゴの腐敗と
それを肥しにして、生まれる
蛆虫を見て、それから、悔しそうに、死んだ
僕は ...
あなたからの連絡を待っているときが淋しい
─窓を見つめる
電話がきておしゃべりしている時が淋しい
─言葉がつづかない
三〇分話して切ったあとの余韻がさびしい
─胸が震え ...
虹はいいな
たったの七色で人を幸せにする
虹の端と端を
想いでつなげたら
希望の円になって
七色にかがやく
地球になればいいな
日ごとに沈む陽をすい込むので
黄色になるのかしら
彼と彼女たちのやさしいくちづけの為に
そよと風は吹く
ふれあうように抱きしめ
愛をささやいて
微笑むの
いちめんの菜の ...
風の匂いがあなたの胸においてある(ヨリソウヨルハイツデモトオイ)
真夜中のこころのようにみうしなうやさしい夢になれていなくて
口づけをしたゆび先におわかれをいうまで春は檻だったのに
白菜 ...
盲目なる野人
陰湿なる大臣
獰猛なる娼婦
血なまぐさい
人間臭い人間どもがはびこっている
パンをくれパンをくれと叫んでいる女の子は
首に首輪をつけられて
母親 ...
OPA6階のタワレコに 時間を踏みに行く
試聴器イヤホンを耳に刺し リズムをとる黒人
デジロックもラウドックも 若かりし しらけたに 転がり出す
何か新しいアイディアを
あれ ...
あたたかい記憶
あたたかい身体
あたたかい希望
あたたかいごはん
あたたかい未来
あたたかい読書
あたたかい夕べ
蛇口を開けて
手の感覚がなくなるような
冷たい水で顔を洗う
流れによる
かすかな熱移動で
万年雪の下に
小さな水溜まりを作る
期待に応えようとして
どんな事でもプロセスの合間の笑いに生きた
(ナルシスと詩作についてのテクニック。)
少しだけ無理をして
(真面目過ぎると言われたり。)
純粋な気持ちで心から ...
お稲荷さんを歩いてたら
耳の千切れた猫が一匹
やぁやぁ久しぶりおやつをちょうだいなと
お前と会うのは初めてなんだがなぁと
仕方がないからリュックを下に降ろして
開けようとする ...
あなたはわたしの大切なものを奪っていきました
わたしの初恋です
黒い帽子にスーツ
銃の打ち方にぶっきらぼうな話し方
細長い体に低い声
時折見せる優しい目
あなたの全 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
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番田
自由詩
0
12/4/1 2:10
現代のよこしま
こうだたけみ
自由詩
1*
12/4/1 0:31
命
シホ.N
自由詩
3
12/4/1 0:17
遅れる時計
ただのみきや
自由詩
15*
12/4/1 0:01
自業自得と憧れ
marux2
自由詩
1*
12/3/31 23:54
ノート(坂道)
木立 悟
自由詩
1
12/3/31 23:42
ミュージック
yamada...
自由詩
2
12/3/31 23:31
◇結晶世界◇
高原漣
自由詩
0
12/3/31 22:56
春の嵐
吉岡ペペロ
自由詩
6*
12/3/31 22:34
親友
ちゃんこ
自由詩
2
12/3/31 21:34
オカリナの丘
藤鈴呼
自由詩
2*
12/3/31 21:22
age38
たもつ
自由詩
7
12/3/31 21:08
吊革
草野春心
自由詩
6*
12/3/31 20:46
普く華
朝焼彩茜色
自由詩
1
12/3/31 20:42
雪代
小川 葉
自由詩
3
12/3/31 19:58
ぶりの目玉
〃
自由詩
0
12/3/31 19:32
ワカメのブルース 唄:あわや、ノリスケ!?
花形新次
自由詩
1
12/3/31 19:01
もう編まないもの
HAL
自由詩
2+*
12/3/31 18:16
mooring snow
hhhma
自由詩
3
12/3/31 16:54
心恋図(しんれんず)
佐和
自由詩
5
12/3/31 16:39
七色の地球
朧月
自由詩
5
12/3/31 16:31
うたひめ
とろり
自由詩
3
12/3/31 16:01
風、ひゅうひゅう。
〃
短歌
1
12/3/31 15:46
変革の前兆
田園
自由詩
1
12/3/31 15:10
OPA6階のタワレコから
朝焼彩茜色
自由詩
2
12/3/31 15:04
週末
mizuno...
自由詩
1
12/3/31 14:43
電熱線
〃
自由詩
2
12/3/31 14:30
老衰
OZZY
自由詩
5
12/3/31 7:00
猫のしっぽ
灰泥軽茶
自由詩
9*
12/3/31 3:37
わたしも奪われた
次元☆★
自由詩
8*
12/3/31 0:56
3090
3091
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3093
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3095
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3097
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3123
3124
3125
3126
3127
3128
3129
3130
加筆訂正:
遅れる時計
/
ただのみきや
[12/4/1 0:06]
少し訂正しまいた
4.98sec.