チンパンジー
街が動き出す 今日もそれぞれに配役を与えて
そんな朝を もう何度も繰り返してきたんだ
「シーン20120310、よーい、スタート」
誰かの声が響いている それぞれの頭の中 ...
お昼まえのひかりが真白だった
じっとりと固く熱く股間が膨れていた
こんなに愛しい
前髪を撫でてあげながら
体をいじめることだけを考えていた
150もない女の子を泣かせていた
ふたりぼっち ...
おまえの住家の辺りを通過
おまえとおなじ雨粒見てる
おまえとおなじ灰色見てる
おまえとおなじ高さの曇天
おまえの住家の辺りを通過
そうだ、ぼくらは
他人のことな ...
こどもみたいに大好きだから
名前を呼んでみる
靴を履いたまま
おっぱいを吸ってみる
ヘルメットを被ったまま
ほくろに執着してみる
新しいガムを噛む
名前を呼ん ...
深海で気泡がひとつ
ゆらゆらと上昇してゆく
疑えばきりがないことばかりだ
海底に横たわる
屍が呟くから
ボクは
生まれてから今日までの
信じてきたものを
ひとつひとつ
数えてみる
布団からはがれない
重い身体
頭は鐘を被せられて叩かれているように
ごうんごうんと
鈍く痛みがはしる
肩は石のように凝っていて
腕は上がりそうにない
腰には縄で強く縛 ...
あいちゃんのおちゃわんは
ぷらすちっくでできています
あいちゃんは
とうとうみつからなかったけれど
このおちゃわんだけは
どろのなかから
みつかったと
おばあちゃんが
はなしてくれ ...
テーブルで遊ぶんだ
スケートボードを走らせて
端から端までテールノーズできたら
バイクに乗ってでかけよう
ヘルメットの中で
ささやいたら
ヘルメットが話してるみたいだ
庭をグルグ ...
甘いラムの香りに 誘われて
南の孤島 サトウキビ畑に 来てしまった
青い空は 深く澄み渡って
そのまま 星が瞬く暗い青へと 落下している
背丈よりはるかに高く ...
かつて収監されていた何故
どの小鳥の羽根をもぎとった罪なのか
それとも母を殺し身内の愛を根こそぎに
うりとばしてしまった哀しみのせいなのか
外への出口は自働ドアだ
ド ...
はるにうまれたやつは
ゆめみがちなやつがおおい
かぜはつめたいのに
ひざしがあたたかくて
ゆめをみるのにもってこいなんだ
だからか
はるにうまれたむしは
ひらひらおそらをとんでい ...
今のわたしは
あなたから離れ
誰もが疑うような
酷い暮らしをしています。
本当は繊細過ぎるだけの
何も持たないわたしですが
あなたへの愛は
今も涙が出るほ ...
1.
重力に逆らっていった言葉の
行く先はどこで
わたしの視線の廃棄場所が
どこにあるのか
なんて誰も教えてくれない
どうしてあの時、
という無意味な問いをできるほど
わたしは強く ...
もう何も考えずに
後先考えずに
泣き暮らしたい
溢れる涙を抑えることなく
孤独を心底感じたい
痛みを全身で受け止めたい
生きてるって
只、感じたい。
移り気な西日が照らす部屋の隅折れた線香ぼうと立ってる
想いがある。
そこに静かに燃えている。
この優しさは
あなたの為に。
この決意は
明日の為に。
それは揺るぎない
希望。
果てなき誓い。
...
かくれんぼしよう
いち にい さん しい
ごお ろく しち はち
きゅう じゅう 数えて
もういいかい
かくれる場所は
暗くて密かで奥深い
安全地帯
遊びを忘れて
神かくしの ...
市の図書館は総合文化センターの一階にある
駐車場から入るとホールがあって催し物の案内や地域の特産品の紹介コーナーとかがあり
そこに地元出土品展の案内の女性が立って二階へと入館者を誘って ...
うしろが気になりますか
踏まれてしまった背中など、見ないでおきましょう
臨むところが何処であれ、たどり着く場所は悩ましげなものばかりです
そんなに怯えずとも
暗く独占された空でさえ、明日 ...
俺はストーカーよろしく
君にまとわりついているけど
全く振り向いてくれないんだな
言葉のメッキを塗りたくった
俺の虚像の裏側を
君はとっくに見抜いているんだろう
頭がいいからな
...
抗って始めて自我が確立する
そんな風に自分を作ってきたね
ご苦労様だったけど そんなもんだよ人になるって
それは無駄な苦労だったのかしら
そんなはずないって思いたい
全部が ...
壊れることが許されなければ再構築されることは永遠にない
、だろ、しってるだろ、わかるだろ
循環が進化だと云ったのは、きみだったね
そうか、結局はじめから、
引き留めておきたい気持ちも気持ち ...
ゆるいカーブが続いている
道はある 車の下
色はない
いろは なんのいろもない 四十分間だ
見ている 鳥 これは川だが
名前は黒川
橋をわたる
家にはいつも居ない ...
まるで自分が 他人みたいだ
マネキンみたいに 温もりがない四肢
片足でポーズをとり続けたせいか 右足首に亀裂が入っている
駅ビルの外向かいに面した デパートのショーウィンドーの中で
丸一日 ...
まいこと
きょうとを
めぐる
という
きかくが
やっていて
きっと
かねを
はらわないと
あいてを
して
もらえ
ない
だろうと
おもって
いたけど
こころが
きれい ...
旋律のない歌
死なない死刑
敵のいない戦争
死のない生
文字のない本
結審しない裁判
沈黙しかない議論
性行為のないポルノ
狂人のいない精神病棟
どれも ぼくに似ている
い ...
ソーダ水を一杯ください
銀輪の男は言った。
空に白雲 道に影。
道程は遠い、はるかなる世界
それを悪く言わないで
寝て起きて 食べてまた寝て
気がついたら食べてる
自分って動物だったの
そうだよ 動物だったよ
そうだよ生き物なんだ
無意識が恐い?
たまには意識を ...
へそでおちゃを
わかしていた
ごごさんじまえ
それでも
まだわらっていた
へそでわかした
おちゃはまだかと
いまわかしてるよと
うみがなった
好きな人ができたんだって
良かったね
好きな詩人を見つけたの
良かったね
ついに自分を好きになったの
良かったね
あなたが幸せでいてくれると
私は嬉しい
ありがとう
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
チンパンジー
itukam...
自由詩
0*
12/3/10 13:17
白昼夢
吉岡ペペロ
携帯写真+...
2
12/3/10 13:03
秒速120m
〃
自由詩
3
12/3/10 12:10
大好きだから
〃
自由詩
0
12/3/10 11:57
泡
村上 和
自由詩
7
12/3/10 11:26
愛の重さは…
ジュリエット
自由詩
4
12/3/10 11:02
あいちゃんのおちゃわん
そらの珊瑚
自由詩
20*
12/3/10 10:21
さーそら
竜門勇気
自由詩
0
12/3/10 9:59
甘いラムの香り
いねむり猫
自由詩
1*
12/3/10 8:46
ゆうべに釈放されて自由を想う
梅昆布茶
自由詩
10
12/3/10 3:51
はるうまれ
木屋 亞万
自由詩
6*
12/3/10 1:21
あなたと離れ。
永乃ゆち
自由詩
2*
12/3/10 1:12
春の海で眠りたい
AquAri...
自由詩
5*
12/3/10 0:59
泣き暮らしたい
れもん
自由詩
2*
12/3/10 0:57
寂しい日々
高原漣
短歌
0
12/3/10 0:50
愛がある(改訂)
永乃ゆち
自由詩
1*
12/3/10 0:49
かくれんぼ
シホ.N
自由詩
4
12/3/10 0:31
古代の器
梅昆布茶
自由詩
6+
12/3/10 0:26
もぬけの殻
四帰
自由詩
2
12/3/10 0:23
無様
まーつん
自由詩
4*
12/3/9 23:53
お休み
たにい
自由詩
1
12/3/9 23:51
だれかの高周波音
佐伯黒子
自由詩
4
12/3/9 23:51
湖
根岸 薫
自由詩
5*
12/3/9 23:33
気楽
まーつん
自由詩
5*
12/3/9 23:21
アッシュールP
6
自由詩
3
12/3/9 23:01
自画像
HAL
自由詩
11*
12/3/9 23:01
走行
高原漣
自由詩
1
12/3/9 22:31
自己愛
たにい
自由詩
2
12/3/9 22:21
タバコ休み
小川 葉
自由詩
2
12/3/9 22:10
感謝
たにい
自由詩
0
12/3/9 21:55
3098
3099
3100
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3102
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3138
4.83sec.