(振り返る
)ここには何もない
ただ山がある海がある
血はながれている

(繰り返す
)ここには何もない
夜が閉じ空が明けたら
静かに眠るだけ






...
よみちをひとり
あるいてると

よぞらがぼくを
おいかけてくる

はしっても
おいかけてくる

どこまでも
あきらめないで

けどぼくだけじゃ
ないんだな

...
人から賞賛を得る
きっと それは あまりにも寂しい話しだ
それは君を喜ばせるが
とても 悲しませもする
例えば 僕が この会社を辞めたなら
誰一人誉めてはくれなくなるように
あるスピードをもって
街の夜明けをめぐっていると
かどを曲がるたび
まあるい月が現れては消え
消えては現れるのだ

四角い建物の影に
あるいは影から。
黒い樹々のあいだに
あるい ...
大切なひとに

みじめな思いをさせたくなかった

幼稚園のときからそう思っていた

ぼくの誕生会

使いふるしの鉛筆を持ってきた君

それがいちばん嬉しいふりをした


君は ...
この街のどこかで

何かを守っていた

光は夜と外灯だけ

オレンジの作業着

いつもありがとう

宇宙にありがとう


言葉で飾らなくても

言葉で飾れなくても

...
童話にとじ込めたかっこと

それは嘘偽りの教訓などではなかった

あの人の夜をとじ込めたかった


童話は宝石箱だった

そうすればあの人の夜が宝石になる

エジソンが夜を明るく ...
朝にそれは
にぶく光り
夜になると
横たわり眠る

昼まに
のぞいてみたときには
四年まえのわたしを
しずかに抱いて
泣いていた
あなたが息を吐くだけで
心は水びたしになった
そのまま寝そべると
目頭からあふれだし
それをみたあなたが
波のように笑った
眉の逆立つ日は
蛇口を開けてはならない
四つ角に三つ影が差す

林の始めの塩の山
天渕駒の焼ける音


爪が裏返る殖の日は
軒に子供を産んではいけない

禍つの彦某ごろごろと ...
例えば もし
厚く垂れこめた 雲の谷間から
神が手を伸ばして 僕を拾い上げてくれたとしたら

砂埃の舞う 峠道に転がる
何の変哲もない 小石の一つを拾うように

例えば もし
厚く塗り ...
辛気臭いうえに
面白くも何ともねえ
このチンカス野郎!

下水道の水を
コップに掬って
がぶ飲みするほうが
まだ刺激的で楽しいぜ!
このチンカス野郎!

集団セラピーを
病院の待 ...
 
 
ぼくが逆立ちをする
父が支える

あれから数十年が経ち
今度は父が逆立ちをして
ぼくが支える番になった

それなのに
父はベッドに寝たまま
起きてこない
 
 
あなたはそれが
遠いところにあるとおもっているのでしょうか
海にわきあがる雲をみているように
自分にはかくれてるように感じたのでしょうか

風が蒔いていった種はどこかで芽吹いて
きっとそこ ...
フラフラに
  なっても立つぞ
    男なら
えらいこっちゃ!
君をHUGするつもりが
皮を剥いでしまった
何でこうなるのかな?
しかたない
人皮を使って
ワンピースでも縫おうか
これがほんとの
ジンピース
なんてね
文字と螺子は関係ありそうで
まったく関係がない

見栄と知恵は関係ありそうで
少しは関係がある

家事と火事は関係ありそうで
かなり関係がある

詩と死は関係ありそうで
大きな関係 ...
  
     まるく

    表面張力で
   膨らんだ一滴の
   想いがいま落ち
    触れる間際

     はじけ
 
    残像のように

   ゆ っ くり ...
東の景色が灰いろだった

ピカピカと白が走って

ぬるい風が街を撫でて

大粒の雨はぼたぼたと

しばらくしてざんざんと

音立てて傘のない僕を

濡らしては濡らしては

服を着た生き物である

僕は ...
ずっと自分の首を絞めていた
ああ
殺すつもりで絞めていた
この馬鹿な女を
この世から排斥するために
この無能な女が
この世を嘲笑いたいがために
だが脳内に響き渡る
運命の交響曲
カタ ...
女性でも
腋毛生える
と教わった
家庭科教師の
ノースリーブ
潮を吹く
という現象を
誰か私に
説明してよ






アルバイト先のオヤジが
耳元で「昔の彼女潮吹いた」って
1

酔いどれ船の上で
朝日を待っていました

海のない部屋で
発泡酒の空き缶を
3つ4つ潰す夜
浮かび上がる船体に
千鳥足で乗り込むだけの
シンプルな船旅

朝日は
僕らが ...
木々の緑とは虚無のことなのかも知れない

緑とは葉緑素の目に見える色のことだ

虚無とはどこか一点へと向かう苛々した無数の風のことだ


だから

色とは苛々した無数の風のことなのかも知れない

色は ...
ルナ聴いて あたしはメスよ 見上げてなんかいないのに
刺してこないで

ルナ聴いて あたしは好かないの 神秘過激な万月の花びらなんて
尖った爪に誤魔化しのネイルは効かない

 ルナ あたし ...
自分の命を諦めかけた人間が
小さな命の火を
消さないように
じっと見つめて
そっと守った

寝る間も惜しんで
疲れも忘れて

弱りながらも火を燃やし続ける
小さな小さな命を ...
裸に響く 裸体のデザイン
剥く皮などないくらい ほどかす

捻らす裸の骨組み ギシギシと
全本の骨 全粒の細胞 セルフィシュに泳ぐ
           利己的に利口

 誰の為の人差し ...
この生が空しく過ぎることを悲しめば
問い返される
何が充実か

揚羽蝶がゆずの木にやってきた
仇やおろそかではない
ひらひらと儚くも天に任せる

愛しているさ、悲しんでいるさ
生の肯 ...
太古の昔から続いていて
これからも続いていく物語
誰が為に鐘は鳴るのか?

科学者は古しえよりその後継者に宿題を課し
核爆弾からDNAまで手に入れた
哲学者は古しえよりその後継者に宿題を課 ...
愛しさと打てば

涙と変換されるような

恋ならいらない

ただ一筋の

情熱が強さになるように
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
虚血アラガイs自由詩10*12/5/10 5:07
夜道小川 葉自由詩412/5/10 2:18
仮面番田 自由詩112/5/10 2:11
シホ.N自由詩412/5/10 1:31
言葉を持たない道化師たち吉岡ペペロ自由詩512/5/10 1:09
宇宙にありがとう自由詩212/5/10 0:54
夜の童話自由詩312/5/10 0:45
それはるな自由詩512/5/10 0:40
うみべ自由詩612/5/10 0:32
ロクスイ竜門勇気自由詩112/5/10 0:20
嵐を呼ぶ女まーつん自由詩11*12/5/9 23:35
心温まるエピソード花形新次自由詩212/5/9 23:05
逆立ちたもつ自由詩1012/5/9 23:03
たいせつなもの梅昆布茶自由詩2212/5/9 22:12
あきらめないペポパンプ川柳6*12/5/9 21:45
君をHUG和田カマリ自由詩4*12/5/9 21:42
恣意的存在HAL自由詩9*12/5/9 21:27
白紙に降りるただのみきや自由詩15*12/5/9 21:02
通夜に向かう吉岡ペペロ携帯写真+...112/5/9 20:31
脳内カタルシス(借りた題です田園自由詩1*12/5/9 19:28
変態短歌43花形新次短歌012/5/9 19:27
変態短歌42短歌012/5/9 18:55
「詩は、酔っ払って落水しても溺れる心配のない便利な海だ」と言 ...風呂奴自由詩412/5/9 18:46
路上で考えていた吉岡ペペロ携帯写真+...112/5/9 18:40
ルナセンスメス朝焼彩茜色自由詩4*12/5/9 17:30
小さな命ジュリエット自由詩2*12/5/9 17:24
裸の意図図(いとず)朝焼彩茜色自由詩3*12/5/9 17:01
ランダム木原東子自由詩18*12/5/9 13:41
鐘が鳴らないterada...自由詩212/5/9 11:58
変換。永乃ゆち自由詩2*12/5/9 9:37

Home 戻る 最新へ 次へ
3094 3095 3096 3097 3098 3099 3100 3101 3102 3103 3104 3105 3106 3107 3108 3109 3110 3111 3112 3113 3114 3115 3116 3117 3118 3119 3120 3121 3122 3123 3124 3125 3126 3127 3128 3129 3130 3131 3132 3133 3134 
5.78sec.