特殊なことは何一つできない。

でも、出来ることはやろう。

当たり前にやろう。

呼吸して吐いて、太陽の光浴びて、雨に濡れて、

あまり不摂生しないで、親に尊厳を感じて、
...
あきらめられないから
人は言い訳をする
雨の中の花
黙って濡れている

前へ進めないから
立ち止まっている
植えられた花
黙って濡れている

私の命
花びらは
散るも 咲くも
...
何が足りないかって?
そんな野暮なこと聞くんじゃないよ
満たされたいのかい?
そんな未熟なこと聞くんじゃないよ
生きている意味を知りたいって?
そうして考えていることが生きてるってことよ
...
とうきびをかじる
ささやかな甘さが
舌をとらえて
愛撫する
脳神経へと伝わって
それは幸せな記憶になり
藍のリボンがかけられる
目印、として

シナプスは電気信号をおくる
わたしは ...
曇り空聴き飽きた曲片付けた白いものだけ食べたくなった

午前二時約束しても嘘になる酔いが回って回転遅い

神様の声が聞こえる時がある心に宿る神聖な波動

読み聞かせ絵本の世界旅をする ...
ぼくは馬鹿だ

みんなかしこだ

夜8時に空を見る

北西にふたつ

星が列んでる

強い光と弱い光だ

ふたつは他人だ

でもひとつだ
「こわれた護岸をなおしています」
私にはたしかにそう聞こえる。その男は画家だったので、「こわれたゴーガンをなおしています」だったのかもしれない。アトリエには花瓶にいけられたカサブランカがあった。「ひ ...
詩を 書いていた
本当だった
目の前に 広がっていた
ちぐはぐな思いが
とぎれとぎれの
草むらの向こうに見えた それは
私自身の 感覚なのだった 
{画像=120323010313.jpg}



忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近


ぶらり ぶらぶら
裏町通り
場末の路地の夕餉時

さあさ いらはい いらはいよ
...
近頃だせーダッフルコートを
ファミレスで脱いだ娘は今どき見上げたショートボブ
カラーリングもメイクも知らない
つぶらな瞳を見開いたまま
発育を15で停めた18歳のレジスタンスは北風の中
孤立 ...
年度末の会議の後 
僕は所長に 
新たな年の契約書を、手渡して 
旅の報告をした 

「 石巻の日和山から見渡す一面の荒地に 
  ひとり・・・ふたり・・・と 
  笑顔の花を咲かせたい ...
たいせつな存在が

ぼくらの土台となって

働いてくれている

たいせつな存在の

ぼくも

土台となって働いていよう

それが空しくなるようなとき

そんなときこそ

...
好きだと 言うべきだったのだろうか
好きでもないのに?

それは僕らを貶めると
そんな乾いた 中身のない言葉を放るのは

愛について 考えるべきだったのだろうか
興味もないのに?

...
夜明けの明けの
ほのあおい闇と光の均衡に
無垢なクラゲが部屋を舞う
流れるままに漂って
夢から溢れたクラゲが舞う

夜明けの明けの
ほのあおい夢とうつつの端境に
大きなクラゲが天井を過 ...
深夜

招き猫は歌い出し
庭のフクロウは文字を見つけた

生まれたばかりの星たちは
少しずつ優しさを放ち出す

月はまだ昼寝をしていて
雲は風に逆らい始める

手から染み出る ...
君は気付いちゃいないのさ
君を縛りつけているものなんて
何もないんだってこと
君はいつだって自由さ
何処にだって飛んでゆける一羽の鳥さ
さあ、飛んでみるんだ
その翼をはためかせて
君は自 ...
桜、桜、僕が僕で有る内に願いを聞いてくれませんか?
桜、桜、僕があの場所から出るまで散らないで居てくれますか?
でも、もうお別れです。
出掛けるなら傘を忘れないで下さい。
この頃雲行きがあやし ...
すべての仕事を終えてしまうと
ぼくは無職同然かのようになる

次に仕事の依頼が来る当てもないのに
電話かメールが明日は来ると想い込む

ついこの前もレギュラーの仕事が打ち切られた
何故か ...
より速く













より鋭くさ







...
消毒薬で洗った
白い部屋は
どこまでも
清潔で よそよそしい

菌という菌は
すべて
死滅し
有機体は私ひとり
お見舞いにもらった
ガーベラが
いつのまにか
造花に変わる
( ...
四年

なんの病気
「老いのうた」
忘れた
大正
ってなにですか。




肺炎か
本当に増えた
すばらしいもの
そんなもの
そんなもの
愛じゃない
いらない
...
空は突き抜ける様に青かったし俺のバイクは相変わらず
走り出すまではやけに重かった
時々はビニールレザーのシートの上に安っぽい天使が
休んで煙草をふかしていたりするのだけれど
それでも自由を愛を ...
夜は赤いようだ、犬に似ている。
船出よりもはやい分娩を鼓動が執行する。
かの女の目先のカーテンコールが、預言者の予兆を黒板に書き記す。
ひとつ、はない。ふたつ、もない。
無言の胚胎、ヘルメスの ...
ひっきりなし 電話
いつまでも呼ぶ ひとりになる
広めの街の 小さめの海
狭い海岸 寂しい人波

さあ誰を呼ぶ? 楽しみたいと叫ぼうよ
人選ミス? いいえそれは神の御 ...
楽しいゲロゲ〜ロなら
何でもゲロゲ〜ロ
笑えるゲロゲ〜ロなら
どこでもゲロゲ〜ロ
悲しいゲロゲ〜ロとは
ゲロゲ〜ロしたくない
涙のゲロゲ〜ロで
ゲロゲ〜ロしたくはない
青空、あの日の青 ...
ちゃかぽん
という
ものが
なにか

なにか
けんじゅうに
にた
ぶき
かも

けんじゅう
犬戎
きょうようがあるから
へんかんできる
犬戎

 民は由らしむべし、知 ...
太古の海に突き出す
断崖絶壁に
男立ち

煙草の振りをして
エクトプラズムを
鼻から出し入れした

蓄膿症で爛れた
俺の鼻粘膜は
とても過敏

やむを得ず
大きな
くしゃみ ...
良く聞く話は
良く効くんだ
欲を聴いたら
イケマセン


幼い頃は 物質としての贈り物に
価値を感じてた

目に見えぬ 存在を
感じることだって
勿論 有るけれども

...
 しかし、啓示を受けたのだ。山の彼方へ行くように。地平線へ。





俺という人嫌いは
背中にうっすらとした毛が生え
頭部には後光が輝くよう
髪が一部欠落している。

歩き出し ...
3学期、ヲワリ
春休み

だれでもない、どこにもいない
私、自分、先生、ボク、だれか

持ち主のないロッカー
口をあけてるだけの、下駄箱
寂しそうにぶらんと、掃除用具

バイバ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
凡人田園自由詩4*12/3/23 14:40
命の花朧月自由詩3+12/3/23 12:25
乾き小川麻由美自由詩1*12/3/23 11:45
Sugar waterそらの珊瑚自由詩8*12/3/23 9:36
白いもの夏川ゆう短歌012/3/23 9:11
ぼくは馬鹿だ吉岡ペペロ自由詩5*12/3/23 2:28
こわれた護岸をなおしています木屋 亞万自由詩3+*12/3/23 2:08
乗り継ぎ番田 自由詩312/3/23 2:03
忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近beebee自由詩24*12/3/23 1:09
炭水化物の夜salco自由詩9*12/3/23 0:58
約束 服部 剛自由詩412/3/22 23:59
わかるまで吉岡ペペロ自由詩4*12/3/22 23:42
家路に立つ影まーつん自由詩5*12/3/22 23:39
潮流ただのみきや自由詩14*12/3/22 23:00
夢灯もずず自由詩212/3/22 22:42
Free birds are free to fly花形新次自由詩312/3/22 22:27
桜と、春の夢。雅寛自由詩012/3/22 22:13
確定申告HAL自由詩8*12/3/22 21:38
こういうことになるんじゃ…あの体格であの骨格でバンタムにさが ...TAT自由詩012/3/22 20:57
戯言そらの珊瑚自由詩10*12/3/22 20:32
四年榊 慧自由詩412/3/22 20:15
1983梅昆布茶自由詩1412/3/22 20:09
心拍夜光自由詩012/3/22 19:38
リンデマンの定理木製金属自由詩012/3/22 19:16
青空、球児・好児花形新次自由詩112/3/22 19:11
チャカポンもってこいよ6自由詩012/3/22 19:09
男立ち和田カマリ自由詩3*12/3/22 17:56
良くきく話藤鈴呼自由詩2*12/3/22 17:49
時計のない部屋……とある蛙自由詩13+*12/3/22 17:25
名札とうわばきうめバア自由詩212/3/22 17:12

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