今も酒
今も酒だぜ
呑んで書く
指の端まで
痺れて疼く
...
ナンバリングされたドア壁。
たわわに実った銀のドアノブ。
水(ミズ=見ず)のような蜜は
まったく甘くもないし
ちっとも柔らかくもなく
むしろ硬い。
細すぎず
太(不)と過ぎない程度の ...
ほどなくして雪は止み
あとは静寂につつまれた
彼は今でも海竜と戦っているだろうか
私は奇蹟を待ちながら
奇蹟とはその心だけなのだと知る
天使は残酷に微笑むの
翼で体を隠して、不敵に微笑むの
うふふ・・・
うふふ・・・
天使を怒らせたから、悪魔に引き渡されるの
うふふ・・・うふふ・・・
あなた ...
どんなに着飾っても
一度に履ける
靴は一足
酸性雨が降る
あっけなく陥落した
街のいたるところに
葉の裏で僕らは雨宿りをして
そのままお互いを
好きになった
やがて雨はあがり
空を見上げる
僕らのシルエットは
何も ...
アイタイ
アマエタイ
ダキシメタイ
君を欲しがる
僕の気持ちが
心の中で暴れだして
じわじわと
スピードを上げながら
大きく広がっていく
ツライ
サミシイ
カナシ ...
期待してしまうから
疑うのか
それとも明日の訪れを信じられなくて
疑ってしまうのか
その何れでもあるんだろうけど
※
今年の冬はことのほか寒かったはずなのに
疑い知ら ...
空にはハエがいる
*
ナベブタでハエを捕らえようとする
*
からっぽだから空なんだ
*
からっぽのなかにはなんでも ...
あなたをうまく愛せないのは私が愛を知らない子供だからではありません。
愛されることに不慣れな女だからです。
だから私を愛さないでください。
私がゆっくりと少しずつあなたを愛せるように。
ゆっく ...
ひじかけ椅子 そこに在る
座らぬ乏しき腰
毎日食べています 何かを
宝を堀り続けて100年 地球が串刺しになる
毎日食べています 何かを
ひじかけ椅子 ここに見える
...
「アカン!」ゆわれとんのに
下ネタ書いて
ニヤリと笑う午前2時
ああ、ああ
息子が高校三年生
ぼくが今年45歳になろうとも
(三島が自刃した歳やないかいっ!)
家族みんなで軽蔑しないで
...
リ JFIF H H ・・xif MM * z b j ( 1 ...
ほんとうのことなどどこにもないのだ。作業着を脱ぎ捨てたあとの塩っぽさのどこに、命の価値はにじんでしまった。ばかだなあ。笑えてくることがまず、可笑しかった。きっと僕は、干からびるように死ぬんだと思う。 ...
{画像=120402105232.jpg}
いつの間にか
遠くまで来てしまったと
振り返ってみたら
――そこは知らない街だった
懐かしい駄菓子屋さんがあった
買ったばかりのお ...
あなたの細いその指が
鍵盤に触れる時
弾きだされる旋律
わたしの躯を包む
この胸に愛が充ちてきたら
心の琴線が震えだす
ねぇ愛してるといって……
こんなに想っていても
掴め ...
君の声冷たい夜に似合わない手を差し伸べてくれる優しさ
春が来る立ち止まることないらしい永遠の中自分を探す
傷跡は忘れた頃に消えている誰も知らない秘密の仕事
頬杖をついて私は考え ...
岩陰に隠れた巨きな手
陽に染まり さらに隠れゆく
灰緑のなかの金のうた
岩めぐる径をすぎてゆく
もとのかたち
もとのかたち
ひとりの子が抱く
壊れたかたち
...
夜のむらさき
静かな息つぎ
誰も此処には
来ないむらさき
影はむらさき
波は眠る火
風に貼る絵は
尽きることなく
常に何処かを
すぎるむらさき
...
話しかけたら
おこられそう
こわいこわい
ああこわい
ふれたら
吠えられそう
ああ
こわいこわいこわいこわい
同じ人間だというのに
なぜだかこわい
そんな私のおもいなど
...
チューリップに親指姫が眠ってる起こさないでね春はいじわる
さくらさくらいつか鬼になる日まで散りしきる花に打たれていよう
悲しみはヒヤシンスの深い青君との別れを涙に染める
うっすらと白 ...
私は何者だ?
愛されていい人間だ
あたりまえのことを
あなたにかえしましょう
カーテンをあけて
まぶしい光をあびながら
君へ送る
文字は私の心のかたち
砂漠に生きるものたちだけが持つ
本能が待っていた雨が降るのを知らせた
やっと待ち焦がれた雨が降り始めると
ぼくの心まで沁み込む雨が降り始めると
ぼくの心を苦しめてきた細菌が
ひとつま ...
今、ほほが
サァーーーッ
としてここだけ寒い
青ざめる、とはこういう事か、
と青すぎる。
死相か?そういう事を
連想させる
雨の夜だ。
雨だれのひびく
暗さ。
ああ(遠 ...
何度もみた
夢のつづきなのかもしれない
しろい腕がとどいた
ビルのうっすらと翳る
ほこりのように 積もっていて
砂のように舞い上がりそうな
潮の匂い
(あ ずいぶんと
...
プリンが逃げた
スプーンですくった勢いを利用して
逃げた逃げて
とっさに細胞分裂繰り返し
増えた増えて
もとのかたちに戻って
勢いよく
はねてはねて
と ...
4月1日につく嘘は難しい
もちろん傷付ける嘘はだめだ
嘘でも言っちゃいけないことはある
リアリティーだけのつまらない嘘は
騙されても不快な思いしか残らないから良くない
...
悲しい詩を聞くたびに
思い出す場面と
帰れない声がある
故郷のもっと向こう側で
あなたが待っていてくれるかもしれない
遠くにいったあなたの顔を
何度も何度も記憶のなかでなぞってみる
...
僕以外は、みんな神様だと思っていたけど
結局神様だったのは僕の方だった。
設計図通りに僕のために作られた夜に
僕が死なないこと、僕だけが知らなかった。
あの日君は笑っていた?
笑 ...
あなたの夜に入り込んで眠り続けている
腐敗した花を投げ入れた
失われた影に
安らかな苦痛と 砂漠への愛を
目の前が 次第に赤く染まっていく
けしの花が僕を引き寄せる ...
日付順文書リスト
タイトル
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日付
アルベルト・ジャコメッティ→イーサン・ホーク→桑田佳祐→ケラ ...
TAT
短歌
2
12/4/2 21:02
火照る「つりぼり」
yuugao
自由詩
2
12/4/2 21:01
同じ果て
mizuno...
自由詩
3
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うふふ
無限上昇のカ...
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12/4/2 20:35
朝の礼
mizuno...
自由詩
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age40
たもつ
自由詩
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12/4/2 19:03
広い心
ジュリエット
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幕間のひと
恋月 ぴの
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断章*空はからっぽだ
石川敬大
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closer
文字綴り屋 ...
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豊かさの椅子
朝焼彩茜色
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息子が高校三年生
花形新次
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梅ラボテキスト1
反現代死
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ひかり
めー
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【 ノスタルジック 】
泡沫恋歌
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【 piano 】
〃
自由詩
9*
12/4/2 10:50
冷たい夜
夏川ゆう
短歌
2
12/4/2 10:25
降り来る言葉 LIX
木立 悟
自由詩
2
12/4/2 9:24
ノート(むらさき)
〃
自由詩
3
12/4/2 9:22
知ったことじゃない
ぶらっくす ...
自由詩
3
12/4/2 9:16
Flowers 〜春〜
未有花
短歌
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12/4/2 8:54
光の子
朧月
自由詩
1+*
12/4/2 8:32
許諾
HAL
自由詩
6*
12/4/2 6:41
無限遠
こしごえ
自由詩
3*
12/4/2 6:23
着岸
アオゾラ誤爆
自由詩
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12/4/2 5:47
逃げるプリン
灰泥軽茶
自由詩
6*
12/4/2 2:33
4月1日
次元☆★
自由詩
9*
12/4/2 1:35
あなたのそばに
信咲
自由詩
2
12/4/2 0:51
春休み
昏(ヤッカ)
自由詩
5
12/4/2 0:42
_
nia
自由詩
1
12/4/2 0:36
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4.13sec.