内気なセレーネ
は恥ずかしくて急ぎ足
ビーナスとジュピターが
囃し立てるが
菫色の空を
素知らぬ顔で
つれない素振り
ギジムナーは
煙草を吸いすぎて
舌が苦い
夕霞が夜に ...
ひとりで新幹線に乗るときの駅弁は寿司ときめている。新大阪からは巻き寿司、品川からは握り。東京からはめったに乗らない。缶ビールを買って、のみきる前に満腹になってしまう。
実家の庭に増えているす ...
四角ばったあなたのなまえをみると
どきっとする
はじめてもらったてがみの文字も
やっぱり四角ばっていて
笑ってしまった
あなたの気性だとおもった
なのに
なかみはあったかくて ...
尾崎放哉を中心にして自由律俳句についての覚え。
俳句五七五の音数律にとらわれない俳句を自由律俳句と言う。
結論を先に述べると、自由律俳句とは定型にとらわれないのではなく、意識的に定型を拒否する ...
今日の終わりに
のりしろが佇んでいる
のりづけしなければ
全てがそこで途切れることを
知っているはずなのに
どうしますか? と
のんきに尋ねてくる
点線から先は
のりしろ
白 ...
熱帯魚みたいな色の夢を見たメンソレータム閉め忘れた蓋
新緑の街に眩い風が吹く次の季節を見据えた光
雨の日は洗濯物が乾かない玄関脇の造花が目立つ
朝が来て昼の隣に夜がある君の言葉 ...
アナタがこの世に在ることは
そこから既にキセキの始まり
幾多の試練を乗り越えて
私と出逢いココに居る
未来の行方は誰も知らない
キセキは自ら起こすもの
信じて進むその先に
きっと光は ...
{引用=薔薇よ薔薇
私の体を養分に美しい花を咲かせておくれ}
あの人は行ってしまった
私の手の届かないところへ
ひとり取り残された私は希望さえ失くしてしまった
絶望という名の牢獄に囚 ...
まみむめも
(ま) まさかねと思って
(み) 耳を澄ませる
(む) 無理なのは知ってる
(め) 迷宮入りの恋
(も) 妄想だけが生き甲斐
やゆよ
(や) やっと気づいた
( ...
魅力的な名前のバス停を
すぎて言葉は色褪せて
私のうたがからまわる
早朝に
働く車が輝いて
{画像=120507061533.jpg}
ねぇ 深呼吸したら 風の色が変わったよ
眠っていた サナギが目覚め始めた
わたしを揺り動かす うねるような焦燥感
何か 新しいモノを求め ...
あなたが道で転んで 泣いていたとしても
その痛みは 誰にも分からない
大丈夫? と声を掛ける人がいたとしても
ホントのところ その痛みは本人にしか分からない
自分のモノサシで 他人の痛みは ...
もしもだよ いいかいもしもの話だ
きみの読んでいる新聞も時々きみが観るTVも
全部がきみのために創られているとしたら
きみはどう想う
またきみが通っている病院も
そこの医師も看護師さんも ...
楽しい思い出をスーツケースに
全部押し込んだ君は
明日からの日常に向かって
眠ろうとする
その夢は
断片的ではあるけれど
笑っている夢だった
...
{画像=120506235631.jpg}
きらきら光る
硝子の破片
きらきら光る
小川のせせらぎ
寂しく独りで
光っている
きらきら
きらきら
光っている
...
塩谷瞬のことなら
みんな正しいことを言えるのに
これからの日本のこととなると
そうでもなくなる
この国のデザインがしっかりしていなきゃ
産業やエネルギー、災害や人口減 ...
これは 電話機 通信の為に ごろりと 転がって おります
無用な 無様な 晒し者 誰にも 繋がらぬ
故に 悲しや 物体 は 有り余る とは 正に 此れ
これから 死にます とさえ 伝 ...
電車の真ん中で
子供がはなしていた
たちあがって
家族の真ん中で
みなは
耳だけいかしながら
きいていた
からだじゅうから
ききほれていた
キリストのように
子供は
予言 ...
私の思考が、感覚が
このちっぽけな身体と精神の限界を超えて
膨れて、広がってまるで宇宙と同化したかのような状態に
もう、どれだけの美味い酒を飲んでも
追いつかない、追いつけなくて
も ...
青いひかりを見つめるために
ぼくは地球に生まれてきたんだ
それだけが意味だったんだよ
そう思うと楽になれた
死んで楽になるよりも
そっちのほうがずっと
楽チンに思えたんだよ
青いひか ...
あなたがふと
時計を見るようなとき
それがたまたま
僕の誕生日を表示していたら
死ぬことと
永遠を結びつけるとは
こんな感じじゃないだろうか
あなたが ...
早生品種 と言うものを
意識した 今シーズン
先ずは みかん
大分産は 緑色だけど
案外と甘くて 驚き
そして りんご
岩手産は 皮もテカテカ
ワセリンでも 塗って ...
イライラしていた
うまくいかないことが多いからではない
うまくやらねばならないことが多いからだ
コックピットに身を沈める
敵機を迎撃してゆく
止まってしまった秒針がびくつ ...
私は蜜を吸い
毒蛾になって
篝火に
吸い込まれた
太鼓の音がなり
わくわくする
今宵一人泣く
昔を思う。
孤立無援の我
人はいるけど
人はいない
優しいけど冷たい
目に見えるものよりも
目に見えないものを
信じたい
お金 ...
いかれたマウスを使って
作図をする
面倒くさい。
コーヒー片手に
満月の夜
一人夜長を過ごす
友達は一人の時間が
欲しいと言う。
蟻の行方を追い
語り尽くせない話を
君と酒 ...
今宵のひと時
何をしよう
勉強しよう
あの人の事を想い
嫌になる仕事
毎日がオフだったら
上司から電話がかかる
明日怒られる
友達との電話
好き勝手言う
チラガーを食う
...
家族と囲む食卓で
時計に追われる仕事場で
歓声のあがる居酒屋で
必死になって
ひとりを感じる短い時間を
探している
男が居ます
誰にも云えない
真実は
ひとりが ...
はなちょうちんは
ふしぎだ
うまれてすぐに
はじけてきえる
おかあさんに
みせようとした
そのときに
まだなかった
ことばといしきの
だいしょうのように
...
狭いベッドで二人
さくらんぼみたいになって
朝が来るのを待っていた
外は花散らす雨
目覚まし時計の針の音
グロー球の淡いオレンジ
微かに残る朝のシャンプー
数奇な運命でも何でもな ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
春の星座
まんぼう2
自由詩
3
12/5/7 13:36
すずらんのこと
はるな
散文(批評...
2
12/5/7 11:54
四角
森の猫
自由詩
8*
12/5/7 11:42
尾崎放哉と自由律俳句についてのメモ
……とある蛙
散文(批評...
7*
12/5/7 10:54
のりしろ
そらの珊瑚
自由詩
10*
12/5/7 10:42
メンソレータム
夏川ゆう
短歌
1
12/5/7 10:17
-キセキ-
ナイトウイン...
自由詩
6
12/5/7 10:05
いばら姫
未有花
自由詩
13*
12/5/7 8:20
まみむめも作文。他。完結。
永乃ゆち
自由詩
1*
12/5/7 7:30
その場所のなまえ
朧月
自由詩
3
12/5/7 6:53
【 Let's Try 】
泡沫恋歌
自由詩
11*
12/5/7 6:04
【 痛み 】
〃
自由詩
6*
12/5/7 6:02
ノンフィクション
HAL
自由詩
7*
12/5/7 3:12
ミス・ゴールデンウィーク
短角牛
自由詩
1
12/5/7 1:56
硝子の破片 / きらきら光る
beebee
自由詩
25*
12/5/6 23:59
この国のデザイン
吉岡ペペロ
自由詩
7
12/5/6 23:58
好きになっても
ドクダミ五十...
自由詩
1
12/5/6 23:52
ちいさな予言者
朧月
自由詩
5
12/5/6 23:49
resign
鎖骨
自由詩
2
12/5/6 23:49
青いひかり
吉岡ペペロ
携帯写真+...
4
12/5/6 23:47
死ぬことと永遠
〃
自由詩
1
12/5/6 23:33
わっせ わっせ
藤鈴呼
自由詩
1*
12/5/6 23:24
会敵点に飛べ
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/5/6 22:48
灰
mizuno...
自由詩
2
12/5/6 22:35
孤立無援
ペポパンプ
自由詩
6*
12/5/6 22:29
満月の夜
〃
自由詩
2*
12/5/6 22:29
今宵
〃
自由詩
4*
12/5/6 22:29
誰にも云えない
御笠川マコト
自由詩
3
12/5/6 22:09
鼻提灯
小川 葉
自由詩
3
12/5/6 22:01
さくらんぼ
葛西曹達
自由詩
1
12/5/6 21:53
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
3104
3105
3106
3107
3108
3109
3110
3111
3112
3113
3114
3115
3116
3117
3118
3119
3120
3121
3122
3123
3124
3125
3126
3127
3128
3129
3130
3131
3132
3133
3134
3135
3136
3137
加筆訂正:
アカと青
/
佐和
[12/5/6 22:27]
すこし修正しました
5.46sec.