日本海の港町に
住み始めて半年をやや越えた
『明日は ...
時々
あの白いハンカチを思い出す
あたかも
そうすることが
シナリオで
決まっていたかのように
差し出された
それを
いまでも
鮮やかに
思い出す
私は
電車通学をする
...
風呂屋の開店時間まで、風呂屋前の縁台で2人の爺さんが将棋を指す。
ひとりは白髪、ひとりはハゲ頭。
ときどき子供が「将棋教えて!」とやってくる。
爺さんたちは子供のレベルに合わせた詰将棋の問題 ...
マロニエ、日本名はトチノキ。
やや崩れた大きめのは葉が木陰をつくっている。
その昔ビール工場に涼をつくるため、マロニエが選ばれて植えられたのだそうだ。
ビアガーデンにマロニエが植えら ...
多い日も
安心なんて言うけれど
あんな青いの出たら
不安に
公園で
スケベ行為を
する阿呆?
それとも
あなたは
覗く阿呆?
毛沢東
プライバシー ...
小さな不満を抱えたまま
私達は
少しずつ
少しずつ
距離をとって
今なら間に合う
闇に向かって
私達は
少しずつ
少しずつ
離れていって
まだ間に合う
...
わだかまりの小石を
ランゲルハンス島の砂浜に
捨てたところで
塩辛いもやもやは
寄せては返す
しがらみから逃れようと
前頭連合野の深い森を
彷徨ったところで
粘っこいもやもやは ...
通勤の自転車に注意しながらでないと
この街での朝の散歩はあぶなかった
歩道を猛スピードで自転車がゆく
気持ちの良い朝の空気に
車輪もまた気持ちの良い音を立てている
ちょうどいま地球の裏側には ...
突然工場が爆発したり
突然歩行者に車が突っ込んできたり
時限爆弾のようなものでも
ぼくらの周りにはあるのだろうか
太陽の磁極が5月
四重になるのだという
こんな ...
ホテルのまえは教会だった
一時間ごとに鐘を鳴らしていた
たばこを吸いながら
本を読みながら
パソコンを開けながら
ひとに電話をしながら鐘の音を聞いていた
朝起きると教会が青かった
ちいさ ...
成田を出発してミュンヘンで乗り継ぎをした
ミュンヘンからハノーファーまではボンバルディ機だった
機内ではうつらうつらとしていた
だからつまらない夢をたくさん見た
ちいさな感情に一喜一憂していた ...
窓際に座って
外を眺めたら
風に揺られる花たちに見とれて
思わず窓を開けた
風に乗せてふわりと花のいい香りがして
生きている意味を
久しぶりに思い出しました
深く負っ ...
先日、仕事でね
きみの地元に行ったんだ
左岸通りを歩いていたら
きみの白いのと
黒いバージョンに出会ったよ
そっくりだったから
おどろいてね
きみは
三つ子だったんだね
あなたは ...
風は飛んでいた
どこまでも飛んでいけた
そんな自分が誇らしかった
風は飛んでいた
飛ぶことしかできなかった
その運命に涙を流して
嵐を作った
風は飛んでいた
嵐を作るの ...
きみの瞳のなかに
空一杯の夜が煌めき
僕は君の胸のひとつから
柔らかな心だけを抜き取って
脆い息を吹きかけただけで
そっと元に戻したんだ
熱 ...
どこかに希望というものがあるなら
どうか、それを書いて見せてください
答案用紙に書きかけて消した
ヨシオはいつものように難しい顔をして
悩むフリをする
解答することはいつも簡単だ ...
自分の人生に
足りないことって
モノかも知れなかった
だと思ってみんな
出かけてった
僕も
つまんないなりに
人生に意味が欲しくなっていたこともあって
とりあえず出かけた
...
想像できる範囲のあらゆる角度で
見たいものだけでいい 見わたす
想像できる範囲のあらゆる角度で
見たいものだけでいい 見わたす
その奥筒抜け視野は 決して詰まらない ...
【命の島】
瀬戸内の生温かい風の中
虫篭を編む
白いビニール製のストローを器用に組み立てて
円錐状の虫篭を編む
昔は 葦だので編んだらしい
ストローの語源は ワラだと言う ...
クロード・ロランの美しい風景に
私は十ニ分に魅せられていた
それはこの世には有り得ない風景
その間、私は現実を忘れていた
俺達はそんな空想的な芸術など見ないと
現実主義者達が言う
彼らは現 ...
中年の女性に
ハイレグ強要し
あらゆるはみ出し
すべて観察
野球部の
4番バッターに
コクられて
悪い気はせず
それも愛だよ
鼻くそを
指で捕ら ...
抱かれては詩に変わってく雪崩たち
両親をなんども殺す春の夢
エイプリルフールで私捕まった
渦潮が竜巻呼んでガチ相撲
渦潮の底で待ってる海坊主
苗木市 火遁木遁術比べ
...
今夜は 里芋と蛍イカの含め煮にとか いいながら
包丁をおろされて ちょいとキレテちまって
↑やじるし うしなったけど 気にしない
おいらは ついこのあいだまで
竜宮城にいたんだぜ ...
あいづちだけがほしいなんて
わがままを
きいてほしくて外にでる
春の風はやさしくて
そんな心をふくらます
君が元気でいればいい
ねがいをそっと風にのせ
君が私のいる場所に
いる ...
追伸 追伸追伸追伸
今日 といってブログの記事ははじまる
あたしを 活字にして 埋め込んでいく
集合 する 言葉が 乱暴に 渦を巻いて
私たち わたしたち @わたし
幽霊 ...
心が死んでいくことが幸せだという
なにごとにも動じず あたたかく 優しさにつつまれて
そうして私達は幸せになる
君には届かないことばかり
している
君と一緒にいたかったな
君の笑顔を見ていたかったな
君に泣いているところ
見られて恥ずかしかったな
君には届かないことばかり
している
...
天然パーマは環境ホルモン
くるくるまわるくるみの
なかの宇宙の種が
羊水を求める
がむしゃらな地下の根のそのさきの先で
げんし的かつれきし的な挿入
「しぜんに、かえる」
溝のすきまの溝に ...
妹を
傷物にした
中島に
カツオの復讐
今始まる
タイコさん
ノリスケ徹マで
不在の夜
イクラ残して
ホストクラブへ
アナゴさん
唇いかした
テクニ ...
確かにあのニオイのもとになってる
様々なガスはエネルギーだし
そもそも
あのニオイを生み出してる細菌達にとっては
あれ自体が物凄い
エネルギーの塊りだとも言えるね
でも
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
港町から愛を込めて
TAT
自由詩
5
12/4/28 21:11
白いバトン
そらの珊瑚
自由詩
6*
12/4/28 19:59
#空想の街 ある爺さんの話
北大路京介
自由詩
11*
12/4/28 19:17
マロニエの花が告げる
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/4/28 19:04
変態短歌23
花形新次
短歌
0
12/4/28 17:27
今は
wako
自由詩
3*
12/4/28 16:05
窓を開けて
nonya
自由詩
29*
12/4/28 16:03
朝の散歩
吉岡ペペロ
携帯写真+...
1
12/4/28 15:51
突然のなにか
〃
自由詩
4
12/4/28 15:50
青い教会
〃
携帯写真+...
1
12/4/28 15:50
うつらうつら
〃
携帯写真+...
2
12/4/28 15:49
誰も嫌いじゃない
ジュリエット
自由詩
4*
12/4/28 15:26
retrial
mizuno...
自由詩
0
12/4/28 15:02
飛んでいた
小原あき
自由詩
6*
12/4/28 13:11
シグナル
草野春心
自由詩
9*
12/4/28 12:22
影の街
佐藤伊織
自由詩
1*
12/4/28 12:12
探しに出かけた
竜門勇気
自由詩
1*
12/4/28 12:11
八広がり
朝焼彩茜色
自由詩
3*
12/4/28 12:04
島
るるりら
自由詩
23*
12/4/28 11:15
クロード・ロラン
yamada...
自由詩
1
12/4/28 10:32
変態短歌22
花形新次
短歌
0
12/4/28 10:10
俳句2012 4月上旬
北大路京介
俳句
8*
12/4/28 9:59
今夜は 脱力がアップのリズム
るるりら
携帯写真+...
8*
12/4/28 9:57
記憶の花
朧月
自由詩
3
12/4/28 8:31
追伸
佐藤伊織
自由詩
1
12/4/28 3:20
幸せ
〃
自由詩
3*
12/4/28 3:14
君に雨が捧げられますように
うめぜき
自由詩
1
12/4/28 1:54
もくもく
中川達矢
自由詩
2
12/4/28 0:25
変態短歌21
花形新次
短歌
0
12/4/28 0:17
契約
藪木二郎
自由詩
0*
12/4/28 0:12
3108
3109
3110
3111
3112
3113
3114
3115
3116
3117
3118
3119
3120
3121
3122
3123
3124
3125
3126
3127
3128
3129
3130
3131
3132
3133
3134
3135
3136
3137
3138
3139
3140
3141
3142
3143
3144
3145
3146
3147
3148
加筆訂正:
俳句2012 4月上旬
/
北大路京介
[12/4/28 19:21]
恋猫の振りおろす剣のどかなる → のどかなり
5.28sec.