「きゅーりさん、
きょうも伸びてるねえ。
 …なかなかに。」

ごぼーさんは言いました。

「そういうおぬしも、
ぬくぬくと伸びておるでないか。
 …なかなかに。」

きゅーり ...
いぬが
あるいていて
いぬと
であって
それが
かみついてくる
はを
ふとももに
くいたてて
ころそうと
してくる

トムリアット
アンコール

カップルが
あるいてい ...
もっと欲張りたいが
足の裏の面積だけしか
貼り付けられないんだ地球よ
そこから伸びたからだは
きみにとって
どれほど影響があるんだろうな
影とふたり
あたしはなりすましながら生きている
「何処を見ているのか
何を苛ついているのか」

夕暮れだ、夕暮れになれば、おまえらの目が必要以上に注がれるからだ
背を屈めて歩いている (道の端は危険そのものだろう )?

母親を ...
なんだか結局
誤解させて
あなたを傷つけてしまった

結局
たくさんメールしすぎて
君を呆れさせてしまった

性格が重いのかも
つまらないひとなのかも
ダメな女なのかも
...
言葉はすぐ嘘になる
うそつきです
幼児のように
まっすぐおおきくみつめ
遠慮なしに切り捨てたいの
にごったなみだ
嘘ならば
いらないときめて
なんにもいわないよと
口をへの時に結ぶ
...
 皆さんは、人間の値打ちの定め方をご存知ですか。乗っている車?ノンノン。巻いている時計?これまたノンノン。履いている靴ですって?ノンノノノン。クラブのちーママじゃあるまいし、何と言うか、発想がちょっと ... 悪意とは作為的である。
作為的な悪意とは相手を貶めようと企むことである 。
これが詩に置き換えられたらどうだろう 。たまに特定の人物を揶揄したような語りを見受けられるが、これが作者に近い肉親や ...
ぼくの宝物は
きみがくれた
定規のかけら

いま思えば
あんながらくた
もらってなにがうれしかったのか

ずっと見ていた
となりの席のきみ
席替えでとなりになって
思わず ...
こんなに好きなのに
こういうとき

君のことが
憎くて
憎くて
悲しくなる

好きだから
多少のことは
がまんしなきゃって
つよく心に誓ったのに

なんでもかんでも
...
厚手のコートを脱いだら
するららと
時間が落ちて
あなたに一歩近づく

梢の蕾がふくらんだら
するりりと
時間が落ちて
あなたに半歩近づく

約束の日は近くて遠い
ほんのり焦 ...
遠くにいるけど親しい人
近くにいるけど親しくない人
見方を変えれば
ここという場所が遠くにあって
あそこという場所がここよりも近いということ
もしかしたら 人は動いていなくて
場所たちが動 ...
幸福とは

己の力で

手に入れる

ものであって

誰かから

与えて貰うものでは

決してない

それは違う言葉で

施しと言う
人が次々と溢れる

僕は誰のことも知らない

ましてあなたが誰だかなんか

今何を考えているかなんか

解りやしない のに

僕が何を言わんとするかは

あらかたバレて ...
近所に 卓球も出来るらしい
市民体育館が 有るんだケド

一度も 開いている時に
行った 試しが 無いんだ

やっぱり 予約が 必要なのかな
空いてる 時間に

相手だって
必 ...
 人類は幸せだった。とうとう、念願の不老不死を手に入れたのだった。 
 あらゆる欲望もまた克服された。性欲、睡眠欲、食欲、は新たな脳生理科学によって抑制され、代わりに人間の脳神経に対しては絶えず「快 ...
草茂る屋敷にて

双子の少女暮らして

甘い囁きをかわして

陽だまりに小鳥は囀り

鏡の前であたたかな食事をとって

いつまでも幸せな四人だったという。

この世に人は絶えて ...
さざなみは
永遠をよそおう
罪ではない
それは
やさしい嘘

人は
さいごに
この海にたどりつき
さざなみにも
終わりが
くることを知る

かもめよ
愛しいおまえも
いつ ...
あなたの代わりに
泣きましょう

あなたの代わりに
苦しみましょう

あなたの代わりに
穢れましょう

あなたの代わりに
あなたにくるはずだった
災厄を
全て引きうけて
そう ...
ひとは執着から逃れられない

ひとは執着から逃れられる

執着を思わなければいいのだ


ひとつき後にはさくら花

いのちを賭けた尊い轍に

つらなる裸木が上を向く


ひ ...
孤独から抜け出た証手に入れた君の眼差し僕を見透かす

検索し光と闇が入り交じる情報という一つの図書館

四文字がすぐに言えない照れ臭い君の優しさ近くて遠い

曇り空嵐の予感付きまとう ...
眠れないの?
それとも寝たくないの?
よく考えて
この時間だから寝なくちゃいけないと誰が決めたの?
だって朝起きれないから?
一晩寝た後のあなたは今のあなたは別の人でしょう
明日のことはそ ...
幼さをなくした私の顔を見て

母は泣くのだった

それは

私には知り得ない
何かが何処からか沸き上がった瞬間だったのだろう

過去を、或いは近い未来を思い

幼さをなくした私の ...
たのしい

つぶやいてみた

ひろってもらえた

ぼくのつぶやき

たのしい


不思議な映画のような

ちいさな命

ちいさなものへの愛情


たのしい

つ ...
声を上げて、歌いながら
幼い日 螺旋階段を見上げている僕は
空の蒼さを はじめて信じた

空の蒼さが 神話になる時
僕は公園のベンチで 泣いた
膝小僧を抱えて
気づかれないように
...
どこに行こうとも愚人はいる
大きな世界には多くの愚人が
小さな世界には少数の愚人が

どの愚人も最初はまともを装う
でもそのメッキはすぐ剥がれる
愚人だと気づき反論をしないと
愚人は嬉々 ...
{画像=120303011011.jpg}


雨と風が一緒に顔にかかって
少し髪を濡らす交差点に
ぼくは独り君を想い立っているよ

君がいつもしていたリュックの色は薄い緑色で
不思議 ...
木に彫りつけた

昔の僕達の名前は木が成長したために

幹に埋もれてよく見えなくなってしまった

それと同じように 僕達も

年月の風雨にさらされて随分と歪んでしまった

一人は精 ...
あふれる愛は

居場所を探してしまう

ぼくはあなたに

依存していたのだ

酒やドラッグのように


愛はあふれてはならない

八分目が大切だ

最愛などあってはならな ...
心地よい揺れと
生ぬるい水温

波にさらわれたコンタクトレンズ
ぼやけた視界がとらえたものは
降り注ぐ優しいひかりの雨

身動きが、とれない
とりたくもない

堕落していく心
そ ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
無い渡邉建志自由詩3*12/3/3 19:05
アンコール・トムリアット6自由詩012/3/3 18:50
あしあと朧月自由詩212/3/3 18:27
薄空(うすぞら)アラガイs自由詩4*12/3/3 17:53
結局ジュリエット自由詩212/3/3 17:14
言葉はわらう朧月自由詩212/3/3 16:37
蟻殺しのアリエッティー和田カマリ自由詩3*12/3/3 15:53
読まれる行為とはアラガイs散文(批評...5+*12/3/3 15:36
ぼくの宝物ジュリエット自由詩312/3/3 15:11
こんなに好きなのに…自由詩112/3/3 14:47
砂時計nonya自由詩21*12/3/3 13:19
The View新守山ダダマ自由詩012/3/3 12:00
貰えないものHAL自由詩4*12/3/3 11:08
僕のうたmarica...自由詩212/3/3 11:05
空気ゲーム藤鈴呼自由詩1*12/3/3 10:55
明るい未来yamada...散文(批評...012/3/3 10:28
四人家族高原漣自由詩2*12/3/3 10:05
さざなみそらの珊瑚自由詩1412/3/3 9:48
おひなさま自由詩6*12/3/3 9:37
たましいと全身と吉岡ペペロ自由詩912/3/3 7:51
僕を見透かす夏川ゆう短歌112/3/3 7:31
眠れぬ夜のためにたにい自由詩212/3/3 6:37
茶の間19時30分徘徊メガネ自由詩9*12/3/3 4:33
たのしい吉岡ペペロ自由詩612/3/3 3:33
この世界で君よ歌えうめぜき自由詩112/3/3 1:42
愚人HAL自由詩3+*12/3/3 1:32
誰か背中を押してくれ / 冷たい交差点beebee自由詩27*12/3/3 1:11
密かな決心yamada...自由詩312/3/3 0:52
あふれる愛吉岡ペペロ自由詩712/3/3 0:52
水温三奈自由詩1512/3/3 0:40

Home 戻る 最新へ 次へ
3108 3109 3110 3111 3112 3113 3114 3115 3116 3117 3118 3119 3120 3121 3122 3123 3124 3125 3126 3127 3128 3129 3130 3131 3132 3133 3134 3135 3136 3137 3138 3139 3140 3141 3142 3143 3144 3145 3146 3147 3148 
4.42sec.