なかまとあそんでると
かぞくが
たいせつになる

かぞくとすごしてると
なかまが
たいせつになる

ひとりでいきてると
どちらも
たいせつになる

まようなあ
し ...
小さな家のベランダに
くつしたが干してある


大きなくつしたはお父さん
中くらいのはお母さん
ちっちゃいのは赤ちゃん


足の家族
川の字に並んで
風に吹かれてる
ドアの前に立ち
ポケットに手を入れ
家の鍵を探していた 

古い玄関灯が
暗闇の中から
鉢植えの植物を
浮き立たせている

ふと見ると
合同な三角形で
濃い白色をした
蛾のたぶ ...
バンドネオンの演奏を初めて生で聴いた。

黒い直方体の蛇腹を拡げたり縮ませたりしながら、

左右ともに30以上あるボタンを押して演奏するその楽器は、

習得の難しさから悪魔が発明した楽器と ...
私はもうすっかり
おかしな人になって
それからずいぶんになる
何しろいろいろあったり
あるいはなかったりしたのだから
無理もない
夜中に煙草が切れた
もういまやこれだけで
おかしな人と ...
木々が風に揺れている

甘いだけじゃない新緑の香り

輪郭のない幽霊みたいな緑いろ

こころの美しい象さんのようだ

木々から逃れられずに身もだえている


それを見つめることを ...
死んだら尼信の本店の普通の9155473に











六十三万入ってるから















...
母の日がすぎて
枯れるしかないカーネーションが
花屋の奥に隠れている

ありがとう も
ないよ ね 
今さら

なんでもない日に
ぼさっと訪れて叱られようか
母にとっての子供でいた ...
ノイズをもってこい
おれを食ってくれ
鳥が死んだんだ
だれにも知られずに

メロディーはいらない
ノイズをもってこい
思想はいらない
おれを食ってくれ

庭師は庭を焼いたんだ
...
... まだ恋の列車に乗ってすらいない改札口をくぐったところ  
 
ぬかるんだバス停で
いやらしい下半身を
露出した時計
ポピーの花束を持って
佇んでいる
金属製のモノを
口に含むと
すぐに射精し
その異物を手に吐き出せば
様々な言語の断 ...
枝まめのからをいちいち剥いて、煮立った出汁にいれてすぐに火を止める。つやつやした色のつぶ。おとうふはいちど湯がくと灰汁がでてやわらかな口どけになる。片栗粉を水で溶いていたら夫から電話があり、遅くな ... ここにあるのはただのがらくた
偽物で繋ぎ止めた
僕の透明な城
見える奴にしか見えない
はりぼての城

僕はそこでしか呼吸ができない
僕はそこでしか物が見えない
僕はそこでしか声を出せな ...
忍び寄る
成人病の魔の手にも
果敢に挑む
牛丼二杯




立ちションに
群がる蟻へ
問いかける
俺の小便
そんなに甘い?
お金とのめぐり合わせ
悲観に胸を打たせず
雇われ芸人のように平らな道で滑る 

お金よりも大切なもの
そんな美徳 3拍子で振り終える
マーフィーを書き写す がむしゃらな上り坂

頭だけ ...
深い 深い

濃い 濃い

広がりなのか

狭まりなのか

ドロ ドロ とした

トロ トロ とした

ゆら ゆら とした

ゆっくり と ウネるように

点はないけれ ...
村の外れの道祖神
何時からそこにおわすのか
村の平和を守るため、
悪霊妖怪退散の
結界 男女二柱
 天津麻羅の矛を持ち
猿田彦と天宇受売命(あめのうずめ)か

村の外れの道祖神
苔生 ...
薄日
午前と午後のはざま
直径8mmの無数の穴から私は
偽物かもしれない平穏を覗き見ている
こんど メールを送ります
そういっていなくなってしまった人たちや
畳に敷かれた二枚のお布団のこと ...
僕は知ってたよ、僕は人の好意を受けるような資格のある人間じゃないって。
ラーメンのスープのように濁った世界。
宇宙では、星雲が、ごうごうと唸りを上げて時間に踊っている。
掃除婦のおばあさん。あな ...
教科書は硬い文章多過ぎる眠気を覚ます光がほしい

水槽の中の魚は何思う人に見られて調子が狂う

神様の姿が見えた夢の中光はいつも何でも知ってる

陽を浴びて遊ぶ子供を見かけない時代の ...
全てが忘れられ
全てが過ぎ去っていく
人々はその事を
時々忘れたような顔をするが
やっぱり全ては忘れられ
全ては過ぎ去っていく
それでも君の笑顔だけは
僕の心に残っている
トイレットペーパー
かなり使ったのに
どうしてウンコ
手につくのかな?




デブにとって
ウンコした後
ケツ拭くの
大変なこと
この上ない
裏道で春を売る女たちの笑顔

謳わない金糸雀の末路を知る

深夜一人で自慰にふける大人

街中の虚ろな目をした子供達

皆が悲しい詩人だった頃の話
優しかったからキスをした

激しかったから抱き合った

気移りしたから首を絞めた

温かかったから抉り取った

それで一生私の物になった
ボロボロの毛布を子どもの頃いつも持ち歩いていた

それは僕にとって母であり祖父であり分身だった

手放したのは中学の時で好きな子ができたから

今大人になってあの毛布の ...
隣室から響くオルガンの音で目が醒めた
そこには何もない
ただ 君と過ごした時間の跡形だけを そのままにしてるだけなのに
やっぱりオルガンが鳴っている

ノックをしたら 音楽は止むだろう

...
ベッドの上に宇宙を広げる
彼との間に導線をひき
私は今を塗り替えた

暖かい闇に包まれる
どこかで唸る救急車も
私だけは、ほっといてくれた

難解なテレパシーで
彼は私に詩をくれる
...
{画像=120514020301.jpg}



幼い日
五月五日
かしわもちが右手の親指にからみつく
ふわふわした髪
大きな耳
口元に大きなえくぼがあった
一瞬の喜び
木の床に ...
このぼくのこころは
このぼくの鼓動は
このぼくの興奮は
このぼくの足跡は
衝動は
焦燥は
終焉は
再生は


あたらしい言葉を
燃やせば
古い皮質が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
サービス小川 葉自由詩412/5/14 23:25
素描Ⅳ八布自由詩512/5/14 23:09
白蛾和田カマリ自由詩2*12/5/14 22:33
ブエノスアイレスの夏吉岡ペペロ自由詩512/5/14 22:08
おかしな人岡部淳太郎自由詩912/5/14 22:08
なにが自然か吉岡ペペロ自由詩412/5/14 22:07
狩りと市民税を司る女神 地図と情熱を司る男神TAT自由詩412/5/14 21:56
赤い花みつけた朧月自由詩1112/5/14 21:29
ノイズはるな自由詩612/5/14 21:22
五月十三日 晴れ 岐阜出張 特に目立った当たり ナシTAT短歌112/5/14 20:07
「駅」 短歌de胸キュン北大路京介短歌14*12/5/14 19:56
オーラルたもつ自由詩212/5/14 19:11
枝まめはるな散文(批評...312/5/14 18:34
蕺草(未詩・独白)プル式自由詩812/5/14 18:30
変態短歌50花形新次短歌112/5/14 18:30
宇宙銀行朝焼彩茜色自由詩7*12/5/14 18:27
星をつくる人達へDoTo M...自由詩2*12/5/14 16:42
村の外れの道祖神……とある蛙自由詩9*12/5/14 12:28
薄日凛々椿自由詩1112/5/14 12:19
清めることに哀歌杉原詠二(黒...自由詩1*12/5/14 12:05
教科書夏川ゆう短歌112/5/14 10:51
君の笑顔はyamada...自由詩012/5/14 9:29
変態短歌49花形新次短歌1*12/5/14 8:29
ハロー、ハロー。悲しい謳い人。永乃ゆち自由詩4*12/5/14 7:15
愛の果て自由詩3*12/5/14 6:59
孤独自由詩3*12/5/14 6:46
風とオルガン南 さやか自由詩4*12/5/14 4:10
嘘つきの宇宙モリー自由詩10+*12/5/14 3:01
参観日 / 幼稚園の記憶beebee自由詩26+*12/5/14 2:06
生きてるかぎり書けるものホロウ・シカ...自由詩9+*12/5/14 1:50

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