あなたも
わたしも
鎧を着て
仮面をつけて
日々を生きている
ほんとは
鎧や
仮面なんて
つけたくないけど
多少の痛みや
つらさや
寂しさを
我慢しなくちゃ ...
日本という国に何があったのかを考えるほどに虚しい気分になる。この国に生まれ育ったことは幸せなできごとなのだろうかと、深刻に考え込んでしまう。それは寂しいことだ。だけどそれは、誰もが考えるべき問題だ ...
どこまでも青く晴れ渡った空の下には
巨大な蜥蜴の骨だけが
死の直前の姿そのままに横たわっている
入道雲が
ゆっくりと流れていく
彼らという物が
どうやらいたらしい という事は
僕 ...
理科室の骸骨が首を吊って丸さだけになり
一子は念願を遂げた
まるまると太った体を持て余し気味に
廊下をコロコロと転がる
ひとクラス四十二人分の牛乳瓶を運ぶ二人が
一子に出っくわしてぶちまける ...
生きようとする人海の中にいて
ディスコミュニケーション冬を握りしめ
セーターを着込む下書きの感情
床に落ちる音だけ重いこのかばん
生きるとか死ぬとか窓をのぞく猫
やましさ ...
片恋が千里の道の空ぶかし
エア恋愛一人二役5963
発情の文字化けごかし愛と呼び
はしたなさ独り相撲で潮飛ばす
指先でこするハッピー白チュー夢
愛されぬ御仁の「I」に見る病理
...
今さらその年で自立もないのではあるが
おやじなりに家族やら仕事やら北政所のご機嫌をとったりの
相互依存の日々を懐かしくおもいだすのであった
自立する以前にまず家族からほっぽり出されて ...
大人になるのを拒みながら
大人になるのをただ見ていた
昔からそう決まっているからだ。
そんな私も大人になれるのか
わかりませんないやはや。
た ...
セックスは所詮セックス止まりだった
貨幣は ...
(グフッ、いよいよ量産体制に入ったぞ)
鍋に水入れて
レンジにかけ
沸騰させます
袋開けて
麺とスープとごま
出しておきます
今日スーパー行って
こんなんあるんだと
初めて知 ...
鍋に水入れて
レンジにかけ
沸騰させます
袋開けて
麺とスープとごま
出しておきます
やっぱり足りないから
もう一杯
ラーメン作りませんか
ラーメン一袋だけ食べたって
夜中 ...
鍋に水入れて
レンジにかけ
沸騰させます
袋開けて
麺とスープと七味
出しておきます
もうすぐ夜食ですね
ラーメン作りませんか
ラーメンだけ食べたって
栄養が偏るから
もや ...
目をつむり目をあけ答えあわせする
振り向けば鏡を持たぬ空の青
目をつむり目をつむる火に触れてゆく
冬が脱ぐ光の服のたおやかさ
...
たばこの燃え尽きるかたちがきれいだったから、このひとのことを好きになってもいいかしらと思った。なるたけ注意深く、愛するものを選んで、だけど、とめられない。どんなに決めていても、かならず、(すぐに) ...
ありがちな平日の午後、
ありがちな喫茶店で、
ありがちなエスプレッソ。
ありがちな夢想をしていたら、
カルロス・トシキを見かけた
窓の外
あいかわらずからだは細かく揺れていた
お ...
ぼくはレオナルド・ディカプリオに似ている
江口洋介が
南海キャンディーズの山里に似ているくらい
セシウムがカリウムに似ているくらい
スパゲティーが
讃岐うどんに似ているくらい
ストロンチウ ...
紫の
悪そうな靴
久々の
...
名前を呼ぶくらいじゃダメだ
名前を唱えるくらいじゃなきゃダメだ
そうすれば忘れない
記憶だけがふたりの
帰れる場所になるのだろうから
ぼくがまもっているから
ぼ ...
自分が偉くなった人
頭を垂れる稲穂かな
人の意見を聞かない
仕事を取ったら何も残らない
差別をする
能力ない奴は死ねと言う。
人の成長を待てない人
自分は何様なのか?
若くして ...
それはね…
びっくり箱だよ
世間では
サプライズ♪
って言うけど
それはね…
僕のびっくり箱♪
中には
大切な人の笑顔と
僕の自己満足が
ぎっしりと
詰まってるんだ
...
砂漠の真ん中で
電話が鳴っている
誰も出ることなく
鳴り続けている
やがて一人の子どもが
受話器を取る
要件を聞くと
急いで親を呼びに走り出す
足跡は風に崩れ ...
やわらかな睫毛は
煌めきながら砕けたから
ぼくの腕には、もう
何も残らない
その
残らない感触が
時間、なのだろう
いきているのか
いないのか
真っすぐ過ぎて ...
ぼくは息をしている
ため息のときもあるけど
ぼくは息をしている
青息吐息のときもあるけど
ぼくは息をしている
深呼吸のときもあるけど
ぼくは息をしている
休息のときもあるけど ...
懐かしい人から
久しぶりに連絡があった
元気にしていますかと
メッセージが来た
それは突然のメッセージで
私をじんわりと嬉しくさせた
過去の私がやって来て
机に腰を下ろした
あの頃 ...
時代遅れの煙吐き
カートン程の 眼細胞も死に至る
生まれ変わる程の 大げさな駆け引きを
この時代とする
すっとんきょんな打刻に 己を通すのも
頭を割っても なお 悪い
...
二人で歩く梅林は
さくら咲く前 城跡の
猫に導かれて 迷い道
そこだけ陽射しが春めいている
その梅林に入る前
道端を歩く猫を見つけ
その痩せた背を撫で、餌をやり、
猫の道辿り 梅林へ ...
肩に掛かるキミの髪をかきあげて
白いうなじにくちづける
甘い女の匂いがした
潤んだ瞳で切なげにボクを誘う
やがてその身をまかせ
ボクはその肌で儚い夢をみるのだろう
たとえ許されない恋でも
...
心きゅうきゅう
キュウキュウ鳴いて
きゅうきゅう詰め
頭くるくる
クルクルめぐり
来る狂う気配
体きりきり
ギリギリいっぱい
きりきり舞い
魂しんしん
心身の
深 ...
お風呂の電球が切れたので
薄暗い中お風呂に入る
いつもより念入りに
身体を洗い
身体を流す
匂いが鮮明だ
シャボンの匂いをくんくんする
お湯に浸かりまるまると
どこか遠くの知ら ...
死んだのだということだけが確かだった。自分のことなど理解できない。それは、寂しかった。だけどそれは、確かなのだろう。簡単なことなのかもしれなかった。何故なのだろうと思う。自分のことがよくわからない ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
鎧と仮面
ジュリエット
自由詩
4
12/3/28 8:33
スメルス・ライク・ティーン・スピッツ
番田
自由詩
2
12/3/28 2:19
太陽の膨張
水瀬游
自由詩
2
12/3/28 2:12
丸さへの傾倒
こうだたけみ
自由詩
2*
12/3/28 1:05
冬物処分
あをがね
川柳
5
12/3/28 0:49
Ping Pong Pang
salco
川柳
3*
12/3/28 0:45
自立する親父
梅昆布茶
自由詩
9
12/3/27 23:05
ジャポニカ
晝
自由詩
3
12/3/27 22:41
dragon phantom
TAT
自由詩
1
12/3/27 22:32
サッポロ一番 〜とんこつラーメン編〜
花形新次
自由詩
1
12/3/27 21:18
サッポロ一番 〜塩ラーメン編〜
〃
自由詩
1
12/3/27 20:53
サッポロ一番 〜みそラーメン編〜
〃
自由詩
1+
12/3/27 20:35
現と在
木立 悟
俳句
4
12/3/27 20:09
花屋
はるな
自由詩
2
12/3/27 20:06
カルロス・トシキ
はだいろ
自由詩
3
12/3/27 20:01
ぼくら相殺されなかった宇宙
吉岡ペペロ
携帯写真+...
3*
12/3/27 19:51
『あなたはあなた自身をもっと大切にしなさい。とても見てられな ...
TAT
短歌
0
12/3/27 19:47
帰れる場所
吉岡ペペロ
自由詩
2*
12/3/27 19:36
アンポンタン
ペポパンプ
自由詩
5*
12/3/27 19:24
びっくり箱
清風三日月
自由詩
1
12/3/27 17:28
age34
たもつ
自由詩
6
12/3/27 16:49
コールド・スリープ
千波 一也
自由詩
1*
12/3/27 16:45
息
HAL
自由詩
2
12/3/27 14:52
あの日の手紙は、ふいに
宮岡絵美
自由詩
3
12/3/27 13:04
時代遅れのパラシューター
朝焼彩茜色
自由詩
4*
12/3/27 11:41
梅林
……とある蛙
自由詩
12*
12/3/27 11:11
【 エロスとタナトス 】
泡沫恋歌
自由詩
9*
12/3/27 8:01
意味深深
シホ.N
自由詩
6
12/3/27 2:49
お風呂の電球
灰泥軽茶
自由詩
10*
12/3/27 1:25
セザンヌについてのいくつか
番田
自由詩
2
12/3/27 1:23
3076
3077
3078
3079
3080
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
3104
3105
3106
3107
3108
3109
3110
3111
3112
3113
3114
3115
3116
加筆訂正:
梅林
/
……とある蛙
[12/3/27 15:52]
一部変更
4.74sec.