あの日
お辞儀をした
それも深々と
本当は膝をつき
土下座すらしたかった
あの日
潰してしまい
誰もいなくなった
空っぽの事務所に
お辞儀しかできなかった私
帰る家を失 ...
曇天。呼び出しに答え、すぐに放り出されたあと、ひとりで水族館へいく。
締め切り時間間際にくぐるゲート。入ったあとすぐに、うしろでシャッターが閉まる音。
館内は暗く、ごく控えめな音量で歌詞のない ...
「またあとで」 明日まで
楽しみは 取っておくよ
明日には 明日の日が
素知らぬ顔で 戸惑い招く
楽しかったのは 今ここにいて気づく 今の事しかないんだよ
考えれば いくつも後悔するほど ...
戦い終えた 親愛なるR
苦しみは もう売りさばいて ブラックホールの中に消え
二度と帰って来ない
それでいいのさ
戦い終えた 親愛なる 戦士R
真剣を交える 言葉の投げあ ...
素敵なノートをえらんでひらいて
ひらいてく夜にコトバをひろってつむいでなんにもない
なんにもないデスクは素敵さ
素足が似合う女の子みたいに素敵さ
あふれるEメールが
雲の上のちっぽ ...
恋人の心変わりを感じていた頃、辞表を出してくる社員がいた。
彼らはぼくをひどく傷つけた。
ひとのこころなんて分からないものだ。
思い返してみればそんなそぶりもあった。
そぶりかあ・・・・
人 ...
ねぇ、
聴こえてる?
ソコから
ココまで
どのくらい?
ねぇ、
聴いてくれる?
アノ日も
今日も
同じイチニチで
コチコチ
こちこち
す ...
水槽で飼ってる
恋人の心臓に
銀の矢を
砕いてあげてる
わたし、
の肩越しにみえる
暗く蒼い
月が、
にやにやにやと わらって
...
学齢期をむかえた父が
レジに並ぶ
帳面と鉛筆を買ったのに
店を出ないで俯いている
帰る場所がわからないらしい
どこから来たの、と聞くと
わからない、とだけ答える
やがて見かね ...
執着だと笑えばいい
全てを失っても手に入れたいものなどない奴らは
果てなく続く夜さえ一瞬にして輝かせる星を
唯一無二の太陽さえ一瞬にして消え去る闇を
君が俺の隣に存在す ...
今更なことを
ぼくらはやってゆこう
自我は時間だ
自我を減らせば
時間も変わる
今更なことを
ぼくらはやってゆこう
愛されなくてもいいじゃないか
愛 ...
たわい無い事を考えながら
月を見てた
綺麗でね
泣きたい気がしたけど
すぐに乾いてしまうから
うーん・・
...
色の持つ イメージは
人に寄って 違うから
自分に 酔って しまえば 情熱の赤も
恋に落ちてしまえば さも有りなむ
痛みに 震えてしまえば
悲しみ色に 変わるから
斬新なアイディ ...
あなたお願いよ
回送電車に乗せてって
家出少女だと
偽ってもいい
あなたは
車掌なんです
小田急に乗るのが怖くなる
潰されて圧死してしまいそうで
女子高生ではないけれど
別にいい ...
正義は正義の邦から来る
勝つ結末に途中何度も負ける運命を背負い
追い風の助けを狩り
刃むき出しに太陽と繋がる笑みを魅せる
正義は正義の邦のやり方しか知らない
我流通じず
現状に ...
いっぱい
いっぱい愛してるのに
君だって
わかってるはずなのに
なんでだろう
いつも
僕の頬には
しょっぱい涙が流れるんだよ
あの人は
君の存在を知ってるのに ...
春は来るのだろうか
3月も末になるというのに
天気予報に雪だるまのマーク
しかも まるまる大きな雪だるま
ごうをにやした農夫は
苗を育てるハウスを建てる場所の雪を
除雪機で吹き飛ばした ...
海にでる  列車は
これでさいごだよ
指をさす老婆の皮膚は
ひびわれて
海へ
願った
最初のことばだけを
かばんにつめて
ふるえていた
かきかえられた地図と
...
特殊なことは何一つできない。
でも、出来ることはやろう。
当たり前にやろう。
呼吸して吐いて、太陽の光浴びて、雨に濡れて、
あまり不摂生しないで、親に尊厳を感じて、
...
あきらめられないから
人は言い訳をする
雨の中の花
黙って濡れている
前へ進めないから
立ち止まっている
植えられた花
黙って濡れている
私の命
花びらは
散るも 咲くも
...
何が足りないかって?
そんな野暮なこと聞くんじゃないよ
満たされたいのかい?
そんな未熟なこと聞くんじゃないよ
生きている意味を知りたいって?
そうして考えていることが生きてるってことよ
...
とうきびをかじる
ささやかな甘さが
舌をとらえて
愛撫する
脳神経へと伝わって
それは幸せな記憶になり
藍のリボンがかけられる
目印、として
シナプスは電気信号をおくる
わたしは ...
曇り空聴き飽きた曲片付けた白いものだけ食べたくなった
午前二時約束しても嘘になる酔いが回って回転遅い
神様の声が聞こえる時がある心に宿る神聖な波動
読み聞かせ絵本の世界旅をする ...
ぼくは馬鹿だ
みんなかしこだ
夜8時に空を見る
北西にふたつ
星が列んでる
強い光と弱い光だ
ふたつは他人だ
でもひとつだ
「こわれた護岸をなおしています」
私にはたしかにそう聞こえる。その男は画家だったので、「こわれたゴーガンをなおしています」だったのかもしれない。アトリエには花瓶にいけられたカサブランカがあった。「ひ ...
詩を 書いていた
本当だった
目の前に 広がっていた
ちぐはぐな思いが
とぎれとぎれの
草むらの向こうに見えた それは
私自身の 感覚なのだった
{画像=120323010313.jpg}
忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近
ぶらり ぶらぶら
裏町通り
場末の路地の夕餉時
さあさ いらはい いらはいよ
...
近頃だせーダッフルコートを
ファミレスで脱いだ娘は今どき見上げたショートボブ
カラーリングもメイクも知らない
つぶらな瞳を見開いたまま
発育を15で停めた18歳のレジスタンスは北風の中
孤立 ...
年度末の会議の後
僕は所長に
新たな年の契約書を、手渡して
旅の報告をした
「 石巻の日和山から見渡す一面の荒地に
ひとり・・・ふたり・・・と
笑顔の花を咲かせたい ...
たいせつな存在が
ぼくらの土台となって
働いてくれている
たいせつな存在の
ぼくも
土台となって働いていよう
それが空しくなるようなとき
そんなときこそ
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
お辞儀
HAL
自由詩
5+*
12/3/24 0:58
まんぼうのこと
はるな
散文(批評...
3
12/3/23 23:58
今日の事
加藤
自由詩
1
12/3/23 23:45
親愛なる R
朝焼彩茜色
自由詩
2*
12/3/23 23:33
ぼくたちはズレてる
フミタケ
自由詩
3
12/3/23 23:12
思い出のなかへ
吉岡ペペロ
携帯写真+...
16*
12/3/23 21:48
ナミダ ノ アリカ
Sa;
自由詩
3
12/3/23 21:42
暗く蒼い月/DarK bLuE mOoN
高原漣
自由詩
1
12/3/23 21:24
age30
たもつ
自由詩
10
12/3/23 21:18
One
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/3/23 21:00
今更をやってゆこう
吉岡ペペロ
自由詩
3*
12/3/23 21:00
うーん
牛
自由詩
8*
12/3/23 20:48
赤き液体
藤鈴呼
自由詩
2*
12/3/23 19:46
ロマンスカー
花形新次
自由詩
2
12/3/23 19:11
正義の背中をおす
朝焼彩茜色
自由詩
2*
12/3/23 18:21
辛い?甘い?
ジュリエット
自由詩
1
12/3/23 18:07
くれる しろ あかく
砂木
自由詩
12*
12/3/23 17:55
海へ
はるな
自由詩
7
12/3/23 17:26
凡人
田園
自由詩
4*
12/3/23 14:40
命の花
朧月
自由詩
3+
12/3/23 12:25
乾き
小川麻由美
自由詩
1*
12/3/23 11:45
Sugar water
そらの珊瑚
自由詩
9*
12/3/23 9:36
白いもの
夏川ゆう
短歌
0
12/3/23 9:11
ぼくは馬鹿だ
吉岡ペペロ
自由詩
6*
12/3/23 2:28
こわれた護岸をなおしています
木屋 亞万
自由詩
3+*
12/3/23 2:08
乗り継ぎ
番田
自由詩
3
12/3/23 2:03
忘れられた想い出 / 勘太郎川 紅橋付近
beebee
自由詩
24*
12/3/23 1:09
炭水化物の夜
salco
自由詩
9*
12/3/23 0:58
約束
服部 剛
自由詩
4
12/3/22 23:59
わかるまで
吉岡ペペロ
自由詩
4*
12/3/22 23:42
3081
3082
3083
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
3104
3105
3106
3107
3108
3109
3110
3111
3112
3113
3114
3115
3116
3117
3118
3119
3120
3121
4.43sec.