好きだと 言うべきだったのだろうか
好きでもないのに?

それは僕らを貶めると
そんな乾いた 中身のない言葉を放るのは

愛について 考えるべきだったのだろうか
興味もないのに?

...
夜明けの明けの
ほのあおい闇と光の均衡に
無垢なクラゲが部屋を舞う
流れるままに漂って
夢から溢れたクラゲが舞う

夜明けの明けの
ほのあおい夢とうつつの端境に
大きなクラゲが天井を過 ...
深夜

招き猫は歌い出し
庭のフクロウは文字を見つけた

生まれたばかりの星たちは
少しずつ優しさを放ち出す

月はまだ昼寝をしていて
雲は風に逆らい始める

手から染み出る ...
君は気付いちゃいないのさ
君を縛りつけているものなんて
何もないんだってこと
君はいつだって自由さ
何処にだって飛んでゆける一羽の鳥さ
さあ、飛んでみるんだ
その翼をはためかせて
君は自 ...
桜、桜、僕が僕で有る内に願いを聞いてくれませんか?
桜、桜、僕があの場所から出るまで散らないで居てくれますか?
でも、もうお別れです。
出掛けるなら傘を忘れないで下さい。
この頃雲行きがあやし ...
すべての仕事を終えてしまうと
ぼくは無職同然かのようになる

次に仕事の依頼が来る当てもないのに
電話かメールが明日は来ると想い込む

ついこの前もレギュラーの仕事が打ち切られた
何故か ...
より速く













より鋭くさ







...
消毒薬で洗った
白い部屋は
どこまでも
清潔で よそよそしい

菌という菌は
すべて
死滅し
有機体は私ひとり
お見舞いにもらった
ガーベラが
いつのまにか
造花に変わる
( ...
四年

なんの病気
「老いのうた」
忘れた
大正
ってなにですか。




肺炎か
本当に増えた
すばらしいもの
そんなもの
そんなもの
愛じゃない
いらない
...
空は突き抜ける様に青かったし俺のバイクは相変わらず
走り出すまではやけに重かった
時々はビニールレザーのシートの上に安っぽい天使が
休んで煙草をふかしていたりするのだけれど
それでも自由を愛を ...
夜は赤いようだ、犬に似ている。
船出よりもはやい分娩を鼓動が執行する。
かの女の目先のカーテンコールが、預言者の予兆を黒板に書き記す。
ひとつ、はない。ふたつ、もない。
無言の胚胎、ヘルメスの ...
ひっきりなし 電話
いつまでも呼ぶ ひとりになる
広めの街の 小さめの海
狭い海岸 寂しい人波

さあ誰を呼ぶ? 楽しみたいと叫ぼうよ
人選ミス? いいえそれは神の御 ...
楽しいゲロゲ〜ロなら
何でもゲロゲ〜ロ
笑えるゲロゲ〜ロなら
どこでもゲロゲ〜ロ
悲しいゲロゲ〜ロとは
ゲロゲ〜ロしたくない
涙のゲロゲ〜ロで
ゲロゲ〜ロしたくはない
青空、あの日の青 ...
ちゃかぽん
という
ものが
なにか

なにか
けんじゅうに
にた
ぶき
かも

けんじゅう
犬戎
きょうようがあるから
へんかんできる
犬戎

 民は由らしむべし、知 ...
太古の海に突き出す
断崖絶壁に
男立ち

煙草の振りをして
エクトプラズムを
鼻から出し入れした

蓄膿症で爛れた
俺の鼻粘膜は
とても過敏

やむを得ず
大きな
くしゃみ ...
良く聞く話は
良く効くんだ
欲を聴いたら
イケマセン


幼い頃は 物質としての贈り物に
価値を感じてた

目に見えぬ 存在を
感じることだって
勿論 有るけれども

...
 しかし、啓示を受けたのだ。山の彼方へ行くように。地平線へ。





俺という人嫌いは
背中にうっすらとした毛が生え
頭部には後光が輝くよう
髪が一部欠落している。

歩き出し ...
3学期、ヲワリ
春休み

だれでもない、どこにもいない
私、自分、先生、ボク、だれか

持ち主のないロッカー
口をあけてるだけの、下駄箱
寂しそうにぶらんと、掃除用具

バイバ ...
 
 
虫たちの羽音やおしゃべりが 
ゆっくりと化石になりました
枝分かれした菌糸の先端に偏西風が吹いて 
地球は卵のまま午後をむかえています
今日はあまり口を開けないでくださいね
体の ...
私がだめな女だから
君にこの想いが
伝わらないのかな

夢で会うだけでも
うれしいぐらい
君が大好きなんだけどなぁ…

君が思ってるより
きっと
私の想いは強いよ
君は疑 ...
苦しいけれど
色鮮やかだった

恋をしていた

11時でも、12時でも
遠くても、行けた

何度でも
傷つける、と
思った

だめだった
ため息をついて
明け方

始発 ...
のっけからもう
激しいのなんので
いつも街にやってくる
サーカスのテントが燃えている

さんご礁のように街は
雪と夜で静か
人と噂で秘か
道行く人たちの背中に
ひれがあるけど内緒
...
枯れた陽の射すベンチ、
折れたハンドル、青い柄のミリタリーナイフ
革靴の底には外れ籤がついて
誕生日の烏はポエムの生る樹で鳴いてた
白目を剥いたまま
着せ替え人形は土にまみれ
誰かがそのは ...
夜が老けていく
空一面の宝石も
絹のベールも
美しく着飾るだけでは
若々しくいられないように

夜が老けていく
ダイヤモンドよりも輝かしく
黒玉よりも深い悲しみ
年を重ねるということ ...
学校はいつも雨の匂い
少年は夏の日に
世界を憂える
学校はいつも陽の香り
少女はデートの当日に
自殺を想う・・・
世界はいつもいつも同じ回転ばかり続けて
飽きないのかしら・・・と
有閑 ...
学校は独り、
雨の匂いがする・・・

   校庭を裸足で
   走ろう・・・

世界はまるで
雨の降る時の土の匂いがする・・・

   世界を渡り廊下にして
   走ろう・・・
...
                       120322





uytqkdhuZq94ugt@djr ....___
?
なんか楽しくなったような気がしますね
春になると
...
どっかのホステスの
脇の匂い嗅がせてもらった後
誰かに土下座して
そんでもう覚えてない

変な椅子に座って
喋っていたんだって
星が綺麗だった日の話を
熱心に話してんだって
俺が ...
入ってくるものが
多すぎる
出ていくものは
少なすぎる
残ったものは
結晶化し
塩辛い粒となる

時々こうして
泣いてみるのは
心の塩を
涙にまぜて
捨てているからなんだ

...
これから起きる人も
これから眠る人も
いつもの朝だ

やかましいアラームも
ガラガラ声の鶏も
イビキをかくオジサンも
この世に存在している賑わいも
いつもの朝だ

全速力で
朝が ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
家路に立つ影まーつん自由詩5*12/3/22 23:39
潮流ただのみきや自由詩14*12/3/22 23:00
夢灯もずず自由詩212/3/22 22:42
Free birds are free to fly花形新次自由詩312/3/22 22:27
桜と、春の夢。雅寛自由詩012/3/22 22:13
確定申告HAL自由詩8*12/3/22 21:38
こういうことになるんじゃ…あの体格であの骨格でバンタムにさが ...TAT自由詩012/3/22 20:57
戯言そらの珊瑚自由詩10*12/3/22 20:32
四年榊 慧自由詩412/3/22 20:15
1983梅昆布茶自由詩1412/3/22 20:09
心拍夜光自由詩012/3/22 19:38
リンデマンの定理木製金属自由詩012/3/22 19:16
青空、球児・好児花形新次自由詩112/3/22 19:11
チャカポンもってこいよ6自由詩012/3/22 19:09
男立ち和田カマリ自由詩3*12/3/22 17:56
良くきく話藤鈴呼自由詩2*12/3/22 17:49
時計のない部屋……とある蛙自由詩13+*12/3/22 17:25
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age29たもつ自由詩612/3/22 17:11
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ホームうめバア自由詩412/3/22 16:48
下手にすみれふるる自由詩6*12/3/22 15:54
哺乳類茶殻自由詩1*12/3/22 12:57
老化マフラーマン自由詩4*12/3/22 11:46
有閑婦人の夢想yamada...自由詩112/3/22 11:27
滑ろう自由詩112/3/22 11:19
こわれた護岸をなおしていますあおば自由詩9*12/3/22 11:12
覚えてない竜門勇気自由詩3*12/3/22 8:46
Salt waterそらの珊瑚自由詩9*12/3/22 6:53
subaru...自由詩11*12/3/22 5:18

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