シャカイやセカイ
あるいはセイジやケイザイ
などのことについて
もっと知らなくてはならない
といつも心の隅の方のさらに
横の方で思ってはいる
のだけれど
どうも
どうもそういう方面 ...
不器用なのだ
皆と一緒に
綺麗に泳げないから
海底の泥の中で
ぶつぶつと独り言を
溜め込んでいる
腹が減ると
ぬめったアンテナを
おずおずと立てて
雑魚をおびき寄せては
...
想い出の酸っぱい海に放り込み
ピクルスの{ルビ浮標=ブイ}、カモメが休む
野菜はなんにも言わないけれど
野菜の気持ちはよくわかるぅ野菜の唄。
春 ...
大人になって
出来なくなった
逆上がり
夕暮れのポストに
転送されてきた
手紙
差出人は
さかさまになった
世界
天をけりあげて
ポケットから落ちた
...
神様!
信じてもいない神に
ひとは祈ることがある
都合良く
都合悪すぎて
神様!
いることを否定できない
したくない
私たちは
そろって弱いのだから
もっと
弱い ...
異星人の女
ぼくより背が高い
コトバをしゃべる
ぼくを見て笑顔を作る
食事にさそう
女はよく食べる
ベッドに行く
ちゃんと乳房がある
触ると反応する
「チキュウジンニ
ニテイルワネ ...
デートの日 興奮してて 朝目覚め
良いことも ストレスになり 疲れはて
机買い 家中箱で ごっちゃごちゃ
夜勤明けで頭ぐらり
見つけるものは
父母揃いて犬抱く姿
ただいまと声をかけると
二、三度喘いで息絶えた
ただいまと我が声はあぶくになって
さよならと我が犬は小さな吐息を吐いて死ぬ
...
僕達は旅立たなければならない
その始点と終点はひとつの意味のまとまりを持つ
優美な構造体であって欲しい
君や彼女や彼等が互いに意味付けあう関係性の生きものである僕らは
社会性というオペレー ...
お腹が痛いのだけれど、病院に行くのは面倒だし、
まあ今が楽しければいいし、少しだけ気を付けようと思う
●
まだ桜は咲いていない。
ブルーシートの被さった保育園の砂場。
そ ...
アクセルを踏んでスピードをあげる
普段は開けない車の窓を開けると
夕凪の匂いがふわりと香った
あぁ、なんて心地よい
名前は過去に置いてきた
積み上げてきたものは全部
トランクの ...
わたしは
ヘラブナである
めのまえにおちてきた
はりがついたえさをくわえ
つりあげられては
リリースされる
ヘラブナとは
そのような
いきものである
そんなこ ...
雨が上がっている
道はまだ濡れている
鉄に触れる指先に
湿度が這い上がる
公園は無人で
空は切り取られている
木々の隙間に鳥が
忘れられたように飛ぶ
クロエはかなしい歌を書く
...
夫はわたしの手足を縛る、とても適切なやり方をしっている。どうしてだかはわからない。そういえば、最初からそうだった。どうしてだろう。他人なのに。
土曜日だというのに、部活動でもあるのだろうか、制服 ...
仕事から帰って
まあとにかく 手に取ってみる
テレキャスターのネックを掴んで
壁に背中を預けて 床に腰を下ろし
腿の上に ギターを抱いてみる
まずは 調律する
そして 手癖のように ...
流した血涙が詩となり肉となる
腐肉を食らう蛆虫を潰す音が
心音を思わせる規則的なテンポで
鳴る 鳴る 鳴る 鳴る。
ブツ ブツ ブツ ポーン
午前零時をお知らせいたします ...
何故だろう
人と一緒にいるということは
どうしようもなく 僕を疲れさせる
僕を しらけさせる
人と一緒にいるということは
本当は安っぽいもの
僕は 家に帰って 詩を書こうと思う
...
張り裂けそうなほど痛むこの胸の秘密は
切なく遠く決して叶わぬ甘い恋の予感
なんかでは勿論無くて
次の仕事が見つからないから
今の仕事を辞められないから
適性が無いことがは ...
きのうの夕暮れ
この町の小さな駅の
ラッシュ・アワア時
飛び込みがあった、若い人の
その事
脳裡よぎりもしないまま
線路したの
花咲く春の道を
今日の真昼
走り抜けていたわけ ...
その小説の男色主人公は
自分のワキに生えはじめた毛を見ながら
オナニーをしたわけだが
俺は女のワキの剃り跡に興奮するので
安全剃刀で自分のワキを
少しボツボツが残るぐらいに剃ってみた
よー ...
バナナをたべるやつがいる。仕事中だってのにひどく蒸し暑い。暖房をきった社内ではでたらめに剥かれた皮が、黄色い運河のようです。本流から逸れた給湯室でお茶係の女の子たちがバナナをたべている。2階か ...
オレは傷つきやすいヒトだから
オマエの言う事なんかに耳は貸さない
アスファルトの無限の連なりに出過ぎた
赤いコートの物乞いの過ぎ去る一瞬に
一瞥を投げるのみ
カーラジオの蝿・蚊の軽い唸りや
...
わたしはいつか
に、なりたいと
おもっていた
こどものころ
に、なりたいと
おもわなければならなかった
いまも
おもわなければ
ならないのだろう
に、 ...
もう
勘違いで傷つきたくないから
実体のある
あなたの接触を
私はただ
待っているのです
充分過ぎる時間がありました
桜は毎年咲いています
年を重ねてもきれいに
...
気分いい
気分わるい
そんな気分ってなんだろう
心の場所がわからない
それは迷子とちがうもの
気持ちいい
気持ちわるい
そんな気持ちってなんだろう
あなたの心がみえませ ...
BSの韓流ドラマと
TVショッピングの洪水はなんとかならねえのか
観てる奴がいるならリモコンの緑ボタンを押しやがれ
ケーブルテレビのオンデマンドで
小向美奈子が観られるのはいいが
家庭用 ...
まちは固すぎるので
気をぬくとぶつかって死ぬ
あらゆるものが
手に入れやすくなり
あふれ出すようになると
昨日がどんどん遠ざかり死ぬ
やさしさが
一山いくらの値札をつけて
...
一生のうちハーレムを持てる雄はほんのひとにぎり
そもそも素人のする反復動作など研究という名前に値せず、このWeblogもその例にもれない。原理の無い収集と反応の無い暴露(expose)であって ...
何も浮かばない
雲も
どこかへ流されたようで
わたしは
ひとり影をおくる
ことばを
知らないから
と屈託なくわらう
君のあいさつは不器用なほど
まぶしい
出会った海辺を
...
シェエラザードを弾くおんなの
やわらかくて熱いお腹に
顔を押しあててしがみついていた
海とシンドバッドの船、
そのバイオリンの独奏だった
大学二年の頃だった
かたち ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
どうしようもない
浩一
自由詩
2+
12/4/15 11:24
あんこう鍋
nonya
自由詩
23*
12/4/15 10:17
ベジタリアン
そらの珊瑚
短歌
7
12/4/15 10:14
返信
〃
自由詩
16*
12/4/15 9:43
無神論者
朧月
自由詩
1
12/4/15 9:38
未知の人
殿岡秀秋
自由詩
11+
12/4/15 8:12
嬉しかな
ペポパンプ
川柳
5*
12/4/15 7:21
五十日後の世界
竜門勇気
自由詩
2*
12/4/15 6:50
夢の門出に
梅昆布茶
自由詩
10
12/4/15 2:54
日記:ある風景(ゆるやかに死んでいくこと、或いは蔓延する無気 ...
ブルーベリー
散文(批評...
2*
12/4/15 2:50
アクセルに心酔
三奈
自由詩
15*
12/4/15 1:54
ヘラブナ
小川 葉
自由詩
6
12/4/15 1:25
クロエはかなしい歌を書く
瀬崎 虎彦
自由詩
2
12/4/15 1:11
やすらかなこと
はるな
散文(批評...
2
12/4/15 0:49
儀式
まーつん
自由詩
8*
12/4/15 0:32
うたびとの骸
高原漣
自由詩
0*
12/4/15 0:28
いつも一人でいたいだけ
番田
自由詩
2
12/4/15 0:28
雨鴉
鎖骨
自由詩
1
12/4/15 0:15
鉄道自殺
シホ.N
自由詩
3
12/4/15 0:00
WWEのレスラーがワキを剃っていることについて
花形新次
自由詩
0
12/4/14 23:53
出社日
ズー
自由詩
1*
12/4/14 23:40
運転
salco
自由詩
6*
12/4/14 23:29
人に生まれて
小川 葉
自由詩
2
12/4/14 23:24
桜に。
森の猫
自由詩
11*
12/4/14 23:04
出入り口
朧月
自由詩
1
12/4/14 22:55
要らぬ配慮
花形新次
自由詩
0
12/4/14 22:54
もぐら
はるな
自由詩
10
12/4/14 22:12
ライナスのShadow Morph
6
自由詩
0
12/4/14 21:46
いっしょに歩こう
かんな
自由詩
6*
12/4/14 21:32
シェエラザード
吉岡ペペロ
自由詩
6
12/4/14 21:00
3074
3075
3076
3077
3078
3079
3080
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3082
3083
3084
3085
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3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
3104
3105
3106
3107
3108
3109
3110
3111
3112
3113
3114
5.32sec.