星がいくつも連なり
風がごうと、びうと、あさまらに泣き
有限に、無限に
人が愚かであることを証明し続けるのだ
唄わない、ただ赤い目の澄んだ奥で
たゆらう心を舐めくだす
...
雪がとけはじめたので
家族に会いにいく
小径のうす紅の梅が春を さそっている
久しぶりに会う誰もが
笑顔でいるのに ほっとする
( もう 一年になるのですね )そう語りかける ...
ゆうてみて
あたしのどこがきつねなのか
そらぁ
お天気の日に雨はおっかしわなぁ
そんでもなぁ
この雨を降らしたんはあんたやで
しょぼくれた顔してうどん食べてたから
声かけたん ...
死の華
少女は塔から身を投げる
どこか見知らぬ高層マンションから
少女の死に親は激怒し
その非を全て学校に帰した
学校は「我々に責任はない」と言及し
同級生達は沈黙していた ...
海の底の
とある場所に
海亀の墓場があるという
大海原を
潮流にのって
悠々と回遊していく
海亀は
死期を悟ると
特別な流れをつかまえる
それに乗り
終焉を迎えるために
...
早朝四時に哲学をする。
窓の外はまだ暗い。
夜と朝の過渡の時間。
現在地。
哲学とは何ぞや。
らいおんがそんなことを考える、
(梢という言葉を初めて聞いた)
そんな話を小学生のとき読 ...
生前は
それは腕の立つ人であったそうだ
また 根っからの旅人であったという
世界を旅して
知らない土地で
知らないものを見るのが
彼の生きがいであったそうだ
今となっては
生前と言 ...
そこそこ空いてる車両に乗って
ドアの前に立っておっきいため息ついたら先生があぐらかいて出てきた
ぼんくらとヤってしもたらぼんくらがうつるんやで
愛のないSEXするときはお金もらわな
金だせ ...
詩を書き始めたのは何故だろう。多くは現実逃避が目的だった。人と、異世界に旅立ちたい。人としての言葉をかたることには成長させる意味などないのだと知っていたのだが。そうすることを許してくれたのは、気心 ...
当たり前のことなど
ひとつもない
健康も
思考も
人との関係も
自己自身も
当たり前のことなど
何もないから
生きていることの
稀有を
感じながら
僕は畏れる
当た ...
誰か止めればよかったのに
投石器に自分の箱庭みたいな心を乗っけて
あいつは遠くへに飛んで行ってしまった
ほらそこのベンチ 降り積もった火山灰
虚ろなカタパルトがじっとしている
誰か止めれ ...
人生は素晴らしい――
という言葉はいらない
洋鐙のらんぷの灯る名曲喫茶にて
物語の「 」だけが、真実です。
あの日鳴らなかったケータイは
その2週間後、
街を流れる雪解け水の小さな川に流されました
あの日買ったお気に入りのブランドの手袋は
4年の歳月を経て人差し指に穴が空き
ついに、その役割を ...
ビールを飲んだ僕のからだは
北国の暖炉みたいにほてっとあっだがぐなってくる。
心臓がどくりどくりと高鳴ってくる。
このボールペンを持つ手も、震えてくる。
しゃんそんっていいなぁ・・ ...
余計に見るからだめなのだ
だから
動けなくなってしまうのだ
考えるからだめなのだ
だから
帰れなくなってしまうのだ
すべてが既に
おまえより暗い
人が作った柱の上で
...
遠くに波の音が聞こえる・・・
悲しみは
瞳の奥が知っている
遥かの彼方に止まる喜びは
青
しじまの中に留まる
私たちの影は
白
あたたかい日差しに
揺らめくカモメを ...
かるかる さるさる
脳は脳の隅
帆をたたんで浮かんでござる
罠は黄色 傾けば白
お手玉しても
増えないいのち
...
融けつづける雪に
無数の目があり
そのすべてが
空の指揮者を見つめている
腕も顔もない指揮者を
見つめている
...
今、神保町の珈琲店・さぼうるで
赤煉瓦の壁の地下にある席で
珈琲をすする僕の目線の先の1階では
美川憲一・はるな愛・ノブシコブシの吉村さんが
おいしいナポリタンをフォークで
すくっ ...
つまり愛だ
どんなものへも
愛があればゆるせる
ゆるせないこともまた
愛だ
憎しみさえ
イキモノに大きい小さいもあるか
祖父の言葉が重く
私には
粗末という言葉を教えたの ...
{ルビ小説家=うそつき}に許された、最後の{ルビ矛=ぶき}。
ペン先からにじめ、樂園。
{ルビご武運を=グッドラック}。
{ルビ矢=ことば}は、放たれた。
君愛し
浸す月觀
満ち足りし渦
儚き望郷
払いのけては
不徳に興ずる
闇耽し
日傘の下
愛描の舌
妬かれては
募りし吐息
月が消え去った
その予兆はあったのに
みな新月の日だと想っていた
しかし 何日待っても
満月も
上弦の月も
下弦の月も
三日月も
夜空に現れなかった
月面の裏に存在したモノリ ...
つぶあんがびっしりつまった
皮がパリパリかつ
もちもちの
回転焼き
今川焼
一枚六 ...
スカイブルー・スカイ
去年の私は
もういない
テロメア
擦り減って
私は少し身軽になった
あなたのメール
まばらになって
私は
一歩踏み出す準備
愛してるって
転写し ...
報われない愛を僕にください
届かない手紙を僕に書いてください
安っぽい言葉でもいいからささやいてください
僕が必要だって言ってください
思い出します君の柔らかな薄紅色のマフ ...
愛と愛から生まれた
あなたも
わたしも
だから
きっと愛なしでは
生きられないのですね
人間
なんて
強がっていても
寂しい生き物です
だれかいなければ
生き ...
悲しいこと
諦めること
薄っぺらい選択。
大切なもの
核となるもの
を切り取って眺める。
右折すれば変化が待っている。
恐れることはない。
死ねば両手も焼かれるのだから。
...
私の内側で眠るもの、を解放してくれる人や理解してくれる人を愛しては不可ない。
陰部、人目に晒されず、暗いところにある、やわらかな部分。
躊躇無くそこに触れてくる生き物を受け入れては不可ない。
無 ...
小さな町で生まれても
望みさえすればどこへだって行けるのに
もう会わないって決めることに
どんな価値があるの?
野菜の種を食べても
私から生えてこないのは何故
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
たまっころ
Ohatu
自由詩
1
12/3/21 14:03
動的平衡
月乃助
自由詩
13*
12/3/21 12:31
きつねうどん
たま
自由詩
40*
12/3/21 11:48
少女シリーズ (二編)
yamada...
自由詩
0
12/3/21 10:09
海亀の墓場
そらの珊瑚
自由詩
11*
12/3/21 7:18
[てつがくする]
東雲 李葉
自由詩
4*
12/3/21 5:37
生きている
水瀬游
自由詩
5
12/3/21 4:06
先生
カチキ
自由詩
4
12/3/21 2:29
失われたもの
番田
自由詩
1
12/3/21 2:12
当たり
シホ.N
自由詩
2
12/3/21 2:04
誰か止めればよかったのに
ただのみきや
自由詩
8*
12/3/21 0:15
らんぷの灯
服部 剛
自由詩
1
12/3/20 23:57
春 いつもの散歩道にて
浅香 葉菜
自由詩
2
12/3/20 23:55
ゲーテさんと晩酌
服部 剛
自由詩
4
12/3/20 23:43
ノート(夜と鴉)
木立 悟
自由詩
3
12/3/20 23:33
海から明日へ。
吉澤 未来
自由詩
1
12/3/20 23:33
ノート(49Y.3・19)
木立 悟
自由詩
5
12/3/20 23:31
ノート(49Y.3・14)
〃
自由詩
4
12/3/20 23:30
さそり座の女との遭遇
服部 剛
自由詩
4
12/3/20 23:30
その理由
朧月
自由詩
8
12/3/20 23:16
机上の楽園
高原漣
自由詩
2*
12/3/20 23:02
氷雨
杳
自由詩
1
12/3/20 22:48
訣別
HAL
自由詩
2*
12/3/20 22:38
今日、仕事場の有線でジャニス・ジョプリンの『メルセデス・ベン ...
TAT
自由詩
3+
12/3/20 22:34
スカイブルー・スカイ
uminek...
自由詩
20*
12/3/20 22:22
想春賦
梅昆布茶
自由詩
11
12/3/20 22:04
愛から生まれた
ジュリエット
自由詩
0
12/3/20 21:22
副作用
青土よし
自由詩
5
12/3/20 21:20
道
〃
自由詩
3
12/3/20 21:14
disharmony
mizuno...
自由詩
1
12/3/20 21:05
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
3104
3105
3106
3107
3108
3109
3110
3111
3112
3113
3114
3115
3116
3117
3118
3119
3120
3121
3122
3123
3124
4.36sec.