死にたての顔は
愛する人にだけ
見せたいと思う
それは最後の贈り物
だから
病院ではなく
家がいい
生まれたての顔だって
昔は
家で見られたのに
ほかほかの湯気をたてた ...
長いこと
なにかを探しながら
生きてきたけれど
とりたてて
見つけたものは
何もないような
気がする
わたしは
よくばりだったのだろう
長かった夜が明ける
昏い空に
ひと ...
君は不器用だって
全部君のせいにしてきた
でも
ほんとうに不器用なのは
私のほうだったんだよ
私はいつだって
「愛される」ことが
最優先
君に愛してほしくて
「安 ...
リオの海岸で
Tバックのひもを
少しずらした状態で
ブラジル人の女のデカイ尻に
俺を突き立てる
ブラジル人の女は
浅黒い肌を
ザクロの果肉色に染めて
サンバのリズムに合わせ
ブラ ...
底辺てね
どこだろね
もう あかんと
おもえるとき
上みても
そらがあり
下みても
自分しかみえん
両手のひら
覆いたいのは
あたしの顔や
だけど咲いているよ
...
頚椎を曲げて上を向く
陽光に目を細めながら
淡い桃色の群集を目にする
ちらつく青空と雲と花びら
そして 無骨な幹と枝
それらの織りなすコントラスト
胸を広げて楽しむ
無骨な幹に迷 ...
コーラの泡で起床。長期休暇には睡魔の一団が、ツアーを組んでは1日に何度でも夢を訪れる。生活の極点は、浮気者なので、目覚めたら隣には昼の寝息や夜の寝返りが横たえられている。日によって不思議と器用に遊び ...
雪の失い冬から
あふれ出る道
水の指の軌跡に
遠去かる道
午後を照らす灯
ぬるく星となり
ひとつとふたつの視線のはざまを
音と光を行き来する速さで
冬と枝が ...
グラスに注がれるコーラの音色が
弾けるように鼓膜を包み込むと
沸き上がる泡状の気分が
発光するワイヤードの地平に
凝結して 一輪の言葉を芽吹かせる
デリートキーを連打するたびに
言葉は ...
脾臓に隠れたものが一番正直な感情だ、駱駝色の夢が見たくもない動機を浮き彫りにするころ、短いうわ言の隙間に考えてはならない衝動が見え隠れする。有無は問わず。亡霊的な位置に甘んじている ...
四月 灰色の午後
湿った雪が舞っている
人生で何度目のことだろう
心は鉛の錨となり
失望の海に深く下ろされてい ...
とうとうきみは声を出してくれなくなったね
ぼくが死ぬまで一緒に声を聴かせてくれるかと
想っていたけれどやはり来る日は来るんだね
きみはきみの生んだ会社の
50周年を記念して誕生したものだっ ...
仲間たちの家族の声がこだました
このこだまを体を張って守ろう
強い集中と前進する覚悟だけだった
なにかに重ねるように想うことで
なにかに包まれているような感覚があった
...
考えなどなかった
街並みは一体どこにあるのだろう そして
鏡の中に見ることのなかった
黄色や 緑色を見た
心まで 灰色の瞳で 見つけた雲は
やっぱり どんよりモードだと 思うだろう?
違うんだ
余計 クリア スカイ
惑うんだ
虹色 クリスタル
パーツ集めを 始めてサ
初めて 出会 ...
別れに昇華する恋心
懐かしい香りへと変わる
細胞に息づき、女は別の女に変わる
すべてが憎しみで覆われている大地
荒廃した風景に立ち止まる旅人
突如現れるオアシス
女たち ...
わたしらしいとか
きみらしいとか
らしさなんて
知らない
正直わからない
まだまだ
きみを知りたいし
知ってほしい
そんな面白味の
ない事ばかりです。
ただただ
好き ...
自分の指を切り落として火を灯した夜
非可塑のたばこは声ではなかった
ささくれを噛んで飲み込んでみても
ち、ま、ちました皮が歯茎に張り付くだけでもう誰もいない夜
恒星は辛くて吸えな ...
ふと夜空を見たら満月だった
窓を開けて3つ深呼吸する
「恋は奪うだけ。愛は与えるだけ。」ってさっき言ったけど
本当はね
「幸せは想うだけで感じられるから。」って泣かずに笑いたかったんだ
椅子は壊れ
ぞんざいに修理された
手と工具によって
曖昧な手順と
矮小な記憶によって
幸福な週末に
唇で話す
小振りの列車で
向かい合って眠る
鎖に繋いでくださいと
言わされている紺色の群れ
縛ってください
何も考えられないくらい
と言わされている
紺色の群れ
殴ってください
おしっこ飲ませてくださいと
言わされて
...
空の真ん中に立ってみる
真っ青に晴れた
空の真ん中に立ってみる
なるほど空は晴れてはいるが
どうせ遠いし関係ないし
なるほど空は晴れてはいるが
地上じゃ風が暴れているし
森は
...
冷たく尖った風とか
蛍光灯みたいにぎらついて凍る日差しとかが
自分をいじめているみたいに感じるのは
あたしもうぢき駄目になる
あたしどんどん老いてゆく
あたしどんどん朽ちてゆく、と思い込 ...
心から「ありがとう」と言われる
自分の存在を肯定されたかのように
心から「サイテー」と言われる
自分の存在を否定されたかのように
今日もまた他人と接触する
自分の存在を確認するかのよ ...
美術館魂揺らす絵に出逢う神の導くままに歩いた
赤信号青信号に変わる時思ったことを君に伝えた
留守電に入れた言葉は生きている寄り道好きなあなたは自由
すべすべの少女のような ...
うたわないでください
桜花爛漫と咲き誇る花々を
うたわないでください
眺めるだけで良いのです
もっと強く
もっと高く
飛べる翼をください
君に出会って
私は生きる上で最も大切な ...
和室にある2段になっている押入れの上の段に上半身を突っ込んで下半身だけを突き出す格好にさせてパンティをスルリと脱がすとそのままの状態で待たせつつ夕べ3時間かけて煮込んだカレーが一晩たって更においしくな ...
春が咲く
アリ ア ルウ
美しく香るときを待って
種を手のひらにくれたひとを駅まで
アリ ア ルウ と若さを数え
目で追う 見上げる ひかりたち
半月 日々にゆき交う道
…さくら
いち ...
私たちが
毎日利用していたO駅は
すっかり様変わりし
駅ビルが隣接
広々と立派になっていた
女子高時代の友らと
改札口で待ち合わせる
あの頃
ここには
伝言板があって
「00ち ...
頬の中に
餌つめるだけつめて
ハムスターのほっぺ
でこぼこのほっぺ
あとであじわう
さみしくなったら
君の言葉をおもいだして
まえむきだけが
ゆるされるから
心だけこっそり
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
プレゼント
そらの珊瑚
自由詩
11*
12/4/7 9:22
美しい朝
〃
自由詩
11*
12/4/7 8:44
臆病
ジュリエット
自由詩
4*
12/4/7 8:34
日本VSブラジル
花形新次
自由詩
1
12/4/7 7:25
逆三角形
朧月
自由詩
7
12/4/7 7:18
春における立ち位置
小川麻由美
自由詩
2+*
12/4/7 6:09
(断片)昼夜逆転の現象学、名前だけ。
風呂奴
自由詩
1
12/4/7 3:06
こだま かさなり
木立 悟
自由詩
4+
12/4/7 2:44
無題
風呂奴
自由詩
0
12/4/7 2:10
連続する増幅、扁桃腺の様な幻
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
12/4/7 1:30
尽きぬ恵み
ただのみきや
自由詩
20*
12/4/7 0:06
親愛なる声
HAL
自由詩
9*
12/4/6 23:05
感覚だけの春
吉岡ペペロ
自由詩
5*
12/4/6 22:37
見ることの多くはあなたの元に
番田
自由詩
1
12/4/6 22:11
虹色クリスタル
藤鈴呼
自由詩
2*
12/4/6 21:47
恋心
無限上昇のカ...
自由詩
0
12/4/6 21:23
すきだよ
こころゆくま...
自由詩
1
12/4/6 20:22
モエサケル
鯉
自由詩
3
12/4/6 19:46
To You
文字綴り屋 ...
自由詩
1*
12/4/6 19:30
age44
たもつ
自由詩
2
12/4/6 19:12
紺色の群れ
三原千尋
自由詩
7*
12/4/6 18:23
真っ青な空の真ん中で
〃
自由詩
6*
12/4/6 18:22
年増、あるいは舞台について
〃
自由詩
6*
12/4/6 18:20
そんざい
ここ
自由詩
1
12/4/6 18:20
美術館
夏川ゆう
短歌
0
12/4/6 16:25
断片
渡辺亘
自由詩
1
12/4/6 16:22
至高の朝食
花形新次
自由詩
1
12/4/6 14:46
アリアルウ
たちばなまこ...
自由詩
10*
12/4/6 11:02
冷凍保存
そらの珊瑚
自由詩
8*
12/4/6 9:41
ハムスターの頬
朧月
自由詩
4
12/4/6 9:38
3084
3085
3086
3087
3088
3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
3104
3105
3106
3107
3108
3109
3110
3111
3112
3113
3114
3115
3116
3117
3118
3119
3120
3121
3122
3123
3124
5.71sec.