満開の桜並木は異空間の美しさ
何故、永遠にこの時が続かないのだろう
散るから美しい
誰もが言う言葉
この桜色の空間の中では
無意味に聞こえる
墓参りをする人の横では
花見を楽 ...
ひとだすけ
しようとしては
じぶんをたすけている
たにんをたすけようなんて
おもわないほうがいい
じぶんだって
たすけるべきひとなのだ
ひとはだれでも
じぶんと ...
丑二ツ
闇底の寝屋
戸板の合わせ目の
線なす月影に蒼く透け
枕辺にうずくまるおんな
痩せさらばえ
ざんばらと髷ほどけ
何処から入り来たやら
長い鉤爪震わせて
寝入る頭骨に額つけ
中 ...
選挙ポスターよりも汚い笑顔が
関係の瓦解を抑制している。
政治家よりも鍛錬された二枚舌が
関係の発展を望んでいる。
僕は不安の集積所にて
自分を隠して生きている。
...
死神を副業にする桜守
満開の冷えた桜に沈む船
堕天使も枝垂れ桜で白くなり
漆黒の翼の痕に桜KISS
JOKERが姿を消して花吹雪
夜桜の影で小悪魔服 ...
幸せは保存できない
冷蔵庫の中にあるやつは
消化され、忌まれるうんちになる
おしゃれな洋食屋さんで食べるハンバーグは幸せだが
その幸せは、家には帰る頃にはなくなってるから
たいしたやつではな ...
壊れた工作物に
黄砂が降り積もる
梢は公道に木漏れ日を落とし
昏睡する
呼吸と肯定されることのない
告白の中で
コップから言葉が溢れ
子どもは硬貨を握りしめたまま
交差点を ...
鉄塔と鉄塔をつなぐ電線を数えた
ゴゴゴゴと風の音がして
雨粒が駐車場に落ちてきた
小走りになる新しいひとたちを
縦に迎えながら
紫の雲は硬く流れずにいた
なああんた。
私を舐めてるだろう。
なんで舐めてるんだ。
怒ってない。
ただ知りたい。
私のどこがきにくわない。
あんたのどこにひっかかった。
私はあんたが知りたいんだ ...
ある番組で繁華街の
酔っぱらいにインタビューを
すると云うコーナーがあった
あるほろ酔いのサラリーマンが
インタビューを受け
こう答えていた
『オレ、元気やろ、元気やろ』
イン ...
きみがそそいだメグミルクのぬくもりを紐解いていくレンジの回転
COUNTDOWN あたたまることしかできないかえってこないぼくらの体温
割り落ちて閉じこめられて ...
会えなくても
二人は恋人同士
僕は表
君は裏
泣きたい日も
寂しい日も
僕は照らすよ
笑顔だよ
ときには陰っても
届くように
みんなを見てる
君のことは
見 ...
女の値段は、4000エキュだった
それが高いのか 安いのか 分からなかった
でもそれは、今では 問題にもならないのかもしれない
女の背には、遠くに橋があった
黒い森を つないでいた
...
いかりや 1番:それではお一人お一人のご意見を伺いましょうか
先ず、私から行ってみよう!
八時だよ、ナッギルティ!(全員で)
いかりや 2番:ギルティ
いかりや ...
草草をすりつぶし 黄金のキャンパスに 乗せてゆく
エメラルド色の空を
瞳の色を心にしまい
エメラルド色に 空を乗せてゆく
緑のあふれる世界にしようと
最後の画家
英 ...
雲よ 雲はゆく
波よ 波はゆく
鳥よ 鳥はゆく
風よ 風はゆく
さすらいのはて
ふりだしに
戻ってゆく
シェイクスピアについてはもう言われるべき事は言われているかもしれない。だが、現代ーーー二十一世紀の人間ーーーつまり僕ーーーが今、シェイクスピアに出会った所で、それは全く古臭くもなければ、むしろ新しく ...
降らずの空は高すぎて
手を伸ばしても届かない
花曇りの憂鬱ならば
...
かわいいあの子と
つまんねーハム挟んだパンなんか食わなくったって
楽しい事は楽しいままだ
ひとりでもきっと楽しいままだ
悲しい事があっても
寂しい事があっても
忘れてしまうまでのこ ...
三つ約束事だけ誓わされて
家を出た十五の
夜の静けさだけが脳裏でチカつく
美しい世界は
躊躇いなく敵にまわった
充分であって
不足はないとされた持参金は
繁華街を往復する間に消えてな ...
干からびた石像の腕組み
褐色に統一された甲虫が貼りつく髭海苔
汽水へと至る流れ
浮き草は毟るだけ毟り取ればいい
空気もそれぞれが渇いていた
医者は煙草を止めろって言うけどね
...
生まれるということは
生み出すということで
それなら遡ろう
父に初めて恋人ができたあの頃へ
母が初恋をしたであろうあの頃へ
祖父の祖母のそのまた先祖の
過去へ
過去へと遡り
愛の歴 ...
泣かないことなんて、できないかもしれない。
僕が君にあげるものは、涙くらいだ。
君の前で泣きたくないのに。ぼろぼろと。
涙なんてすぐ乾いてしまうのに、
心にはどうしてこんなにも重いんだろう ...
言葉はいつも
真実のひとつすら語ることはないだろう
君だけは それを知っている
それは 何故だろう
見えなくなっていく
それを 言葉として 描いたこと自体が
僕には もう 疲れたのだ
過 ...
別に、
あなたがいなくても
生きていくのには困らない
しばらくは悲しいだろうけど
時が経てば忘れるし
寂しさもやがて埋まるのだから
何も問題はない
ただ、そういうことでは ...
FB/Yつぎの季節に
あなたとのことを想う
FBMJ/つぎの季節に
あなたとのことを想わない
あした再見、あした再見
さよならだけが人生だ
だれかの詩だったっけ ...
8を4にする方法
を持った少年が
走って走って走って
8を4にする方法
を運ぶんだけど
急ぎすぎて汗をかいて
さらに水溜りで転んだものだから
掌を開いたらインクの染みが広が ...
馬は
人を踏まない
人は
人を踏み台にする
時折 背負った荷物をすべて下ろしたくなる
そしてまぼろしの中の風のように
異邦人たちの衣を揺らしながら
何も持たずに消滅したい
時折 鳥となって旅路の終わりへと飛び去りたくなる
...
疲れちまったと吐き捨てて
ビールをあおり
憂さを晴らせるうちはいい
吐き出す言葉す ...
日付順文書リスト
タイトル
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カテゴリ
Point
日付
桜
無限上昇のカ...
自由詩
9
12/4/10 22:27
人助け
小川 葉
自由詩
6
12/4/10 22:09
憑依
salco
自由詩
10*
12/4/10 22:07
放
Utatan...
自由詩
2+
12/4/10 21:45
桜ユグドラシル
北大路京介
俳句
23*
12/4/10 21:19
だから歩いていくんだね
中川達矢
自由詩
7
12/4/10 19:21
昏睡
たもつ
自由詩
5
12/4/10 19:10
13
mizuno...
自由詩
1
12/4/10 18:12
あんたへ
田園
自由詩
6*
12/4/10 17:48
街頭インタビュー
HAL
自由詩
7*
12/4/10 16:39
チンする
伊月りさ
短歌
3
12/4/10 15:09
太陽と月
ジュリエット
自由詩
4
12/4/10 14:53
女のあたい
月乃助
自由詩
8*
12/4/10 14:45
十二人のいかりや長介
花形新次
自由詩
1
12/4/10 13:52
最後の画家
朝焼彩茜色
自由詩
4*
12/4/10 13:43
雲よ雲
そらの珊瑚
自由詩
4*
12/4/10 10:26
シェイクスピアの遥かな偉大さについて
yamada...
散文(批評...
1
12/4/10 9:46
憂鬱を土に還し
石田とわ
自由詩
6*
12/4/10 4:50
ゆうぐれ
竜門勇気
自由詩
1
12/4/10 4:11
ザーメン天国
〃
自由詩
1*
12/4/10 3:44
灰色の堰
アラガイs
自由詩
5*
12/4/10 3:42
うみだす
marux2
自由詩
2*
12/4/10 2:44
「腕をどけて、」
ユーリ
自由詩
1
12/4/10 2:34
_
番田
自由詩
1+
12/4/10 2:03
告白、とかそんなたいそうなもんではなくごく生来的かつ普遍的な ...
mm
自由詩
7*
12/4/10 1:48
あした再見
吉岡ペペロ
自由詩
3
12/4/10 0:40
8を4にする方法
オノ
自由詩
6
12/4/10 0:20
馬
HAL
自由詩
2*
12/4/9 23:30
乖離したものが いま 月のように弧を描き
ただのみきや
自由詩
26*
12/4/9 23:24
残骸を投げ捨てろ
石田とわ
自由詩
7*
12/4/9 23:24
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6.77sec.