また春が来て
命のあるものは
業務の引き継ぎに忙しい 
高層ビルの死骸が並ぶ 
空に一番近いあたり 
乾物屋の娘が
花を手向けている
 
 
くだらない差別に負けて雪雫

春分や そろそろビザが切れますね

春分やミャンマーの場所どこですか

春分や昼にも夜にも逃げられず

彼岸西風墓前で酒をちびちびと

遠足の弁当だけ ...
私は悲しいのです
悲しいのは私なのです
なぜなら
あなたが振り向いてくれないから

私はいつでも
あなたの背中に向かって
心の声を送り続けています

「あなたをこんなにも愛している」 ...
 力のない言葉が、
 交差点をそそくさと横切っている

 赤茶けた右眼だけで
 あたしがいるのにと囁いている

 通りがかりの猫に惚れ、
 町の禍々しさに背を丸めてしまう

 さ ...
朝に
殴りつけられて
君は
目を覚ます
ほんの少しの痛みと
ほんの少しの希望
昨日始まったことは
今日も
続いている
だけど
明日には
どう ...
言葉よ お前自身を解き放て
野に 空に
人々の思惑を越えて
「俺」自身の言葉の限界を越えて
言葉よ この世に一輪の花として
咲いてやれ
お前が「無意味」だとか「必要ない」だとか罵られても
...
あらしの夜は
あついお湯と
指を五本ずつもちよって

がたがた言うガラスにまもられながら
解体した

そとは
だんだんしずかになって
わたしたちも
きちんとばらばらになる

...
そらが高い日は
目は
あかるく乾いていた

とりかえしのつかない世界で

それは
神様みたいに
あかるく乾いていた
クレヨン僕は毟った
クレヨン吐く息が
いつもと違う
無言のクレヨン、なぁ
喋りたがっているのは
僕かクレヨンか
僕は
刺さってたずっと。
その微睡んだクレヨンが
その色が何色か
...
折り目をつけて伸ばした四肢の
やわらかな月日を
わたしは今、眺めている



この街にきてから買ったIKEAの羽毛布団は
君を隠すにはあまりに大きく、窒息しかねないから
わたしは毎晩 ...
いつもホカホカの晴れ男君
どこに行っても
みんなが寄ってくる
みんなもホカホカして
みんな居心地がいいみたい

いつもジメジメの雨男君
どこに行っても
みんなが避けていく
みんなもジ ...
魂が泣くとき
私は平気な顔をしている
泣いたって
なんにも変わらないことを知っている

魂が泣くとき
平気な顔のだれかを探す
そのだれかの肩を
抱いてあげたいとおもう

だけど
...
いかにも楽しそうに
エプロンをつけた
ふくよかなお母さんたちが
トランポリンで器用に
跳ねて宙返り
錐もみで
所狭しと回転している

その宙には
くるくる生地がまわりまわり
具材が ...
ミロとクレーの絵はよく似ている。しかし、異なる感覚を受けるのは何故なのか。例えば、ベラスケスの絵は彼らのタッチとは全く異なるものであるが、ミロの感覚により近いものがあると感じるのは不思議である。つ ... 自分さえも気付かない、小さな小さな不安

それを誤魔化す様に、食べる食べる食べる…

腹は膨らみ、もう何も入らない

「人間て、性欲と食欲を近い所で感じるんだって」

ああ、だから下に ...
{画像=080320163452.jpg}


くそったれ と みそっかす


人生の不合理にコトバをあげよう

こんにちは Mr.鼻くそ野郎


そして人生の幸せに涙をあげよう ...
息子が小二に進級するにおいて、ひとつ注意したのだが、あれはたしか私が小三になった頃、うっかり二年生の教室に、休み時間、思いっきり助走して(注目を集めたかったのだろう)その教室に、豪快にすべ ... 画廊喫茶ラバン・アジルに 
人生の四季を旅してきた詩人は集い 
Jazzの流れる店内は 
セピア色の電球に照らされ 

白髪の詩人達は 
在りし日の詩人の魂と 
いくつもの思い出を語らい ...
誰かが自分に投げた棘を 
この両手でつつめるだろうか? 

私は弱いので 
すぐ相手に投げ返してしまう 

後から思えば 
それは些細なことであり 
体を少し斜めにすれば 
宙に消え ...
風に冷やされて

かさかさと透明が舞っている

青いバナナみたいな匂いがしている

春のアラシに撒き散らされて

アスファルトに擦れた街路樹の葉だ


ひかりは夕方

黄色っぽいきらめき

悲しいの平 ...
あの人は私をへんという
きっと、いつかのかえりみち、頭のねじが外れてしまったんだね と
まじめなひょうじょうでいいきってしまう
拾い忘れたつもりはないのに
どこにいっても なじめないのは
そ ...
{引用=パラダイス通信}
{ルビ恵原=えばら}市{ルビ肋=あばら}町 字小原
{ルビ茨道=いばらみち}商店街にある
モヒカン鮨

通の客にヒモ各種取り揃え
内装はウエスタン
外道上等
...
梅は別に
桜が咲こうと
散らされようと
また
咲くかどうかの瀬戸際であろうと
咲くのだろう

私は
善と悪とにゆれている

川面が
風を受け流してふるえてる
なぜ
私たちはゆ ...
いつも表情を崩さない
お利口な君のこと
そりゃあ嫌いじゃないけれど
中身をちょっと覗いてみたくて
  一刀両断! 
スパッとやらせていただきました

中ら出たのは意外や意外
小粋なドレ ...
せせらぎを枕に
口づけと抱こうか?
いっそ貴方と死のうか?
そっと抱き寄せ
愛してるよと囁く

風に吹かれ
タンポポのように
フラフラ飛んでいき
今宵夢を抱こう

マッチで悪戯し ...
ハロー、ハロー
そちらは元気ですか

私はといえば
ひりひりと喉に張り付く甘い痛みが
まだ 消えません


最後の一言を言わずに
ただたゆたっていたのは
まだどこかで通じ合っている ...
可変ピッチで三翅の精神が二重反転する(すなわち、六翅)

外殻を想定せよ。飴色の塗料をまとって……虹のように。

透明な繭につつまれたまま

風を孕め。霧をつかめ。霞をくらえ。

スタ ...
スカトロ・フェアに行くのですか
そんな展示会があるのですか
へえ、東京ビッグサイトでやるのですか
世界中のスカトロマニアが結集するのですね
そのマニアたちは覚えているでしょうか
彼女が私の一 ...
私と同じ眼をした明かりが
灰色の空を照らしていた
誰もがそこに立って諦める場所で
タンゴのリズムを踊った
同じ眼をした種族が
現れては消える
幻視

右のまぶたが痙攣して
彼らの信号 ...
綺麗事でも絵空事であっても

大きな欺瞞かも知れなくとも

この世界に血が一滴も流れず

銃弾一発も発射されないなら

少なくとも平和は悪ではない



しかし もしX'mas ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
age42たもつ自由詩412/4/4 17:57
俳句2012 3月下旬北大路京介俳句14*12/4/4 17:30
悲しい恋愛詩花形新次自由詩212/4/4 12:38
神について語るときOhatu自由詩112/4/4 12:21
新しいシャツホロウ・シカ...自由詩3*12/4/4 12:07
詩よ 言葉よyamada...自由詩412/4/4 12:04
解体はるな自由詩512/4/4 11:51
神様自由詩312/4/4 11:48
ブルー・オアシスマーブル自由詩112/4/4 11:39
春の息子ゆるこ自由詩612/4/4 11:08
おもてとうらここ自由詩412/4/4 9:37
風ふいて朧月自由詩512/4/4 7:43
カルパッチョ雑技団灰泥軽茶自由詩11*12/4/4 2:51
絵画鑑賞法番田 自由詩012/4/4 1:59
幸福姦(こうふくかん)ala自由詩212/4/4 1:24
くそったれ と みそっかす / 強風にさまよえる旅人よりの言 ...beebee自由詩23*12/4/4 1:24
小学校における並行世界小川 葉散文(批評...212/4/4 0:07
長島三芳さんを偲ぶ ー画廊喫茶ラバン・アジルにてー 服部 剛自由詩412/4/4 0:05
夕暮れの海 自由詩212/4/3 23:59
春のアラシ吉岡ペペロ携帯写真+...512/4/3 23:47
アイム・ノット・スペシャル三田オコジョ自由詩212/4/3 23:39
モヒカン鮨と牡丹海老salco自由詩5*12/4/3 23:30
梅の木朧月自由詩412/4/3 23:25
マトリョーシカただのみきや自由詩18*12/4/3 23:12
今夜抱こうかペポパンプ自由詩5*12/4/3 22:41
夜間列車伊織自由詩5*12/4/3 22:36
ジュラルミンのティタン高原漣自由詩112/4/3 22:04
スカトロ・フェア花形新次自由詩012/4/3 21:13
might-night-sight-lightmizuno...自由詩312/4/3 20:45
真実の悪HAL自由詩3*12/4/3 20:41

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