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おいらは鈎にぶらさがったあんこうさ
口からいっぱい水を呑まされて
ぶらさげられて
身を削ぎ落とされる
皮も
鰭も
胃も
腸も
...
眠る前に まじないを 眠る前に カフェインを
呟いたとしても まじないを
ごくり と飲んだとしても カフェインを
影響など されない 隙間だらけの 想いまつげ
働き者の蟻さんが入れ ...
(dear L,)
西窓から
こがね色の蜂蜜があふれ
あけわたされた廊下を
遊び風が濯ぐ
木目の数だけ鈍くきしむ床に
罅割れた指を這わせて
(鳴いている?)
や ...
生きてゆくちからが 愛するちからがいまもあるならば
笑い転げたあのジョ−クを 思い出してよ
僕の最初のまちがいは 生まれたことだってね
いちばん不幸なのは 君と一瞬も離れることができないこと ...
運河に沿って
空の下駄箱が並ぶ
靴はまだ誰かの
想像でしかないから
父は今朝も裸足のまま
戦争に出かけた
船着場で
子どもが遊ぶ
声は聞こえなくても
音でわかる
...
四月病ってあるらしい
さりとて年度替りの初々しい賑わいとは
とうに縁遠くなっているのだから
花散らしの雨もあがり葉桜と化した桜並木を
これでよいのだと独りごちながら歩む
※
...
不器用な詩人を撫でる桜まじ
花篝燃えてくれるなまた泣ける
哲学の道を流れる花筏
散るまでの夢と知りつつ桜酒
高瀬川乳飲み子抱いて花の雨
岡崎の桜回廊象の声
...
きみの旦那は夢見ていたのさ
ホワイトハウス研修生との3Pで
お気に入りのBlow Jobを
きみには右サイドから
研修生には左サイドから
老練なテクニックと若い強引さを
競わせながら果てる ...
大きな声で叫んでいると
段々、自分がしぼんで遂には消えてしまう
一人、沈黙していると
再び僕が現れて蘇った
世界は大いなる言語に包まれて
それ故、人はどこにもいない
・・・僕は君の素顔が見 ...
メディア主体の生き様に、突然やって来てもらっても困る
しかし準備はまだ一向に整ってはいない
限りない人類の欲望に、どうやら死神様は理由が付くほど忙しいらしい
死ななければならないはずのおとこ ...
もし私が神様ならば
即刻全ての原発を廃炉にするのだが
残念ながら神様ではないだけに
小石を一個一個積み重ねるような
小さな行動をとるしかない
やがてそれがケルンになり
山となることを信 ...
野田佳彦 殿
枝野幸男 殿
今年も桜が咲き、散り退いています。
また来年もここで咲くでしょう。
しかし、桜は見事に咲いても
そこが「立入禁止区域」になる場合もあるのが
私 ...
人を愛すること
愛の形には
人それぞれ
色んな形が
あると思う
作家の三浦綾子さんは
『人を本当に
愛するという事は
その人が一人で
居ても生きていける
ようにすること』
...
それはすぐにわかった
マンチカンは死んでいた
わたしはあたしによりそって
あたしはあなたのもとへ
わたしはひとりですなあそび
油圧式の義手はゆっくりと弛緩
与圧室の医師はただただ遺 ...
大輪の花の引力凄まじい朝の雫が静かに落ちる
桜咲く微かな音が気になったピンクのものによく出逢う今日
咲く花は弱さと強さ兼ね備え朝霧に濡れ潤いが増す
児童館利用する人減ってきた遊 ...
一緒に生まれてきたはずなのに
生きていた痕跡が何ひとつ残っていない
私と同じ遺伝子を持つ {ルビ方割れ=かたわ}
誰の脳裏にも浮かぶことのない
母が亡くなった 今は……
私だけが知っている ...
犬の足が血にまみれてた。
うさぎの目が見えへんくなった。
ネズミから耳が生えた。
猫が子供を産んで殺された。
みんな人間に夢中だから
なんにもできないんや。
...
春のど真ん中
世は宴の真っ最中
桜前線は北上し
人々を巻き込んで
私を巻き込んで
妖気をただよわせた儚い花は
時に人を惑わせる
私は次元を踏みはずし
あなたと少し近 ...
顔が歪む
身体的な苦痛にではない
眉間の皺が深くなる
掌がこめかみを打ちつける
何度も繰り返して
それでも
身体的な苦痛などではない
これは解放なのだ
もっと上位の苦しみから逃れるため ...
まるで、舌なめずりのように生きた彼女は
東京の隅の方に好んで住んだ
茶色くて背の高いルームランプと
うぐいす色のカーテンの側で
彼女の歌に返るものは
目の前の壁が、低く唸る声 ...
真夜中3時の夜風をスプーンで掬う 鳥の意識のように白い
力つきた鼠になって 虹色の夜をまだ信じているんだろう
かすかに触れる月の落ちる音が
僕をいっそう奮い立たせては
深い微睡みの湖に映 ...
音もなく流れる疎水路に
しだれる桜
雨が降り風が吹き
もう間もなく散っていく
音もなく流れる桜の花びら
ゆっくりゆっくり流れてゆくから
一枚一枚数えながら
スローモーションの ...
静かにあなたを愛していたい
決してはげしくじゃなく
そっとあなたを愛していきたい
愛に力などをこめずに
ぼくはあなたを抱きしめたい
そのときあなたの好きな
ディオリッシモの香りにぼ ...
彼はハトムネを二羽飼っています
以前彼はハトの形をした
クッキーを作る工場で働いていました
或る日彼は眠くてたまらずたまらず
たくさんのハトの形をしたクッキーが流れる
ベルトコンベアーに ...
毛布の中で
顔をうずめた
汗と熱のこもっ ...
仕事を辞めたら楽になれるさ
そうだ
かわいい子供に戻れる
僕は誰のことも好きでいられた
ひらり
はらり
風に舞い
アスファルトを埋め尽くす
薄桃の花びら
陽の光りが白く
私の頬をかすめて
もう緑に変わる枝から
ひらり
はらりと
落ちていき
靴とタイヤと雨に打たれ
...
白いものがまじってさ
だんだんそれが増えてきて
やがてまっ白になるまで
きみを見ていた ...
一
野田君
最近
君のことが
少しだけども
解って来たよ
君には随分
嫌味なことも言われたけどね
そもそも最初の訪問からして
ケチのつき初め
だったん ...
やってこなかった希望も
待てなかった想いも
諦めなかった夢も
綺麗な青春のように留められたなら良かった
公園のベンチから眺めた子供達のように
サンタクロースを信じたあの頃のように
...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
あんこう鍋 / 悪食賛歌
beebee
自由詩
25*
12/4/16 22:57
眠る まじないとカフェイン
朝焼彩茜色
自由詩
6*
12/4/16 22:19
白雨
紅月
自由詩
7+
12/4/16 21:10
こいのうた/2012
梅昆布茶
自由詩
9
12/4/16 20:39
下駄箱の夏
たもつ
自由詩
4
12/4/16 19:23
口ずさむひと
恋月 ぴの
自由詩
27*
12/4/16 19:01
#桜2012 #京都
北大路京介
俳句
18*
12/4/16 18:26
愛しのヒラリー
花形新次
自由詩
0
12/4/16 17:21
君の素顔
yamada...
自由詩
3
12/4/16 16:40
再生捕囚
アラガイs
自由詩
2*
12/4/16 15:51
もし私が・・・
蒲生万寿
自由詩
0*
12/4/16 15:10
葉書
〃
自由詩
1*
12/4/16 15:07
愛すること
清風三日月
自由詩
2
12/4/16 14:31
スペルマ・カウンタック
はたらくくる...
自由詩
2*
12/4/16 14:01
朝の雫
夏川ゆう
短歌
1
12/4/16 13:18
【 ペルソナ 】
泡沫恋歌
自由詩
20*
12/4/16 11:37
今日のこと
晝
自由詩
4
12/4/16 10:22
この春も、次の春も
wako
自由詩
5*
12/4/16 9:31
心ここに在り
marux2
自由詩
6*
12/4/16 8:49
生者の行進
山中 烏流
自由詩
5*
12/4/16 6:05
真夜中3時の夜風をスプーンで掬う
マーブル
自由詩
5*
12/4/16 4:36
琵琶湖疏水しだれ桜
灰泥軽茶
自由詩
8*
12/4/16 4:04
口づけ
HAL
自由詩
6*
12/4/16 3:45
ハトムネの胸騒ぎ
灰泥軽茶
自由詩
11*
12/4/16 3:31
背骨と小犬
石田とわ
自由詩
8*
12/4/16 3:05
アイドルだった僕
番田
自由詩
0
12/4/16 2:57
散り
marux2
自由詩
0*
12/4/16 2:45
風のなかで
石田とわ
自由詩
7*
12/4/16 1:37
リボルバー
藪木二郎
自由詩
1
12/4/16 1:04
約束
Schr&a...
自由詩
2
12/4/16 0:47
3072
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3074
3075
3076
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3078
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3080
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3083
3084
3085
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3089
3090
3091
3092
3093
3094
3095
3096
3097
3098
3099
3100
3101
3102
3103
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5.09sec.