やぶれたのなら縫えばいいのだと
建前だけ述べて、いってしまう
小狡いと、言ってしまえば一言で
済んでしまうから、口をつぐむ
のたまって、
うちまわる、
よいよい、と、声の出ぬ口で
喘いで ...
どうやって心を偽ろうか…
そんなことをずっと 考えていた

私たちは 早すぎた向日葵
同時に
空へ伸びて行く思いが ある日
突然の雨に押し倒されるように

ふたつの心が右に 左に
ぶ ...
「 お前ほど
  暇なやつなんてこの街にいるのか? 」
それほど暑苦しくもない関係性の渦で
それほど嫌味っぽくない表情で
言われるばかりの私だけれど

昨日
リビングにある 
そこらじ ...
山合の温泉に浸かりながら雲間の月を眺めてこう考えた

明治の青年達はデカルト・カント・ショーペンハゥエルなどと西洋の哲人を崇め奉っていたものだ
だがしかしデカルト以前から倭国の民は我を持ち、我を ...
『見解は一致』


のいろーぜなんだって??きみ
おっしゃる通りですわ
こわいんだって?
そうですわ
でも元気なんだって?
そうです
やんちゃね
えぇ

だったらさ、パンダ動物 ...
並木道会話が上手く続かない紅茶を飲んで心温めたい

渋滞に巻き込まれてもかまわない君との時間貴重な時間

薔薇の花色んな色があっていい鮮やかに咲く自分の個性

雪解けと一緒に心の凍り ...
戦いの痛みはこれからだ
分裂し妥協する
本当の意味を知る為に
甘い文言に酔い
本来を忘れ
彷徨いの果ての悲しみはあるか
諸君等の文言は素晴らしい
だけれども痛みと戦いを垣間見出来ず
一 ...
風をくらった灯りの中で 蚊はねむるように月をみあげる
蛍光灯にかぶさった 埃がうねりながら やさしくたねまると
だまっていたいのさ そう炬燵机が声を漏らした
怖い

普段行きなれてる場所が急に別の場所へと変わり
流れるような動作に躊躇いが混じり
瞬きでさえ信用できなくなる

部屋中の明かりをつけては影に怯え
聞こえる筈のない息遣いに硬直する
...
詩を書いた
僕は 一体何だろう
だけど 確かではないけれど
僕は思いを綴っている


そして 会社を辞めた
僕は 今 何者だろう
そんなふうにして 渋谷の街が 今日も
涙の色に暮 ...
タルトタタンをまっぷたつに割ると 忘れかけてた黄色い生地から
たくさんの見えない船旅が
競走馬のように水平線に向かって道をつくる。

水平線の向こうには大きなコップの頭が見えている ...
僕は、路上に寝転がっていたよ
空から雨が降ってくるから
口をあけて 流れ込むに まかせていました
猫も近くにいたよ 茶色のぶちの
かあいいやつね へへ

何を言ってるんだ 俺は
何をふざ ...
戸棚のクッキーが
食べられていた

何もないように
皿だけ残して

同じ大きさの
宇宙の皿に

ふたたび
クッキーが現れる

ぼくに
食べられるために
人は誰しも人生の主人公だとよく聞くが

私は私の人生においても脇役ではないかと思う

ヨークシャテリアのクィーンは未だに懐かない
(私が名付け親なのに!)

今日こそ告白するぞとお洒 ...
雨音が降り続く静寂に
薄暗い部屋

こんな日に訪れる人なんていないから
ベルはならない

炭酸水を手にとった
窓の景色はゆっくりと流れて
時計は止まってしまった

好きな雨の歌を
...
小さな花が散れば

ドイツは緑いっしょくになる

Hさんが支配していたころも

それは変わらない


露店に売られた花たちは

(旅人の目は耳になる)

にぎやかな影に歌を歌う


小さな花が散れば
...
愛してる いつの間にか
慣れることに慣れたのさ
痛みが鈍くなって
楽にはなれたのさ

だって
あの頃に比べれば
怒鳴られても
バカにされても
お金にはなるし
少しばかりのプライドのせいで ...
かいつまんで言うことは苦手で
けれども饒舌に語るなんてことは以てのほかで
またしても私は能面のようにうすら笑いを浮かべて

輝ける場所は無くなった
いいえはじめからなかったのです
旋律 ...
二股をかけた人にも麦の風

初めての親子連弾麦嵐

小満の木漏れ日サカナに変わる朝

毛虫さえ季語になってる人気者

生まれては消え生まれては消え毛虫

空豆のクリームパスタおうち ...
冗談を言えるようになりたい
枝を打ち鳴らす風のように
人を笑わせる人になりたい

愛を歌えるようになりたい
地を焼き尽くす野火のように
人の心を燃やす人になりたい

ネズミになりたい
...
有史以来
その出現以来
全地球制覇を目論み続けている植物たちよ

今年わたしは
とある一区画のナガミノゲシと戦います
ロゼットの形も
放っておいたらどうなるかも
去年のうちにしっかりと ...
眠っていれば見えてくる本当の東京
お前はちゃんと寝ているのか
ちゃんと寝ていないと東京はお前から逃げてしまうぞ
お前のものだった東京が
広がりすぎて、言葉にできなくなっている
お前のものだっ ...
小さい頃ボロボロの毛布をいつも持ち歩いていた

名前はぷーぷーちゃん、と言った

幼稚園に行く時もお出かけする時もいつも一緒だった

小学校に上がる時

「もうおかしいからね? ...
お祈りが
済んだら
『済んだ』
そう言って
絞められてくれ
ひねられてくれ




...
夢も希望もない
することもない
人の為にできない
自暴自棄

私を待っている人がいる
私を必要としている人がいる
私でないとできない事がある。
私を好きな人がいる。

上を見りゃき ...
人生何の為にあるのか
わからない
人の為になっていない
死んでもいい

上司に逆らい
上司にパワハラを受け
上司から暇を出される
上司の転勤を願う

コーヒー漬けの毎日
食べ物も ...
誰とも遊ばない
誰とも話さない
誰とも食べない
誰とも会わない

孤独な毎日
孤独な人生
孤独な時間
孤独な暮し

毎日勉強して
賢くなって
酒も飲まない
楽しみがない

...
わたしは
ただ
きみと
一緒の
空間にくらしたいだけ

ずっと  そう
ただ きみと 一緒の 空間に暮らしたい だけ

中学二年のころから ひたすら それを 願っている
のです が ...
扉が開くたび
音は
刻印される
開け放たれた
向こう側の
草いきれと
風を
振り払う
潰れた
知らない視線
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
繕う自由詩012/6/5 17:46
Sidebar南 さやか自由詩1*12/6/5 17:07
青になあれkomase...自由詩012/6/5 16:05
漱石気分でたにい自由詩112/6/5 15:45
見解は一致まきしむ自由詩2*12/6/5 11:07
並木道夏川ゆう短歌212/6/5 10:08
提言ドクダミ五十...自由詩212/6/5 8:05
みかん月十二支蝶自由詩012/6/5 5:14
恐怖marux2自由詩1*12/6/5 3:03
誰かの詩番田 自由詩612/6/5 2:28
タルトタタンの詩パラソル自由詩212/6/5 1:34
laundryまきしむ自由詩212/6/5 1:31
月食小川 葉自由詩212/6/5 0:16
脇役永乃ゆち自由詩1+*12/6/4 23:58
呼び鈴ちゃむ自由詩2*12/6/4 23:58
花が散れば吉岡ペペロ携帯写真+...012/6/4 23:29
ほんとは嘘だなんて嘘なのなんて嘘なの竜門勇気自由詩012/6/4 23:28
サマーローバー自由詩112/6/4 23:25
Ras自由詩012/6/4 22:23
俳句2012 5月下旬北大路京介俳句17*12/6/4 22:07
あこがれまーつん自由詩10*12/6/4 21:54
花と緑のフーガ海里自由詩212/6/4 21:39
東京往生新守山ダダマ自由詩312/6/4 21:38
ぷーぷーちゃん永乃ゆち自由詩8+*12/6/4 21:20
ニワトリ語は無理だがTAT短歌012/6/4 21:16
Forever, everywhere, and for e ...ペポパンプ自由詩7*12/6/4 21:14
無気力自由詩3*12/6/4 21:14
最近自由詩2*12/6/4 21:14
望み草野大悟自由詩2*12/6/4 20:51
フクスケ自由詩012/6/4 20:35

Home 戻る 最新へ 次へ
3062 3063 3064 3065 3066 3067 3068 3069 3070 3071 3072 3073 3074 3075 3076 3077 3078 3079 3080 3081 3082 3083 3084 3085 3086 3087 3088 3089 3090 3091 3092 3093 3094 3095 3096 3097 3098 3099 3100 3101 3102 
4.54sec.