換気扇の吐き出し口から、ファンの雑音に混じってすすり泣く声が聞こえます

外はこんなに天気がよくて
芝生の緑が鮮やかなのに。
グミの実についた水滴が光を含んできらめいています
軋んだ声で ...
そんなにたくさん持ってて
歩けるの

私はあなたの秘密
平気だから

エリザベスを飲みましょう

ミサイルでもロケットでも
なんでもいいから
私をつれていって

光の塔
グー ...
わたくしが
ブロッコリーの作付面積比、堂々の全国第三位
この{ルビ片岩志=かたいわし}村の長となった暁には
まず、村名をブロッコ里ー村に変え
村民の皆さんにはブロッコリーの里の住民
ブロッコ ...
本当に信じてくれるなら
何にも聞いたりはしないで
やさしい言葉をかけて
僕の瞳を覗き込んだりしないで

ねえ、君はいい子
だから白ゆりの歌なんて唄わないで

ほら、叫び声が聞こえる ...
安い服を何枚も持つよりも
高価なお気に入りを一枚
好きなものを大切に
とは言うけれど
やっぱり数には惹かれるし
お気に入りだって
毎日着てればくたびれる
第一 本当に大切なものって
ど ...
自然に広がる青が好きだ

空に広がる明るくて薄い
無限の青が好きだ

海に広がる深々と水を湛えている
無限の青が好きだ

どちらも大好きだ
どちらも無限に広がって果てしなく
そこに ...
会社をたたむと決心して以来
もののたたみ方に注意するようになった
これまで自分でたたまなかった布団を
たたんでみたりするようになった
いつもはそこら辺に放り投げている
パンツや靴下もたた ...
福山を
思い浮かべて
マンネリの
夫の突きに
耐え忍ぶ妻




ケータイを
パンツの中に
忍ばせて
きみの振動
待ちわびている




ウオッカと
トマトジュー ...
見えない血を吐いている
(そんなに世界は攻撃的?)

見えない傷をつくっている
(そんなに自分を許せない?)

此処に留めておけるだけの鎖をはやく、はやく
魔女になる
わたしに
閉じ込めたい
たったひとつ
ふれた
あの眼の奥
同じ
死のにおい
きれいな蝶
ひらひら
この指に
殺された
希望は
あちらにありました

あの中へ
入りたくて

走って
走って
走って

でも距離が
縮まらなくて

きっとあそこは
居心地がいいんだろう

そう思っても
走り ...
 
 
私腹を肥やした市長と
新人の試験監督が
芝の敷き詰められた校庭で
シーソー遊びをしている
紙魚は紙幣を食べつくし
新月の夜に
湿った子音になる
質問が締め切られると
至福の ...
帰宅中の電車に揺られて
辺りをキョロキョロした

ハッと我にかえり
自分が何故
キョロキョロしたのかを
考えてたら

懐かしい香りで
無意識のウチに
君を探していたんだ

お香 ...
産業の海は
寒色インク
どぶのグラデーション
おっと
空だよ
自然の絵描きは
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝
今日は      鬱
やっつけ仕事で  鬱
鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱鬱欝
排水溝から
...
君にとっての世界

それはこの部屋のなかがすべて

出かけてくるよ

君は寂しげに小首をかしげ

ドアをあける気配に

まだかなまだかなと待ちきれない様子で玄関を覗き込む


...
... ギリギリ夕陽
飛び込んできた
稜線に消える
明日また
おとうさん
僕の人生
背中が重い
眼に点々
血の点々
書類の上に
フォーカス
日々と言う字が
焦げだした
ギリギリ夕陽
...
『バナナマンは最高』という題で書こうと一時間ぐらい頑張ったけど

上手い具合におさまらないので『無題』


設楽が有吉にビンタしてたから、やっぱバナナマンいいな〜 ...
夕飯の
カレーをよそう
最中に
ウンコ催す
妻を疑問視



風邪治る直前
かんだきみの洟
メロンアイスの
色鮮やかさ



満員の
車内で
デブが
汗かいて
女 ...
ベランダにするりと入り込んできた花びらは
物干し竿の隅っこにぺったりとくっついたままで
当の木はもう半分以上が緑色なのに
無機質なアルミをほんのりと密やかに
しっとりとささやかに染め上げている ...
2018年と2019年の間にある
もうひとつの1年間に

ホログラムによる幌馬車の投影を放映
東京12チャンネルから全国ネットを経由して
北海道のゆりちゃんのクレヨン画へ

名古屋のテレ ...
流されて終わってしまいそう
自分の本心を見失わないで

と星占いコーナーに書いてあった

終わってしまえばいいじゃない
そういう流れなら仕方ないじゃない
自分の本心なんてあったっけ
あ ...
曇天から垂れ下がる梯子
見つめる君がいて(天使だった)
問いかける

帰還はいつのこと

・・・・・・

土は汚れ
川の水は濁り
かなしみの花が咲く

無口な冬の日溜まり
...
これはあくまで

ぼくの私的見解だけど

床上手は

明らかに

料理上手や

掃除上手や

その他 家事上手に較べて

差別とまでは言わないけれど

見下されていると ...
いつか の真夜中にわたくしが
ゆうれいであるか人であるか分からなくなってしまった時の為に
「 」を持っていましょう まるで お守りのように持っていましょう

だけれども気をつけなければならない ...
この次 煌いたら
流せそうな 気がした

煌くのは 涙 のみならず
流すのは 思い出 のみならず

限界まで 待って 舞って
ポイントを 決めて

シャッターチャンスを
狙うんだ
...
暁の向こう側で 狭間で行き交う静寂に

落つる露は何を語るのか


陽を待ち侘びて 固い蕾が柔らかくなり

大いなる花を咲かせる



瞼【まぶた】をゆっくりと開く

燻【く ...
ヨーロッパ生まれの文化話す君春の息吹を感じて笑う

花散らす風は何だか遠慮気味綺麗なものに弱い南風

明後日の予定は立てず待っている君から電話かかってこない

近所の子泣き声を消すサ ...
ほんとうに悲しいときは

ほんとうにつらいときは

ほんとうに苦しいときは

ほんとうに切ないときは



上を向いても

目を閉じても

涙が零れてしまうのですね ...
グレイの空が
煌かせた子供の心を集めて
グレイの空が 太陽に呼ばれている
煌かせた無垢の子供が
グレイの空のカーテンを明ける

 旅立ちの出迎えにふさわしく
 灰色の白黒つかずの動機を孤 ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
明るい庭でゆべし自由詩212/4/23 22:59
thanks liquormizuno...自由詩012/4/23 22:50
次期村長選マニフェストsalco自由詩11*12/4/23 22:49
太陽はいらないв+в自由詩112/4/23 22:39
ないものねだりマフラーマン自由詩1*12/4/23 22:35
一 二自由詩912/4/23 21:47
会社をたたむ壮佑自由詩39*12/4/23 21:34
変態短歌12花形新次短歌012/4/23 21:31
見えなくていいムダ自由詩012/4/23 21:09
美音自由詩312/4/23 21:04
りり自由詩4*12/4/23 20:57
至福のシンバルたもつ自由詩212/4/23 19:17
無意識にちゃんこ自由詩512/4/23 19:04
は く さ い和田カマリ自由詩3*12/4/23 19:04
うつろぎのひと恋月 ぴの自由詩26*12/4/23 19:00
サンライズ王子からの遺品TAT短歌112/4/23 18:39
ギリギリ夕陽和田カマリ自由詩1*12/4/23 18:37
無題TAT自由詩112/4/23 18:11
変態短歌11花形新次短歌112/4/23 17:15
春の名残あ。自由詩712/4/23 17:13
全国ネットはたらくくる...自由詩1*12/4/23 17:03
今日の運勢たにい自由詩412/4/23 16:42
問い乱太郎自由詩16*12/4/23 16:35
私見HAL自由詩112/4/23 16:29
「 」水玉自由詩212/4/23 15:35
アングル藤鈴呼自由詩2*12/4/23 14:44
暁の向こう側tomoya...自由詩4*12/4/23 14:22
ヨーロッパ夏川ゆう短歌112/4/23 13:57
ジュリエット自由詩212/4/23 13:03
高嶺のグレイ朝焼彩茜色自由詩6*12/4/23 12:42

Home 戻る 最新へ 次へ
3062 3063 3064 3065 3066 3067 3068 3069 3070 3071 3072 3073 3074 3075 3076 3077 3078 3079 3080 3081 3082 3083 3084 3085 3086 3087 3088 3089 3090 3091 3092 3093 3094 3095 3096 3097 3098 3099 3100 3101 3102 
加筆訂正:
うたのはずれのうた/梅昆布茶[12/4/23 16:04]
タイトルちょと変えました。
うたのはずれのうた/梅昆布茶[12/4/23 16:02]
タイトルちょと変えました。
5.35sec.